孫悟飯は五つ子姉妹の家庭教師をするそうです【本編完結】 作:Miurand
なんと、ターレスはフリーザの兄であるクウラを倒してしまった…!これからどうなるのであろうか…?
悟空「なんか雑すぎねえか、界王様?」
界王「ネタが思い付かんのじゃ…。それくらい勘弁してくれ……」
あとそれと、期末試験まであと1週間である。悟飯と風太郎は、今度こそ五人の姉妹を赤点回避へと導くことはできるのであろうか…?
※ちなみに今話のタイトルは仮面ライダーオーズを意識しています。理由は特にないです(笑)
それと最後に第3回アンケートを取ろうかと思っています。内容は、「悟飯のお相手について」です。ちょっと気が早いですかね…?といっても、誰が悟飯のお嫁さんがいいかとか、そういう聞き方ではなく…。
1:本編で誰と結ばれるか明確にするか?
2:IFルートで悟飯のヒロインそれぞれ1人ずつと結ばれた場合分けて書くか?
3:それともまさかの3人でハーレムにしてしまうか…?(この場合、風太郎のヒロインは対象外)
4:1と2の複合型(本編で悟飯と結ばれなかったヒロインは、番外編として結ばれた場合の話を載せる)
という選択肢にしようかと…。
今回は、DB本来の世界から見ても、五等分の花嫁本来の世界から見てもパラレルワールドという扱いですので…。飯ビーが見たい方は別の作者様に期待してください()
原作カップリングを崩されるのが嫌な方はブラウザバックを推奨と再三載せたので…、でも一応言っておきました。
※あくまでも参考にさせてもらうだけです。結果によって展開を約束するものではありません。
ダイーズ「ターレス…!さっきの爆発は…!?」
アモンド「俺らが寝てる間に何があったんでっせい!?」
ターレス「……喜べお前ら。クウラの野朗は俺が仕留めてやった」
レズン「なに!?それは本当か!?」
ラカセイ「それが本当なら、俺たちが全宇宙を支配する大きな一歩と言えるな……」
ターレス「……しかも超サイヤ人になれたぜ」
アモンド「なっ!?それは本当でっせい!?」
ターレス「ああ。神精樹の実を食べていないにも関わらず、あの溢れ出るばかりのパワーは間違いない…。あれは桁違いだった……」
ダイーズ「……よくやったな。これで俺達のゴールは一気に近づいたと言っても過言ではない」
ターレス「……欲を言えば、自由に超サイヤ人になれればいいんだがな…」
ダイーズ「もう敵という敵はいないだろう?ゆっくり模索していけばいいさ」
ターレス「……そうかもな」
ラカセイ「……ところで、サイヤ人達はどうするんだ?あれはクウラ達を撒くために出したんだろ?」
ターレス「……確かにそうだが、ついでに超サイヤ人のなり方について知りたかった……」
「「「「……??」」」」
ターレス「この前も言った通り、地球ではサイヤ人の血を引く者は、少なくともカカロットの息子がいることは判明している。そいつも超サイヤ人になっている可能性はある。そいつを怒らせて、超サイヤ人になったら、俺の推測は正しかった……となるはずだったが、俺はもう超サイヤ人になっちまったからな……」
ダイーズ「じゃあどうするんだ?」
ターレス「いや、このまま地球でひと暴れしてもらう」
実を言うと、ターレス率いるクラッシャー軍団のスカウターは改造されており、音声だけでなく、映像も拾うことができる。そのため、この前のサイヤ人と悟飯の戦いも記録に残っていた。
それはつまり、五月を人質にとられた瞬間に悟飯が急に戦闘力を増大させた記録も残っているのだ…。これがなにを意味するのか……。それは後のお楽しみとさせていただこう……。
こうして、ターレス達は最大の敵とも言えるクウラを倒したということで、そのお祝いとして打ち上げをすることになった。と言っても、いつものように美味い飯を食べて美味い酒に酔うだけなのだが………。
……敢えてここで言わせてもらうが、ターレスとクウラが戦った星の近くには、宇宙のゴミが大量に集まってできた惑星があった。その惑星は…………
昨日は突然おままごとをやることになった。今日は普通に家庭教師の日のはずなのだが……。
悟飯「上杉くん中々来ないな……」
指定の時間を既に過ぎているが、上杉くんが未だに来ないのだ。
悟飯「……ちょっと外に出て様子を見てみようかな……」
そう呟いた矢先……
二乃「あっ、もうこんな時間じゃない。今日はお気に入りの俳優が出るんだった」
……勉強中なのになんでテレビを付けるんだろう……??
