タイクーン…やっぱり闇堕ちからの最強フォーム…
そして光聖がギーツに頭を下げてまでエントリーし、ファンタジーフォームに変身!
そして次回は祢音ことナーゴがそれを受け継ぐ!
やはりギーツはデザ神作なのか…
レギュレーション的にファンタジー使えないのが残念です。
というわけで課題に追われながら書いた大体5000文字、使え!<(ᐛ )︵ =͟͟͞͞ 。º。
アンクゥ!
翌日、達也たちと合流した頼斗たちは、葛城方面で伝統派の一味を捜した後、奈良公園を訪れていた。端からみれば、達也と深雪、光宣と水波、頼斗とリーナのトリプルデートにしか見えない…とはならなかった。
「………頼斗さん」
「ん?どしたの光宣君」
「…いえ、その………」
そう。現在、頼斗は普段仮面ライダーとして着けている白狐の面を被ったまま同行しているのだ。
「いや~、素顔は隠したままだけど、ぶっちゃけもうコソコソ動く理由がなくなったというか…」
「どういうこと?」
「いやほら。この前の九校戦で烈さんと俺の繋がりがバレちゃったからさ。その事で烈さん、七草と一色からの追及が激しくなってるそうなんだ…まぁ、パラサイドールから皆を逸らすには、あれ以外思いつかなかったってのもあるけど。今は光宣君のSPみたいな立ち位置だと思ってくれればいいから」
「その仮面を着けたままでですか…?」
「だから素顔はバレちゃダメなんだってば………皆止まって」
頼斗は遊歩道の手前でそう言い、左手で全員を遮った。直後に達也も身構え、周囲を軽く見渡して口を開く。
「精神干渉魔法………結界か」
「敵ですか?」
達也の呟きに、深雪も達也の腕と組んでいた自身の手を離して、代わりにCADを構えた。
「どうやら、高位の結界術者がいるようですね。魔法の出力を最小限に絞り、ギリギリまでこちらに気づかせないようにしていたようです」
「古式魔法にはこの種のテクニックが豊富に存在するようだな」
「どんな状況にも適切に対応できるよう、多彩な術式を使い分ける能力を重視する僕たち現代魔法師と違って、古式魔法師は何かしら特定の魔法を極めた術者を重視して評価する傾向がありますから」
「なるほど…特定の魔法と併用するための副次的な技が発達したわけね」
「もっとも、頼斗さんや達也さんがこんなに早く術に気づいたのは、向こうにとっても誤算だったでしょうね」
「だってあからさま過ぎるんだもん。せめて全員じゃなくて、三、四人ぐらい一般人が残ってたらめんどくさくなってたけど、それをしない辺り敵の間抜けさが窺えるよ。アンタらもそう思わないか~?」
光宣と頼斗のわざとらしい挑発に反応するように、周囲の木々が不自然にざわめく。そして…
「ッ!」
頼斗がベルト…デザイアドライバーにセットした二つのバックル…ニンジャレイズバックルとブーストレイズバックルを操作すると同時に、突然現れた男たちが彼らに金属製の何かを放ち…
頼斗はそれを
「なッ!!?」
「頼斗さん!?」
「嘘…!?」
普段の頼斗ならあり得ない状況にリーナたちが動揺した直後…
「「「「………………え?」」」」
深雪、水波、リーナ、光宣の四人が目を疑った直後、機械質な音と共に敵のど真ん中で緑色の風が吹き荒れ、男たちは大きく吹き飛ばされた。
現れたのは、緑色の刃…コゲツブレードを持つ短剣…『ニンジャデュアラー:ツインブレード』を両手に握り、緑色の軽装鎧…ニンジュツチェスターを上半身に纏い、足にバイクの排気筒…ブーストキッカーを持つ狸のようなライダー…『仮面ライダータイクーン:ニンジャブーストフォーム』に変身した頼斗だった。
「コイツらは俺一人で十分!皆は精神干渉系魔法を使う奴らを頼む!」
そう言った頼斗は、ニンジャデュアラーを振るって飛び道具…フレシェット弾を弾きながら敵を薙ぎ倒すように掃討していく。ニンジャデュアラーで弾けない攻撃はブーストキッカーから炎を噴出させて加速することで避け、そのままニンジャデュアラーを地面に突き刺し、遠心力を用いて更に加速させた左足によるキックで敵の魔法師の顎を正確に撃ち抜くなど、アクロバティックな動きを見せつけていた。
