ダンガンロンパ・scripter~絶望の舞台劇~   作:月乃と星乃

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【CHAPTER1】〈捜査編〉

放送を聞いた他の皆が厨房に集まった。

 

「ひいっ…!」

「そんな…。秋雨サン…!」

 

綿古里さんが小さな悲鳴を上げ床にへたり込む。

ソフィーさん、晴天さんは真っ青な顔で今にも倒れそうだ。

シープ君は今にも泣きそうな顔で微かに震えている。

その隣でウルフ君は冷めた目で秋雨君の死体を見ていた。

鬼澤さんと小鳥遊さんはただ茫然と立ち尽くしている。

綾織さんはじっと秋雨君の死体を無表情で見つめていた。

唯輝は目を見開いて「嘘…」と小さく呟いた。その声は無理矢理絞り出したかのような声だ。

喰田さんは冷静そうに見えるが顔色が悪い。

 

「アキ…。そんな!嫌っス…。こんなのって…!」五十嵐さんは隣にいる木柳君にしがみ付いて震えながら呟いている。

若鳩君はこんな状況でも相変わらずニコニコしている。

何で笑えるんだ?仲間が死んでいるのに…。

生原君は僕達がこれからどんな行動をするのか楽しみでしかたないみたいだ。

秋雨君の死体を無視して楽しそうに僕達を見ている。

 

「クソっ!誰がこんな事したんや!このボケが!!」

 

木柳君が怒りを露わにして怒鳴る。

 

「決まってるでしょう?皆様の内の誰かですよ!いや~。やっと殺人が起きましたねぇ。」

 

ジョーカーが現れとても嬉しそうに喋りだす。

そんなこと聞きたくなかった。この中の…。数日とはいえ一緒に過ごした仲間たちの誰かが秋雨君を殺したってことになってしまう…。

 

「黙れ。消え失せろ。目障りだ。お前なんて見たくもない。二度と現れるな。」

 

唯輝は本気で怒ったり焦ったり、もの凄く落ち込んだり悲しんだり。

不安になったり等、精神的に追い詰められたり不安定になったら普段より喋るようになる。

 

いつもの唯輝なら「消えろ」くらいしか言わないだろう仲間の死体を見て動揺してるみたいだ。

 

「はいはい、そんな冷たい事を言わないでくださいよー。いいものを持ってきたんですから!ジャジャーン!事件ファイル~!」ジョーカーはそう言うと僕達に劇などを演じる役者達が見るような台本(脚本)を渡してきた。

 

シンプルな表紙には筆で書いたような見本のような綺麗な字で『事件ファイル①』と書いてある。

 

「本当はタブレットにしようと思ったんですけど、こっちの方が雰囲気が出ると思いましてね!

皆様の為に死体や今回の事件の情報が書いてあるんですよ。

いやー、流石、私!皆様。学級裁判の為に捜査を頑張ってくださいね~。

文字通り命が掛かってるんですから!」

 

学級裁判?……あぁ、校則にあったやつか。

仲間に疑われて、仲間を疑って、糾弾して投票してから処刑する人を決めなくちゃいけないってことだよね?

 

そんなことしたくない。もうなにもしたくない。早く帰りたい。もう嫌だ…。

 

「なにやってんだテメェら。さっさと動け」

 

ウルフ君が僕達を睨みつけて言った。

 

「む…無理ですよぉ…。だってどうすればいいんですか?捜査なんてしたこともないしこんなのって…。」

 

「綿古里あんた馬鹿?脳みそ使いなさい。裁判で失敗したら私達死ぬのよ?ウルフの言う通り動きなさい。」

 

喰田さんが厳しく言う。

 

「テメェに同意されても嬉しくねぇな」

「黙って動きなさい。ポチ」

「んだと、テメェが動け喰田。少しは贅肉を落とせるようにな。」

「黙って動けって言ったのが聞こえなかったの?その耳は飾りかしら?駄犬でも動くことくらいできるわよ?」

 

「あんたら口喧嘩してる場合じゃないだろ!捜査をしな!」

 

鬼澤さんが一括すると二人ともしぶしぶ口喧嘩を辞めた。

 

「貴様ら頑張るといい。大好きな貴様らが頑張って捜査して学級裁判で生きる為に全力を尽くすのだろう?その姿を傍で見れるなんて吾輩は幸せ者だな!学級裁判とやらも楽しみだ!」

 

「生原、あんたも働きな。検死は出来るかい?」

「もちろんできるぞ。なぜしなくてはいけないのだ?」

 

鬼澤さんの言葉に生原君はきょとんとした顔で疑問で返す。

 

なぜしなくてはいけないのか?

 

皆の命も自分の命も掛かっているのに何でそんなことが言えるんだ?