三玖「あっ、今日はドキュメンタリーやるんだった…」
二乃「今日は譲らないわよ。私のお気に入り俳優が出てるんだから!!」
三玖「私こそ今日は譲れない…!今日は見逃したくない内容なの!」ガシッ
二乃「……なによその手?その手を退けなさい!!」
三玖「二乃こそ諦めて」
悟飯「あの〜……録画すればよくない…?」
「「今見たいの!!」」
悟飯「えぇ………」
「お二人さん、なにやってんの?」
あっ、上杉くんが到着したみたいだ。
風太郎「よく分からんが、勉強中はテレビを消しまーす」ピッ
「「あ〜!?」」
風太郎「ったく…、チャンネル争いかよ…。くだらねえ……」
そういえば、姉妹で喧嘩をしているところといえば、二乃さんと三玖さんのイメージがある……。というか、その2人が喧嘩をしているところしか見たことない気がする……。
風太郎「前々から思ってたんだが、アイツら仲が悪いのか?」
一花「うーん…。犬猿の仲ってやつ…?特に二乃はああ見えても姉妹の中で1番繊細だから、衝突も多いんだよ」
なるほどな…。流石一花さん。長女なだけあって、他の人のことをよく見ている。
一花「はーいみんな、再開するよ〜。それじゃあ、フータロー君に悟飯君。これから1週間、私達のことをよろしくお願いします!」
風太郎「ああ!リベンジマッチだ!!」
二学期期末テストまであと1週間を切った。今回は特にノルマのようなものはないが、前回は騙すような形になってしまったため、今度こそは赤点を回避させたいところだ。
悟飯「うわっ!?それ全部上杉くんが用意したの!?」
風太郎「ああ。俺はアイツらに勉強を押し付けているからな。こっちも頑張らなきゃフェアじゃない」
いや、確かにそうかもしれないけど、全部手書きだよこれッ!?しかも5人分!?!?
悟飯「僕に言ってくれれば、問題を入力して印刷したのに……」
風太郎「…………えっ?お前、パソコンと印刷機持ってたの?」
悟飯「うん。今後役に立つかなって思って……」
風太郎「…………今度から頼むわ」
………今言わない方がよかったかもしれない…。先に言っとくべきだったなぁ…。気遣いができなくてごめんね…。
二乃「それ、私の消しゴムよ。返しなさい!」
三玖「借りただけ」
三玖「あっ、それ私のジュース…」
二乃「借りてるだけよ。ってマズッ…」
どうして些細なことで喧嘩するのだろうか…?ひょっとして、テレビを見ることができなかったからイライラしているのだろうか……?いやいや、子供じゃあるまいし……。
風太郎「……アイデア募集中」
四葉「はいはーい!こんな作戦はどうですか〜!?」
四葉さんが提案したのは、「みんな仲良し作戦」。慣れない勉強にイライラしている2人をいい気分にして乗せてあげたら喧嘩も収まるはず……とのことだ。
風太郎「はっはっはっ!いや〜、いいねぇ!素晴らしい!2人ともいい感じだね!!なんというか、凄くいい!しっかりしてて、健康的で…、良いね。うーん……偉いッ!!!!」
………いくらなんでも下手すぎではないだろうか?あまり人を褒めることをしないのかな…?いや、らいはちゃん相手にはよく褒めるみたいだけど……。
四葉「下手くそ!?これなら孫さんに任せれば良かった!!??」
どうやら四葉も似たようなことを思ったらしい。
三玖「どうしたのフータロー?」
二乃「気持ち悪いわね」
三玖「……気持ち悪いは言い過ぎ」
二乃「本当のことを言っただけよ」
三玖「だから言い過ぎだって。取り消して」
二乃「あれー?ってことは、あんたも少しは思ったんじゃない?」
逆に喧嘩が促進されている…。この2人は喧嘩をする運命にあるのだろうか…?
風太郎「……失敗。次」
一花「こんなのはどうかな?」
一花さんの提案は「第3の勢力作戦」。あえて厳しく当たることで、ヘイトが上杉くんに集まる。共通の敵ができれば、2人の結束力は高まるはず……とのことだ。
確かに、敵だったベジータさんがフリーザを相手にする時は味方になったな…。
お父さんから聞いた話だと、ピッコロさんも敵だったけど、ラディッツが現れてから味方になったとか……。
この作戦はいいかも…!
