大好きな彼女の為に   作:トロサーモン

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オリ主はユウリちゃんと関わる事でバカになります。
ダンデさんが登場です。


チャンピオンという方向音痴でポンコツで天然という

 ここはハロンタウンの大きな牧場。沢山のウールーやバイウールーが飼育されている。ここのウールーとバイウールーの羊毛はとても品質が良く有名なブランド店との契約をしているらしい。さっきおっちゃんとおばちゃんが言っていた。

 俺とケロマツはおっちゃんとおばちゃんに頼まれてウールーとバイウールーを大きな草原に放してからウールー達の小屋の掃除してから休憩をしている。掃除にはケロマツのあわを借りておっちゃんとおばちゃんと一緒に朝早くから掃除をした。後はおばちゃん達がやると言ってくれた。お手伝いしたお礼にモーモーミルクを1ダース貰った。

 俺とケロマツは草原を少し歩いてから干し草ロールの上に座ってモーモーミルクの蓋を開けてからケロマツに一本渡して自分の分のモーモーミルクを開けてミルクを飲んだ。

 

「ぷは〜、仕事後のモーモーミルクは最高だな」

『ケロケロ!!』

 

 ソラとケロマツは牛乳ヒゲを作って呟いた。毎回仕事を手伝ったご褒美にモーモーミルクを貰っている。褒美が目的で毎回手伝っている訳ではない、この街が好きだからとユウリちゃんに頑張っている所を見て貰いたいからだ(本命)。

 

「相変わらずのどかな街だよな。俺達が住んでいたハクダンシティよりも田舎だな」

『ケロ〜』

「おや、懐かしの故郷に心を移しているのかい?」

 

 背後から聞き覚えのある声が聞こえた。その声を聞いてその主が誰なのか直ぐに分かった。

 

「その声はまさか!?」

「やぁ、久しぶりだねソラry」

「方向音痴お兄さん!!」

「いや、ダンデだ」

 

 声の主はガラル地方のチャンピオンでホップの兄貴のダンデだ。俺にとっての最大にして最強の敵だ。ユウリちゃんが夢中になってバトル動画を見ていて『カッコいい』と呟いていた。マジで許すまじ方向音痴チャンピオンが!

 

「お、お久しぶりですねダンデさん。この前のキバナさんとのバトルは見事な逆転勝ちでしたねぇ!!」

「全く褒めているように見えない顔をしているよソラくん。一応お褒めの言葉はいただいておくよ」

 

 俺はダンデさんをにらみつけるをしながらダンデさんに言った。あと少しでキバナさんが勝てたのに!!

 

「それでダンデさん。こんな牧場の草原の真ん中で何をしてるのですか?」

「それは………迷った」

「本当に何をしているのですか」

「あはは、リザードンは先に家に行かせてしまって迷ってしまったんだ。迷っている時にソラくんが居たから話しかけた訳だ」

「何バカな事をしてるのですか。リザードンが居なかったらアンタはポンコツ方向音痴のチャンピオンに早変わりするんだから。どんな時でもリザードンは連れていないと」

「肝に銘じておくよ。それとすまないがソラくん、俺の家まで連れて行ってくれないか?」

「だろうと思いました。戻れケロマツ」

 

 ケロマツをモンスターボールに戻してから、モーモーミルクを持って干し草ロールから降りてホップの家に向けて歩き出した。

 

「こうやってソラくんと二人っきりで歩くなんて久しぶりだな」

「うえ、そんな気持ち悪い台詞を言わないでくださいよ。そう言うのは好きな異性に言ってくださいよ」

「そうか、それはすまない」

 

 このチャンピオンは天然だからな。さっきみたいな台詞をファン達によく言ってるんだろうな。それでダンデさんの事を好きになる人とか居るんだろうな。

 

「そう言えばソラくん、君のお父さんと会ったよ」

「父さんとですか。ちゃんと仕事してました?」

「あぁ、しっかりとポケモン委員会の一人としてガラルの為に頑張っていたよ」

「そうですか」

 

 俺の親父はポケモン委員会に所属している。どんな仕事をしているのかはよく知らないし興味もなかった。俺がポケモン委員会と関わりを持ったり未来に一緒に仕事をする事は無いと思っているからだ。

 

「君のお父さんは君をジムチャレンジに推薦しようと考えているようだったよ。もしかすると君が10歳になってジムチャレンジに参加して勝ち上がって来たら俺とバトルする事になるかもね」

「俺ジムチャレンジに参加するつもりないんだけど」

「えっ、どうしてだい?」

「………興味がないからですね」

 

 理由はいくつか有ったがどれを言ってもこの人は納得してくれなさそうだったから一番適当な返事をした。

 

「そうか。君ならいいトレーナーになって俺の前に立ち塞がると思ってたんだけどな」

「それはアナタの弟のホップがやってくれますよ」

「あぁ、それだと嬉しいな」

 

 そんな話をしていると牧場からいつもの見慣れた街道に出た。あと少しでホップの家に着くな、この人と話すと色々と疲れるから早く別れたい。

 

「あっ、やっと見つけたよソラ!」

「えっ、ユウリちゃん!?」

 

 突如、俺達の前に現れた最強に可愛い女の子略してさいかわ美少女のユウリちゃんが現れた。えっ、どう言う事なんでユウリちゃんが俺を探していたんだ?