ふざけているわけではなく本当に理解できていないみたいだ。

 

「ふむ。言葉が足りなかったようだな。吾輩の疑問を話してやろう。貴様らは砂漠の中で砂粒一つを調べたいと思うのか?ジャングルの中で足元の雑草を調べたいと思うのか?不運の死体なんぞどうでもいい。興味すらない死体を見る時間があるなら大好きな生物達の姿を見ていたいのだ。」

 

そう言いながら秋雨君の死体を一瞥した生原君。本人が言う通り仲間の死体だというのに悲しみも怒りも感じられない。

ただただなんとなくそこら辺の石ころをたまたま見た程度の反応にぞっとした。

捜査の時に厨房で目を輝かせながら秋雨君に話しかけていたのに。

どれだけ大好きな生物であっても、死んだらただの道端にある石ころのようにしか思えないのだろう。

 

それに焦りもしていない自分が死のうが皆が死のうがどうでもいいのだろう。

いや、違う。大好きな僕達の大好きな姿、必死に努力する姿を見れて嬉しい。

だけれど死ぬならまぁ仕方ないや程度にしか思っていない。

…狂っている。異常だ。

 

「生原様、どうか、お願いします。皆様の命が掛かっているのです。協力してください…。」

 

「いいだろう。気は進まないが生物の頼みは聞いてやりたいからな。」

 

生原君は、涙目で頭を下げて頼むシープ君を満足そうに見てから検死に取り掛かった。基本的には大好きな生物の為なら何でもするような人のようだ。

 

 

「まずは現場の見張りを決めるぞ。二人立候補しろ。」

「一人じゃダメなんっスか?」

「大馬鹿かテメェは。そいつが犯人だったら証拠隠滅できるだろうが。」

 

五十嵐さんを不機嫌そうに睨みつけてウルフ君が話す。

 

「…そ、それなら私がしますぅ…。捜査で役に立てそうにないですし…。」

「オレもええか?そんなに頭もよくあらへんし。ばっちり見張っとくで!」

 

見張りは綿古里さんと木柳君になりそうだな。

 

「ん…なんやコレ?」

 

秋雨君の死体に近づいた木柳君がそばにあった紙を拾い上げた。

二つ折りになっている紙が秋雨君の右腕のすぐ近くに落ちていたんだ。

気が付かなかったな…。

紙を広げて中を見た木柳君が目を見開いて僕を凝視する。

え…?どうしたのかな??

ズンズンと大股で僕に近づいてきた木柳君は、広げた紙を僕の目の前に突き出して尋ねた。

 

「おい、江ノ本。これは…どういうことやねん。」

 

恐る恐る、木柳君から紙を受け取って目を通す。

 

 

『大事な話があるんだ。

なるべく他の人に知られたくない話なんだよね。

お願いだから、一人で早朝の6時に食堂に来てくれないかな?そこで話そうと思う。

 

                江ノ本より  』

 

 

なんだ…これ…?僕はこんな手紙書いた覚えなんかない。

何でこんな内容が〈原稿用紙〉に書かれているんだ…!?

 

皆の目線が僕に集まる。疑われている?そんな…僕は犯人じゃないのに!

 

「待ってよ!僕はこんな手紙かいてないよ!!こんなの知らない!」

「知ってる。望夢の字じゃない。落ち着いて。」

 

気が付くと唯輝が後ろから僕の頭を撫でて言った。

 

「皆。頼みがある」

「なんだい有馬。江ノ本を疑うなって言うのは流石に無理だよ」

 

鬼澤さんの言う通りだむしろこんな状況で僕を信用できる方がおかしいよね…。

 

「違う。本当は望夢は絶対に犯人じゃないから信じてくれって言いたい。でもそれが無理だってこと知ってる。だから…。決めつけないでほしい。」

 

皆の視線が唯輝に集まる。

 

「疑ってもいい。信じてくれなくてもいい。でも絶対に犯人だって思いこまないで…決めつけないで協力してほしい。力をかしてほしい。俺は望夢にも皆にも死んでほしくない。…頼む。」

 

皆の前で唯輝は深く頭を下げた。

 

「したくない。」「何もしたくない。」「早く帰りたい。」馬鹿か僕は。

頑張らないと皆も死ぬんだぞ?皆のためにも、僕がなにもやらないわけにはいかない。なにより、殺された秋雨君(友達)のためにも…。やるしかないだろ…!

