予定より早く喘息落ち着いたので退院しました!
いやー、兄貴にも迷惑か………んん?
なんで評価が一回下がってんのかな~?
アイツ…ゆ"る"さ"ん"!!!
そうそう、この小説を読む時のBGMは現在絶賛放送中の仮面ライダーリバイスの『liveDevil』を推奨します!
歌詞がスーパーベストマッチなので!
例:禁断の力さえも味方につけて
君(リーナ)のために強くなる
理不尽(原作シナリオ)に絡め取られ
手懐けてみろ制御不能の力
真に戦うべきものは誰?
というわけで復帰後最速(家に着いたのは昨日の午後四時ぐらい)で書き上げました!どうぞ!!
「レオ、今だ!」
「
一高のテロリストたちを制圧した一行。そしてテロリストの首魁の反魔法師団体『ブランシュ』を壊滅すべく、レオは達也の合図で硬化魔法を発動し、車全体を硬化してゲートを破壊した。
「車の装甲を硬化したのか」
「その所為でヘロヘロだけどね」
「うるせぇ、平気だって………!!」
「?どうし………なっ!!?」
疲れ果てたレオが外の様子を見て絶句したのを疑問に思った面々は外を見る。
それは、まさに惨劇だった。
兵士…おそらく、ブランシュの構成員であろう男たちは一人残らず倒れ伏し、その近くには幾つもの銃器が転がっている。地面は抉れたり謎の割れ目などが入っており、所々で蒼白い炎が燻っている。
何より、ブランシュのアジトだろう廃工場は半壊していた。まるで何か大きな手で抉り取られたように荒々しく破壊されている。その光景は災害が通った後のようだ。
「………なんだよ、これ…」
「…………達也くん。ブランシュのアジトって、ここで合ってるのよね?」
「…ああ」
「……一体、何が起きたってんだ…!?」
「………」
車から降りたエリカは地面に刻まれた割れ目を観察する。そして確信めいた顔で達也たちの方を向いて結論づけた。
「…間違いないわ。この割れ目、刀傷よ」
『!?』
「…ってことは、これは剣でできた痕なのか?」
「ええ。でも、地面にこれ程の割れ目を創れる刀なんてそうそう無いわ。名刀…でも不可能ね」
「………とにかく、中に入ろう。奴らの偽装工作という線も捨てきれない」
外をエリカとレオに任せて、達也、深雪、十文字、桐原の四名は廃工場に足を踏み入れた。そして探していた人物は意外とすぐ見つかった。
廃工場の中核辺りの部屋、壁や天井、床に血が飛び散っており、死体や銃器が幾つも散乱しているその部屋に、右腕が斬り飛ばされた眼鏡付きの優男が壁にもたれかかるように倒れている。達也はその男…ブランシュ日本支部のリーダーである司一に腹パンを入れて無理矢理起こした。
「ゲホゲホッ!!た、頼む!!殺さないで!!!私をアイツの元に連れて行かないでくれぇえ!」
「テメェ…!」
「待て。この男はもう、相応の罰を受けている。それよりも聞きたい。ここで何が起きた」
十文字が桐原を制して司一に質問すると、一は狂った様に首を左右に振りながら早口で答えた。
「し、知らない!外で何か騒音がしたと思ったら壁が吹き飛ばされて…外から…………!!頼む!もうこの際魔法師でもいい!!牢獄でもいい!!アイツから助けてくれ!!アイツは………」
ぜえぜえと荒く息をする一に、一同は疑念と一抹の恐怖を抱いた。事情は分からないが、下手をすれば自分たちも巻き添えになった可能性があったからだ。
「…私よりも、外の連中の方が知ってるはずだ。頼む!もう何でもいい!助けてく」
叫びを言い終わらない内に一を魔法で気絶させた十文字は三人に次の指示を出した。
「取り敢えず、外に生存者がいないか確認して、いれば話を聞こう。ともかく、情報が足りん」
そうして外に出て、達也たちは生存者を確認する。大半は死亡していたが、四人は息があった。その連中も、目を覚ますと狂ったように叫び、命乞いをしたが、やがてポツリポツリと当時の状況を話し始めた。
⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
――俺たちは、一様の指示通り魔法師や警察を返り討ちにするために構えていたんだ。そしたら…
「………もし」
「あぁ?何だお前」
――突然、狐の面を着けた男が来たんだ。
「ここが、『ブランシュ』のアジトなのか?」
「!!それがどうした!」
――俺たちは、警察の手先かと思って構えた。
「………いや、その反応だけで十分だ」
――ソイツは、腰に剣が刺さった装置を着けた。
「………唐突で悪いが………」
――そしたら、小さな白い本を出して…
――更に小さな赤い本を挿し込んで、それを腰の装置に挿したんだ。そしたら、空から半透明の同じ白い本が落ちて来て、その後ろから骨のドラゴンが両手を広げながら現れた。そしたら、肩を鳴らしながら剣を逆手で持って…
――何かを呟いて引き抜いたら、その骨のドラゴンに抱かれて…ちょっと瞬きしたら、骨の怪物になってたんだ。
「あぁああぁぁぁああぁあああぁ!!!!!」
