マッドでヤベーイやつにしか変身できないんだが   作:ジューク

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どうも皆さん、ジュークです。
令和5番目の仮面ライダーガッチャードが公開されて思わずゴリラ(野生動物の方であり、決して某A.I.M.S.のゴリラではありません)みたいな声を上げてしまいました。
足のマークが昭和5番目のライダーである仮面ライダーXのXデザインが入っていて、平成5番目のライダーである仮面ライダー剣のようにカードがメインアイテムというこれ東映狙っただろというデザインに興奮が覚めません。
そして…どうか暴走フォームあってくれ…錬金術には代償が付き物なんだからさぁ…


スレNo.49

 

 

 京都から帰った数日後、頼斗、リーナ、達也、深雪、水波の五人が乗る学校帰りのキャビネットの中で、情報端末に映っている配信記事を読んでいた達也がピクリと表情を変えた。

 

 

 

「お兄様、どうかなさいましたか?」 

 

「ああ、このニュースなんだが」

 

 

 達也が情報端末を四人に向ける。彼が読んでいた記事は、京都で他殺体が発見されたという内容ものだった。

 

 

「発見されたのは今朝、被害者の名前は名倉三郎って…この人!?」 

 

 

 記事を声に出して読んでいたリーナは、被害者の名前を読んだところで何かを思い出したように叫んだ。

 

 

「お知り合いですか?」 

 

「同姓同名でなければ、七草先輩のボディーガードをしていた魔法師だ」

 

「ホントにあの人なの?」 

 

「分からない。写真が無いからな」 

 

「もしご本人だとして…偶然なのでしょうか?」

 

「………………」

 

 

 達也、深雪、水波、リーナが話している中、頼斗は目を瞑りながら腕を組み、先日のある出会いを回想していた。

 

 

 

―――――――
―――――
――――

 

 

 その出会い…と言うには些か恣意的なそれは、長距離キャビネットの駅前で起きた。

 

 

 名倉は、弘一の指示を受けて京都へ向かおうと駅の方へ歩き…不意にその足を止めて口を開いた。

 

 

「………そこに、いるのでしょう?華貫頼斗殿」

 

「………バレたか」

 

 

 名倉の横に続く路地裏から現れたのは、頼斗だった。

 

 

「俺を名指しで呼んだってことは、やっぱりフロッグポッドにも気づいてたって感じ?」

 

「その機械がフロッグポッドという名前なのは初耳ですが、ね」

 

 

 カシャリと音を立てて頼斗の右の掌に乗ったのは、後部にメモリ…フロッグのギジメモリを挿した蛙のような機械…フロッグポッドだった。頼斗がそのままギジメモリを抜くと、フロッグポッドはガジェットモードに変形する。それとギジメモリを腰のポーチにしまった頼斗は話を再開した。

 

 

「話は聞かせてもらった。周公謹を呼び出すって言うなら――」

 

「必要ありません」

 

 

 頼斗が何かを言う前に、名倉は揺るがない意志を感じさせる声音でそれを遮った。

 

 

「………一応、理由を聞かせてくれ」

 

「…この件は十師族・七草家当主、弘一様直々の御命令………というのはただの建前です。本音を言えば、ちょうどよかったのですよ」

 

「…?」

 

 

 訝しげに片眉を上げる頼斗に、名倉はまるで独白するように言葉を続ける。

 

 

「私は元数字付き(ナンバーズ)…所謂『数字落ち(エクストラ)』の出です。弘一様にスカウトされる前も後も、幾度となく陰の仕事をこなしてきました。無論、殺しも含めて。その頃の私は、それを悪事と認識しても必要なことであると割り切り、忌避感は無い…まるで機械のようでした」

 

「ですが、真由美お嬢様のボディーガードとしてお仕えする内に、いつしか疑問が生まれました」

 

あの方(真由美お嬢様)は、私が殺しの任務を行っていると知れば、当主様に逆らってでも私を止めるでしょう。それほどまでに心優しいあの方に、あの方を、そして私自身を騙し続けている私が、果たしてこのまま仕えても良いのか、と」

 

「だからこそ、これは私なりのケジメなのです。今まで真由美お嬢様を、自分を騙し続けてきた、私なりの、ね」

 

「ですので、助太刀は要りません」

 

「最後まで自分を騙し続けてきたのですし、せめて最期ぐらいは自分に正直でありたいのですよ」

 

 

 そう言った名倉は再び歩き始める。しかし、再び足を止め、今度は振り向かずに言った。

 

 

「貴方の正体の秘密は、地獄の果てまでも抱える所存ですので、ご安心を」

 

 

 遺言のように言い残して駅へと消える名倉を、頼斗は追う気にはなれなかった。

 

 