 

 

 

 

            《捜査開始!》

 

まずは事件ファイルから見てみよう。

ファイルを開くと左のページの上半分に秋雨君の顔写真と体全体の写真が貼ってあり、怪我をしてるところに赤いバッテンが書いてある。

下半分には死体と死体の近くの状況が分かる写真が貼ってある。

入口に足を向けてる状態で倒れてるんだな。

右のページには文章があるな。

 

『被害者は「秋雨 彦吉」

 

死体発見現場は「厨房の入り口付近」

死因は「後頭部の打撲」

死亡推定時刻は「早朝6時30分から7時前の間」

補足:「膝に擦りむいた跡がある」

入口に足を向けた状態でうつ伏せに倒れている。』

 

 

 

 

【コトダマ入手:事件ファイル①】

被害者は秋雨彦吉。死体発見場所は厨房の入り口付近。死因は後頭部の打撲。死亡推定時刻は早朝の6時半から7時前の間。

膝に擦りむいた跡があり、入り口に足を向けてうつ伏せの状態

 

 

 

 

 

秋雨君からもらった手紙とさっき木柳君に見せられた手紙の事も覚えておこう。

重要な手掛かりかもしれないし。

 

 

 

 

【コトダマ入手:秋雨からの手紙?】

江ノ本の個室のドアの前にあった江ノ本宛の手紙。差出人は被害者の秋雨。

内容は…『江ノ本さんへ

この前はゴミの分際で本当にすみませんでした。口では言えませんでしたが、ボクも友達になりたいと思っています。なので親睦を深めるためにも江ノ本さんのこと色々教えてください。ボクのようなクズの事でよければお話しします。

早朝の6時15分に食堂で何か軽く食べたり飲んだりしながらお話しをしたいです。

他の人に知られると恥ずかしいので、読み終わった後この手紙を処分してから、

一人で来てください。ゴミ虫からのお願いです。    秋雨(カス虫)より』

 

 

 

 

【コトダマ入手:江ノ本(偽)からの手紙】

 

秋雨の死体の右腕付近に落ちてあった手紙。差出人が江ノ本になっていて原稿用紙に書かれている。

 

内容は…『大事な話があるんだ。

なるべく他の人に知られたくない話なんだよね。

お願いだから、一人で早朝の6時に食堂に来てくれないかな?そこで話そうと思う。

 

                江ノ本より』

 

 

 

 

あれ?この手紙…なんで宛て先の名前が書いてないんだ?

秋雨君の名前を書いたところで困ることがあるわけでもないだろうし。

それに、どうして原稿用紙に書かれてるんだろう。

原稿用紙は倉庫にもなくて僕の部屋にしかないはずなのに盗みに入られたのかな?

いや、いつも鍵の開け閉めはきちんとしているばずだ。

ジョーカーが犯人に頼まれて開けたのかな?

後で聞いてみよう。

 

秋雨君の手紙は「この前はすみませんでした。」「ボクも友達になりたいと思っています」あの時に隠れて見ていた人がいれば話は別だけど、この部分からしてとりあえず秋雨君本人が書いたとみていいかな?

 

…疑問だらけだ。とにかく裁判まで情報を集めないと。

 

 

「望夢」

「!唯輝。どうしたの?」

 

ビックリした…。考え事してて気が付かなかったな。心配そうに見ている。

 

「大丈夫?捜査。一緒にしよう」

「うん、大丈夫だよ。ありがとう行こうか」

 

唯輝は黙って頷いた。まずはアリバイを聞こうか。念のために昨日の夜から秋雨君の死体発見の時までの事を聞いておこう。

 

「ねえ、昨日の夜から今日の朝7時まで何をしてたか教えてくれる?」

「ん、夕食後。真っ直ぐ自分の部屋に行って朝までずっと部屋。厨房に来たのは一番最後。」

 

なるほど、ということは唯輝はアリバイがないってことになるのか。

 

 

 

【コトダマ入手:アリバイの無い有馬。】

昨日の夕食後、すぐに個室に向かい朝までずっと一人で部屋にいたらしい。

個室を出て、厨房に着いたのは一番最後だった。

 

 

 

次に僕らは現場…。厨房の捜査をすることにした。

秋雨君の死体の周辺を見てみるとタイルの床に茶色い厚めのガラスの破片が散らばっている。

あっ!乾いた血痕の他に乾いた黒い液体の後もある。

なんだろう?

 

「それ、醤油よ。」

 

振り返ると喰田さんが立っていた。

 

「何でわかるの?」

「臭いで分かるでしょ。それと醤油の瓶が割れたみたいね。瓶の破片が散らばってるし瓶の口もあったわ。」

 

喰田さんが指さす方を見ると瓶の口の部分が落ちていた。見たところ一升瓶だな。あっ、離れたところに包丁も落ちている。包丁は綺麗だな。

 

「なるほど。ありがとう」

「お礼はいいから成果を上げなさい。アンタが一番の犯人候補なのよ。」

 

うぅ…。相変わらず厳しいなぁ。

 

「喰田。言い方」

「なによ。有馬、文句あるの?本当の事言ってるだけじゃない」

 

二人が睨み合う。まずい!喧嘩になるかも…!

