大好きな彼女の為に 作:トロサーモン
このお話は本編と全く関係ありません。オリジナル主人公の名前は同じですが全くの別人だと思ってください。いつものぶっ飛んだ主人公ではなくラノベ主人公みたいなタイプです(書いてみたかったから)。それを承知の上で読んでもいいのならどうぞ。
IFストーリー ルチアが幼馴染だったら
俺には幼馴染が居る。名前はルチア。俺の母親とルチアの母親が女優で同じ事務所に所属している。俺とルチアの母親の出会いは初めて旅に出た時に出会ったライバルで、そこからポケモンコンテストでよく争ったらしい。
母親同士がもしも赤ちゃんが産まれたのなら結婚させようとかいうラブコメでありそうな約束をしてしまい、ルチアと幼馴染兼許嫁みたいな関係になっている。
そんなルチアと10歳になり一緒にホウエン地方を巡る旅に出た。俺はジム巡りの旅をしてルチアは母親達と同じポケモンコンテスト巡りをした。俺はポケモンリーグで優勝してルチアはポケモンコンテストグランドフェスティバルで優勝した。そして俺はホウエンのチャンピオンのダイゴさんを倒してチャンピオンになった。ルチアはポケモンコンテストグランドフェスティバルの優勝後に母さん達が所属している事務所にスカウトされて『コンテストアイドル』という各地のコンテストに参加しながらポケモンコンテストを盛り上げるという仕事をしている。
その幼馴染のルチアと今カイナシティに来ている。理由はルチアが今日のポケモンコンテストに出場するのとテレビ撮影がある為だ。
「キラキラ〜クルクル〜」
『クルクル!!」
「ミラクルルチアのコンテストスカウト!」
コンテスト会場の入り口でルチアと相棒のチルタリスのチルルがテレビ撮影が行われている。そこにルチアファンの野次馬達が沢山集まっている。俺はその光景を近くのベンチに座りながらボーッとその光景を見ていた。
俺も昔に一度だけそこに混ざった事があった。ファンに混ざって『ダイスキダー』と声を低くして言ったりとか『めちゃスコですわー』っと声を高くして言ったりしてルチアにバレないようにファン達と一緒にキャーキャーと騒いだ。その時のルチアの耳に届き俺だと分かったみたいで顔を真っ赤になって『ソラのバカ〜!!』と泣きながらテレビ撮影の途中で逃げ出した。カメラマンさん達は立ち尽くしていたが、慌ててルチアを追いかけて行った。残された俺はファン達に肩に手を置かれてなんか励まされた。ルチアと俺との関係は公認されてるからファン達も俺が言っていた台詞も聞かれていて俺の言葉でルチアが逃げ出したとすぐに分かったらしい。
その後にルチアのマネージャーさんに呼ばれて怒られた。そしてルチアの控え室に行き、謝ったらルチアに胸をポンポン叩かれながら『普段はあんなに好きとか言ってくれないじゃない!』『好きなら好きとちゃんと私の目の前で言ってよー!!』と言われた。ルチアは昔から異性や同性に好きと耳がオクタンになるほど言われてたから俺は別に言われなくていいと思ってたけど、俺も好きとちゃんと言われたいよな、好きな人に好きって言って貰いたいものだよ。そんな訳で俺はさっきから胸をポンポンと叩きながら愚痴を言ってくるルチアを抱き寄せてから耳元で『ごめんルチア。俺は昔からお前の事が大好きだよ』っと囁いてみた。ルチアの反応を待ったが何も返事をしてくれなかった。取り敢えず抱き締めるのをやめてルチアの顔を見てみたら幸せそうな顔をして気絶していた。
「今日はカイナシティからでした。それではバイバーイ!」
思い出に耽っている間にルチアの撮影は終わったようだ。俺はそれを見てからスマホロトムを取り出してルチアに『カイナシティのいつもの喫茶店に行く』と送ってから歩き出した。
カイナシティにある海の見える喫茶店に来ている。このお店と店長とは俺とルチアが旅をしている時に出会った。開店当初なのにお客が来なくて困っている時に偶々俺とルチアが立ち寄った。店長に頼まれてお店の呼び込みやウェイトレスとして働いたりした。そして今は俺とルチアの憩いの喫茶店として取り上げられてカイナシティで一番有名になっている。店長に連絡すると俺とルチアの特等席を用意してくれる。この特等席は特別席で俺とルチア限定の席らしい(店長曰く)。完全に個室でその席からはカイナシティの綺麗な海を一望できる。俺は前に『普通にお客さんに使わせたらいいのに』っと話すと店長は頑なに拒否した。だけどルチアファンの為(ソラのファンも含む)に一般公開はしていてここで写真だけを撮る事を許しているらしい。本当に俺達は高待遇だよな。
「ありがとう店長、いつも優遇してもらって」
「いいのよ、ソラくんとルチアちゃんには本当にお世話になったしカイナシティで一有名な喫茶店にしてくれたのも二人のおかげなんだから。ルチアちゃんはこの後来てくれるのよね?」
「はい、さっきメールですぐに行くと言ってました」
「そうなのね、なら今からとても美味しいパンケーキを作るわね!」
そう言って店長は張り切って厨房に戻って行った。