『ぎゃあああぁああぁ!!!!??』
⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
「――……後は、見ての通りだ………アイツは、人間なんかじゃない。魔法師ですらない。アイツは………化物なんだ……!!」
「………その男性…『変身』と言ったのでは?」
「深雪?」
深雪が呟いたその言葉に、テロリストは過剰な反応を示した。
「そ、そうだ!!!確かにそう言った!!!!!まさか、アレはお前らの兵器なのか!!?」
「………いえ。おそらくその男性は、私が………私たちがずっと探している人物です」
「…まさか」
「はい。おそらくその男性は………」
1236:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01
これは………
1237:スマホ少年の相棒の英霊使い ID:LaN3ErO4
???「エッグい!」
1238:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
………
1239:音速のトレーナー ID:O21saMaN
>>1238いけず!鬼!!悪魔!!!
1240:世界を旅する飛行タイプ使い ID:16aMaGagAIBo
もう止めて!
1241:ロリ女神ファミリアの三刀流 ID:2GirIhA106O106
>>1240HA☆NA☆SE!
1242:シンカリオンの保線作業員兼オレンジ6号 ID:ToQ6BuIldeR
イッチのライフは0よ!もう勝負は着いたのよ!
1243:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo
…何なんだこの茶番劇
1244:米花町のスパイダーマッ ID:Ito2kaIAraI
さぁな
1245:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo
まぁ、そういうミッションだからな。ルール上は何一つとして問題は無い
1246:隙間の悪転者狩り ID:39mAOa82luTe1Do
ただ、一般人からすればちょっと殺り過ぎよね、ってだけよ
1247:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
…これ俺ヤバいことしました?
1248:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo
問題は無いから安心しろ
1249:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo
ただし、イッチは怒らせたらマズイってわかっただけの話だ。あれだけ派手に悪事をやった連中なら文句は言えまい
1250:スマホ少年の相棒の英霊使い ID:LaN3ErO4
にしても、プリミティブドラゴン、かぁ…
1251:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo
どんなライダーなんだ?
1252:音速のトレーナー ID:O21saMaN
一言で表すなら、『怪物』だな。禁書が変化して生まれたワンダーライドブックというアイテムで、使えば強制的に暴走する
1253:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01
下手をすれば最初に使ったハザードフォームよりもヤベーイ暴走フォームだね。ハザードと違って最初から理性を失うから尚タチが悪い
1254:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo
後に制御は可能になったが、普通ならあまり推奨はできないフォームだ。イッチなら問題はないが
1255:ロリ女神ファミリアの三刀流 ID:2GirIhA106O106
…にしては、まるで暴走してるかのような暴れようだったけどな
1256:デトアラのスタンド使い ID:OrA6dArasH
ああ。まさか必殺技で相手を骨の手で掴んで壁と一緒に抉り取って投げ飛ばすとは…
1257:世界を旅する飛行タイプ使い ID:16aMaGagAIBo
ボスの部屋では竜巻みたいに荒れてたからな
1258:音速のトレーナー ID:O21saMaN
…敵の死に方がスバル君を彷彿とさせますね
1259:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
…まぁ何にせよ、ミッションは完了しました
1260:米花町のスパイダーマッ ID:Ito2kaIAraI
しかし、おかしな話だな。魔法師を嫌う集団が魔法師を使うとは
1261:ロリ女神ファミリアの三刀流 ID:2GirIhA106O106
駒扱いってことじゃないのか?