 

「朝から見かけないからソラの家に行ったけどおばさんしか居なくて、ホップの所にも行っても居なくて……」

「ごめんユウリちゃん、おっちゃん達の牧場のお手伝いしてたんだ。これお礼で貰ったモーモーミルク、心配させたお詫びに一つあげるね」

「えっ、ありがとう」

 

 俺はそう言ってモーモーミルクの一本をユウリちゃんにプレゼントした。ユウリちゃんは嬉しそうな顔をしてモーモーミルクを受け取った。昔からユウリちゃんはモーモーミルクが大好きだ。そう言えば昔にモーモーミルクで作ったソフトクリームを満面の笑みで口の周りをソフトクリームまみれにして食べていたな。あの時のユウリちゃんも可愛かったな。

 

「相変わらず仲が良いね2人とも」

「えっダンデさん!?」

 

 するとさっきまで空気になっていたガラルチャンピオンが話しかけて来た。あっ、まだ居たんだこのポンコツ天然方向音痴チャンピオンは。せっかくの俺とユウリちゃんとの2人っきりの空間を邪魔に入って来やがって!!いや、今はそんなチャンピオンの事なんてどうでもいい。ユウリちゃんが何故俺を探していたのかが気になる。

 

「それでユウリちゃん、俺に用って何?」

「えっ?」

「俺を探していたって事は俺に用があったからじゃないの?」

「あっ……うん、うんソラに用があるっと言うか……ソラが私に用があるというか」

 

 するとユウリちゃんは顔を赤くして照れているのかもじもじしながらそう言った。やばい、照れた顔のユウリちゃん超可愛い!!アイドルやモデルの人達なんか比べられないくらいの美少女だよユウリちゃん!!

 お、落ち着け。落ち着くんだ俺。今はユウリちゃんのさっき言った言葉の理由を考えるんだ。俺がユウリちゃんにようがあるって?……うーん無いな、どわすれした訳でもないしな。……もしかしてユウリちゃんは俺からの告白を待っているのでは?毎日欠かさず俺はユウリちゃんに1日一回告白をして来た。それが今日は色々とあってユウリちゃんに告白をしてなかったからユウリちゃんは不安に思って俺を探していたのでは!?もしかして、ユウリちゃんに意識されているのでは?そう言う奴なのでは?………よし、いくぞー!!

 

「ユウリちゃん、初めて会った時に一目惚れしました。俺はユウリちゃんの事が大大大好きです、俺とどうか付き合ってください!!」

「うぅ……ご、ごめんなさい!!」

「やっぱりダメだった…」

 

 そう言って俺は倒れて目の前が真っ白になった。

 俺の考えが浅はかだった。だが次こそは成功してやる!!

 

「相変わらずソラくんはユウリくんの事が好きなんだね」

「当たり前だのナックラーですよ」

「もう何年も告白してフラれ続けているけど諦めようと思わないのかい?」

「ふっ、愚問ですね。例えるならダンデさんはジムチャレンジ中に周りのジムチャレンジしている人達に『チャンピオンになるのは無理だ、諦めろ』と言われたら諦めますか?俺にとってはそれと同じ事です」

「確かに愚問だな」

「さてと、そろそろホップの家に行きましょうか。ホップやおばさん達やリザードンが心配してると思うから」

「そうだった。案内を任せるよソラくん」

「本当にこれっきりにして下さい」

 

 俺は無事にダンデさんを家まで案内した。ダンデさんが玄関に着くと扉が開いてホップとリザードンが慌てて家から出てきてダンデさんに抱きついていた。すごい心配していたみたいだな。ホップのおばさんが家から出てきて『今日バーベキューをするから一緒にどう?』と誘われた。俺はユウリちゃんも誘っていいかと聞くとユウリちゃんも誘う予定だったからいいよっと言われた。

 取り敢えず家に帰ってからこのモーモーミルクを置いてから服を着替えてからユウリちゃんのお家に行こう。

 

 俺は浮き足立って自宅に向けて帰った。




ダンデさんはオリ主の事を高く評価してます(色々と理由があります)
それについてはまた書く予定です。


次回はソニアちゃんを出したいな。

もしも次にIFストーリーを書くとしてヒロインにするのなら。

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