―――
―――――
―――――――

 

 

 

「―…ト、ライト!」

 

「んぁ?」

 

「んぁ?じゃなくて!大丈夫?」

 

「…あぁ。ちょっとな………達也君」

 

「何ですか?」

 

 

 不意に何かを思いついたように顔を上げた頼斗は、達也に質問を投げかけた。

 

 

「もしも、目の前の人がほぼ確実に死ぬような戦いをしに行くとして、その人が死ぬ覚悟を持ってたとしたら、達也君はその人を止める?」

 

「………人による、としか言えませんが、自分で命を懸ける覚悟を決めているのなら、止めるのは無粋ではないかと思いますね」

 

「………そっか」

 

「…まさか、名倉さんに会ったんですか?」

 

「……まぁ、こんな質問したら気づかれるよな」

 

『!?』

 

 

 達也からの質問に肯定を返した頼斗に、達也以外の三人は目を見開いて驚愕した。

 

 

「名倉さんは、周公謹に殺されたんですか?」

 

「だろうな。間違いない。でも…名倉さんは、周公謹と自分が戦えば間違いなく自分が死ぬとわかった上で、一人で行こうとしてた。今まで七草…真由美のやつに黙って殺しの任務やらをし続けてた自分と、白黒はっきり着けたい…そう言った。一緒に行けば、名倉さんは死ななかったかもしれないだろう。俺がしたのは、見捨てたのと大差無い。けど…あの時、俺はあの人を止めれると思えなかった………俺はあの時、どうすりゃよかったのか、今でもわからない」

 

「…感情云々の話は、俺にはわかりかねます。ですが、どちらを選んでも、頼斗さんが納得する答えにはならなかったと思います」

 

「そっか…でも、これで益々アイツ(周公謹)を逃がすわけにはいかなくなったな」

 

「そうですね」

 

「絶対倒そう。周公謹を」

 

「はい」

 

 

 

 彼らの心を表すように、コミューターはまっすぐ駅へ進んでいった。

 

 

 

⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
 

 

 

 

 その数日後の十月十五日、月曜日。この日、誰も予想していなかった人物が一高を訪れた。

 

 

 一高のOBであり、元生徒会長でもある七草真由美だった。

 

 

 彼女は現在、来賓用の応接室に案内されており、その相手をしているのは頼斗と達也の二人のみ。これは彼女の指名によるものだ。

 

 

「ごめんなさいね、頼斗先輩。達也くん。一高に来るのが一番無難だと思ったものだから……」 

 

「いえ、気にしないでください」

 

「その…調子はどう?」 

 

「今年の論文コンペは当日の会場警備がメインですから、それほど忙しくはありませんよ」

 

「そ、そうなの?達也くんが発表メンバーに入ってないなんて、ちょっと意外……」

 

「達也君が得意なのは技術分野。京都のコンペは純粋な理論分野が重視されやすいからな。論文採用にも発案してない達也君が発表に参加するのは流石に厳しいだろ」 

 

「それもそうですね…」

 

「ですから、相談の内容次第ではお力になれるかもしれませんよ」

 

「まぁ、だいたい内容はわかるが」 

 

「…そうよね。時間を無駄にしても仕方ないか。頼斗先輩と達也くんは、名倉さんの事を覚えてくれているかしら」 

 

「ええ。このたびはご愁傷様でした」 

 

「お気遣い、恐れ入ります…先輩も達也くんも、名倉さんの事、知ってたんだ」 

 

「地方版の新聞を見ました」

 

「同じく」

 

 

 真由美の質問に答えた頼斗は、少しだけ前屈みになると、真由美に問いかけた。 

 

 

「名倉さんを殺した相手を探したいのか?」

 

「!…先輩に隠し事は無理ね。父は何か知ってるみたいだけど『私には関係ない事』だとしか…」

 

「京都へ行く前の、名倉さんの動向は分かるか?例えば…七草のボディーガード以外の時、どっかに頻繁に出かけていたとか」

 

 

 頼斗の質問に、真由美は顎に指をあてて必死に思い出そうとしている。そして、ハッとしたように顔を上げた。

 

 

「そういえば……名倉さん、横浜に頻繁に足を運んでたみたい。あの人、ボディーガード以外の仕事で私の側を離れる時は、その仕事が終わった後にお土産をくれるのが習慣だったんだけど、最近は中華街のお土産が多かったわね」 

 

「中華街………横浜の件か?」

 

 

 頼斗は名倉が何をしに横浜に行っていたかわかっていたが、敢えて真由美に質問した。

 

 

「多分、そうだと思います。もしかして名倉さん、横浜事変の犯人を追いかけていたのかも…」

 

「先輩はその犯人の事を知っているのですか?」

 

