IF 吹雪 アツヤが雷門中にきていたら?   作:KwK

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レジェンドアルセウスやっていて投稿遅れましたでした!
このゲーム面白過ぎてヤバイ( •̀ ω •́ )✧


閑話
第十九話 出会い


〈第十九話〉

 

翌日・・・

 

【 ピンポーン 】

 

今日は練習が休みだったため、円堂たちは事前に待ち合わせてアツヤの家に来ていた。

 

【 ガチャ 】

 

「よく来たな。上がっていいぞ」

 

インターホンを鳴らすと扉を開け、玄関からアツヤが出てくると招き入れる。

 

『お、お邪魔しま~す』

 

サッカーばかりしてきた影響か緊張しながら入っていく一同。

 

「いらっしゃい!今日は来てくださってありがとう。ゆっくりしていってね!」

「こちらこそ、呼んでいただきありがとうございます!」

 

家に入るとアツヤの養母である千秋が円堂たちを迎える。

 

「荷物はこっちに置いてくれ」

 

アツヤは自分の部屋を指さしながら指示を出す。

 

「夏未は夕飯の支度をするから一緒に来てくれ。円堂たちは自由にしてくれていいからよ」

「ええ」

 

アツヤと夏未は支度をするため部屋を出ていく。

 

 

〈 side 部屋に居残り組 〉

 

「ここが吹雪さんの部屋。広い部屋っすねー!」

「なんか新鮮ですね。ここのところサッカーしかして来なかったから・・・」

 

一年生たちは部屋の中を見て回る。

 

「そういえば、風丸さんとキャプテンは吹雪さんとは幼馴染なんでしたっけ?」

 

音無は家が隣だという風丸に尋ねる。

 

「幼馴染っていうほどではないが、あいつがここに来た頃からの仲だな」

「アツヤが引っ越してきた日のことは今でも覚えてるぜ!すっげーサッカーがうまかったからな」

「?????」

「どういう意味でやんすか?」

 

円堂の言った意味がよくわからないのでハテナを浮かべる。

 

「フフ、せっかくだから、昔の話をしようか」

 

風丸はアツヤとの出会いを邂逅する。

 

 


 

 

 

「聞いたか!風丸!今日引っ越してきたやつ、サッカーがすげーうまいんだってさ!」

 

円堂は風丸の家に来ると、勢いよく話し出す。

 

「お、落ち着けよ円堂」

「行ってみようぜ!風丸」

「はぁ~。サッカーのことになると止まらないんだから・・・。しかたないなぁ」

 

二人は隣の家に訪れると中から千秋さんが出てくる。

 

「あら!どうしたの?」

「隣に住んでいる風丸一朗太と言います」

「俺は円堂守・・・です!」

「こんにちは。ごめんなさいねぇ。挨拶にいこうと思っていたところなの」

「おばさん!サッカーがうまい人がいるって聞いてきたんだけど!」

 

早く会いたい円堂は世間話もそこそこにここに来た要件を伝える。

 

「ちょっ!?円堂!すみません突然・・・」

「そういうことだったの!・・・二人ならここに来る途中でみた河川敷のグラウンドにいったわ」

「ありがとう!おばさん!風丸、行こう!」

 

話を聞くや否や円堂は河川敷に走り出す。

 

「待てよ円堂!ありがとうございました!」

「気を付けていくのよー!!・・・そんなにおばさんに見えるかしら?」

 

風丸も円堂に置いて行かれないように追いかける。

 

円堂と風丸が河川敷に急いで来ると二人の子供が大人を相手に戦っていた。

 

「こっちだ!アニキ!」

「決めろ!アツヤ!」

「はぁああ!」

 

その少年たちは相手が複数人であるのにも関わらず、圧倒していた。テクニックやシュートはすでに小学生の域を超えており、何よりも目を引くのは二人のコンビネーションである。

 

「今日はありがとうございました!」

「また、やろうぜ!」

 

円堂が二人のプレーに見とれていると、終わったのか挨拶をしていた。

 

「おーい!・・・おまえらめちゃくちゃうまいな!」

「誰だおまえ?」

 

突然話しかけられたアツヤは不審な顔で円堂を見つめる。

「自己紹介がまだだったな!俺は円堂守!」

「ふふっ・・・君は元気だね。僕は吹雪士郎。こっちは弟のアツヤさ」

「隣に住んでいる風丸一朗太だ。よろしく!」

 

お互いが自己紹介をすると話題はサッカーの話になる。

 

「君たちもサッカーやるのかい?」

「ああ!もちろんだ!」

「俺は円堂に付き合わされて少しだけ・・・」

「だったらやろうぜ!」

 

アツヤはボールを蹴ろうと提案する。

 

「ああ!やろう!」

 

パス回しをしながら自分たちのことを話す。吹雪兄弟がどうして北海道から引っ越してきたのか、どのようなプレイヤーなのか。

 

「円堂っ!俺たちはっ!今度サッカーチームに入ろうと思ってる!お前も一緒にやらないか?」

「いやっ!最初に入るチームはもう決めてるんだ!中学生になったら雷門中のサッカー部に入る。じいちゃんがいたところでサッカーしたいんだ!」

「へっ!いいじゃねぇか、それ!」

 

それからもシュート対決をしたり、ドリブル練習をしているとあっという間に夕日が沈む時間になってしまった。

 

「今日はここまでにしよう」

 

士郎が練習を切り上げると夕日を背に帰り道を歩き出す。

 

「俺たちはいずれ日本代表になって世界一になる!風丸は陸上で。俺たちはサッカーで世界一になろうぜ!今日お前らに会えてよかった!」

「僕も久々に君みたいな熱いプレイヤーとサッカーできて楽しかったよ!」

「ああ!俺もだ!またやろう!」

「俺は陸上で頑張る。だけど、みんなの応援に行くからな!」

 

その日は吹雪兄弟と円堂、風丸にとって未来に繋ぐ大切な出会いとなるのだった。

 

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