一花「……どうしたの?」
風太郎「いや、一応それなりに頑張ってるあいつらに強く言うのは心が痛む……」
あっ、上杉くんでもそういうこと考えるんだ…。
風太郎「取り敢えずやるだけやってみるか……」
リベンジマッチ。
風太郎「おいおい!まだそれだけしか課題が終わってないじゃねえか!!と言っても、半人前のお前らは課題を終わらせるだけじゃ足りないけどなッ!!!
……あ!違った!!半人前どころか五分の一人前だったなッ!!!」
凄い生き生きしている…。というか、慣れてない…??
二乃「言われずとももう終わるところよ。ほら!」
と、二乃さんは課題ノートを上杉くんに見せる。
風太郎「……ん?それ、テスト範囲じゃないぞ?」
二乃「あれッ!?やば……!」
三玖「二乃、真面目にやって」
二乃「……っ!」
あっ、これは不味い…!そろそろ不貞腐れちゃうぞ…!
悟飯「ま、まあまあ!二乃さんもワザと間違えたわけじゃないんだし…。範囲外でも今後役に立つし……」
二乃「ふん!こんな退屈なところで真面目にやってられないわ!部屋でやってるからほっといて!」
……無駄だったみたい…。でも、部屋でやるみたいだし……。いいかな…?
風太郎「くそ…。ワンセット無駄になっちまった……」
五月「弱気にならないで下さい。お手本になるんでしょう?頼りにしてますから」
そういえば、上杉くんが来るまで五月さんがお出迎えをしようとしていたんだっけ?その時にこの問題の束を見たのかな…?
風太郎「……待てよ二乃。まだ始まったばかりだ。もう少し残れよ。あいつらと喧嘩するのは本意じゃないんだろ?ただでさえお前は出遅れてるんだ。4人にしっかり追いついていこうぜ?」
二乃「……………うるさいわね。何も知らないくせにとやかく言われる筋合いはないわッ!あんたなんかただの雇われ教師!部外者よッ!!」
悟飯「ちょ、ちょっと二乃さん……」
二乃「言っとくけどあんたもだからね!」
三玖「……これ、フータローが私達の為に作ってくれた。受け取って」
三玖さんは問題集を二乃さんに差し出しながらそう言った。
二乃「……問題集を作ったくらいでなんだっていうのよ…。そんなの、いらないわ!」バサッ‼︎
なんと二乃さんが手で三玖さんを追い払おうとしたら、誤って三玖さんの持つ問題集にぶつかってしまい、バラバラに散ってしまった。
一花「ね、ねぇ…!2人とも落ち着こう!」
風太郎「そうだ、お前ら……」
そろそろ些細な喧嘩で済まなくなりそうになってきた…。そのせいか、今まで静観していた一花さんも静止に入る。
三玖「二乃、拾って」
二乃「こんな紙切れに騙されてんじゃないわよ。今日だって遅刻したじゃない!こんなもの渡して………」
ビリッ!!
悟飯「あっ!?」
二乃「いい加減なのよ!!それで教えてるつもりなら大間違いだわッ!!」
なんと、上杉くんが作った問題集を破ってしまった。不幸中の幸いと言うべきか、1枚だけしか破っていないが…。
三玖「二乃…!!」
風太郎「三玖!俺はいいから!」
悟飯「2人とも!一旦落ち着こう!取り敢えず休憩に入ろうよ!!ね?」
パシンッッ!!!!
悟飯「…………えっ?」
五月「………二乃、謝って下さい」
何かを叩くような音が響いたかと思えば、なんと、五月さんが二乃さんの頬を叩いたではないか……。まさか五月さんがそんなことをするとは誰も思わなかったのか、みんな固まっている。
しかし…。
パチンッッ!!!
二乃「五月…!急に何を…?」
今度は五月さんにやられたように、二乃さんがやり返した。これは今まで見てきた生半可な喧嘩では済まないぞ…!