1262:世界を旅する飛行タイプ使い ID:16aMaGagAIBo
そういうカルト集団は基本駒だとしてもソイツらを使うことすら極端に嫌がるものだが
1263:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
……よし、完成
1264:スマホ少年の相棒の英霊使い ID:LaN3ErO4
ん?
1265:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo
どうした?
1266:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
いえ、なんでも。では一旦失礼します
1267:デトアラのスタンド使い ID:OrA6dArasH
おう
四月二十四日、達也、深雪、リーナ、エリカ、レオ、美月にほのかと雫を加えた八人は現在、療安堂でお茶会をしていた。
「随分と賑やかだけど、何かあるのかい?」
不思議に思った嶺平が訪ねると、達也が苦笑いを浮かべながら答えようとした。
「お疲れ様会のような」
「今日はね~達也君のお誕生日会だよ!」
『えぇ!?』
達也の言葉を遮って出たエリカの突然の発言に、レオも美月もほのかも雫も驚きの声を上げた。如何やら友人たちには言ってなかったようだ。
「エリカちゃんなんで教えてくれなかったの!」
「だって正確の日付は知らないし、四月だったら誤差の範囲だろうって昨日深雪に……」
「ええ。良く知ってるわねとビックリしたけど」
「………ねぇ達也君、もしかして……」
「あぁ、今日が誕生日だ」
「深雪謀ったわね!?」
「あら、私は何も言ってませんよ?」
澄まし顔でとぼける深雪にエリカはぐぬと顔をしかめるが、とある人物がその空気を破壊した。
「やっぱり?いや~、作っておいてよかった」
『?』
厨房から出てきたエプロン姿の頼斗は、何やらリボンで装飾されたプレゼント箱のような物を両手で持っていた。
「というわけで…」
頼斗がリボンを解いて箱を開けると、中にはチョコクリームで『16』と描かれたホールショートケーキがあった。
「俺からの、誕生日プレゼントってことで」
『お~!!』
まるで予知していたかのように出されたケーキに目を輝かせ、面々はケーキを頬張った。
「……~~んまいっ!!」
「クリームもさっぱりしていくらでもいける!」
「でしょ?自信作だからね♪」
「………」
ケーキを頬張る面々を見て胸を張る頼斗を、達也だけは怪訝な目で見ていた。
⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
「………師匠。華貫頼斗についてですが」
「…ああ、彼ね。彼だけど、君の予想通りとだけしか言えないね。今は」
「……いえ、それだけで十分です」
⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
「………あれ?お気に召さなかった?」
「!いえ、美味しいです」
「?そっか。ならよかった」
ニコニコと笑顔を見せる頼斗に、悪意は欠片もない。そう理解している達也だが、警戒は解いていなかった。
「(……仮面ライダー…いずれは世界を大きく震撼させかねない。だが……味方であってほしいな)」
チラリと自身の妹のケーキを頬張る顔を見て、達也もケーキを再度口にした。
Unknown:???
どこだ………!これか
Unknown:???
…三年前に処分済み…?………まぁいい…
Unknown:???
俺が…この世界の主人公だ…
Unknown:???
この世界は、俺の望み通りでないとダメなんだ…
Unknown:???
リーナはいないが…代えの女はいくらでもいる
Unknown:???
深雪にエリカ、美月にほのか…雫も捨てがたい…
Unknown:???
行けるのは…まぁ筋書き通りなら来年か
Unknown:???
待ってろよ………金も名声も、女も…この世界の何もかもは俺の所有物だ…!!
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回
予
告
次回の、マッドでヤベーイやつは!?
夏の一大イベント、開幕!
「今年も九校戦の季節か~」
勿論頼斗も応援に!
「やった~!!」
そんな大会に迫る脅威とは…!?
「おいおいおい!何だよあれ!?」
スレNo.9開幕、
というわけで、いかがでしたか?
これが多分今年ラストの投稿です。
また来年、楽しみにしててください!
それでは、良いお年を!!!