大好きな彼女の為に 作:トロサーモン
予約投稿を忘れていたので今投稿します。
この作品はダンデ✖️ソニアを応援しております。
ここはハロンタウンの道にある石垣の上。俺は石垣の上に座りそこで深刻な問題に深く悩んでいた。……この石垣は昔からあるらしくホップママ曰くホップママ達がここにやってくる前からこの石垣があったとか。
今はそんな石垣の事なんかどうでもいい、今重要なのはついさっき起きた出来事………それは!!
「今日もフラれてしまった」
数十分前、ホップ一家の家の近くの道で俺はユウリちゃんに告白をしてまたフラれてしまった。フラれたショックで倒れて目の前がまっくらになった。数分後に起き上がり石垣の上に乗り反省会をしていた。
「反省会はじめー」
今回の反省点は俺には色々足りないと感じた、それは…… レベル、HP、攻撃、防御、特攻、特防、速さ!そして何よりも……愛が足りない!!まだ俺には足りないものだらけだ。よしこれで……
「反省会おわりー」
そう呟いてから空を眺めた。くよくよしている暇なんか五秒も必要としない。そんな事をしているのなら明日のユウリちゃんのアプローチの事を考えよう!!……よし、やる気がもりもりと盛り上がって来た!!
「ねぇ、ちょっといいかな?」
すると俺の真前に見慣れない女性が居た。ハロンタウンの土地の殆どが農業地区で住んでいる人はごく限られている。だけどこの女性はその限られた人には入ってない、余所者って事だ。見た目は少し派手で髪の毛はサイドテールでサイドテールにハートの髪飾りをいくつか付け、頭に大きな眼鏡を掛けている。俺個人の感想から言えば美人に該当する女性だ……まぁ、ユウリちゃんの方が1億倍可愛いけど。
「どうかしましたか?」
「ここら辺にダンデくんのお家があると思うんだけど何処か知らないかな?」
派手なお姉さん、略してハデネェがダンデさんのお家を訪ねてきた。またか、またなのか。ダンデさんの押しかけファンがまた来たのか。数日前にダンデさんがこの街に帰って来たと噂があって、ダンデさんのガチオタさんがやって来た。頭に『ダンデLOVE』と書かれた鉢巻をして、ハッピには『ダンデ命』と背中に大きく刺繍された物を着ていた。一目で分かったガチオタさんだと。俺は面倒だったから『僕、ダンデさんに会った事ないからわからないよ〜』と子供みたいな台詞を吐いてガチオタから逃げ出す事に成功した。
ついこの間来たダンデファンは化粧が濃く香水がガンガン付けたやばい感じのお姉さんだった。その人は猫撫で声で俺に『僕〜ダンデさんが帰って来てると思うけどお家が何処かし・ら・な・い?』と聞かれて生理的に無理だったから即行で走り出した。その後どうなったか知らない。
今回のハデネェは少しハデだけどちゃんとしたオシャレな服装に香水も適量に付けている思われる。だけど、家まで押しかけ来るのはファンとしてはどうだと思う。
「……知ってますけど、ダンデさんに何か用ですか?」
「ダンデくんに頼まれ事されていてそれを持って来たけど、ダンデくんが待ち合わせに居ないし電話にも出ないの。だからダンデくんのお家教えてくれないかな?」
「……怪しい、本当はダンデさんの押しかけファンですよね?」
「えっ、違う違う。本当にダンデくんに頼まれていて」
「なら証拠を見せてください。ここ最近とか本当に押しかけファンとか多いので」
「そ、そう。少し待って。ヘイロトム」
そう言ってハデネェはロトムを呼び出して操作をし出した。そしてスマホロトムを横に持って見せつけて来た。
「これ、私とダンデくんがジムチャレンジしてた時に取った写真。これなら証拠にならない?」
スマホロトムにはショタダンデさんとロリハデネェが仲良くカレーを食べている写真を見せて来た。へぇ〜この人とダンデさんは仲良くジムチャレンジしてたんだ。……今思えばあの方向音痴がよく迷う事なくジムチャレンジをクリアしてチャンピオンになれたな。
「これがダンデくんが迷子になって私のワンパチが見つけて来た時の写真」
「なるほど、貴方が居たからダンデさんがジムチャレンジをクリア出来たのですね」
「そうなのよ。ダンデくんっていつも迷ってばかりで私やワンパチにヒトカゲ……今はリザードンが連れて行ったの」
だからダンデさんが無事にジムチャレンジをクリア出来たんだ、納得納得。
「ダンデさんの家ですけど、今ダンデさんは家に居なくてバウタウンに居るらしいんですよ。少ししたら帰ってくるとホップ……ダンデさんの弟から聞いたのですが。やはり今回も……」
「なるほど、また迷子ね」
ハデネェはうんうんと首を縦に振りながら納得した。
「うーんどうしようか………あっ、まだ名前聞いてなかったね。私の名前はソニア。君の名前は?」
「俺の名前はソラです。よろしくハデネェさん」
「は、ハデネェさん!?」
「派手なお姉さん、略してハデネェさん」
「私ってハデかな?……ハデネェさんじゃなくてソニアって呼んで」
「分かりましたソニアさん」
そう言ってからソニアさんは俺の隣に座ってきた。あれ、まだ何かようがあるのか?
