大好きな彼女の為に   作:トロサーモン

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なんとか3月までに投稿できました(ギリギリ)


ハロウィンとミミッキュ

 

 ここはハロンタウン。昔から牧場を営んでいる。周りには大きな田畑や小麦畑が見えて農業としては栄えている。隣にはまどろみの森と呼ばれている大きな森があり、大人子供関係なく森の中に入れば迷ってしまうという恐ろしい森がある。

 そんな田舎の町に3人の子供が集まっていつも通りの光景(告白&玉砕)が繰り広げられて、今から何をして遊ぼうかと相談をしている途中……

 

「すまない3人共、今年のハロウィンイベントを手伝ってくれないか?」

 

 ソラとユウリとホップの前に突如、空から未確認飛行物体(チャンピオン)が降ってきて俺とホップとユウリちゃんにお願いしてきた。

 

「あごじょりさんっていつもそうですね……。私たちの事をなんだと思っているんですか!?」

 

「いやダンデだ。あはは、本当にすまない。仮装する予定だった子供達が風邪を引いてしまって、慌ててその代わりを探していたんだ」

 

 毎年、ガラルのハロウィンではチャンピオンのダンデさんやジムリーダー達と街の人達が仮装するというお祭りだ。お祭りには出店とかデカいカボチャをピカチュウやモルペコなどの沢山のポケモンに模様した物なのが飾られたりする。

 

 そのハロウィンイベントに何人かの子供達にハロウィンイベントのスタッフとして参加して貰ってイベントを盛り上げて貰えるように仮装コンテストや屋台のお手伝いをして貰ったり見回りをして貰ったりするらしい。

 

「それで俺たちに頼んできたんだなアニキは」

「そういう訳だ。頼む助けてくれないか?」

「いいですよ。わたし、一度ポケモンハロウィンイベントの仮装行列に入ってみたかったの」

「ユウリちゃんが参加するなら俺も参加します!!」

 

 普段なら絶対に断ると思うけど、ユウリちゃんの仮装を間近で見れるなら絶対に参加する、ユウリちゃんの仮装とか最高かよ。こんなの参加する一択だろこれ!!

 

「なら俺も!!」

「3人とも参加って事で、ありがとうな。仮装はこちらでも用意したりするがどうする!?」

「「「こっちで用意しまーす!」」」

「わかった、それじゃあ俺はもう行くよ。いくぞリザードン 」

 

 そう言ってダンデさんはリザードンに乗って飛んで行った。

 さてと、こんな強引な形でハロウィンイベントに参加する事になったのだが……

 

「それで二人はどんな仮装をするんだ。俺はカッコよくルガルガンのまよなかのすがたの仮装したい!!」

「私はバケッチャの仮装がしたい!!ソラは?」

 

 二人はハイテンションになっていた。こういう祭り事はこの町では起きないからな。あっても収穫祭みたいな感じでご近所さん達が集まってバーベキューとか牛乳パーティとかケーキパーティとかするだけだ。

 

 さてと、俺の仮装するのは……

 

 

「俺はサツマ地方のトレーナー」

「それ架空の地方!!」

 

 サツマ地方とは今ネットで流行っている架空の地方の事だ。己の力一つで戦う武士(ポケモントレーナー)達がポケモンと戦っているという世紀末のような世界。ポケモンと戦う際は変な奇声をあげてポケモンを威嚇してから木刀を持って戦っているらしい。

 

「なら………適当に選ぶよ」

「決めてないのか」

「うん、決めてない。ユウリちゃん何か案ある?」

「ソラなら……ミミッキュなんてどう?」

「よしミミッキュにする、絶対にする、決定!!」

「それでいいのか。まぁ、ソラがいいのならいいか」

 

 ユウリちゃんの言う事は絶対(拒否権などない)!!

