孫悟飯は五つ子姉妹の家庭教師をするそうです【本編完結】 作:Miurand
突然、悟飯達の前に現れたセルジュニア。悟飯と悟天が苦戦することなく倒すことができたが、その後にセル本人が登場。悟飯はみんなを巻き込まない為にセルを何もない荒野に移動させたが……。
超2悟飯「……ここなら存分に戦える…」
セル「……ほう?私を楽しませる環境をわざわざ自ら用意したというわけか…。気前がいいではないか…」
超2悟飯「勘違いするな。みんなを怪我させないためだ。それに俺は戦いを楽しむ為じゃなく、貴様を殺す為に戦うんだ。そこを履き違えてもらっちゃ困るな」
セル「ほう…。その方が私としても自分を追い込めそうだ…。久々に刺激的な戦いができそうで私は嬉しいぞ…!だが、観客がいた方が盛り上がるとは思わんか?」
超2悟飯「……?何を言ってるんだ…?」
セル「……」ピコッ
シュンッ!!
風太郎「うおっ!?ここはどこだッ!?」
一花「あれ?ここどこ!?日本に荒野なんてあったっけ!?」
超2悟飯「なに!?なんで…!?」
セル「私の細胞には餃子の細胞も含まれていてね…。気に比べたら微弱な力ではあるが、超能力も使うことができる」
つまり、セルは超能力を利用して風太郎達をこちらに瞬間移動させたらしい。餃子にそんな能力があるのかは不明だが、オリジナルよりもスペックを上げることのできるセルなら、オリジナルから派生して新たな超能力を生み出しても何らおかしくはなかった。
超2悟飯「くそっ…!どこに移動しても無駄か…!!」
セル「すまないな…。どうやら私は少々目立ちたがり屋のようでね……」
超2悟飯「なら、派手に倒してやる!!」シュン
ドゴォォオオッッ!!!
セル「ぐはっ…!!な……に…!?」
(なんだと…!?こいつ、尋常じゃない速さだ…!!こんな戦士は『奴』を除いたらこいつが初めてだ…!一体何をどうしたらここまで強くなるんだ…!?)
超2悟飯「どうした?かかってこないのか?」
セル「……お前の強さはよーく分かった。はぁぁああ…!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!
セルは徐々に気を高めていく。高めていけば高めて行くほどに地面の揺れが強くなる。なんなら、今は地球全体が揺れに包まれており、世界中の人々が何事かと騒ぎ始める。
「なんてことだ…!」
「そんな…!まさか…!!」
「て、天さん!この気は…!!」
「どういうことだ…?セルは悟飯が倒したはずだ…!俺はその瞬間をこの目で見たんだぞ…!?」
「ちょっと、何よ!?どうしたのよ!ベジータ!!トランクス!!!」
「パパ!!悟飯さんと同じくらいの気を持つ奴は誰なのッ!!?」
「悟飯の野朗…!しくじりやがったな…!!親子揃って甘い奴らだぜ…!!」バシューン‼︎
「あっ!パパ!!待ってよ!!」バシューン‼︎
「嘘だろ…!?何でセルが蘇ってるんだ…!?まさか、ドラゴンボール…!?でも、ここ最近使われた形跡はないはず…!!」
「……かつて武術の神と言われていたワシに何もできんとは………。なんて情け無い話じゃ……」
「大丈夫だぞマーロン…。そのうち揺れは収まるさ……」
セル「どうだ?流石の貴様も多少は怖気ついただろう?」
超2悟飯「……本当にその程度か…?」
セル「なに……?」
超2悟飯「そうか…。ここ数年はちっとも修行してなかったから、弱体化して倒すことができないんじゃないかって若干不安になっていたが、どうやらお前もパワーが落ちたみたいだな…。いや、お前は7年前のアイツとはまた別の存在だったな…。つまり、パワーアップする前のセルというわけが……」
セル「なに…?」
(こいつ、今なんて言った?前よりも弱体化しただと…?ということは、数年前は今よりも更に強い力を持っていたということか…?何者なんだ…?孫悟飯……)
超2悟飯「なら遠慮なく行かせてもらうぞ!!!」バシュッ‼︎
セル「……!!」
超2悟飯「だりゃあッ!!」ブン‼︎
セル「……」フォン
超2悟飯「…!!」
悟飯はセルに向かってパンチを決めようとするが、セルは残像を使って目を誤魔化したようだ…。
超2悟飯「そこかッ!!」
グシャッッ!!!!
