最近デュエプレでは暴走バイクばっかがビュンビュン走り回り、よく事故を起こしています。
そんな仮面ライダーにとって不吉すぎる環境の中、私は昨日も青トリガー搭載型バイクを走らせて事故りました。
そして自棄糞気味に天門握ったらなぜか7連勝しました。解せぬ。
というわけで、どうぞ。
その後、夕歌や黒羽姉弟からの追及に対応し終えた頼斗は、真夜の書斎に招かれていた。葉山に続いて入ると、そこには真夜の他に深夜と達也もいた。
「さてと…頼斗様も来たところで、何から話そうかしら」
「その前によろしいでしょうか、叔母上」
「あら、何かしら?」
達也は真夜の言葉に食い込むように、若干目を鋭くして口を開いた。
「なぜ…
「………え?」
「…この場に頼斗様と姉さんがいなければ、嘘ではないと誤魔化すつもりだったのだけど………流石に無理があるわね」
「え?ちょっと待ってくれ…は?え、どゆこと?あの後何がどうなったの?」
いきなり達也から出てきたぶっ飛びワードに、頼斗は困惑しながらも説明を求めた。
「頼斗様が部屋に戻った後の話ですものね。無理もないわ。説明しましょう」
その後に真夜から説明された出来事は、耳を疑うものばかりだった。
達也と深雪は実の兄妹ではなく、達也は真夜の息子だということ。
次期当主が深雪に決まり、婚約者として達也が選ばれたこと。
この二つは頼斗に少なくない衝撃を与えたが、頼斗はフゥ~と長く呼吸をし、心を落ち着かせてから改めて達也の方を向いた。
「まず聞くけど…達也君は深雪ちゃんとの結婚に不満があるの?」
「………………いえ、そういうわけでは」
「…じゃあ、深雪ちゃんは達也君との結婚に不満があるの?」
「………」
「正直、俺は二年にも満たないぐらいしか君たち兄妹のことを知らない。けど、達也君と深雪ちゃんの二人が一番幸せになる方法は何だ、って聞かれたら………俺は二人が結婚するのが一番なんじゃないかと思ってる。勿論、二人が互いの結婚に前向きならの話だけどね。あ、でも従兄妹の結婚ならまだしも、実の兄妹の結婚ってそれ遺伝子的に大丈夫なの?」
「問題無いわ」
その質問に答えたのは深夜の方だった。
「達也。あなたと深雪が兄妹でないというのは、完全に間違ってるというわけではないの。あの娘は「完全調整体」とでも言うべき存在だからよ」
今度の爆弾発言には、達也の方が大きい衝撃を受けていた。逆に、頼斗の反応はどこか納得したような様子だ。
「それは、どういう…?何故…」
「調整体だったら、そりゃあんな美人になってもおかしくないだろうけど、完全調整体って…?」
「遺伝子工学技術だけでなく、姉さんの精神干渉系魔法によって霊体の調整も完璧。調整体の持つ欠陥をすべて克服した、人間以上の人間…………深雪さんがそう産まれた理由は達也さん。貴方のためよ」
「貴方の力はどんな理不尽をも跳ね除ける…でも言い換えれば、絶対暴走させてはならない力でもある。しかし、私は確実に貴方より先に寿命を迎えるでしょう。だからこそ、私は深雪に託したの。たとえ四葉が…いえ、世界が敵となっても、暴走するかもしれない貴方を抑え、隣で支える役目をね」
「………俺を…」
「達也。ここで貴方が知った事実は、全て深雪に貴方の口から教えてあげなさい。そして、深雪を絶対に失ってはダメよ」
「万が一深雪さんを失えば、貴方は世界を破壊し尽くすでしょう。でも、私たちはそんなことになってほしくないわ。だから一生、深雪さんを守ってあげなさい………頼斗様。こんなことを言うのは押し付けがましいでしょうけど」
「言わなくてもいいよ真夜さん。どのみち、二人だけでできる事にも限界はある。人間皆同じさ。だったら、困った時に助け合わない理由なんて無いだろ?」
「…ありがとう、ございます」
「なんか困ったことがあったら、いつでも任せ…ぅん?ちょっと失礼」
サムズアップして達也に答えようとした頼斗の腰からバイブ音が鳴った。何だ何だと頼斗がポケットから端末…スパイダーフォンを見ると、着信先の欄には「九島烈」と表示されている。軽く首を傾げつつも、頼斗は応答ボタンを押してスパイダーフォンを耳に当てた。
「烈さんから?もしもし烈さん、どしたんだ?」
『頼斗君。直接話したいことがあるのだが、今時間は空いているかね?』
「…それって通信機器越しじゃダメなやつ?」
『ああ』
「………ちょっと待っててください」
そう言って頼斗はスパイダーフォンを顔から離し、真夜たちの方を向いた。
