孫悟飯は五つ子姉妹の家庭教師をするそうです【本編完結】   作:Miurand

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⚠︎注意⚠︎

『クロスオーバーが苦手な人』
『台本形式が苦手な人』
『細かいことが少しでも気になる人』
『原作のカップリングが崩されるのが嫌な人(特に飯ビー)』
上記に当てはまる方はブラウザバックを『強く』推奨します。

通常公開、クロスオーバー、原作ヒロインという時点である程度の批判は覚悟しているつもりですが、注意書きを読まないで批判するのはダメですよ。説明書を読まずに操作方法が分からんって文句を言ってるようなものですよ。

注意書きの内容は話ごとに変わる可能性もあります。ご了承下さい。

台本形式ではない通常形式版をご希望の方はこちらから閲覧してください。
https://syosetu.org/novel/276163



第12話 優しさ故の冷酷

悟飯「……大丈夫、五月さん…?」

 

五月「孫くん……」

 

先程まで絶望の渦中にいたであろう五月は、この時の悟飯という存在がどれほどありがたく感じたのであろうか…。

 

絶望という底なし沼から引きずり出したのは間違いなく悟飯である。

 

「ちくしょー!!いい感じの女を見つけたと思ったらよぉお!!」

 

『ピピピッ』

 

「戦闘力5!?そんなわけないだろ!?アイツは戦闘力3000はあるんだぞ!?たかが5ごときに殴り飛ばされるはずがねえ!!」

 

悟飯「……お前らは何の目的でここに来たんだ?」

 

「知るか!!俺だってアイツの真意が分からねえよッ!!」

 

つまり、使い捨ての下っ端というところだろうか?と、悟飯は簡単に推測をして概ね納得する。

 

悟飯「……神精樹の実がどうのこうのって言っていたな…?それについて教えてもらおうか?」

 

「なんでわざわざお前みたいな地球人なんかに教えなきゃいけねえんだよ。お断りだね」

 

悟飯「……そうか」

 

「んなことより、その女寄越せや。今夜のデザートにするんだよ」

 

悟飯「それはできないな」

 

「……さっきのあれはまぐれだろう…。いいか?このスカウターって数値にはな、戦闘力って言って、そいつがどれだけ強いかを計測することができるんだ」

 

悟飯「……それで?」

 

悟飯はスカウターについて基礎知識はあった。だが、説明を促すような返答をする。

 

「俺の戦闘力は3500だ。でもお前の戦闘力は5だ。この意味が分かるか?お前程度じゃ俺には勝てないってことだ」

 

悟飯「……なるほどな…。だが、スカウターに頼っているようじゃまだまだだな」

 

「いちいち気に障る野郎だな。少しは痛みつけてやらねえと分からないみたいだな?」

 

悟飯「……やれるものならやってみろ」

 

五月「ちょ、ちょっと孫くん?!」

 

何故か悟飯が相手を煽っている。そのことに対して五月は心配をしているようだ。五月は先程まで掴まれていたから分かるのだが、相手の力は異常だ。同じ人間ではないのではないかと疑うレベルでだ。そんな相手に悟飯が喧嘩を挑もうとしているのだ。それは心配するに決まっている。

 

………だが、それは五月が悟飯の実力を知らないためである。

 

「泣いて謝っても許してやらねえぞ!!」タンッ

 

相手は悟飯に向かって高速で接近する。五月にとっては最早瞬間移動しているようにしか見えないだろう。

 

「そりゃ!」

 

その速さのまま悟飯に向けて拳を飛ばすサイヤ人。普通の人間ならこの時点で既に敗北が確定している。

 

悟飯「……」パシッ

 

「なっ…!?」

 

しかし相手は悟飯だ。幼少期から数多もの修羅場を潜り抜け、過酷な鍛錬によってその力を増していった悟飯にとって、その拳を受け止めることは、落ち葉を拾うのと同じくらい簡単なことだった。

 

悟飯「はぁ!」

 

ドガッ!!