「それでソラくん、ダンデくんが帰ってくるまで話し相手になってくれないかな?」
「はい、いいですよ」
「ありがとう。それでソラくんはさっきまで空を眺めて『反省会』とか何か言ってたけど何してたの?」
「さっき大好きな女の子にフラれたので反省会をしてたんですよ」
「へぇ!?そうなんだ、それは残念だね。でも大丈夫よ新しい恋が直ぐに見つかるよ」
「いいえ、新しい恋なんか見つかりません見つけません。俺はまだ諦めてませんので」
「えっ!?」
「フラれたからってそこで終わりって誰が決めたのですか。俺はユウリちゃん以外の人を好きになる事はありませんよ」
「そ、そうなんだ。でも、犯罪は犯さないでね」
ソニアさんは心配そうにそう言った。流石にストーカーみたいな犯罪者みたいな事まではしない。
「流石に好きな子を困らせる事はしませんよ。話は変わりますがソニアさん、ソニアさんはダンテさんの事好きなんですか?」
「えっ、えぇー!?」
ソニアさんは驚き、顔が真っ赤になって石垣から転げ落ちた。そこまで驚く事なのかよ。それにしても驚き過ぎだろ、あんな転げ落ちるというオーバーリアクションを取るなんて思わなかったよ。
「大丈夫ですかソニアさん!?」
「だ、だい、大丈夫……」
俺は手を貸してソニアさんを助けた。
「そ、それでどうして私がダンデくんの事をす、好きだと思ったの?」
「いや、写真を見せて来た時に嬉しそうな顔をしてイキイキと話していたのでソニアさんはダンデさんの事好きなのかな?って」
「うぅ、そんな顔してた?」
「してました」
正直言うと分からなかった。俺はダンデさんの幼馴染で甲斐甲斐しくお世話したりしてたソニアさんを焚き付ける作戦を取った。ダンデさんとソニアさんが付き合う事になれば良いと考えた俺はソニアさんにダンデさんが好きなのかと聞いてみたところ、あんなオーバーリアクションを取った。まさか本当にソニアさんはダンデさんの事を好きだったなんて。
「うぅ、ダンデくんには黙っててね。私はその……ダンデくんの事すきなの」
「そうなのですか」
「だけど、ダンデくんと私とではもう天と地ほどの差があるからこの恋は叶わないからもう諦めてるの」
「何バカな事を言ってるのですか、恋が叶わないとか誰がそんなバカな事を決めたのですか!!」
「だ、だって。ダンデくんは今では有名な無敵のチャンピオンと呼ばれているガラルの英雄なんだよ。それに比べて私はまだお婆さまの……博士の助手だし」
「そんな役職なんかで恋を諦めるのですか?ソニアさんにとってダンデさんへの恋心はそんなものなのですか!?」
「でも、周りの人とか不釣り合いだと思われそうだし」
「他人の意見なんかどうでもいい。大切なのは2人の気持ちですよ!」
「2人の気持ち……」
「そうです。それと諦めない心です」
もしもユウリちゃんに拒絶されたり、俺以外の奴と……つ、付き合ったらたぶん諦めるだろうな。その時は俺は死ぬかもな。想像しただけで死にたくなってきた。
「そ、そうだね……うん、そうだよね!!ソラくんありがとう、私諦めない事にするよ!」
「はい、俺はソニアさんの事を応援してますよ」
よし、これでダンデさんとソニアさんが付き合えばユウリちゃんがダンデさんと付き合う未来は無くなる(決まってない)。これで1番の難敵のダンデさんが居なくなるぜやったー!!