セル「ごほっ…!!!」
なんと、セルの腹部を悟飯のパンチが貫いてしまった…!!!
セル「私の動きが完全に見えているようだな…。流石だぞ、孫悟飯」
超2悟飯「だぁあああッ!!!」カァァッ‼︎
ドグォオオオオオオン!!!
悟飯はセルの賞賛には耳も傾けずに攻撃を続けた。7年前の同じ誤ちを犯さないために、早々に決着を付けようとしているのだ。
セル「くっ…!!」
先程の気弾によってセルの身体は大破してしまった。
超悟天「よし!!いいぞ兄ちゃん!!やれやれ〜!!!」
風太郎「す、すげぇ…!!」
一花「まさか、7年前にセルを倒したの、本当に悟飯君……?」
セル「はああああッ!!!」
グュオッ!!!!
四葉「わっ!!」
二乃「なにそれ!ズルッ!!」
しかし、セルにはピッコロの細胞も含まれており、身体が大破しても、核さえ無事ならば再生することができる。
セル「おのれぇ…!流石の私も少し頭に来たぞ…!!」シュイイ…
セルは空中に浮かび上がると、両手を後ろに構えて、手に気を集中させて、青白い光を作り出した。
セル「かー…!めー…!はー…!!めー…!!!」
セルはかめはめ波を悟飯……いや、地球に向けて放とうとした。7年前にも似たような状況があり、やはり別の時間軸の個体とはいえ、同じセルなんだな、と確認をする悟飯。そんな悟飯も何も準備していないわけではない。
超2悟飯「かー…。めー…。はー…!めー…!!」
悟飯もかめはめ波の準備をする。
セル「波ぁあああああああああッッ!!!」
ズォォオオオオオオオオオオオオオンン!!!!!
超2悟飯「波ァアアアアアアアアアアアア!!!!!」
ズォォオオオオオオオオオオオオオンン!!!!!
悟飯とセルとの間の丁度真ん中辺りでお互いのかめはめ波がぶつかるが、拮抗する暇もなく、青白い光はセルに急接近した。
セル「なっ…!!」
ブォオオオオオオオオオオッッ!!!!!!
そして、その青白い光にセルは包まれた。
ドグォオオオオオオオオオオオンン!!!!!
風太郎「…………やったのか…?」
一花「嘘……?本当に倒しちゃったの…?」
四葉「す、凄い………」
二乃「………」
三玖「か、カッコいい」
五月「………」
殆どの者が簡単な感想か、もしくは言葉も出ない状況であった。それぐらいに悟飯とセルの戦いは衝撃的なものであった。最早次元が違う。同じ人間なのかと疑ってしまうくらいだった。
といっても、風太郎達には、悟飯がセルの胴体を貫いたこと。セルの身体が大破した後に再生したこと。悟飯とセルが青白い光を出したことぐらいしか見ることはできなかった。
まともに観戦できていたのか悟天くらいである。
超悟天「わっ…!嘘だ…!!」
セル「はぁ……はぁ…………」
超2悟飯「チッ…!上手く避けやがったか…!!」
なんと、セルは生きていた。
セル「これは驚いた…。まさか全てにおいてパーフェクトなこの私が孫悟飯という1人の人間に負けそうになるとは思っていなかった……」
超2悟飯「自爆するつもりならさせないぞ…!お前が自爆の準備をする前に一瞬で片付けてやる…!!」
セル「ほう?まさか自爆のことも知っているとはな……。この世界の私は相当追い詰められたらしい。だが安心しろ孫悟飯。自爆はせん」
超2悟飯「そうか…。大人しく死んでくれるっていうなら大助かりだ…」
セル「ふふふふふっ…!」
超2悟飯「…?なんだ…?まだ何か隠しているのか…!」
セルは悟飯に押されながらも、未だに余裕の笑みを浮かべていた。しかも自爆するわけではないと本人が言っている。ならばあの余裕はどこから出てくるのであろうか?
