大好きな彼女の為に 作:トロサーモン
失踪すると思ったか!!
今インフルだ!!
今年の学園の勤務も今日で終わり、俺も無事に冬休みに入った。来年の授業の準備もして学園に資料を鍵付きの引き出しに入れてから他の先生達に挨拶をしてから職員室を出た。帰りにスーパーで食材を買ってから借りているマンションに向かった。今日のご飯は寒いから鍋だ、特売で美味しそうなお肉が手に入ったからパーティだ……1人だけど。
俺とシロナが付き合いはじめて数ヶ月後に同棲をはじめた。
俺が前に住んでいたアパートにシロナが突然やって来て「同棲しましょう」と言ってきた。俺は「俺が職業的にこの街から引っ越せないし、互いの仕事の荷物が多いから俺の部屋での同棲は無理だ」と答えるとシロナはニヤリっと笑ってから一枚の紙をテーブルに置いた。それはマンションの資料だった、しかも高層マンションだ。俺の給料とか貯金からして無理だと言ったがシロナは「私に任せなさい」と言われてしまった。確かにシロナはチャンピオンで考古学者だから金銭面はやばい、俺の年収の何倍もあるから金の問題はシロナに任せられる………これだと俺はシロナのヒモになる。それは俺のプライドとか色々がダメだと思い断り、もう少しランクを下げたマンションにしようと提案したが、シロナは鞄から一枚の紙を取り出した。それは契約書だった……しかもさっき見せてきた高層マンションのだ。しかも、もう契約が結ばれていた。俺はブルーな顔をしながらシロナの方を見ると、シロナはドヤ顔をしていた。もうこれは俺が折れるしかないと思い、マンションの支払いを互いに折半する形で落ち着いた。それから直ぐに引越しをして同棲が始まった。
「本当に突然だったよな」
シロナとの同棲は楽しい。普段は1人分しか料理を作ってなくて寂しく食べていたけど、シロナはいつも美味しいと満面の笑みで応えてくれて嬉しかった。
掃除でも1人でやってたけど、シロナと一緒に掃除をしたりすると良かった。
……………ダメだ惚気ては。今はシロナは居ないからこれ以上考えるのはやめよう。
シロナは先月にイッシュ地方に居る友達のカトレアさんに会いに行くって言って出かけた。もしかするとこのままカトレアさんと年越しを過ごすかもな。付き合って初めての年越しだけど、シロナがそれで良いのならいいか……
少しセンチメンタルになっていたらマンションに着いていた。
エレベーターに乗って自分の部屋の階まで登って行き自分の部屋の前まで着いた。鍵を取り出して開けて誰もいないのに「ただいま」と言って部屋に入った。
「おかえりソラ!」
「ぐふぅ!」
すると何者かが俺が部屋に入ってきた瞬間に『とっしん』をくりだしてきて俺に直撃した。その勢いのまま部屋から出ていきそのまま何者かに押し倒されるような形で倒れた。
「えっ……あれ、シロナ!?」
「はい。お帰りなさいソラ」
そこに居たのはさっきまで居ないと思っていた恋人のシロナだった。
いつの間にシロナは帰ってきてたのだろうか。今日の朝は居なかったし。
いや、それよりも今のこの状況だよ!!マンションの俺の部屋の前の廊下でシンオウ地方のチャンピオンで有名人のシロナに押し倒されている!!
「おいシロナ、そろそろ俺から降りてくれ!」
「ふふふ、久しぶりのソラだ……」
「シロナさん、久しぶりのソラさんですけど。色々とやばい状況と現場ですよ、こんな姿誰かに見られたら大変な事になりますよ!」
「えへへ〜ソラ〜」
そう言ってシロナはトロンっとした目になって俺に甘えてきた。
やばい、この状況はシロナはカビゴンよりも動かない状況だ。こうなったら俺のばかぢからでこの状況をどうにかするしかないな!!
