本格戦闘開始です。
あと待たせてすまんかった。
え?この小説のこと忘れてた?嘘ーん…(自虐)
「………………」
壊れた、もしくは何かのウイルスに感染したと思ったPCに突然映った少年の言葉を聞いた頼斗は…
そのままPCを閉じようとした。
「うっせーな…詐欺師に払う金なんざ持ち合わせてないぞ」
「詐欺師は皆そう言うんだよ。それじゃ――」
今にも閉じられそうになったPCから放たれたその単語に反応したのか、PCを畳む頼斗の手がピタリと止まった。それを好機と悟ったのか、少年は一気に話し始めた。
『僕の名前は「レイモンド・クラーク」。君のスポンサーのマヤ・ヨツバと同じく、フリズスキャルヴのオペレーターの一人だ』
「………アメリカ人か。一つの例外を除いて良い思い出が無いな」
『君のフィアンセのことかい?』
「さっさと用件を言え。これ以上茶化すなら二度と応答しないぞ」
趣味を邪魔された上、
「
「………………」
自信が滲み出る微笑を浮かべながら抱擁するように両手を広げるレイモンドを映す画面を前に、頼斗は腕を組み…
はっきりと、拒絶した。
『………え?』
まさか拒絶されるとは思っていなかったのか、茫然とした顔のまま固まっているレイモンドが映る画面に、頼斗は人差し指、中指、薬指を立てた右手を突きつける。
「理由は三つだ。一つ、いきなり人のPCジャックするやつを信用できない。二つ、リーナをネタに茶化してきた。そして三つ………お前が顧傑を許せない理由だ」
『…どういうことだ?僕も顧傑は許せないと』
その言葉に、レイモンドはハッと目を見開く。しかし、もう全てが手遅れだった。
『………………』
今度はレイモンドが押し黙る番だった。事実、頼斗の推測はすべてが的を射ているからだ。
そう言った頼斗はPCに手を掛け…
勢いよく閉じた。
「…ん?」
そして2月11日、いつも通り教官実習生としてデータの整頓をしていた頼斗は、何やら生徒たちがざわつきながら廊下を小走りで移動しているのを目にした。
「…何かあったのか?」
ここ数日は、達也たちが突き止めた顧傑のアジトから、以前のホテルテロで使われたような死体の兵士に足止めされたりといった事があったものの、魔法科高校にはこれといった被害が無く、比較的平和な日々が続いていた。
そんな中で、ここまで校内がざわついているのは頼斗としては若干気がかりだった。そこで、頼斗は近くを通りかかった生徒を呼び止め、事情を聞いてみることにした。
「ちょっと聞きたいんだけど、何かあったの?」
「あ、教官。なんでも、三高の一条将暉さんが此処に来てるそうなんです」
「一条って…あの?」
その一条さんらしいです、と言って、噂を確かめるつもりなのか、校長室の方へ向かっていく生徒の背中を見ながら、頼斗は若干の不安を抱えていた。
「(一条将暉って……この前*1あのバカが魔改造したせいでぶっ飛ばしちゃった人だよな…あれ俺詰んだか?)」
今更ながらぶっ飛ばした相手がよりによって十師族の跡取りだという事実に思い至った頼斗は…
「(取り敢えず問い詰められたらスライディング土下座すっか)」
爆速で
結論から言うと、気づかれなかった。
カフェテリアにて、達也一行に混じる形でいた将暉と対面した頼斗だったが、どうやら父親である剛毅から頼斗が仮面ライダーだということは知らされていなかったようで、取り敢えずは一安心と、心の中で頼斗は胸を撫で下ろしていた。
そして翌日、12日。頼斗は家へ帰るために、バイク…ライズホッパーの上で信号待ちをしていた。道路は閑散としており、頼斗以外の乗り物は無い。
「…ん?」
と、頼斗の右隣にオートバイが一時停止し、互いの車体で隠れるように何かを手渡してきた。
「………」
「………」
意図を悟った頼斗は、それを手早くポケットに詰めて軽く会釈する。オートバイに乗っていた人物…四葉の使者と思われる人物は、それに軽く頷いて返すと右折して通りの向こう側へ走り去っていった。
「(人影がほぼ皆無とはいえ、大胆な…いやまさかこのために交通操作でもしたか?…ないな)」
わざわざ手紙一つでそこまでするか、と思ったが、現在の任務が結構一大事であることを思い出した頼斗は、若干悩みながらもバイクを止め、手紙を読む。そして…
「…マジかよ」
顔をしかめた。
渡された文書を纏めると、こうだ。
・顧傑の居場所が判明したが、その場所が国防軍の座間基地の目と鼻の先である。
・座間基地には人体実験によって生まれた強化兵の収容所があり、彼らは十師族に良い感情を持っていない。
・強化兵が脱走した際は十師族の手を借りる場合が基本で、此方に処分を押し付けるため、
・顧傑は、それを知った上で自分が逃げるための盾に利用しようと画策していると思われる。
要は「顧傑の居場所わかったけど、近くに自分達を恨む兵士がわんさかいる収容所があり、そこの強化兵を使って妨害してくる可能性がある」ということだ。
「内部の掃除ぐらいちゃんとしとけってのに…」
頼斗の役目は後詰め。達也たち四葉の部隊が動けば、顧傑は必ず逃げる。そこへ頼斗が確実に逃げ場を絶つというのが、今回の作戦だ。
既に作戦は始まっており、銃声が頼斗のいる場所まで聞こえてくる。
「…あれか」
と、一台の救急車がこちらへ猛スピードで走ってきた。それと同時に、インカムから焦った声が響く。
『頼斗さん!そっちに顧傑が乗った救急車が!』
「確認した。こっちは任せ――」
そう言った頼斗は武器を救急車に向け…
明確な「殺意」を
「ッ!!?」
頼斗は、救急車を迎撃するために構えていた武器…ブレイラウザーで夜空から振ってきた攻撃…手裏剣の攻撃を防いだ。襲撃者は片手で地面に着地すると、衝撃を和らげるように腕を曲げて一気に突き出し、その反動で宙返りしながら飛び退いた。
隣で轟音を立てて扉が破壊され、救急車が逃げる。しかし、今の頼斗にはそんな余裕などなかった。
明らかな強者。それも、顧傑に意識を割く余裕が無い程の。
黒一色の機動性を重視した服装で身を包んだ襲撃者は、口元に笑みを浮かべながらヒュンヒュンと音を立ててクナイを両手で各々回し、逆手で掴んで止めた。
「お前は…誰だ!!」
「…俺の名は『エージェント:
襲撃者…『エージェント:
Ⅹは、そのまま右腕を斜め右上に、左腕を斜め左下に伸ばすと、一直線になるよう互い違いに回す。
そして、左腕を引き、右腕を斜め左上に伸ばして叫んだ直後、変身ベルトが眩く輝く。
光が消えると、そこにいたのは…
「嘘だろオイ………!?」
「なんで…」
赤と白銀のアーマーとスーツに、てんとう虫とバッタを足して2で割ったような頭部を持つ戦士…10番目の仮面ライダー、『仮面ライダー
いつから昭和ライダーが出ないと錯覚していた?
もうすぐ500000UAだけど、何かした方がいい?
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何かして?しろ(豹変)
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何もせんでええ…無茶するな…
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勝手にすりゃいんじゃね?(鼻ほじー)