 

「ぐぁ!!」

 

逆にサイヤ人は悟飯に反撃された。悟飯は攻撃、防御の時だけ一瞬だけ気を増幅させているのだが、あまりにも一瞬すぎる為、スカウターでも感知ができないのだ。その為、常に戦闘力が5と表示されるのだ。

 

「この…!」

 

悟飯「遅い!!」

 

ドゴォッ!!

 

「グォ…!?」

 

悟飯は相手の隙を突いて遠慮なく腹部に拳をぶつける。

 

「おりゃりゃりゃ!!!!!」シュババ‼︎

 

相手は連続で拳を繰り出す。

 

悟飯「……」ピッ

 

しかし、悟飯はそれらの打撃を指一本で全て受け止めた。

 

悟飯「はぁ!!」

 

ドガッ!!

 

それに加えて悟飯は反撃する。相手に防御する姿勢を取ることすら許さない速さで連続で打撃を与える。

 

「ど、どういうことだ…!?本当に戦闘力5なのか…!?」ヒュー

 

相手はスカウターの数値はアテにならないと分かったのか、空中に飛び上がってエネルギー弾のチャージを始める。

 

「そ、そうか…!思い出したぞ!!お前が超サイヤ人の仲間だな!!確かそいつらは器用に戦闘力をコントロールできたはず…!!そうか!!貴様はスカウターで感知できないくらいに一瞬だけ戦闘力を上げているというわけか!」

 

悟飯「……」

 

五月「あ、あの…!あの光は…!?」

 

「貴様の戦闘力は恐らく俺の遥かに上を行っているだろう!だがそれがどうした!!俺は腐っても中級戦士!!!この辺り一体を吹き飛ばすことはワケはない!!しかしお前には擦り傷一つ付かないだろうな。でも……」

 

悟飯「……!!」

 

悟飯は相手の真意に気付いたのか、少々驚いた様子を見せつつ、五月を一目見る。そして視線を再びサイヤ人に戻した。

 

悟飯「考えたな…!」

 

「これでもくらええ!!!」パッ‼︎

 

相手はそこそこ大きくなったエネルギー弾を悟飯達に向けて放った。これが地面に接触すれば、間違いなくここら辺一帯が吹き飛ぶだろう。悟飯は無事だとしても、ここにいる五月を始めとする様々な一般人は………。

 

五月「あわわッ!!に、逃げましょう孫くん!!アレは嫌な予感がします!!」

 

悟飯「………」

 

五月は悟飯に避難するように促すが、悟飯はその場から一歩も動かない。

 

五月「そ、孫くん!?」

 

五月は焦る。得体の知れない光が悟飯のすぐそこまで迫ってきているのだ。先程までの会話を聞くに、あの光にはこの辺を消し飛ばす力があるようだ。

普通の人なら話を聞いただけではそんなことは一切信じないだろうが、五月は先程までの、自分の常識から外れた戦いを見て、相手の言うことに嘘はないだろうと判断したのだ。

 

そんな焦る五月の方に悟飯は振り返り…。

 

悟飯「……大丈夫」

 

それだけ言って…

 

悟飯「…………ハッッ!!!!!!」

 

 

ドンッッッ!!!!!!

 

 

 

「な、なに!?!?」

 

 

先程までこちら側に迫っていた光は突如として反対方向へと進み始めた。そして一瞬で相手の所まで近づく。

だが、相手も常識が外れた超人。その光を難なく避けた。

 

「ま、まさか…!気合だけで俺のエネルギー弾を跳ね返したのか…!?!?」

 

サイヤ人は、ある程度は差があるだろうと予想はしていたが、まさかこれ程までに実力に差があったことは予想外だったようで、度肝を抜かされていた。

 

「……あっ!!アイツ、どこに行った!?」

 

サイヤ人は悟飯を見失ったようで、辺りをキョロキョロと見回す。しかし、悟飯の姿は確認できない。

 

 

悟飯「……こっちだ」

 

「………なっ…!?」

 

悟飯が背後にいると認識できた。しかし、既に遅かった。

 

悟飯「だぁ!!!!」

 

ドゴォッ!!!!