 

「唯輝。喰田さん喧嘩はやめて!お願い…」

「…。ん。喰田。アリバイ」

 

唯輝は少しムスッとした顔をした後に尋ねた。

 

「分かったわ。昨日は五十嵐達にきちんと食堂と厨房を片付けるように言ってから、個室に小鳥遊を引きずって帰ったわ。8時30分くらいね。それから朝、食堂に行く途中で若鳩に合ったから二人で向かったわ。

7時を少し過ぎたくらいよ。」

 

 

 

【コトダマ入手:醤油瓶(一升瓶)】

死体の周辺に醤油瓶の破片が散らばっている。血痕と醤油の染みもある。

 

 

 

【コトダマ入手:包丁】

秋雨の死体から離れたところに落ちていた。汚れもついていない綺麗な状態。

 

 

【コトダマ入手:喰田の証言】

夕食後、五十嵐にきちんと食堂と厨房を片付けるように言ってから、

小鳥遊を引きずって個室に向かった。

時間は8時30分頃。朝の7時を少し過ぎたときに食堂に向かう際に若鳩と合流した。

 

 

あれ?厨房の机の周りの床に沢山の割れた瓶が落ちてる。

うわっ液体とかもそのままだ。

ガラスで出来た瓶以外は割れて無くてそのまま落ちてる。

ん?よく見ると食器の破片もある。

色と形から見てコップみたいだ。

 

「望夢。これ」

 

唯輝が指さす方を見ると取っ手の部分が落ちてた。よく見ると他の所にも落ちてる。

少なくても5個以上は割られてるみたい。

 

「ちゃんと片付けろって言ったのに。後であの馬鹿どもは説教ね。頭にゴミでも詰まってるのかしら?」

 

喰田さん怒ってる…。怖いなぁ。

 

 

 

【コトダマ入手:厨房の机の周りの床。】

沢山の瓶と割れた瓶が落ちている。調味料などの瓶だろう。

液体とかもそのままになっている。

中には数個の割れたコップの破片がある。

 

 

見張りの二人にも話を聞こう。

 

「木柳君、綿里古さん。アリバイと気になることがあったら聞かせてくれるかな?」

「ええで。オレは夕食後からすぐ居室にいって、朝厨房に来るまでどこにも行っとらへん。アリバイがないっちゅーことやな。捜査も進んどらんし、なんも手がかりもあらへん。もう話せることはないで。」

 

木柳君は僕を警戒してるみたい。

なるべく関わりたくないって顔と雰囲気が物語ってる。

傷つくなぁ…。

 

「わ…私は夕食後ソフィーさんと五十嵐さんと片付けをしましたぁ…。

9時を少し過ぎたくらいに終わったので居室に3人で帰ったんですぅ。

朝の6時30分過ぎにソフィーさんとコインランドリールームに洗濯して乾燥機に入れておいたテーブルクロスを取りに行きました…。

すみませんっ…。誰ともすれ違ってないし見ていません…。

二人でお話してたら死体発見アナウンスがなったんですぅ。

すぐに食堂に行ってれば秋雨さんを助けられてたかもしれないのに…」

 

綿古里さんは、泣きそうな顔で話してくれた。

木柳君の後ろに僕から隠れるようにしてだけど…。

犯人だと思われてるのかな。仕方ないよね…。

食堂は防音になっていたから、綿古里さんも、耳が良いであろうソフィーさんでも聞こえなかったんだろう。

 

「過ぎたこと嘆いてもしゃーないやろ。お前は悪くないで!」

「…ん、気に病まないで。」

 

木柳君と唯輝が慰める。

ソフィーさんと綿古里さんにはアリバイがあるってことだな。

 

 

 

【コトダマ入手:綿古里とソフィーのアリバイ】

6時30分過ぎに二人でコインランドリールームに向かい。

死体発見アナウンスが流れるまで一緒にいた。

 

 

【コトダマ入手:綿古里の証言】

綿古里。ソフィー。五十嵐で食堂を掃除した。終わったのは9時過ぎ。

その後3人で居室に帰っている。

 

 

 

 

次に僕達は食堂に向かった。

鬼澤さんが捜査してるみたい。僕達に気が付いたみたいだ。

やっぱり滅茶苦茶に荒らされているな…。割れた食器に倒れたいくつもの椅子。

秋雨君と犯人が争ったのかな?

 

 

「ああ、あんたらかい」

「鬼澤さん。捜査中にごめんね。

アリバイや気づいたことがあったら教えてくれるかな?」

「すまないね。何も見つけてないんだ。

アタイは夕食後から朝の死体発見アナウンスまですっと自分の部屋にいたから、

アリバイはないよ。他に話せることもないね。」

 

う~んどうしようかな。これだけ荒らされてるなら調べるには時間が掛かりそうだし別の所に行こう。

 

「…鬼澤」

「?なんだい有馬」

「本当に。何もない?」

 

唯輝は鬼澤さんをじっと見つめた。

………。無言のまま二人が見つめ合って気まずい時間が流れる。

 

「はぁ…。分かった話すよ。事件に関係あるか分からないけど後で言うことになったほうが悪いしね。秋雨のためにも内緒にしておきたかったんだけどね。」

「秋雨君?どういうこと?」

「ほら江ノ本。アンタが有馬といる時。秋雨に逃げられてアタイが追いかけただろう?」

 

ああ!あの時か!でもその後。食堂で秋雨君に追い返されたって言ってなかったっけ?