セル「とうとう私の求める世界を見つけたぞ…!!私はこの世界に留まることにした!!お前のような強い戦士がいる世界をどれほど望んだか…!!」
超2悟飯「……残念だな。その世界とももうすぐおさらばだ。俺はお前を生かしておくわけにはいかない…!!」
セル「すまんな…。理想の世界をようやく見つけたというのに、颯爽と死にたくはないはない…。それに、私がいつ本気を出したと錯覚していた?」
超2悟飯「…!?なに…!?」
悟飯はセルがまだ実力を隠していると判断し、フルパワーを出す前に始末しようとかめはめ波を準備した。
超2悟飯「波ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
悟飯は先程よりも更に力を込めてかめはめ波を放った。最早自身の限界など忘れてしまったかのように…。そうしてでも以前のような失敗はしたくなかったのだ。
この時、誰もが悟飯の勝利を確信した。
セル「はぁああああああッッ!!!」
ボォオオオオオオオッ!!!!!
超2悟飯「なっ……!?」
なんと、セルは悟飯のかめはめ波を軽々と避けて、呆然としている悟飯に急接近した。
しかも、先程のセルとは様子が違う。ただの金色のオーラが、稲妻を伴う金色のオーラに変化した。
セル「余所見とは随分余裕そうだな?」
ドゴォォオオッッ!!!
超2悟飯「ぐわぁぁッッ!!!」ヒュー
二乃「……!!!?」
風太郎「なっ…!?!」
誰もが悟飯の勝利を確信した。しかしその確信は見事に裏切られた。それと同時に辺りには絶望感が漂った。
五月「そ、孫くーーーーんッッッ!!!!!」
超2悟飯「ぐっ…!!」ピタッ
悟飯はなんとか空中に留まることができた。しかし。
セル「休憩してる暇などあると思っているのかな?」
超2悟飯「なっ…!?」
悟飯はセルの気を感じた方に視線を向ける。しかし、その方角である後ろにはセルはいなかった。
セル「こっちだ」
超2悟飯「…!!!?」
今度は前を向き直した。しかし、先程と同じようにセルの姿は確認できない。
ドゴォォオオッッ!!!
超2悟飯「……!!!!!」
悟飯の頭部に突然激しい痛みが伴った。セルは悟飯でさえも見ることのできない速さで移動した末に、悟飯の脳天に自身の両手を叩きつけたのだ。
ドォオオオオオオオオンン!!!
三玖「ご、悟飯ッッ!!!!」
風太郎「やべぇ…!!大丈夫かッ!?!?」
超悟天「だ、大丈夫!!兄ちゃんの気はまだあるから生きている!!」
バシューン!!
悟天の言う通り悟飯は生存していた。地面に叩きつけられてもすぐに舞空術で空中に浮かび上がった。そしてセルに再び挑もうとする。
超2悟飯「だぁあああッ!!」ブン‼︎
「」
超2悟飯「…!!!」
セル「こっちだ。どこを見ている?」
ドゴォォオオッッ!!!
超2悟飯「ぐはっ…!!!」
悟飯の努力は虚しく、またしても地面に叩きつけられた。
セル「まだまだ…!」バシューン‼︎
ドゴォォオオッッッ!!!!
超2悟飯「ぐわぁああああああッッ!!!!!」
セルは高速で移動し、悟飯にダメ押しの一発を与えた。
超2悟飯「ぐっ…!」
セルは悟飯の頭部を踏みつける。それも思いっきり……!!
グシっ!!!