 

(ば、馬鹿な…………)

 

 

ヒューーー

 

ドォオオオオオオオオオン‼︎

 

 

悟飯は、指を組んで両手をハンマーのようにして、相手の脳天に両手を振り下ろして、サイヤ人を空中から地面に叩き落とした。

 

 

ヒュー スタッ

 

悟飯はすぐに地上に降り、先程叩き付けたサイヤ人の様子を伺う。

 

「………ぅ………ぁ……………」

 

どうやら辛うじて生きているようだ。

 

悟飯「……さて、神精樹の実というものについて教えてもらおうか?」

 

「………おしえる……もの……」

 

ドカッ!!

ドゴォッ!!

 

「グハッ…!!」

 

悟飯は相手が情報を渡したがらないことを把握すると、相手の至る所に打撃を加えていく。

 

悟飯「お前を殺すことはわけはない。話すなら見逃してやってもいい」

 

普段の悟飯は温厚で基本的に優しい。その証拠として、二乃に睡眠薬を盛られていたことを知っても特に態度を変えることはなかった。

 

しかし、今の悟飯は別人のように冷酷に見えたような気がした。

でもそれには理由がある。悟飯は大切な物を、人を失うということを知っている。失いたくないからこそ、『敵』に対しては容赦がないのだ。

かつて、自身の力を過信して、自分の大切な人を失ったことがあった。その経験のせいでもあるのだろう。

 

つまり、この冷酷さも、五月達や風太郎達6人に対する優しさ故の行動とも取れる。

 

「し、神精樹の実は、星の生気を吸い取って……、星を枯らしながら、成長するんだ……。星の生気をいっぱい吸った実を食べると、戦闘力が大幅にアップする……!下級戦士だったはずのターレスがあれほど強くなったのも……………、その実のお陰なんだ…………」

 

悟飯「…なるほどな。(つまり、今度はこの地球を花壇にしようと考えているわけだな………)」

 

親玉の真意を何となくではあるが理解できた悟飯は、満身創痍のサイヤ人に次の疑問をぶつける。

 

悟飯「次に聞こう。お前らサイヤ人はフリーザに惑星ベジータを壊されたことによって全滅したはずだ。そのせいで、純粋なサイヤ人は、お父さん、ベジータさん、そしてラディッツ、ナッパだけのはずだ。どういうことか説明してもらおうか?」

 

「それは、ターレスがドラゴンボールを使って俺達を生き返らせたんだ…!!何で生き返らせたかは分からねえ…!」

 

悟飯「………(どうやらこれ以上情報を得るのは難しそうだな……)」

 

悟飯「……分かった。もういい」

 

「お、俺は二度とこんな任務はごめんだね……」ヒュー…

 

サイヤ人はやっと解放されたと判断し、静かに飛び立った。ある程度離れたことを判断した悟飯は……。

 

悟飯「……五月さん、離れて」

 

五月「……えっ?は、はい…!」

 

五月が離れたことを確認して、そっと両手を相手に向けて添えて……。

 

悟飯「……かー、めー、はー、めー…!!」

 

悟飯は両手に気を集中させて、かめはめ波を生成する。悟飯が『敵』を見逃すことなどあり得ないのだ。

 

『ピピピッ!』

 

「せ、戦闘力10000超え…!?!?や、やめろォオオオ!!!俺は俺の知ること全てを話した!!!!見逃してくれてもいいだろ!?!?」

 

悟飯「波ァアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

ズォオオオオオオオオオ!!!!!

 

相手のそんな情け無い言葉も、悟飯は無視して遠慮なくかめはめ波を放った。

 

「ターレスの野朗ォオオオ!!!俺を捨て駒に使いやがっ……がぁああああああああああああ!!!!!!!!」

 

 

ドグォオオオオオオォオオン!!!!