 

「しつこく問い詰めたら。黒い手帳を無くしたから探してるって言ってたんだよ」

「…。何で?あの時も聞いた」

 

あの時「も」?

 

「唯輝。それって朝ご飯の後「ごめん。少し、用事ある」って言ってたよね?その時に鬼澤さんに聞きに行ってたの?」

 

「…何か隠してるか嘘ついてる感じがした」

唯輝は頷いて答えた。

 

「すまないね。嘘をついて。秋雨に中に他人に見られたくないことを書いてるから絶対に他の人には言うな。見つけても中身を見るなって言われてたんだ。」

 

鬼澤さんは深く頭を下げて謝った。

 

「いいよ。そんな…。ちゃんと理由があったんだし。気にしてないし。」

「…別に。」

 

 

【コトダマ入手:秋雨の手帳。】

秋雨が無くした黒い手帳。どこでいつ無くしたのか。

どこにあるのか未だに不明。

中には絶対に他人には見られたくないことが書かれてるらしい。

 

 

 

【コトダマ入手:荒らされた食堂】

食堂が小物が落ちてたり椅子が倒されたりと荒らされている。

 

 

 

次に僕達は被害者の秋雨君の居室に向かった。

あっ。でも鍵がかかってるよね?どうしようかな。

部屋の前でそう思い足を止めた。

 

「心配ご無用~~~~です!」

 

!!?ジョーカー!何の用だろ…。隣の唯輝は露骨に顔を顰めている。

 

「秋雨君の部屋は捜査の為に、鍵を開けています!

死人にプライバシーなんてないですからねぇ」

 

そうなんだ。さっさと入って捜査しよう。あっでもその前に質問しておこう。

 

「ねぇ。いくつか質問あるんだけどいいかな?」

「俺も」

「きゃっ!何を聞かれるんでしょう?好みのタイプ?趣味?100万円で答えてあげましょうか~?」

 

…イラッとくるな。でも我慢しよう。ツッコムのもめんどくさいし。

 

「黙れ。あのアナウンス何?」

「あのアナウンス?あぁ。死体発見アナウンスですか?3人以上の生徒が死体を発見するとなるんですよ」

「犯人も含めて?」

「………。まぁ、いいでしょう。今回は犯人は含めていませんよ!」

 

ジョーカーは最初は黙り込んでたけど唯輝が無言で睨みつけると答えてくれた。

 

「今回は」か。僕も質問をしておこうっと。

「ねぇ。僕の部屋に誰か入れた?」

 

「入れてませんよぉ。入れるのは捜査の時や部屋の主が死体になったときですかね。」

 

なるほど聞きたいことはこのくらいかな。

僕達はジョーカーを無視して秋雨君の部屋に入った。

 

 

【コトダマ入手:死体発見アナウンス】

 

3人の生徒が死体を発見すると鳴る。今回は3人の中に犯人は含まれていない。

 

 

 

ドアを開けるとウルフ君とシープ君がいた。

 

「なんだテメェらか。ちょっとこい」

「?」

 

ウルフ君に手招きをされたので近くに寄ると机の上のメモ帳を見せてくれた。

一番上のページを鉛筆で擦ってある。

 

あっ。文字が浮かび上がっている。

内容は僕が持っている秋雨君からの手紙と同じだ。

 

やっぱり秋雨君本人が書いたんだな。

 

「教えてくれてありがとう。二人のアリバイとか教えてくれる?」

「俺は夕食後からアナウンスが鳴るまでずっと部屋にいたアリバイはねぇぞ。あと質問があるこのメモ帳のページを鉛筆で擦ったのはテメェらか?」

「えっ?僕はしてないよ唯輝は?」

「違う」

「そうか。俺達が秋雨の部屋に来た時にはもうメモ帳の一番上が鉛筆で擦ってあったんだ。テメェらじゃないのかそれならもう聞きたいことはねぇ。

いったい誰だ?俺達は捜査が始まって真っ先に来たのに。」

 

ウルフ君はそう言い終わるとどこかに行ってしまった。

もうこの部屋は調べ終わったのかな?

 

「江ノ本様。有馬様。私からもいいですか?