超2悟飯「ぐわぁあああああッッ!!!!」
それによって悟飯は断末魔の叫びをあげる。一瞬にして戦況が180度変わってしまい、最早悟飯が勝利する光景を想像することができなくなった。
五月「もうやめてぇええええッッ!!!」
四葉「い、五月!!」ガシッ
五月は悟飯の様子を見るに耐えきれず、悟飯がいる場所に駆け出そうとするが、四葉によって止められた。
五月「離して四葉!!!孫くんが!!孫くんが死んじゃうッッ!!!」
四葉「だ、だめだよ!!五月も死んじゃう!!!」
しかし、五月は今までに出したことのない力でそれを振り解こうとする。
三玖「や、やだ…!やだよ悟飯…!!死なないで…!!死んじゃいやだ…!!」
風太郎「くそ…!何かないのか…!!悟飯を助け出す何かが…!!!」
セル「残念だったな。私は既に1度死にかけたことがあってね…。その時に更なるパワーアップを果たした…。流石にフルパワーの私には敵わないようだな?」
超2悟飯「な、なんでだ…!!いくら修行をサボったからと言って、ここまで圧倒されるはずは…!!ぐわっ…!」
セル「……なるほど。貴様、最近は戦いすらしていなかったな?スタミナが落ちたのだろう。先程までの素晴らしい力は感じられん」
超2悟飯「……!」
超悟天「ぐっ…!!兄ちゃんを………!虐めるなぁああああッ!!!」バシューン‼︎
セル「なっ…!!」
ドゴォォオオッッッ!!!!
セル「ぐっ…!!!」
超2悟飯「ご、悟天…!」
風太郎「…!!いいぞ!悟天!!らいはより歳下の子に任せるのは気が進まんが、今悟飯を助けられるのはお前だけだ!!存分にやっちまえ!!!」
超悟天「僕が兄ちゃんを…?よーし!!」
悟天は突然動き出し、セルに頭突きを放った。それによって、セルの足は悟飯から離れた。
そして、風太郎のエールによって悟天は限界以上の力を引き出し始めた。
超悟天「だりゃあッ!!!」
ドカッ!!
セル「ぐっ…!」
ドコッ!!!
セル「この小僧…!」
超悟天「だりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ!!!!!!
悟天は自身の力を振り絞ってセルに向けて気弾をこれでもかと言うほどに連射をする。自分の限界など忘れたのか、何発も、何十発も、何百発も撃ち続けた。
超悟天「はぁあああッ!!!」ズォオッ‼︎
ドグォォオオオオオオオオオオオオンン!!!!!!!
最後に悟天は巨大な気弾をセルに向けて放った。これで悟天の攻撃は終了した。
超悟天「はぁ……はぁ…………」
風太郎「よ、よし!!よくやったぞ!悟天!!」
悟天がここまでの力を引き出せたのは風太郎のお陰である。風太郎が『悟飯を助けられるのはお前だけだ!』と言ったことによって、悟天が悟飯を助けようと限界以上の力を引き出せたのだ。
超悟天「ははは……。ちょっと力を使いすぎちゃった……」
「ギャリック砲ッッ!!!!」
ズォォオオオオオオオオッッ!!!
超悟天「わっ!!!!」
超2悟飯「悟天ッッ!!!!」
悟天に襲い掛かる光に気付き、悟飯は悟天の前に姿を表した。
ドグォォオオオオオオオオンン!!!
超2悟飯「ぐわぁああああああッッ!!!!!!」
風太郎「なっ…?何が起きた…?」
突然目の前が光り出して風太郎は状況が把握できなかった。今の状況を確認しようとすると…………
超悟天「に、兄ちゃん!しっかりして!!兄ちゃんッ!!」
そこには、弟を守る為に自分の身を投げ出した兄が転がっていた。しかも元の黒髪に戻っていた。
服は最早原型をとどめておらず、身体中から出血しており、いつ死んでもおかしくない状況であった。
五月「い、いやぁあああああッッ!!!!!」
二乃「う、嘘でしょ……?」
風太郎「ご、悟飯!しっかりしろ!!」
スタッ
風太郎「…!!!」
セル「………」
風太郎は悟飯に向かって叫ぶと、セルが突然現れた…。
セル「安心するがいい。殺しはせん」
風太郎「ほ、本当だろうな…!」
セル「ああ。私はただ戦いを楽しみたいだけだ。楽しみを自ら潰すようなことはしないさ……」
ドォオオオオオンンッッ!!!