 

 

相手は恨み言を叫んでいたが、そんなことはお構いなしに悟飯が放ったかめはめ波によって肉片一つ残すことを許さずに消滅した。

 

 

悟飯「……ふぅ…。五月さん、もうだいじょ…………」

 

五月「………た、たすけて……!」

 

「はぁ……はぁ……!さっきはよくもやってくれたなぁ…!この俺の頭にあんな強いパンチをキメやがってよぉおお!!!!」

 

なんと、先程悟飯が殴り飛ばしたもう1人のサイヤ人が息を吹き返し、五月を人質に取るようにして悟飯を威嚇し始めた。

 

相手は恐らく先程の戦いの一部を見ていたのだろう。それを見て判断したのだ。悟飯には正攻法で勝てないと。だからこんな作戦を取ったのだろう。

 

悟飯「……くっ!」

 

一瞬にして戦闘力を上げて相手に攻撃することは可能ではある。しかし、その勢いで五月を巻き込む可能性を危惧して、悟飯は何もできない状況にあった。

 

「てめぇ、ちょっとでも動くとこの女の命はねえぞッッ!!!」

 

相手は先程の仕打ちに相当頭に血が上っているらしく、今にも五月を殺しそうな勢いで悟飯に怒鳴り散らす。

 

悟飯「………五月さん、目を閉じてて」

 

五月「は、はい……!」

 

「どうした!!ダンマリかぁ!?じゃあこの女は俺がもらって行っちまってもいいんだなぁ!?!!」

 

悟飯「……一つ言っておく。お前が五月さんに何かしたら、お前の命がないと思え」

 

「てめぇ状況が分かってんのかぁ!!!?この女の命は俺が握ってんだよォオオオ!!!てめえがいくら戦闘力が高かろうが、てめぇが俺を仕留める前にコイツを殺せるんだよぉおおおおおお!!!!!!」

 

シュン‼︎

 

グシャ…!!

 

……………ドサッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悟飯「……五月さん。もう大丈夫だよ」

 

五月「………そ、孫くん………!!」バッ

 

悟飯「うわわッッ!?!?」

 

長かったようで短い戦いがようやく終わった。五月は戦いが終わったと分かって安心したようだが、突然悟飯に抱きついてくる。

 

悟飯「ちょ、ちょっと五月さん!?!?」

 

五月「こ、怖かったです…!孫くんが来てくれなかったら…、私…!私……!!」

 

悟飯「…………」

 

五月は先程まで自分の命の危機に晒されていたのだ。怖がってしまうのは仕方のないことだ。悟飯が現れなければ、五月は殺されることはなくても、どこか分からない場所に連れて行かれ、誰とのか分からない子供を作らされていた可能性だってある。

だから、今自身の目の前にいる悟飯という存在は、五月にとって今までにない程の安心感を与えたのだ。

 

悟飯「………大丈夫。何があっても僕が守る……」

 

 

 

 

もう誰も死なせはしない

 

 

 

 

 

悟飯は心の中でそう力強く呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プスっ

 

悟飯「痛っ!!」

 

シュン

 

悟飯「くっ…!誰だ!?!?」

 

「……」シュン

 

五月「だ、大丈夫ですか孫くん!?」

 

悟飯「う、うん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先程の騒音を聞きつけて、風太郎と四葉は五月と二乃が向かったと思われるコースを走って2人を探していた。

 

風太郎「ったく…!世話の焼ける奴らだぜ…!」

 

四葉「さっきまでの爆発音はなんだったんでしょう…!?」

 

風太郎「分からねえよ!!アイツらが無事かどうか…!!」

 

悟飯「わあ!!」

 

四葉「わお!!孫さん!!って、えええええええ!!!!?!?!?」

 

風太郎「ど、どうした四葉………って、えぇええええええ!?!?!?」

 