「私もソラくんの恋応援するね!」
「ありがとうございます!」
そう言って俺とソニアさんは石垣から降りてから固く握手した。
「えっ、ソラ……その人だれ?」
「ゆ、ユウリちゃん!?」
すると道の少し前の方にユウリちゃんが居て驚いた顔をして俺達の方を見ていた。何か変なタイミングでユウリちゃんと再会してしまったな……というかユウリちゃんの顔色がみるみる悪くなって行っている。何処か体調が悪いのかな?
「ねぇソラくん、あの子ってもしかして」ボソボソ
「はい。あの子が俺の大好きな子のユウリちゃんです」ボソボソ
「ふーん、なるほど。確かに可愛い」ボソボソ
「可愛い過ぎますよね」ボソボソ
「ぞっこんだね」ボソボソ
「ぞっこんラブです」ボソボソ
「な、何2人でこそこそ話ししてるの!!」
俺とソニアさんが小声で話しているとユウリちゃんは慌てた表情をして俺とソニアさんに向かって大きな声で言ってきた。どうしたんだろうかユウリちゃん、そんな慌てた顔をして……まぁ、毎日のように『好きだ』と言ってくる奴が他の人と仲良くしてたらそりゃ怒る………のかな?
「ふーん………えい!」
「んっ?」
「えっ!!」
するとソニアさんが俺に抱きついてきた。何故にソニアさんが抱きついて来たんだ?ソニアさんはダンテさんの事が好きなのじゃないのか?
「やめてくださいソニアさん。俺はユウリちゃん一筋なんですから」
「ごめんごめん。でも、これもソラくんの為だよ?」
「普通の男子とかだと美人に抱きつかれたら喜びますけど、俺はユウリちゃん一筋なので抱きつかれても困るだけなんで」
「それなら抱きつかれるのならあの子が良いと?」
「!?」
「はい、ユウリちゃんが良いです」
「だってさ」
「!!」
ソニアさんはそう確認をすると俺から離れてくれた。どうしてそんな事を確認するようにソニアさんは話してくるのだろうか?さっきからユウリちゃん大好きで一筋だという事か話して来たんだけどな。やっぱりまだ愛が足りなかったか、俺もレベルアップしないとな!
そんな事を考えている途中、いつの間にかユウリちゃんが俺の目の前にまで来ていた。そんな事を気がつかなかった俺は目の前に居たユウリちゃんを見て『うぉ!』と驚きの声を発してしまった。
「そ、ソラは私に……その、抱きつかれる方が良いんだよね?」
「あっ、はい。ユウリちゃんに抱きしめられたい……デスマス」
「そ、そうなんだ…………えい!!」
すると俺の身体に柔らかい感触と共に甘い香りに包まれた。
あれ、俺は、今何が起きているんだ?どうなっているんだ?目線を下に向けたら見覚えのある可愛すぎる天使の顔が見える。何故かお顔が真っ赤っか……あれ、俺は今ユウリちゃんに抱きしめられているのでは?この状況はまさかそう言う事なのでは?…………!!
「ぐはぁ!!」
「えっ、ソラ!?」
「ソラくん!?」
突然の俺の奇声にユウリちゃんは驚き俺を離した。そして俺はそのまま倒れて仰向けになった。
あぁ……本日も晴天なり。俺は今日が命日なんだ、大好きなユウリちゃんに抱きしめられたんだ。何も後悔はないや……もうこれで終わってもいいや。
「あぁ、幸せな人生でした」
「えっ?だ、ダメだよソラ。まだ私ソラに伝えたい言葉があるの。だから死なないでソラ!!」
最後にユウリちゃんの顔が見れるなんてな。欲を言うなら笑顔のユウリちゃんを見たかったな。ユウリちゃんの悲しい顔は見たくなかったな。
そしてはそっと目を閉じた。こうして俺はまた目の前がまっくらになった。
この作品ってポケモン成分足りな過ぎないかって思うこの頃です。
ソニアさんは登場しましたがイヌヌワンは名前しか出ませんでしたね。
私はソニア✖️ダンデ推しなので2人にはなんとかゴールインして欲しいですね。
次回はこの続きを書くと思います。
サトー0724さん、だいこん君さん高評価ありがとうございます。
たくたくみさん、japanの人です。よろしくさん感想もありがとうございます。返信はしてませんがしっかりと読んでおります。
出して欲しい女子&女性キャラ(出すかは未定)
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エリカ
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カルネ
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ルチア
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シロナ
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カミツレ
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アイリス
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アカネ
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カスミ
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ビオラ
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ミカン
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カヒリ