五月「この問題集は上杉君が私達の為に作ってくれたものです。決して粗末に扱っていいものではありませんでした…。彼に謝罪を…!」
二乃「あんた…!いつの間にこいつの味方になったのよ…!?まんまとこいつの口車に乗せられたってわけね!そんな紙切れに熱くなっちゃって…!!」
悟飯「た、ただの紙切れは流石に酷いよ!!上杉君は…」
風太郎「いや、二乃の言う通り俺が甘かったんだ…」
五月「あなたは黙ってて下さい。………彼はプリンターもコピー機も持っていません。本当に呆れました……」
「全部手書きなんです」
二乃「…!?だ、だから何よ……」
五月「私達も真剣に取り組むべきです!!上杉君に負けないように!!」
二乃「………私だって…」
一花「二乃……」
三玖「いい加減受け入れて」
悟飯「に、二乃さんも反省しているだろうから、その辺にしようよ!ね?」
三玖「でも……」
二乃「……分かったわ。あんちたちは私よりこいつを選ぶってわけね…。いいわ。こんな家出てってやる!」
風太郎「!?待て二乃!冷静になれ!」
五月「そうです!そんなの誰も納得しません!!」
……最早僕が口を出すレベルではなくなってきているかもしれない…。でも…!
二乃「前から考えてたことよ。この家は私を腐らせる…」
五月「に、二乃!」
悟飯「ま、待ってよ二乃さん!本当はそんなこと思ってないでしょ!?二乃さんは誰よりも姉妹のことを考えているのは僕は知っているよ!」
二乃「うっさいわね!!知ったような口を聞くんじゃないわよ!!」
五月「もうやめて下さい!!こんなのお母さんが悲しみます!!」
二乃「……未練がましく母親の代わりを演じるのやめなさいよ」
五月「……!!!??」
悟飯「………えっ?」
それ、どういう意味…?
四葉「二乃!早まらないで!」
一花「そうそう!話し合おうよ…!」
二乃「話し合いですって?先に手を出してきたのはあっちよ?あんなドメスティックバイオレンス肉まんお化けとは一緒に居られないわッ!!」
五月「ど、ドメ…!?肉…!!?」
悟飯「ああ…。ちょっと…!もういい加減に……」
五月「そんなにお邪魔なようなら私が出ていきます!!」
二乃「あっそ!勝手にすれば?」
一花「もー!なんでそうなるのよー!?」
風太郎「ど、どうすれば………」
悟飯「………僕達はもう帰ろう。今日はもう勉強できるような状況じゃない」
風太郎「だ、だが……」
一花「ごめんねフータロー君…。でも、今日は悟飯君の言う通り帰ってもらった方がいいかも…。あのプリントをやって埋め合わせしておくから!」
風太郎「…………」
その日、僕達は渋々と帰宅した。ここまで来てしまうと家族の問題。僕達が口出すべき問題ではない…。
翌日。熱りが冷めたかと思ったが、2人は本当に家出をしてしまったらしい。家に来たが、在宅しているのは三玖さんのみだった。一花さんと四葉さんは外せない用事があるらしい…。
しかも家出に関してはしばらく収まりそうにない。先に帰った方が負けのような空気になっており、意地の張り合いになっているらしい…。
風太郎「こんな時に…。試験勉強はどうするつもりだ…!」
悟飯「…………昨日まではみんな仲良かったのに……」
三玖「……うん。こんなに部屋が広いと感じたのは久しぶり…」
風太郎「……こういうことはよくあるのか?」
三玖「姉妹だもん。珍しくない。でも、今回は今までとは少し違う気がする…」
まだ出会って数ヶ月ではあるが、僕もそんな感じがした。今回の喧嘩は一日や二日で収まるようなものだとは思えない…。
三玖「ともかく五月と二乃を捜そう。二乃と仲の良い友達2人なら知ってる。五月は?」
風太郎「五月は………誰と連んでるんだろう…?悟飯と喋ってる姿しか見たことないかも……」
三玖「……今は嫉妬している場合じゃない…。悟飯、五月の居場所とか聞ける?」
悟飯「……一応、チャットアプリで2人に聞いたけど、二乃さんからは返信がないし、五月さんは『お気になさらず』って……」
三玖「悟飯でもダメか………」
風太郎「とにかく、手当たり次第探すしかねえな……」
数十分が経過したところ、三玖さんが自身の顔を使って捜索することになった。五つ子ってなんて便利なんだろう…。と言いつつも、ほぼ同時に二乃さんの気を見つけたんだけど……。
どうやらホテルに泊まっているらしい。流石お金持ち……。って、感心している場合じゃない…。
二乃「……えっ?あ、あんた達、なんでここに…!?てか鍵は!?」
三玖「部屋に鍵を忘れたって私が言ったら開けてくれた」
二乃「ガバガバセキュリティ!」
風太郎「……二乃、昨日のことは…」
二乃「出てって!私達はもう赤の他人よ!!」
『私達』…?それって、三玖さんも含めて言っているのか…!?