セル「…!」
風太郎「なっ…!」
突然、セルの頭が爆発した。その犯人は………。
超悟天「よくも…!よくも兄ちゃんをッ!!」
セル「流石だ。お前はデータにはないが、気を探れば分かる。孫悟飯の弟だな?その歳にしては立派な強さだが、私には勝てん。それはお前も分かっているだろう?」
超悟天「うっ…!!」
しかし、セルはケロッとしていた。
五月「孫くん!しっかりして下さい!孫くんッッ!!!」
三玖「悟飯!悟飯ッ!!目を覚まして!!お願いッ!!!」
二人の呼びかけに悟飯は応答しない。否、応答できないという言い方の方が正しいだろう。
二乃「何してんのよ…!あんた、一度はセルを倒してんでしょうが!!さっさと起きてもう一度倒してきなさいよ!!!」
そんな二乃の呼びかけにも応答しない…。
四葉「と、取り敢えず止血できる何かを…!!」
一花「でも身体中から血が…!」
セル「安心しろ。サイヤ人はその程度で死ぬ程柔ではない。それに私は殺すつもりで攻撃はしていない。仙豆を食べれば、孫悟飯は回復すると同時に大幅にパワーアップするはずだ…」
五月「よ、よくも…!よくも孫君を…!!!」
ガシッ!!
四葉「だ、ダメだよ五月ッ!!孫さんでも敵わなかったんだよっ!?五月が勝てるわけないって!!」
五月「でも!でもッ!!!」
ボォオオオオオオッ‼︎
セル「ッ!!なんだッ!?」
セルは突然過剰に反応した。その様子に殆どの者が理解できなかったが、悟天だけは何が起きたのか理解できた。
超悟天「この気は…!!」
ドゴォォオオオッッ!!!!
セル「ぐっ!!!」ヒュー
ドォォオオオンッ!!!!
セルは突然何者かに拳を振われ、岩山に叩きつけられた。
「長年トレーニングをサボるからそんな様になるんだ。平和ボケした野朗は引っ込んでいろ」
超悟天「べ、ベジータさん…!!」
「よっ!俺もいるぜ悟天!」
超悟天「トランクスくんまで!」
シュン‼︎
岩山に叩き付けられたセルは一瞬にして戻ってきた。
セル「……ベジータ…。それは……」
超2ベジータ「よう、セルさんよ。テメェを殺しにきたぜ」バチバチッ
ベジータはただ超サイヤ人になっているわけではない。周りに稲妻が発生していた。これは即ち、悟飯と同じく超サイヤ人2に変身しているのだ…!
セル「素晴らしいパワーだ…!先程の孫悟飯を圧倒的に凌駕している…!!素晴らしいぞッ!!やはりこの世界は大当たりだッ!!!!」
超2ベジータ「相変わらずうぜぇ薄ら笑いをしやがる…。その薄ら笑いもすぐに消し去ってやるぜ…!」
五月「な、なんですかあの人…?敵なんですか…?」
トランクス「パパが敵なわけないだろ!姉ちゃん誰だか知らないけど!」
三玖「……君は…?」
トランクス「俺はトランクス。悟天の友達だよ」
五月「悟天くんの…?」
超2ベジータ「はっ!!!!」
ドンッッッ!!!!
セル「!?」
ベジータは試しにセルに向かって自身の拳圧を当ててみた。腕試しをしているらしい。
セル「……ほう?まずはウォーミングアップを……ということか?」
超2ベジータ「この程度でくたばられちゃつまらないんでな…」
セル「……」シュン
超2ベジータ「……」シュン
ドゴォン‼︎
ドゴォン‼︎
ドゴォン‼︎
ドゴォン‼︎
超悟天「み、見えない…!」
トランクス「流石パパ…!」
ベジータとセルは、悟天とトランクスでも見えない程の速さで戦う。戦いの様子を把握できるのは、当事者であるセルとベジータのみだ。
ドカッッ!!!!
セル「ぐおっ…!!」
超2ベジータ「だぁあッッ!!!」
パシッ
セル「はぁッ!!!!」
ドゴォォオオッッ!!!