昨日の夕食後。私の居室で秋雨様の傷の処置をしました。

10時頃によくなったからご自分の部屋に戻ると言われ、出て行かれました。

お部屋までご一緒しようと思ったのですか断られてしまいまして…。

それからはアナウンスが鳴るまで部屋にいました。私にはアリバイがないですね。」

 

「ありがとう。シープ君。」

 

そうなんだ。他に聞けることはないし部屋を僕達も捜査しよう。

あっ念のためこのメモ帳は僕が持っていこうっと。一応証拠品だしね。

僕はメモ帳を自分のズボンのポケットの中に入れた。ちょっとはみ出すけど気をつけておけば大丈夫だろう。

 

その後、捜査をしたけど特に何もなかった…。

 

 

【コトダマ変化:秋雨からの手紙? → 秋雨からの手紙】

江ノ本の個室のドアの前にあった江ノ本宛の手紙。差出人は被害者の秋雨。

内容は…『江ノ本さんへ

この前はゴミの分際で本当にすみませんでした。口では言えませんでしたが、ボクも友達になりたいと思っています。なので親睦を深めるためにも江ノ本さんのこと色々教えてください。ボクのようなクズの事でよければお話しします。

早朝の6時15分に食堂で何か軽く食べたり飲んだりしながらお話しをしたいです。

他の人に知られると恥ずかしいので、読み終わった後この手紙を処分してから、

一人で来てください。ゴミ虫からのお願いです。

    

                    秋雨 (カス虫)より』

秋雨の部屋の机の上にあるメモ帳の一番上をこすってあり同じ内容が浮かび上がっていたが誰がしたのかは不明。内容からしても本人が書いたものだろう

 

 

 

【コトダマ入手:シープの証言】

シープの居室で秋雨の傷の処置をした。10時頃に霧雨は自分の居室に戻った。

 

 

 

 

秋雨君の部屋から出ると生原君と若鳩君がいた。

楽しそうに話してるな…。

 

「生原。検死は?」

「!俳優と脚本家か。愚問だな。とっくに終わってるぞ。検死結果と吾輩の行動を教えてやろう。ありがたく思え。」

 

生原君あいかわらず上から目線だな。まぁ、でも情報をくれるのはありがたい。

 

「まずは検死結果からだな。死因も死亡推定時刻もファイルに乗ってる情報で間違いないだろう。膝に擦りむいた後があるが吾輩が見たところ転んでできた傷だろう。殺される前に転んでるみたいだな。恐らく殺される直前だろう。死因をもっと詳しく言うなら昨日の夕食の時に不運は頭を打ってただろう?」

 

あぁ、五十嵐さんがぶつかったやつか!

 

「同じところを殴打されているぞ。さすが不運だな!傷を見たら瓶みたいなので殴られてるようだな。」

 

頭を打ってシープ君に処置してもらって同じところを犯人に殴られて結局僕とも話せずに…。本当に不運だな…。

 

「昨日の10時過ぎに吾輩は小腹が空いたから食堂に行ったのだ。そしたら厨房から出てきた不運がいたぞ。何かを服の中に隠しているみたいだったな。すぐに出て行ったが…。」

 

シープ君の証言とあってるな。部屋に行かないで食堂に行ってたんだ。

何を隠して出て行ったんだ?

 

「11時までお菓子を食べて砂糖を多量に入れたココアを何杯も飲んだな。砂糖が全部なくなってしまったがまぁいいだろう。

後はずっと吾輩は自分の部屋だったぞ!アリバイはないな!」

 

砂糖が全部なくなったのか…。生原君は甘いの好きだもんね。それに16人もいたし無くなるのは早いか。

 

 

【コトダマ入手:生原の検死結果】

死因も死亡推定時刻も事件ファイルと同じ。膝の擦り傷は殺される少し前にできた傷らしい。凶器は瓶みたいなもの。夕食の時に頭を打った同じところを殴打されている。

 

 

【コトダマ変化:シープの証言 → シープと生原の証言】

シープの居室で秋雨の傷の処置をした。10時頃に秋雨は自分の居室に戻ると言ってたが厨房に行っていた。食堂で厨房から出てくる所を生原が目撃している。

服の中に何かを隠しているようだったが何かは不明。

11時まで生原は食堂にいた。砂糖が全部なくなったらしい。

 

 

 

 

「お~。オイラもアリバイはないぜっ!捜査もしてないから話せることはないなぁ」

「捜査しろ」

 

唯輝がきっぱりと言う。

 

「えー。だってつまんねーだろっ。裁判は楽しそうだけど捜査は無理だぜ。地味な捜査とかねーわぁ。生原と話してた方がおもしれぇ!」

 

何でそんなことが言えるんだ?そういう問題じゃないだろ…。

皆の命が掛かってるのに。

 

「二人とも仲良しだね」

 

いつの間に仲良くなったのかな?

 

「こいつは話が分かるやつだからなっ!普通とは違う狂ったとこが気に入ったぁ。

それに扱いやすそうだしなぁ」

「ふむ。吾輩も貴様が好きだぞ。生物だからな!」

 

二人で笑いあって肩を組んでいる。

若鳩君はろくでもない事考えてるのかな?いたずらとか…。

今は捜査に集中しよう。

 

 

次はゴミ処理室に向かった。

犯人が証拠隠滅を燃やしてしている可能性があるからだ。

 

あれ?ゴミの袋がなくなってる。結構な量があったのに。

中にいたのは晴天さん、ソフィーさん。綾織さん。五十嵐さん。小鳥遊さんだ。

 

「あっ!モト。ツッキー!ちょうど4人も来たからお話するところっスよ!」

 

僕がモト。唯輝がツッキーかな?