悟飯「……あの、五月さん…。そろそろ離れてくれないかな…?ほら、もう上杉くんと四葉さんもいるわけだし、もう1人にはならないからさ……ね?」

 

五月「……いやです…。私を置いていかないで下さい……」

 

五月さんはさっきのが相当怖かったみたいで、一度抱きつかれてから一度も離れてくれない…。今は腕に抱きつかれている状態だから歩けないことはないけど、色々とやり辛い……。

 

風太郎「ドドドドドド、どうしたんだお前!?!?」

 

四葉「い、五月が孫さんに、だ、抱きついている!?!?!?あの真面目な五月がぁあ!?!?」

 

悟飯「そ、それよりも上杉くん!どうしてこんなところに?」

 

風太郎「それはこっちが聞きたいが、丁度いい!お前も二乃を探す手伝いをしてくれ!」

 

悟飯「へっ…?」

 

四葉「さっき私達が二乃と五月のペアを脅かしたら、五月と二乃がこっちに走ってしまって……。五月はこうして見つけられたので良かったんですけど、二乃がまだ見つからなくて……」

 

風太郎「さっきから何度か爆発音らしき音が聞こえたからな。何かあってからじゃ遅いだろ?」

 

…………不審な気はもう見つからない。恐らく二乃さんはただ単純に迷子になっただけだと思うんだけど……。

 

悟飯「……そういえば、さっき二乃さんを見つけた気がするよ。僕が連れてくるよ!」

 

風太郎「えっ?でも……」

 

五月「…………」パッ

 

あっ…。やっと五月さんが離してくれた…。

 

五月「……孫くん。後で大事なお話があります」

 

悟飯「………うん。分かった…」

 

さて、二乃さんの気はあっちだな…。あの方向には崖があったはず…!早く連れ戻した方が良さそうだ…!

 

 

 

四葉「上杉さん……」

 

風太郎「ああ……!」

 

 

「「五月が告白しようとしてる…!?!?」」

 

 

っと、二人で同時に心の中でそう叫んだのはまた別のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そろそろ二乃さんが見えてくると思うんだけど…。

 

ガラッ…

 

「キャッ…!!」

 

悟飯「……あっ!!」

 

僕は二乃さんを見つけた。しかし、すぐにその姿は消えてしまった。というよりも、落ちていったという表現の方が正しいか……?

 

悟飯「ま、まずい…!!」バシューン‼︎

 

悟飯はすぐさま飛び立ち、落ちて行く二乃を掴もうとするが…。

 

 

このままじゃ間に合わない…!!

 

悟飯「はぁあああ!!!!」ボッ‼︎

 

悟飯は超サイヤ人に変身し、光に負けない速さで二乃を掴み、素早く元の崖の場所まで戻って二乃を下ろした…。

 

二乃「………あ、あれ…?私、確か落ちて……………」

 

超悟飯「……大丈夫…?」

 

二乃「………あっ…!…………ありがとう…///」

 

超悟飯「う、うん……それじゃあ…」

 

二乃「ま、待って!!君の名前を教えて!!」

 

超悟飯「えっ…?」

 

何でそんなことを聞いてくるんだ…?前にも名前を名乗ったはずなのに…。

 

二乃「私のこと覚えてない?二乃よ!あの時、車を持ち上げてくれたのは君なんでしょ!?」

 

超悟飯「…………あっ…」

 

し、しまった〜!?二乃さんは超サイヤ人の姿の僕が初恋だったんだっけ!?

 

今更元に戻るわけにはいかないし、ここは別人としてやり過ごすしかない…!