俺はポケットからスマホロトムを取り出してポケモンWCS(ワールドチャンピオンシップス)のアカウントを確認した。俺の名前と写真そして『2』と順位が表示されていた。俺はポケモンWCSに参加していて今はマスタークラスの第2位にランクインしている。ポケモンWCSは全ての地方のポケモントレーナーが参加できて、参加人数は1万を軽く超えていた。そんなWSCは4つのクラスに分かれていてマスタークラスはそのクラスの上位8名だけが入れるクラスだ。まぁ、殆どが各地方のチャンピオンとかジムリーダーや四天王しか居ない。その中で俺は第2位という実力を持っている。結構すごい奴らしい(ルチア曰く)。俺は一位になったら凄いと思えるのだろうな。だが、その一位のダンデさんには未だに勝った事がなかった。これまで二戦していて俺の相棒のバシャーモとダンデさんの相棒のリザードンが闘いはダブルノックアウトという引き分けという結果で終わっている。いつかは決着をつけたい、だが未だに再戦が決まらない。……いつになるのやら。
「お待たせソラ!」
「うぉ!?」
すると背後からルチア声がして俺の首に手を回して抱きついて来た。俺は驚いて変な声を出した。本当にドッキリしてくるのをやめて欲しい、ただでさえルチアはすごく可愛くてドキドキさせられているのに、ドッキリとスキンシップで身体に密着させてくるとさらにドキドキさせられて本当に心臓に悪い。いつか不整脈で倒れるんじゃないだろうか俺。
「……おつかれルチア。少ししか待ってないよ」
「そこは俺も今来た所ってかっこ良く言って欲しいかな」
「そんな直ぐに分かる嘘は吐かないよ。店長がパンケーキ作ってくれてるからもう少しで来ると思うよ」
「本当に、私すっごくお腹すいてたの!」
そう言ってルチアは俺から離れて前にある席に座った。
ルチアはちゃんと変装している。帽子でルチアの目立つ髪色を少し隠し、眼鏡をかけて素顔を隠して、服装は少し落ち着いた感じの服を着ている。……普通に似合っていて可愛いな。変装はちゃんとしてるからルチアだと直ぐには分からないと思うけど……可愛いからこれは普通に目立つな。
「どうしたのソラ?」
するとルチアは不思議そうな顔をして俺に聞いて来た。さっきからジーッとルチアを見てしまった。不快な気持ちにしてしまったかな?
「あっごめん、ついルチアに見惚れてしまって。不快な気持ちにさせてしまったかな?」
「そんな事ない、ソラに見られて嫌になる訳ないよ。それに私以外の女の子を見て欲しくない、ずっと私だけを見ていてよ」
「あぁ、俺はルチアをずっと見てるよ」
ルチアのからかい混じりの言葉に理解も出来なかったソラはルチアの言葉を本気で捉えてルチアをさっき以上にジーッと見つめた。
パッチリとした眼に綺麗なエメラルドグリーンの瞳に長いまつ毛、少しお化粧してるのか頬が少し赤いな。ルチアの叔母さんやミクリさんと同じ髪色にサラサラとした髪質、他のモデルや女優に負けないくらい可愛い」(惚気)
「うぅ……口に出てるよソラ」
「あっ、ごめん」
「あ、謝らないでよ。その……嬉しかったから」
「そう」
「それと、こういう事は2人っきりの時に言って!」
「えっ、2人っきりだけど?」
「うしろ」
ルチアにそう言われて振り向くと店長さんがニコニコと笑いながら俺たちの方を見ていた。手にはトレーを持っておりその上にさっき頼んだパンケーキが乗っていた。
「ふふっ、久しぶりにご馳走さま」
「店長さん居たんですね」
「見てないで早くパンケーキを持ってきてくださいよ!」
「ごめんね、若い2人のラブコメは見ていたいの。特に推しの2人のラブコメはね」
そう言って店長さんは持ってきたパンケーキを俺達の前に置いてくれた。
「相変わらずソラくんは天然だね、だけどそんなソラくんだからさっきの言葉とか全て本音で言っているのが分かるよね」
「……」
「天然? よく分かりませんが俺はルチアに対して嘘は吐きたくありません。本音で話したいと思っています。なのでさっきまでの言葉は全て本音です!」
「ううっ」
「ふふっ、本当に尊いわこの2人は。それじゃあ私は厨房に戻るから後は2人で楽しんで行ってね」
そう言って店長さんは俺達の居る個室部屋から出て行った。店長さんを見送ってから前を向くとルチアがさっきまで以上に顔を赤くしていた。
「ど、どうしたのルチア。顔がオクタンよりも赤くなってるよ!」
「う、うるさい。この天然たらしのすけこましー!!」
「天然たらし? すけこまし?」
「このバカ、鈍感、ポケモンバトルマニア、私の追っかけ!!」
「うーん?」
ルチアに言われた言葉に理解出来なかったソラは不思議そうな顔をしながらルチアの照れ隠しで悪口や不満などを吐くのを見ながらソラはパンケーキを食べた。ルチアは一通り言い終えた後に置いてあったお水を一気飲みした。
「俺の不満や悪口はこれくらい?」
「…………まだ言い足りないけどパンケーキが冷めるからこれくらいにしてあげる」
「ありがとう?」
そう言ってルチアはパンケーキをパクパクと食べはじめた。
さっきルチアに言われた言葉に理解出来なかったソラはルチアにどういう所がおかしいのか理由を筈ねたが『そういう所!!』と強く言われてしまった。
ラノベ主人公みたいな天然系のソラくん……天然でも相変わらずぐいぐいと攻めてますね。ソラくんらしく天然だけど誰かを一途に大好きなのは変わりませんね。
突然でしたがIFストーリーなんか書いてすみません、理由は他のキャラをだそうと考えたら出せそうなキャラとそうでないキャラいてその中でルチアが特に難しいなっと思い急遽こんな形でルチアを登場させました。何故ルチアを登場させたのかは……とくに理由はありません。
好評でしたらルチア編の続きを書くか、他のキャラで書くかもしれません。
次回は本編を書き終えたら本編になります。
もしも次にIFストーリーを書くとしてヒロインにするのなら。
-
シロナ
-
エリカ
-
コルニ
-
カミツレ
-
マリィ
-
メイ
-
その他