更に、達也と光宣も頼斗に任された伝統派の一味を迎撃し始める。達也は得意の『術式解散』を使って敵の魔法を片っ端から無効化しているし、放出系魔法「スパーク」で敵を圧倒している光宣にはそもそも敵の魔法攻撃が
「幻影、ですか?信じられない…」
「あれは『
「…認めたくはないけど、たしかにあのレベルはいくらアタシでも無理ね」
こうして、頼斗、達也、光宣の三人に半数以上の味方を倒されてから、漸く敵も圧倒的な力量の違いを覚ったのだろう。一人の魔法師が隠れていた物陰から姿を現した。
呪符を構えているから投降ではないし、姿を現したのだから逃亡でもない。一か八かと言うより、最早破れかぶれの攻撃をする者の動きだった。
それに気づいた光宣の魔法が、呪符を構えた術者を倒す。しかし、同時に深雪のほぼ真横の茂みから小さな影が走り出した。それは魔法師ではなく、人間よりずっと小さい、それでいて遥かに俊敏な四足の獣だった。
「管狐!?」
「深雪さま!」
光宣と水波の声は深雪に注意を促すものだったのだろうが、完全に手遅れだ。その小さな獣…管狐は明らかな害意を持って、深雪へとびかかった。
「させてたまるかぁぁぁ!!!」
ニンジャデュアラーをシングルブレードに切り替え、ニンジャバックルのクナイ…クナイスターターを押し込み、ブーストバックルのハンドル…ブーストスロットルを素早く二回捻ってからニンジャデュアラーを管狐の方へ投げ飛ばした頼斗は、まるでサーフボードのようにそれに乗る。そのまま深雪に管狐が噛み付く直前、ニンジャデュアラーが管狐を空高く弾き飛ばしたのと同時に頼斗もニンジャデュアラーを足場に空高く跳び上がった。
再びブーストスロットルを一度捻ってエネルギーを溜め、空からブーストキッカーで加速し、タイクーンのライダークレストのようなエネルギーを纏った頼斗のキックは管狐を巻き込んで地面に激突し、残っていた伝統派の魔法師たちを一人残らず吹き飛ばした。
その後も少しの間警戒していたが、新手による敵襲は無かった。どうやらこの場は完全に制圧したようだ。
「深雪ちゃん。怪我は無い?」
「はい。ありがとうございました」
「気にしないで。ってか、なんで『仮装行列』のことを知ってたの?」
「えっと…以前リーナが見せてくれたんです」
「…烈さんにあんま人前では使わないようにって言われなかった?」
変身を解除した頼斗がジト目を向けると、リーナは下手な口笛を吹きながら明後日の方を見た。忘れていたらしい。
「頼斗さんはともかく、達也さんも凄いですね。あの短時間で敵の掃討を完了するなんて」
「いや、光宣の方こそ凄いじゃないか。俺の攻撃はある意味不意打ちだが、光宣は隠れている相手を正面から制圧したんだ」
「それを言うなら僕の方なんて騙し討ちですよ。『仮装行列』の事はご存知なんでしょう?」
「ああ。どうやらリーナはあまり見せてはいけないことを忘れていたらしいが…ところで、ここから伝統派の拠点まではどのくらいの時間が掛かる?今の戦闘で大した時間を費やしてはいないが、ここで待ち伏せを仕掛けた以上、俺たちがヤツらのアジトへ向かっていることを知っていたことになる。今から行っても手掛かりが残っているとは思えない」
「そうだよね。それに、コイツらをここに放ったらかしておくわけにもいかないし」
「お兄様、そろそろ移動した方が良くはないでしょうか?電車の時間にはまだ余裕がありますが、あまりここに長居しますと人目が…」
「そうだな。今日はここまでにしておくか」
「あっ、じゃあここは僕が見ています。あと…余計なお世話かもしれませんが、帰りの電車は何時頃ですか?」
「確か…十九時半だから、まだ三時間はあるね」
「でしたら、温泉でも如何ですか?」
「温泉……?」
「…」
頼斗と光宣の会話を聞いていた深雪が眉を顰め、その隣では水波とリーナがこっそり襟元を広げて自分の体臭を確認している。それを見た光宣は慌てて口を開いた。
「い、いえ…お三方が汚れているとか汗臭いとかではなく…」
「光宣君、ステイ」