 こうして俺たちの仮装は決まりそれぞれで仮装作りに取り掛かった。

 

 

 

 

ハロウィン当日

 

『キュキュッキュ』

 

 ナックルシティの路地、とあるポケモンが1匹がハロウィンイベントの方を覗き込んでいた。ポケモンの名前はミミッキュ、ばけのかわポケモンだ。このミミッキュは毎年行われるハロウィンイベントに憧れていて自分も参加したいと思っている。だが、自分に自信はなくいつもこの路地からハロウィンイベントを覗き見ていた。

 

「うわぁ、なんだお前!」

「変なのがいる!」

『キュキュ!?』

 

 するとミミッキュの所に仮装をした子供がやってきた。ミミッキュは驚き固まってしまった。

 

「変なの被ってる!」

「とっちゃえとっちゃえ!!」

『キュキュ!!』

 

 すると子供達はミミッキュの被っている布を引っ張って取ろうとしていた。ミミッキュは必死で取られないように抵抗していた。だがこのミミッキュは力が弱くて子供達に布を取られかけていて、中身が少しずつ見えそうになっていた。

 

『キュキュー!!』

 

 ミミッキュは力いっぱい声を出して助けを呼んだ。

 

「おら、何やってんだ!」

「「いたぁ!?」」

 

 すると子供達の背後にミミッキュのよく似た布を被った子供……ソラが居た。ソラはミミッキュの布を取ろうとしていた子供達の頭に一撃を入れて止めた。

 

「なにするんだよ!」

「そうだ!!」

「何するの何もお前らがミミッキュをイジメているからだろ。俺は子供スタッフとして見回っているんだ、それ以上するならハロウィンイベントから退場して貰うぞ」

「ちっ、行こうぜ!」

「うん、覚えてろよ!」

 

 そう言って子供達は立ち去って行った。

 するとソラがしゃがんでミミッキュと話し出した。

 

「聞こえたよお前の声」

『キュキュ!?』

「あぁ分かるよ。なぁミミッキュ、良かったら俺とハロウィンイベント回らないか?」

『キュ!?』

「あぁ、お前と。俺はミミッキュの仮装してるからお前とコンビを組んだら面白そうだと思ったから。どうだ?」

『キュキュキュキュ!!』

「そうか、なら行こう!」

 

 そう言ってソラはミミッキュを抱っこしてハロウィンイベントの方に向かって走り出した。ミミッキュは嬉しそうな顔をしていた。念願のハロウィンイベントに参加できることに。

 

 

 

 

 

 ハロウィンイベントは無事に終わった。

 ソラとミミッキュはその後にユウリとホップ達と合流してハロウィンイベントを思いっきり楽しんだ。

 

「はぁ〜楽しかったな。ユウリちゃんの仮装最高だったな」

『キュキュ!!』

「お前も楽しかったか。それは良かったよ」

 

 ソラとミミッキュは片付けを終えてから路地に来ていた。そしてソラはしゃがみ込んでミミッキュを地面に置いた。

 

「それじゃあお別れだな」

『キュキュ?』

「うーん、来年は参加するか分からないな」

『キュキュ……』

「そんな残念そうな声をするなよ。来年は俺は居ないかも知れないけど」

 

 そう言ってソラは立ち上がった。

 

「来年は自分で勇気を持って参加してみるんだ」

『キュキュ……キュキュ!!』

「あぁ、来年も参加するのなら一緒に楽しもうぜ」

 

 そう言ってソラはミミッキュの前から立ち去った。

 だが、ソラは来年のハロウィンイベントには参加する事はなかった……





なんとか書き終えました。最後は勢いで書いてしまった感がありますが。
最近は友達に誘われてホロライブのイベントに参加したりしました。
体調もメンタルも良くなりまた執筆活動再開と行きたいです。

次回はVS悪夢です。
あのポケモンがソラに悪夢を見せられます。
ネタが多めになる予定です。

もしも次にIFストーリーを書くとしてヒロインにするのなら。

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