「…いいえ。残念ながら知らないわ。でも、あの狸親父の事だし、裏で繋がっていたとしても不思議じゃないわ」

 

「………なるほど。じゃあ、達也君は予定通り幹比古君たちと会場周辺の警備を。七草には俺が付くって感じでいいか?達也君と一緒がいいなら代わるが」

 

「い、いえ、先輩との方が色々と都合が良いだろうし…その…お願いします………」

 

「任せとけ」

 

 

 

――仮想転移(ログイン)中…――

 

 

40:マッドな教官(仮)ライダー ID:MadnA8bEe82

…ということがありまして。皆さんの意見を聞きたいんですよ

 

41:プリキュア世界の怪人王 ID:kA1ZinriDeR

なるほど…こりゃ確かに難しいな

 

42:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01

僕は干渉しない派ですね。極論を言ってしまえば命は紛れもなくその人本人のものですから、強制とかではなく自身の意思で決めたならそこに他人が割り込むのは少し違うと思います

 

43:東京皇国のゴーストライダー ID:hElbA1K315

自分は止める派です。例え本人が償うと言ってもそれが死っていうのはおかしいですし。罪の自覚があるのなら、生きて償うのが正解だと思いますね

 

44:米花町のスパイダーマッ ID:Ito2kaIAraI

中々に意見が割れてるな…まぁ、自殺幇助とかがあるように、かなり難しい話ではある

 

45:シンカリオンの保線作業員兼オレンジ6号 ID:ToQ6BuIldeR

そういや、今回の敵ってどのくらい強いんだ?

 

46:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01

>>45敵の名前は『周公謹』。しゅうこうきん、と読みますね。我々で言う中国出身の術師で、対象の方向感覚や平衡感覚を五感、脳レベルから狂わせる『鬼門遁甲』を使う、非常に厄介な相手です。

 

47:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01

つまるところ、鬼門遁甲にかかると敵の方を向いていると思っていても、実際は無防備に背中を見せていたり、階段を降りていると思っていても、実際は一階と二階の間をぐるぐる往復してるだけだったり、というような状況にハメてしまうわけです

 

48:大魔道師ハンターマホロア ID:mAGi91tA2Ra

まァ、ぶっちゃけ言うと方向感覚関係無い全方位又は範囲攻撃すれば解決だよネェ

 

49:音速のトレーナー ID:O21saMaN

だが、かなり厳しい戦いにはなるだろうね

 

50:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo

特に視覚だな。人間の外部からの情報受信のほとんどは視覚に依存している。それを封じられるとなると、仙人紛いの修行でもしてない限り難しいだろ

 

51:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo

視覚が効かなくなった途端に雑魚と化すような柔な鍛練は積ませとらん

 

52:音速のトレーナー ID:O21saMaN

>>51…と言いますと?

 

53:マッドな教官(仮)ライダー ID:MadnA8bEe82

くぁwせdrftgyふじこlp

 

54:プリキュア世界の怪人王 ID:kA1ZinriDeR

>>53イッチィィィィ!!??

 

55:電脳空間の時喰王 ID:NAndE8

おいいきなりイッチがバグりはじめよったで!?

 

56:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo

>>51何させたんだ?

 

57:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo

目隠しさせた上でタイタンソードやホークガトリンガー、ドッガハンマー、ガシャコンマグナム、その他諸々の武器を全方位から完全不規則で叩き込んだ。十数発は時を飛ばして不意打ちになるように調整してな

 

58:プリキュア世界の怪人王 ID:kA1ZinriDeR

>>57正気か?

 

59:東京皇国のゴーストライダー ID:hElbA1K315

oh………

 

60:隙間の悪転者狩り ID:39mAOa82luTe1Do

この人、0か1000かの選択肢しか無いのよ…

 

61:世界を旅する飛行タイプ使い ID:16aMaGagAIBo

>>60スレだけで呆れてるとわかるってぐらいヤバい内容だった。ウチのポケモンたちならストライキ起こしてるぞ

 

62:電脳空間の時喰王 ID:NAndE8

いやまぁ、そらこんな特訓しとったら強なるわ…

 

 

 

――現実転移(ログアウト)中…――




さて、いかがでしたか?
つまりイッチは身勝手の極意が使える…!?(違う)
最初は勿論1、2個程の武器でしたが、避ければ避ける程数が加速度的に増え、最終的にとんでもないことに…という鍛練の結果がスレです。
そりゃもう笑うしかないよね()
というわけで、次回からも頑張るゾイ!
では、また次回で。

もうすぐ500000UAだけど、何かした方がいい?

  • 何かして?しろ(豹変)
  • 何もせんでええ…無茶するな…
  • 勝手にすりゃいんじゃね?(鼻ほじー)
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