 

「そうなんだ。僕達にも話を聞かせてくれる?」

「もちろんっス!私からいくっスよ!昨日の夕飯の後ナミに怒られてからはちゃんとソラとアオと一緒に片付けて帰ったっス!食堂9時過ぎっスね。」

 

えっと…。ナミが喰田さん、ソラがソフィーさん、綿古里さんがアオだよね?

綿古里さんの証言とあってるな。あれ?ちゃんと片付けた?

 

「五十嵐さん、厨房の瓶とかも片付けてた?」

「もちろんっス!調味料とかの瓶は次の朝使いやすいように机の上にキレ―に並べて置いたっス!」

 

綺麗に並べた?やっぱりあれは犯人がしたことなんだろうな。

 

「次は儂でいいじゃろう。儂は夕飯後から自分の居室にいたぞ。今日はゴミ当番じゃったからな。

6時にゴミ処理室でゴミを片付けてから自分の部屋に帰ってシャワーを浴びたんじゃ。臭うのは嫌じゃからのう。ちょうどシャワーが終わって服を着てた時にアナウンスが鳴ったんじゃ。でも一人で片付けをしたし誰とも会ってないからアリバイがないのう。まぁ、儂のアリバイがなくとも他にもアリバイのない登場人物たちがいるじゃろうしな。」

 

あぁ。ゴミ当番は綾織さんだったんだな。朝から綺麗にしてくれたのか。

 

「今度はワタシだネ!昨日食堂と厨房を片付けて3人で帰ったヨ。6時30分過ぎに綿古里サンと二人でコインランドリールームに向かって死体発見アナウンスが流れるマデ一緒にいたヨ。」

 

ソフィーさんの発言は綿古里さんと同じだな。

 

「私はずっと部屋にいたから、アリバイも話せることもないよ。」

 

晴天さんは僕をチラリと見ると慌てて目線を逸らして他の皆に話しかけた。

………。僕は犯人じゃないのに…。早く皆に分かってもらいたいな。

最後は小鳥遊さんか。

 

「私~。ずーーーーっとアナウンスが鳴るまで寝てたよ~(´ぅω・`)」

…アリバイがないってことだよね。これで皆の話を聞き終わったな。

 

【コトダマ変化:アリバイのな無い有馬 → アリバイのない人達。】

 

有馬。喰田。木柳。鬼澤。ウルフ。若鳩。五十嵐。晴天。小鳥遊は夕飯後から朝までアリバイがない。

シープは晩の10時過ぎから生原は11時過ぎからのアリバイがない。

綾織は6時からゴミをゴミ処理室で片付けていたらしいが証人がいないのでアリバイ無し。

最後に食堂に着いたのは有馬。

 

 

 

【コトダマ変化:厨房の机の周りの床 →厨房の机の周りの床と五十嵐の証言】

 

沢山の瓶と割れた瓶が落ちている。調味料などの瓶だろう。液体とかもそのままになっている

中には数個の割れたコップの破片がある。五十嵐の話によると机の上に綺麗に瓶を並べておいたらしい

 

 

 

〈ピーンポーンパーンポーン♪皆様ー。捜査の時間は終わりです。1階の赤い扉の前に集合してください。あっ寄り道は駄目ですよ~。〉

 

これで捜査終了か…。情報はあるけど真実は分からない。

赤い扉って体育館の隣にあった大きい扉か。

高価そうな扉でなんか不気味な感じがしたから開けなかったんだけどね。

裁判なんて初めてだ。無事に終われるのかな?不安でたまらない。

 

「ぎゃーーーーー!もうっスか!?誰か糖分を頂戴っス!!」

 

五十嵐さんがオロオロしながら皆に言う。なんで糖分?裁判にどうやって使うの?

 

「…何で?」

「ふっふっふ。ツッキーよくぞ聞いてくれたっスね!糖分は頭にいいってミコちゃんが言ってたっス!

 

頭を良くして裁判に挑むっスよ!」

そんなガッツポーズしながら言われても…。ミコちゃんって生原君だろうな。可愛いあだ名だなぁ。

 

「五十嵐俊穂。確かに頭にはいいが頭がいきなり良くなるわけではないぞ。それに恐らく誰もお菓子とか持っとらんじゃろ。」

 

「今から厨房や倉庫に取りに行くわけにはいかないしねー。めんどいし~(´Д`)」

 

綾織さんと小鳥遊さんに言われ五十嵐さんはしょんぼりする。

 

「なら、裁判が終わったらミンナでお菓子食べヨー!どうせならソーコのじゃなくて手作りがいいネ!」

「いいね!なら皆で作ろうか。クッキーくらいなら私、作れるよ。いっぱい砂糖とか小麦粉もあったし沢山作れるね。」

 