「すみません。ちょっと急用ができたんすけど」
「私たちの事は気にしなくて結構ですよ。正直に言うと、次の師族会議に来てさえくれれば慶春会自体は参席せずとも問題ないので」
「お手数かけます。師族会議には必ず行くんで。じゃ、失礼します」
そう言うと、頼斗は右手を翳してオーロラカーテンを作り出した。当然、その場にいたほとんどの面々は目を見開く。
「………えっと、頼斗さん。それは…?」
「え?あっ。あ~………」
思わず真夜が質問し、頼斗はやっちまったと言わんばかりに片手で顔を覆う。そして手を顔から離すと、気まずそうに口を開いた。
「…他言無用でいいっすか?」
達也、真夜、深夜、葉山の四人が頷いたので、頼斗は手短に説明する。
「まぁ端的に言うと…時空間ワープゲートみたいなモンです。別の場所や異世界…一種のパラレルワールドとかや過去に行けるんですよ。前のショッピングモールでの火災の時、達也君から逃げるのにもコレを使ったんだ。オーロラカーテンそのものも動かせるから、動かせない物の移動にも使える」
「………軍事関連の世界が根本から覆る内容ね…まぁ、頼斗様だから今更だけど」
「…ちょっと待って」
頼斗の説明に真夜が疲れたように呟いていると、深夜が何かに気づいたように待ったをかけた。
「母上?」
「時空間…つまり時間も越えられるとしたら、真夜の救出は
『!!』
その言葉に頼斗以外の三人はハッとなる。が、それを否定したのは他ならぬ頼斗だった。
「いやいや深夜さん、いくらなんでもそれ無理。大亜連合に関してはローラー作戦の要領で怪人調査をしてただけだよ。真夜さんが助かったのはただの偶然さ」
「…というと?」
若干の疑念を含んだ目で自分を見てくる達也に、頼斗は一切動揺せずに答える。というのも、頼斗自身それを疑われるのを承知の上でオーロラカーテンについて説明したからだ。
「当時の俺には今みたいな情報網が無かったからな。個人的に怪人を悪用しそうなイメージがあった大亜連合と新ソ連にターゲットを絞って、まずは研究所みたいな怪しそうな場所を中心に10年単位で、その間に怪人の痕跡や情報が見つかれば1年単位、月単位と…今ではあり得ないくらい地道な作業をしてたんだ。ホントに気が遠くなる思いだったけど、俺がこの調査を開始したのが16歳の春だから、ちょうど達也君が中学校に入学した時ぐらいかな」
「真夜が拐われたのは34年前だから…きっかり30年前!」
「そう。結果的に、新ソ連にも大亜連合にも怪人の痕跡や情報は無かったから、もし真夜さんが大亜連合に拐われたのがあと1年…いや、適当な日付を選んでたから1日でもズレてたら、あるいは研究所みたいな施設以外の所に監禁されてたら、俺は真夜さんに出会うことはなかったと思う。仮に助けられても、手遅れになってた可能性だってあった」
「………」
「正直言って、真夜さんが助かったのは不幸中の幸い。神様がいるとしたら、真夜さんを見捨ててなかったってだけだ。そもそも歴史なんて下手に変えたら、どんなことが起こるかわかったもんじゃないし…あれ、これ逆に俺がトラブル体質なだけか?」
うーんと考え込んでいる頼斗に、深夜は申し訳なさそうな顔で話しかけた。
「…疑うようなことを言ってごめんなさい。頼斗様の性格からあり得ないとは思ったのだけど……一瞬、怪しんでしまったわ」
「いやいや、疑われるようなことしてるのは自覚してるから気にしなくていいですよ。それじゃ、失礼します」
そう言い残して頼斗はオーロラカーテンの向こう側に消えた。
ボソリと呟いた真夜の発言には気づかずに。
さて、いかがでしたか?
実はここにも伏線が張ってあったりして…
今日はエイプリルフールだけど、コレも嘘かな?
でも嘘かもだし嘘じゃないかもだ(以下ループ)
そして読者は
嘘であると思う派
嘘でないと思う派
なんか腹減った派
の三つに別れ、混沌を極めていく…()
ということで、また次回で。
もうすぐ500000UAだけど、何かした方がいい?
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何かして?しろ(豹変)
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何もせんでええ…無茶するな…
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勝手にすりゃいんじゃね?(鼻ほじー)