13日投稿といっていたのに早く投稿してしまいました。
このままのペースだと全然進まないのでがんがん投稿していきます!
第四話
「円堂!俺サッカーやるぜ!!」
豪炎寺と話した次の日の朝、アツヤは部室にいた円堂のところへ押しかけていた。
「吹雪!そうかやっとやってくれるか!歓迎するよ!」
円堂は前から誘っていたアツヤにサッカー部加入に笑顔を見せる。するとそこに部室に来ていた他の部員からも声がかかる。
「円堂、誰だよそいつは?」
始めに聞いてきたのは2年のFW染岡である。
「ああ、紹介するよ。こいつは吹雪アツヤ。風丸ん家の隣に住んでいて、中学に入る前から
友達だ!ポジションはえーとどこだっけ?」
アツヤを紹介する円堂だが実際にサッカーをやっているところを見たことはないため答えられなかった。
「さぁな、やってたってことしかしらねぇよ。」
「はぁ?なんだそれ」
「俺だってしらねぇよ!俺に小さいころの記憶なんてねぇんだよ」
『なっ!?』
そう答えるアツヤに驚く部員たち。
「悪かったな・・・。言いにくいこと言わせちまって。」
「いいんだよ、もうそのことは。俺がこれから付き合っていかなきゃいけない問題だしな。」
「ああ」
「湿っぽい話は止めだ!やるんだろ?サッカー」
『おう!』
話を切り上げて練習に誘うアツヤに答える部員たち。
グラウンドで円堂はまず、アツヤの動きが見ることにした。
「まずはパスからだ!」
「おう」
「行くぞ!」
〈パン!、、パシッ、パン!〉
そう言いアツヤにボールを蹴ってくる円堂に対し、トラップをし、ボールを返すアツヤ。始めはたどたどしいパス回しだったが、しだいにパススピードもあがり、凄まじい速さで上達するアツヤ。
「すごいじゃないか、吹雪!」
「あ、ああ。」
やっていたわけじゃないのにスムーズに動く自分に驚くアツヤ。
それからもドリブルやシュートの練習をしたがどれも初心者とは思えないほどすぐに順応し、全員が驚いていた。
「なんだ吹雪おまえできるじゃねぇか」
「ああ、自分でも驚いてる。昔からずっとやっていたんじゃねぇかってぐらい体にサッカーの動きすべて染みついていやがる・・・」
結局その日は初回ということもあり、早めに練習が終わった。しかし、短い時間でもアツヤはぐんぐんと成長し、雷門イレブンと同じくらい上達した。そんなアツヤにも弱点はあった。
「吹雪、おまえ、体力ないのな・・・」
そう。ずっとスポーツなんてことをしてきていなかったアツヤにはスタミナというものが圧倒的に足りなかった。
「ハァハァ・・・死ぬ・・・」
「そんなんだとこれからはずっと体力作りだな」
グラウンドで仰向けに倒れているアツヤに笑いながら近づいてくる豪炎寺。
「なんなんだ!走ってばっかじゃねぇか!!」
「そういうスポーツだからな。みんなで必死に繋いだボールをゴールに決めるそのために俺たちは走るんだ。」
その豪炎寺の言葉に何かを感じたアツヤは
「へっ!今に見てろ、走って走って走りまくって俺がゴールを決めてやる!!」
と言い、重い体を動かして走り出していく。
そこにチームメイトと話していた円堂が近づいてくる。
「豪炎寺、なんの話をしてたんだ?」
「なに、サッカーの基本を教えていただけさ・・・。そうだ、円堂。吹雪のやつFWをやるそうだ」
「おお!もう決めたのか!それじゃあ、染岡と豪炎寺と吹雪の超攻撃的雷門になるな!FFもそろそろ始まるし楽しみだぜ!」
「ああ、俺もだ」
「勝ち進んでもう一度帝国のやつらと戦うんだ!そして、勝つ!!頑張ろうぜ豪炎寺」
「もちろんだ!」
そう話す円堂と豪炎寺はこれから始まるFFに向け、決意を新たにするのであった。
そこからの数日はアツヤの体力トレーニングや連携の確認など本格的な練習が行われていた。そんなある日、滅多に顔を出さない顧問の冬海先生が部室にやって来ていた。
「新入部員ですよ」
「チース!」
そういわれて部室に入ってきたのは転校生である土門飛鳥である。
「あれ?土門君!!」
「秋じゃないか!」
するとマネジャーである木野が土門に声をかける。この二人は幼いころから付き合いため木野がこの学校にいたことに驚く土門。
「歓迎するよ!一緒に頑張ろう!」
「あ、ああ。でも初戦の相手、野生中は結構強いけど大丈夫かー?」
円堂は土門の手を握り、歓迎する。すると土門はFF初戦の相手である野生中に対して警戒するように注意喚起する。その言葉を信じた円堂はその日の帰りに寄ったラーメン屋の店主に秘伝書があると聞いて学校の理事長室にやってきていた。そしてなんやかんやあって雷門夏海から秘伝書を手に入れた円堂たちは特訓を開始したのであった。
そして、数日後、雷門イレブンはFF初戦の地である野生中にやってきた。
次は13日です