「落ち着け。戦闘の疲れを癒したいという意味だろう?それ以上の発言は寧ろ墓穴だ」
「す、すいません…」
「深雪、水波。悪い話ではないと思うが…二人はどうする?」
「…お兄様がそう仰るのであれば」
「私も構いません」
「リーナはどうする?」
「…私も。誰かのせいで心が凄く疲れたから」
「え?あ~…ごめんね?」
おそらく先ほどわざと攻撃を受けて、リーナを驚かせてしまったことだろうと察した頼斗は謝るが、リーナはプイッとそっぽを向いた。
「…心配したんだから」
「何か言った?」
「な、なんでもない!」
「…?」
なぜか食って掛かるように言った後、早足で駅の方へ向かうリーナに、頼斗は首を傾げるしかなかった。
東京都心に近い位置にある高級住宅街。その中に溶け込むように建つ洋風邸宅の主、七草弘一は自分の書斎に長女である真由美のボディーガードで、現在の腹心でもある名倉三郎を呼び出していた。
「司波達也という少年と、華貫頼斗という青年を覚えているか?」
「真由美お嬢様の、高校時代の親しい後輩と先輩ですな。華貫頼斗殿は以前、真由美お嬢様に教えを説いておりましたか。両名共に今は香澄お嬢様と泉美お嬢様とも交流があると存じております」
「その二人が黒羽の双子と接触した。その黒羽家の姉弟と華貫頼斗が二週間前、司波達也の家を訪れ、更には昨日と一昨日には九島家を訪問した。どうやら先生と面談したようだ」
「あの九島烈様と直にお話を…それはただ事ではありませんな」
「名倉、とぼけるのは止せ。四葉が黒羽の子供たちを通じて先生にコンタクトを取った。わざわざ四葉が九島に協力を要請する理由など、先日の一件に関わるもの以外あるまい。如何にあの男といえど、九島のバックアップを得た四葉から逃れられることはできないだろう。あの男が四葉に討たれるのは構わないが、万が一四葉に捕らえられるようなことがあれば、当家にとって高確率で不都合が生じる。七草と周公瑾の関係は絶対に、特に四葉に知られてはならない……周公瑾の居場所は掴んでいるな?」
「申し訳ありません。彼の者の居場所は私にも分かりかねます。ただ連絡手段は確保しておりますので、呼び出すことも恐らく可能です」
居場所がわからない、という部分に一瞬眉を潜めた弘一だったが、続く言葉で冷静さを取り戻し、名倉に躊躇無く命じた。
「連絡が取れるなら構わん。周公瑾を呼び出せ。そして確実に始末しろ」
「畏まりました」
「サポートが欲しければ好きなだけ連れていけ。屋敷の警備を気にする必要はない」
「いえ、私一人で十分です」
淡々と返された名倉の、自信にも自負にも解釈できる言葉に、弘一は軽く眉を顰めつつもも問いかけた。
「周公瑾は黒羽の包囲網を破るほどの手練れ。そう私に報告したのはお前だったと思うが?」
「だからこそです。失礼ながら、当家の者たちの練度では犬死にするのが落ちだと思われます。むしろ足手纏いになり、ひいては当家の損失になり得るかと」
辛辣なセリフだったが、弘一の顔に怒りは浮かばなかった。
「分かった。お前の思い通りにして構わん」
「畏れ入ります」
「ああ、いつも通り真由美のガードは引き継いでおけよ」
「心得ております」
弘一の投げ遣りな口調の命令に恭しく頭を下げ、頭を下げたまま答え、弘一と目を合わすことなく名倉は踵を返した。
書斎から退室する時に、開いた窓の隙間から外へ跳び出ていく
さて、いかがでしたか?
蛙の機械といやぁ、あれしかねぇよな、フィリップ!
そしてリーナの態度の理由とは?
様々な伏線が張られる状況で、何がどうなる!?
では、また次回で。
もうすぐ500000UAだけど、何かした方がいい?
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何かして?しろ(豹変)
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何もせんでええ…無茶するな…
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勝手にすりゃいんじゃね?(鼻ほじー)