IF 吹雪 アツヤが雷門中にきていたら?   作:KwK

17 / 21
感想くれた皆様ありがとうございます!
とても励みになってます!


第十七話 帝国学園 後編

〈第十七話〉

 

「あと一点取るぞ、みんなー!!」

『おー!!』

 

円堂がはじいたボールを風丸が拾うとサイドを駆け上がる。

 

「円堂が守ったこのボールは渡さない!!!」

 

『 疾風ダッシュ 』

 

「少林!」

 

風丸は凄まじいスピードで奪いにきた敵を躱すと少林寺にパスを出す。

 

「俺だって!!」

 

『 竜巻旋風 』

 

「半田さん!」

 

ボールを足で捻って回転させて、地面に擦り付け、砂起こしでキープするとパスを繋ぐ。

そのパスは半田、染岡、アツヤ、豪炎寺へと繋がっていく。

 

「とめろぉ!!これ以上進ませるな!」

 

帝国も奪いにくるが円堂から始まったこの流れはそうそう切れるものではなくパスを繋がれてしまう。

 

「豪炎寺さん!」

 

ボールを持った豪炎寺にここまで上がってきた壁山が駆け寄る。

 

「いくぞ壁山!!」

 

豪炎寺は壁山の腹を使って、飛び上がり、イナズマ落としの態勢に入る。

 

「無駄だ!このゴールは割らせん!!」

 

源田もこのシュートに対抗しようと手にパワーを溜める。

 

「豪炎寺だけじゃないぞ!!」

 

なんとキーパーの円堂が壁山の背後から現れ、豪炎寺と共に飛んでツインシュートを放った。

 

『はああああああ!』

 

『 イナズマ一号落とし 』

 

源田は少しだけ動揺したがシュートに集中する。

 

『 フルパワーシールド 』

 

イナズマを纏ったシュートはシールドに当たると瞬く間に罅を入れ突き破った。

 

「やったぁ!」

 

雷門イレブンは歓声を上げる。

 

「まだだぁー!!俺たちは負けない!」

 

鬼道は円堂が上がってくるのを見て、戻ってきており源田の後ろに立ちシュートに足をぶつけて阻止しようとする。

 

「いや!勝つのは俺たちだ!!」

 

アツヤは『円堂たちが源田を破ること』『このままでは終わる鬼道ではないということ』の両方を信じて走りこんでいた。

 

『はあああああああ!!!!!』

 

鬼道とアツヤの足がボールを挟んで衝突する。

 

「いけっ!アツヤー!」「決まれー!!」「鬼道!」「キャプテン!」

 

衝突により、ゴール前には砂埃が舞う。次の瞬間、ボールは帝国ゴールに転がっていた。

 

「はぁはぁ・・・俺の勝ちだな!!」

 

二人の衝突は拮抗していたが、途中出場ということもあり、疲労が少なかったアツヤに軍配があがったのだった。

 

「やったぜー!!」「アツヤ!」

「まだ終わったわけじゃない!守り切って勝つぞ!」

『おう!!』

 

円堂は喜ぶには早すぎるため、チームの兜の緒を締める。

 

「俺たちもまだ諦めたわけじゃない!」

「一点取って延長だ!」

 

帝国も時間が残っている限り諦めない。

 

試合再開後鬼道は周りの味方の力を借りながら、雷門ゴールを目指す。

 

「ここで俺がとめる!」

 

アツヤは前線から戻ってきて守備をする。

 

「っ吹雪!勝つのは俺たちだー!」

 

『 イリュージョンボール 』

 

「なにっ!?」

 

鬼道はボールを持ったまま一回転をする。すると、地面にボールが付いた瞬間ボールが複数に見える現象が起き、真上を飛んでいくボールに気づかないアツヤは鬼道に抜かれてしまう。

 

「いくぞ!!円堂!!・・・・ピィー!」

 

『 皇帝ペンギン2号 』

 

鬼道は先程、点を決めて自信がある必殺技を放つ。

 

「円堂!」「キャプテン!」

 

「はあ!」

 

『 ゴッドハンド 』

 

二つのパワーは円堂が本調子に戻ったこともあり、拮抗する。しかし、次第にゴッドハンドは押されていき、罅が入っていく。

 

「っく!!ゴールは、ゴールは俺が守るんだぁあ!!!!」

 

このままではまずいと思った円堂は咄嗟にもう片方の手をボールに向けて、差し出す。すると、大きな手がもう一つ現れてシュートの威力を完全に抑え込んだ。

 

【 ピッピッピィー 】

 

そしてこの瞬間、試合終了の笛がなり勝者が決まった。

 

【なんと今日に至るまで王座を守り続けていた帝国学園破れる!!そして、勝者は雷門中!!】

 

実況が雷門中の勝利を伝えるとシュートを止めた円堂のところにイレブンが駆け寄ってくる。

 

「やったぜー!!俺たちの勝ちだ!!!」

『おー!!』

 

円堂の掛け声とともに全員が拳をあげる。

 

「円堂お前たちの勝ちだ!」

 

鬼道は円堂たちに近づいて勝利を称える。

 

「ありがとう!鬼道!お前たちの分まで全国で暴れてくるぜ!」

「?知らないのか?」

「へ?何が?」

「おいおいそんなこと知ってるもんかと思ってたぜ。大丈夫か俺たちのキャプテンは・・・」

「帝国は前回の優勝校として全国にも進むことができるんだ」

 

話を聞いていたアツヤと豪炎寺が説明する。

 

「えー!!?だったらもう一度帝国とできるんだな!?鬼道!」

「ああ。もう一度鍛え直してお前たちに挑む。今度は挑戦者としてな...」

「次は全国の舞台でもう一度やろう!」

 

円堂はそういうと手を差し出す。

 

「ふっ。ああ、もちろんだ!」

 

鬼道は自分も手を出すと二人は握手をし、再戦を誓う。

 

「今度は俺たちが勝つ!」

「負けないぜ!」

 

こうして、フットボールフロンティア地区大会は雷門中の勝利で幕を閉じた。そして、円堂たちの新たな戦いが始まる。

 




これにてフットボールフロンティア予選終了です。
感想や評価よろしくお願いします!
次回の投稿は未定です!すみません(≧﹏ ≦)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。