 

二乃「前にも君に会ってさ、カッコいいなぁって思ってたんだ!ここのコテージ、他の学校の生徒も林間学校に来ているのは知ってたけど、まさかあいつの知り合いに会うなんて思ってなかったわ」

 

超悟飯「ぼ、僕は……」

 

名前………名前…………………

 

いや、このまま逃げちゃった方が…

 

超悟飯「ぼ、僕は用事があるから…」

 

二乃「待って!!妹と逸れちゃったの…!一緒に探してくれないかな…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ターレス「………よし、ご苦労だったな。ヤードラット星人…」

 

「あ、あの…。これで我々の星は…!」

 

ターレス「……ああ。お前らの星には手を出さないさ。『星』にはな」ピッ‼︎

 

バチン

 

「」ドサッ

 

ターレスは躊躇なくヤードラット星人を殺してしまった。

 

ダイーズ「おっ?それはなんだ?」

 

ターレス「コイツは地球にいたカカロットの息子から採取した血液だ」

 

ダイーズ「……?そんなものを取り寄せてどうする気だ?」

 

ターレス「ある実験…。いや、ちょっと解析をしたいだけだ」

 

ダイーズ「……?どういうことだ?」

 

ターレス「……最近、ラカセイの研究で分かったことがあった。サイヤ人にはある細胞が存在する。それを『S細胞』と仮称しよう。ラカセイが言うには、この細胞が超サイヤ人化に関係があると睨んでいるらしい」

 

ラカセイとは、レズンの双子の弟にあたる戦士だ。普段はレズン一人で行動するが、戦闘時や研究時は二人になって行動することがしばしばある。

 

ダイーズ「ほーう?」

 

ターレス「しかし、そのS細胞はエリート戦士だからといって沢山持っているわけではない。むしろあまり戦闘をしていない雑魚の方が多いんだ」

 

ダイーズ「なに?」

 

ターレス「ラカセイが言うには、このS細胞を増やす特定の条件が存在するそうだ。その条件は大体見当が付いているが、確信を得たいから地球育ちのサイヤ人の細胞が欲しかった」

 

ダイーズ「……その条件とは?」

 

ターレス「……穏やかに過ごすことだ」

 

ダイーズ「……なに?」

 

ターレス「考えてみりゃ簡単だった。サイヤ人でも例を見ない程のエリートのベジータでさえもなれなかったのに、地球でぬくぬくと育ったカカロットが超サイヤ人になれた訳…。そして伝説の存在が長い間現れなかった訳……」

 

ダイーズ「……なるほどな。サイヤ人は基本的に戦闘狂。穏やかとは程遠い性格で穏やかな生活とは無縁な奴が多かったから長い間、超サイヤ人が現れなかったと……」

 

ターレス「そういうことだ…。そしてだ。俺達は長い間美味い酒を飲んで美味い飯を食う生活をしていた…。戦いばかりしていた他のサイヤ人よりは、余程穏やかな生活だとは思わないか?」

 

ダイーズ「……そうか…!」

 

ターレス「俺が超サイヤ人になるのも時間の問題というわけだ……」ニヤッ

 




書き溜めが全くなかったからかなりギリギリでしたな…。オリジナル展開はやはり時間がかかりますね!

さてと…。今作の悟飯はちょっと容赦がない感じになっていますが、私の見解としては、魔人ブウ編での悟飯は、アルティメットになったことによって、絶対に勝てないと思われていたブウを圧倒する力を突然得てしまったからイキっていたのではないかと推測しています。なので、現時点では特にパワーアップしていない悟飯ならイキることはないだろうなと思ってこんな感じにしました。

五月が悟飯のことを追求する話は恐らく次回にやると思います。
ターレスやクウラ達はまだ出てきませんよ。もう少ししてから出てきます()


もしかしたら、この話は後日に微修正をするかもしれません。ちょっとばかり急いで仕上げたんで…。(結局しました。悟飯の拷問シーンをちょっといじりました。)

あとお気に入りが200人に達しましたね。ありがとうございます!!……この作品は本当に思いつきで始めたんで、ここまでになるとは思っていませんでした。何があるか分からないものですな…。





それでは皆さん、良いお年を!

…………笑ってはいけないが放送されない……だと……!?!?
そのようなことがあろうはずがございません!!
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