ガッ!
上杉くんは扉を閉めようとする二乃さんに屈しず、腕を間に入れてなんとか空間を繋ぎ止める。
風太郎「せっかく来たんだしお茶でも出してくれよ」
二乃「お断りよ!!」
風太郎「二乃、どうしたんだ…?お前は誰よりもあいつらが好きなんだろう?そしてあの家も好きって話だろ?」
二乃「……あんたも知ったような口を聞くんじゃないわよ。よりにもよってあんたらが…!こうなったのも全部あんたのせいよ!!」
「あんたなんて来なければ良かったのに!!」
悟飯「ちょっと!!いくらなんでもそれは…!!」
二乃「家庭教師がカカロット君だったら良かったのに…。そうだ孫。彼はどこにいるのよ?会わせなさいよ!」
悟飯「それは……」
二乃「できないの?なら用はないわ」
悟飯「ほ、他のことならいくらでも…」
ガチャ
二乃「あのーすみません。部屋にやばい奴がいるんですけど…」
…!?……どうやら本気で追い出したいらしい…。
三玖「2人とも!一時撤退!」
風太郎「くっ…!やむを得ん!」
結局二乃さんの説得はできなかった…。
三玖「二乃の居場所は分かったけど、五月は結局手がかりもなし……」
風太郎「仕方ない。今日は諦めよう。どうせ五月もどこか高級ホテルに泊まってるんだろう」
三玖「……それが実は、あの子、家に財布を忘れているよ…」
悟飯「ええ!?それはまずいよ!」
結局日が暮れてしまうので、その日は解散となってしまった。だけど僕は気を頼りに五月さんを捜索し続けた。そして、30分くらいで見つけることができた…。
ヒュー…
悟飯「………」
五月「はっくしょん!」
……思ったよりも酷いかも…。
悟飯「……五月さん?」
五月「へっ?そ、孫くん!?」
まさか公園で寝泊まりしてたわけじゃないよね…?
悟飯「……なんで公園で…?」
五月「だ、だって…。家に帰りたくないし、泊めてもらうほど仲のいい友達もいませんし、上杉くんの家にお邪魔しようにも、場所を知らない上に事情も知っているので…………」
悟飯「………家に帰った方がいいよ?」
五月「それは嫌です!二乃が折れるまで私は帰りません!!」
……困ったな。友人を見殺しにするなんてあまりにも目覚が悪い…。……あまり気は進まないけど…。
悟飯「……じゃあ、僕の家に泊まる?」
五月「………えっ!?!?い、いえいえ!それは孫くんのご家族にも迷惑がかかりますし!!」
グゥゥゥゥ…
五月「……………」
悟飯「………家に帰った方がいいよ?」
五月「嫌です!」
悟飯「じゃあどうするの……」
五月「…………一日だけ、お世話になります………」
悟飯「………じゃあ着いてきて」
五月「はい……」
ひと気のないところに移動し、そこで筋斗雲を呼んだ。
五月「な、なんですかこれ!?雲ですか!?」
悟飯「これは『筋斗雲』って言うんだ。お父さんがよく使っていた乗り物らしいんだけど、今は僕が使わせてもらっているんだ」
既に僕の素性を知っている五月さんになら、筋斗雲を見せても問題はないだろう。ただ問題は……
悟飯「ただ、この雲は純粋な心を持っている人じゃないと乗れないみたいなんだよ…。だから、乗る前にちょっと触ってみてくれない?」
五月「は、はい…」
ポフっ…
…どうやら、五月さんは大丈夫らしい。純粋な心とは、どれくらい純粋でなければならないのかは明確には知らされていない。でも孫家ではみんな乗れた。……恐らく、フリーザやセルみたいな悪人は乗れないだろうけど…。
悟飯「じゃあ、しっかり掴まってね?」
五月「は、はい…」
五月さんがしっかり掴んだことを確認すると、僕は筋斗雲を発進させた。
五月「こ、怖いですぅぅう!!!!お、降ろして下さ〜い!?!?!?」
悟飯「あまり騒がないでッ!!!!」
しまった…。五月さんって、怖いものが苦手だったのは知ってたけど、高い所も苦手なの…?