俺はばかぢからで起き上がって、シロナをお姫様抱っこして急いで部屋に入った。…………なんで仕事終わりにこんな大変な目に遭わないといけないんだよ。
数分間はシロナは離れてくれなかった。
あの後シロナを離してから急いでお風呂に入った、シロナはその間買ってきた鍋の材料を冷蔵庫にしまったり、野菜を洗ったりしてくれた。俺が風呂から上がってから2人で鍋の準備をして完成させた。
「はぁ〜久しぶりのソラの料理……美味しい!」
「ありがとう、俺の料理なんかでそこまで喜んでくれて」
「違うよソラ、ソラの料理だからよ!」
「そうか、ありがとう」
俺は素直にお礼を言った。
本当に俺はシロナと付き合ってから駄目になりはじめているかもな。もうシロナが居ないと俺は駄目かもな……はぁ〜仕事の疲れからヘラっているな絶対に。
「大丈夫ソラ?」
「えっ何が?」
「なんだか顔色が悪いから」
「あー……今年最後の仕事だったから疲れたからかな」
「なら後片付けは私に任せてソラは休んでて」
「いや、それくらいは出来るから。それにシロナも今日帰って来たばかりでしょ?」
「いいの、私が居る時も居ない時も家事をいつもして貰ってるから。それにカトレアにプライベートジェットを貸して貰ったからイッシュ地方から一気に帰って来れたの」
そう言ってシロナは自信満々にウインクしてそう言った。
いや、その自信が不安なんだよ。それにお前が掃除や料理をすれば掃除する前よりも散らかるしキッチンでキャンプファイヤーしたりと2次被害になるのはもう体験済みなんだよ。
「カトレアさんってお金持ちって事は知ってたけど、そこまでとはな」
そう呟いてから俺は鍋の中の食材を取った。
鍋を食べ終わり後片付けをしようとしたらシロナに無理矢理に座らされた。そしてシロナは言ったとおりに後片付けをはじめたが、直ぐに皿が割れる音が聞こえてきた。心配で立ちあがろうとしたらシロナが『大丈夫!』と言ったが直ぐに2回目の皿が割れる音が聞こえて来た。俺はそれを聞いてから立ち上がってシロナの所に行った。シロナに怪我をしていないかを確認してから割れた皿とそのカケラを集めてから鍋の後片付けをした。
後片付けを終えた俺はソファーに座ってまったりしていた。だが、シロナはシュンとしていた。たぶん、さっき皿を割った事を引きずっているのだろう。
「ごめんなさいソラ」
「いいよ。それよりもシロナが怪我がなくて良かったよ」
「本当にごめんなさい、皿洗い一つ出来ない女で……ソラも呆れたよね」
それは一緒に旅をしていた時からよく知ってる。旅の時も俺が炊事や洗い物を全部してたからな。同棲する前はよく一人暮らしをしていたよな……汚部屋になってたけど。
「そんな事で呆れてたら一緒に旅をしていた時にとっくの前に呆れてる。シロナの駄目な所はお前やお前の家族よりも知ってる自信があるよ」
「うぐぅ!」
シロナはショックを受けてうめき声を上げた。
シロナの心にダメージが入ったみたいだ。
「それにお前の悪い所以上に良い所を知ってるから。だから俺は呆れる事はないよ。俺はシロナが想っている以上にお前の事が好きだから」
「うぅ……ソラ!!」
そう言ってシロナは俺に抱きついてきてふわりと甘い香りが俺を包んだ。
さっきは慌てていたからこんな事を考えられなかったけど、やっぱり落ち着くな。
「私も好き……好き、大好き!!」
「俺も好き、大好きだよ」
「いいえ、私の方が好き好き大好き、愛してる!!」
「えっ、ちょっ!?」
「愛してる。ソラのことを愛してます!」
「落ち着いてシロむぐっ!」
暴走したシロナにキスをされて言葉を遮られてしまった。
そのままシロナにされるがままにされた……
前書きに書いたとおりにインフルナウです。
昼間に寝過ぎて眠れないので頭にバカになりながら投稿しています。
はちゃめちゃになっていると思いますがご了承ください。
次回はインフルを治ってから考えます。
もしも次にIFストーリーを書くとしてヒロインにするのなら。
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