駆け足で書いてので誤字あるかもしれないです{{{(>_<)}}}
〈 第六話 〉
「みんなよく守れてるぞ!後半もこのままいこう!」
ベンチに戻ってきて鼓舞する円堂だったが自身の手は多くのシュートを受けたために傷だらけになっていた。
「大丈夫か円堂?」「キャプテン・・・」
「ああ。大丈夫さ!俺は点を決めてくれるって信じてる。だから、俺の役目はゴールを必ず守ることだ。そのためならこの痛みなんて大したことないさ!」
「キャプテン俺には無理っすよ・・・。DFに戻してください・・。」
円堂に現在FWの壁山が自身なさげにいう。
「何言っているんだ!壁山!」
「俺にあの必殺技はできないっす・・・。これ以上ボールを上げてもらっても」
すでに諦めてしまっている壁山。
「いや、ディフェンスには戻さない!俺はお前と豪炎寺にボールを上げ続ける!だって、あんなに練習してたんだ。練習した努力は決して裏切らない。だから、必ず成功できる!」
壁山と豪炎寺は今日の日のために遅くまで練習してきた。そして、その姿を見てきた円堂は必ずボールを届けると約束する。そんな円堂と壁山を見ていたアツヤは腑と思い出すことがあった。
“『兄ちゃん!こんなのできないよー!!』
『大丈夫さアツヤ。アツヤなら必ずできるよ。ほら、一緒にやってみよ!』
『兄ちゃん、、うん!!!』”
(そういえば俺も昔あんなようなことを兄貴らしき人に言われたような)
後半が始まる前アツヤは壁山に声をかけていた。
「おい。いつまでもしょぼくれた顔すんな」
「でもおれ・・・」
「でももだってもじゃねぇんだよ。いいか、失敗することを恐れるな!失敗したっていいんだよ。その失敗を助け合うことができるのがサッカーだろ?サッカーは11人でやんだよ。無理そうなら俺に出せ!俺が必ず決めてやるからよ!」
そういうと自分のポジションにつくアツヤ。
「吹雪さん・・・」
「あいつもお前のことを励ましているんだ。口は悪いがな。で、どうする壁山諦めるのか?」
そばで今の会話を聞いていた豪炎寺は壁山に確認する。
「俺、頑張ってみるっす!」
「よし。その意気だ!」
【 ピー 】
そして、後半開始の笛がなった。
野生中ボールでキックオフされた。
野生中はパスを細かく繋いで攻めあがっていく。雷門中は前半にとめられなかった反省を生かして、複数人でプレスをかけていく。しかし、移動距離が伸びたことでスタミナを多く消費してしまう。そして、ついに雷門の隙をついた野生中はシュートを打つことに成功する。
『 ターザンキック 』
そのシュートに対し円堂は手を掲げる。
「このゴールはわらせない!絶対に止めてみせる!!」
『 ゴッドハンド 』
手の痛みを押し殺してシュートをとめた円堂はすばやく前線にいる壁山と豪炎寺に向かってボールを蹴る。
「いくぞ壁山!」
パスを受けっとった豪炎寺はシュートの態勢に入る。
(俺にはできないっす・・・。すみません豪炎寺さん。)
しかし、勇気がない壁山はなかなか動けない。
「あいつらの思いを無駄にするのか!!壁山!」
「はっ!?」
“『練習した努力は決して裏切らない。だから、必ず成功できる!』”
“『いいか、失敗することを恐れるな!失敗したっていいんだよ。』”
豪炎寺に発破をかけられた壁山は先程の円堂とアツヤの言葉を思い出す。
(そうだ!みんなが繋いでくれたんだ!だから俺も頑張るっす!)
「豪炎寺さん!」
壁山の目を見た豪炎寺は無言でうなずく。
“『いいか、この必殺技は二人で力を合わせて飛び、一人がその人の上に乗って飛ぶ。そして、もう一人が高いところからオーバーヘッドでシュートするんだ!』”
「はぁぁ!!」
豪炎寺と壁山が飛び壁山の腹を踏み台に豪炎寺が飛ぶ。そのまま守備にきた鶏田の上からオーバーヘッドシュートを放つ。
『 イナズマ落とし 』
シュートは凄まじい勢いでゴールキーパーの横に突き刺さった。
「やったぜ壁山、豪炎寺!!」
ゴールからここまできた円堂は駆け寄ってくる。
「できたじゃないか。高くて怖くなかったのか?」
「お腹を上にしたら見なくて済んだっす」
「ああ、よくやった」
そうやって盛り上がっているところにアツヤがやってくる。
「成功できたじゃねぇか。よかったな」
「吹雪さんたちのおかげっす」
「俺はなんもしてねぇよ。そんなことより次は俺に出せ」
「ああ。警戒されてさっきみたいに打てないだろうしな」
豪炎寺はアツヤの言葉に納得する。
「さぁ、このまま勝つぞ!!」
『おう!!』
円堂の声で気合を入れなおしたチームメイトはポジションにつく
試合再開後、得点によって士気が上がった雷門は素早いチェックでボールを奪う。先程と同じようにイナズマ落としに繋げようとするが壁山と豪炎寺には三人のマークがついていて出せない。
「こっちによこせ!!」
ボールを持った半田にマークを振り切ったアツヤがボールを出すように言う。
「いけ!吹雪!」
アツヤは飛んできたボールを優しくトラップする。そして、カバーにきたディフェンダーをキレのあるダブルタッチで抜きシュート体制に入る。
「いくぜ!!これが俺の必殺シュートだ!」
ボールの側面を踏んずけて回転をかけると体を回し氷を足に纏わせる。そして、そのまま回転した力を生かして、足裏で蹴りつける。
『 ホワイトインパクト 』
そのシュートはゴールキーパーの正面だったがキーパーもろともゴールに叩き込まれた。
アツヤはサッカー部入部してから家に帰っても遅くまで練習してきた。その成果が必殺技として現れたのである。
【 ピッピッピー 】
試合終了の笛がなり、喜ぶ円堂たち。
「すごいシュートだったな」
「はっ!雷門のフォワードで俺だけに決定力がないなんて嫌だったからな。とりあえず、一勝だ。これからも勝つぜ!」
「ああ!」
円堂たちが騒いでいるを眺めている豪炎寺とアツヤはお互いに勝利を称えあった。
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次回は12月17日0時投稿予定です。
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