五月「飛行機とかなら大丈夫ですけど、雲ですよ!?いつ落ちてもおかしくないですよ!?」
悟飯「……大丈夫。万が一落ちたら僕が助ける」
五月「………!……は、はい…」
良かった…。なんとか落ち着いてくれた…。
筋斗雲に乗っている間、五月さんが露骨に僕に体を預けてきた気がするのは多分気のせいだろう…。
なんとか自宅に到着した。
五月「こ、ここが孫くんのお家ですか…。周りには自然しかありませんね…」
悟飯「でもいいところだよ?都会みたいに煩くなくて静かだし」
ガチャ
悟飯「ただいま〜!」
悟天「あっ、兄ちゃんお帰り〜!………あれ?なんで…?」
悟飯「あっ…。これには……」
ドタドタドタッ!!!
「お母さん!!兄ちゃんが女の人を家に連れ込んできた!!!!」
五月「な、なっ!?」
悟天…。言い方ってものがあるだろ…。
「なんだって〜!?!?!?!?」
五月「……元気なご家族ですね…?」
悟飯「あ、あははは………」
ドタドタ!!
チチ「んだとぉ!?どこの馬の骨とも分からねえやつにうちの息子は渡さねえだッ!!!!」
悟天「お母さん。この人が五月さん」
チチ「…えっ?な、なーんだ!そっだなことなら早く言ってけろ!!五月さ!よくウチに来てくれただ!さあさあ、上がって行くだよ!遠慮はいらねえべ!!」
五月「お、お邪魔します…」
悟飯「……五月さん。お母さんの言うことはあまり気にしなくていいから」
五月「……?は、はぁ…」
今日は騒がしくなりそうだなぁ…。
もう20話に到達したのか…。
ここまでこんなハイペースで来れたのは、毎回応援してくださる方がいたからですね…。ここまで来たら、多少空く時期があってもエタらずに完結まで頑張ります。「頑張りたい」ではなく「頑張ります」。
前にも言った通り、ここで言う完結は、打ち切りによる完結は除外してます。
最近は時間ができたからなのか、展開がわんさか思いつくわ思いつくわ…。ひょっとしたら、毎日更新ができるようになるかも…?それは多分続いても1週間くらいでしょうが…。毎日更新はあまり期待しないでくだせぇ…。多分見直しとかして結局最多でも一日おきの投稿になるかと…。
次回のお泊まり回ですが、ほぼオリジナル展開です。無論、原作において風太郎でやった件はやると言えばやるのですが、それはほんの一部に留まるかと…。
今作のモットー(?)として、風太郎の行動を悟飯が真似るのではなく、悟飯だからこそのエピソードを作り上げたいので……。その方が読者の皆さん的にも面白いだろうし、新鮮だと思うので…。
まあ単純に自分自身も楽しむ為に書いている作品でもありますしね、この作品は。
時間が経ってから、1話から読み返すと、第三者目線で読めるので結構楽しめます。大筋だけ決めて詳細はその場のノリで書く方式は、そんなメリットがあったりします。ただし、どこかしらで読み返さなければ矛盾が生じてしまうという欠点もありますが…。
もしも読者の方の中に書き手の方がいましたら、そんな書き方をしてみるのもいいかもしれませんね…。あくまで自己流ですが。ちゃんと話を練りたい方にはあまりお勧めはできないかも…?
それと、筋斗雲の基準はあまり気にしていないので悪しからず…。
久々に長い後書きでしたね()
できるだけアンケートに答えて下さると助かります…。
これにて今回は失礼します。
‐追記(独り言)‐
あれ?なんかハーレムを希望する人多すぎない…?私の予想では2番のIFルートが一番多くなるものとばかり…。3番のハーレムはネタ枠のつもりだったんだけど…。そんなにいるなら、IFルートにハーレムルートも追加した方がいいかな…?
悟飯とヒロインの結ばれ方、どれがいい?(第20話の前書き閲覧推奨)
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1:本編で誰と結ばれるか明確にする
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2:IFルートで1人ずつルートを作る
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3:まさかの3人と結ばれるハーレムエンド
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4:1と2の複合型