ソフィーさんと晴天さんが五十嵐さんを励ます。お菓子作りか…。僕は料理はとても下手だ。

でも甘いものは結構好きなんだよな。食べたい。でも食べるだけなのも悪いし…。

 

「僕も手伝うよ」

「望夢。下手。大丈夫?」

 

うっ…。純粋な唯輝の心配が逆に傷つく。唯輝はプロほどじゃないけど十分に料理が上手いもんな。

皆で裁判が終わったらどんなお菓子をどのくらい作るか話しながら向かった。

裁判が終わったら手作りお菓子会をする約束をした。

できるだけたくさんの人を誘おう。ウルフ君とか小鳥遊さんは来てくれるかな?

若鳩君はイタズラしそうだ。

 

電子生徒手帳のプロフィールに載っていた、甘いものが好きな生原君と食べることが好きな喰田さんは参加してくれるだろう。

 

 

僕達以外の皆はもう集合していた。

扉を開けると中には巨大な特に装飾もない真っ黒で地味なエレベーターが待っていた。

 

皆でエレベーターに乗り込むと降下していくのが分かった。

他の人の顔を見る余裕も話をする余裕も僕にはなかった。

 

怖い。帰りたい。自分が微かに震えているのが分かる。でも…。死にたくない。

 

 

秋雨彦吉君。

最初は人と関わり合いたくなさそうで距離を置いていた。

だけど僕の事を「仲間」と言ってくれて手紙で「友達になりたいと思っている。」

と書いてくれた。両親の事をとても大切に思っていて一緒にここから出て両親に合わせてあげたかった。

彼が生きていたら友達になって僕以外の人とも交流を深めて仲良くなっていたかもしれない。

でも秋雨君の未来と命は簡単になくなってしまった。

 

そんな秋雨君を殺した犯人がこの中にいる…!

信じたくないけどもうやるしかない。

皆の為にも、自分の為にも、殺された秋雨君の為にも、犯人がどんな理由でどんな方法でこんな事件を起こしてしまったのか真実を暴かないといけない。

 

 

エレベーターが止まり降りてきた僕達が見たのは見たことがない光景だった。

広い部屋にドラマとかで見る裁判で被告人の人が立たされる柵付きの席が16個円形に並べられている。

周りの壁紙は上が灰色で下が青色になってる。なんか暗い感じだ。

真ん中には大きなスクリーンが下がっていた。

少し奥には小さい豪華な玉座がありそこにジョーカーがふんぞり返って座っている。

 

「はいはい。さっさと自分の席に座ってください!時計回りで五十音順ですよ!」

 

席に名前くらい書いてくれてればいいのに。

皆が自分の席に着く。僕も席についた。

 

「あの…。これはなんのつもりですかぁ…?」

 

綿古里さんが見つめる綾織さんと綿古里さんの間の席には、秋雨君の遺影が括り付けられた立札が置かれてある。

遺影には赤色でバッテンが書かれている。そのせいであまりよく秋雨君の顔が見えない。

写真の秋雨君は死装束を着てマスクを取っているようだ。

生きているうちに素顔を見てみたかったな。

 

「あぁ?それですか。ほら死んだからって仲間外れは可哀想~でしょう!だからこうして参加させてあげているのです」

「悪趣味やな…」

「はいはい、木柳君黙って!じゃあさっそく簡単な学級裁判の説明をします。

学級裁判は100%公平に行われます。ここでの不正や贔屓なんてせっかくの学級裁判がつまらなくなってしまいますからねぇ。学級裁判の結果は皆様の投票によって決まります。

正しいクロを指定すればクロだけがオシオキ!ですが間違った人物を指定してしまった時は~!

クロ以外の全員がオシオキされ皆様を見事に欺いたクロだけがこの舞台から退場…。この学園から外に出ることが出来ます!では…さっさと始めてくださーい。」

 

 

命懸けの議論。命懸けの騙し合い。命懸けの推理。

命を懸けた学級裁判が今。始まる。いや…始まってしまう。

でも僕(キャスト)にはどうしようもできない。最悪の絶望的な舞台が幕を開ける。

 

 

 

【幕間】

パンパカパーン♪皆のアイドル、ジョーカーでぇす。という冗談は置いといて…。

いや~。遂に学級裁判が始まりますねぇ!楽しみ楽しみ♪

まぁメタ的に言ってしまうと1章なのでもう聡明な読者の皆様には犯人が分かってるでしょうけどねー。

え?犯人が分からない?またまた御冗談を!それとも謙遜ですかね?では心優しい私からヒントをあげましょうか!

まずは発想を転換してください。そして犯人はもう失言をしてしまっています。それを見つけてください。

………もう犯人は分かりましたね?

分かった人も分からなかった人も学級裁判を見て行ってください!

           暇潰しにでもなれば幸いです☆

 

 

 

 

                            

 

 




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