超2ベジータ「うおっ…!!」
ベジータが上手くセルに拳を当てた。続いて蹴りを決めようとするが、これはセルに受け止められ、逆にセルの攻撃を受けてしまう。
超2ベジータ「ふっ…!」ガシッ
セル「…!!」
しかし、ベジータはセルの腕を剥がすようなことはせず、逆にセルを捕らえて逃がさないようにした。
超2ベジータ「ビックバンアタックッッ!!!!!」
セル「なにッ!?!?」
ドグォオオオオオオオオオオオオンン!!!!!!
風太郎「だ、大丈夫なのか!?悟飯は生きているのか!?」
トランクス「大丈夫!気が残っているから死んではいない!」
一花「なんでそんなことが分かるの…?」
トランクス「俺達は気ってのが分かるんだよ。生きていればそれが残っている。まだ気が残っている悟飯さんは生きているんだよ!」
三玖「今は大丈夫でも、早くしないと悟飯がッ!!」
トランクス「くそぉ…!!俺の気を使って!!」ポワッ
トランクスは瀕死の悟飯に気を分けた。
悟飯「……!ご、悟天は…!!」
超悟天「兄ちゃんのお陰で無事だよ!それより兄ちゃんが!!」
悟飯「あ、あれ…?身体が動かせない…?」
三玖「ご、悟飯…!!」
五月「孫くん!!」
悟飯「あはは…。良かった……。みんなも無事なのかな……?」
風太郎「何言ってんだッ!?お前が今にも死にそうだぞッ!?」
「落ち着け。それに関しては大丈夫だ」
トランクス「…!!」
一花「えっ?誰この人…?」
四葉「わっ!顔が緑色に!?具合悪いんですか!?」
「これは元からだッッ!!!」
突然現れたのは、悟飯の師匠であるピッコロであった。
ピッコロ「お前ら、ちょっと退いてろ」
五月「えっ?」
三玖「ちょっと…!」
悟飯に寄り添う二人をピッコロは退かして、自身の気を悟飯に少し分けて悟飯の目を覚まさせた。
悟飯「……ピッコロさん…」
ピッコロ「よく頑張ったな…。仙豆だ。食え」
悟飯「あ、ありがとうございます……」
悟飯はピッコロにもらった仙豆を口にし、何度か噛んでから飲み込んだ。
悟飯「…!!」ガバッ
四葉「わっ!!」
風太郎「いきなり起きて大丈夫なのかッ!?」
悟飯「う、うん…。仙豆のお陰でね…」
「孫くーん!!」
「悟飯〜ッ!!」
ドサッ!!
悟飯「ぐえっ!!!?」
三玖「良かった…!無事で良かったよ!!」
五月「心配しましたよ!!もう死んでしまうのかとッ!!」
悟飯「イタタタッ!!!心配かけてごめん!僕はもう大丈夫だから!!ちょっと退いて〜!!!??」
トランクス「………悟飯さん、いつの間にモテるようになったんだ…?」
悟天「家庭教師を始めてからかな…?」
正確には、高校に入学してから少し経った5月頃からであるが、鈍感な悟飯経由でしか学校生活に関する話は聞いていないので、悟天は知らないだけである。
二乃「コラあんたら、孫が困ってるでしょうが。退いてあげなさい」
一花「心配なのは分かるけど、それで傷口広がっちゃったら元も子もないでしょー?」
三玖「むぅ…」
五月「……分かりました」
姉2人に言われた三玖と五月は少々不満そうな表情を浮かべながらも、言う通りに悟飯から退いた。
一花「しっかし驚いたよ。まさか勉強の虫の悟飯君があの弁当売りの少年だったなんてね〜」
四葉「そうですよ!ビックリしました…」
風太郎「俺も驚いた…。まさか俺のすぐ近くにこんな凄いやつがいたなんて……」
セル「ぐっ……!なに……!?」
超2ベジータ「おいおいどうした?さっきまでの威勢がまるで感じられんぞ?」
セルはベジータのビックバンアタックをモロに受けたことにより、下半身を失うほどの大ダメージを負った。
セル「まさか…。ベジータがこれほどとは思わなかった…。油断していた……」
超2ベジータ「ほざけ。どうせ再生できるんだろう?まだまだこの俺様を楽しませろ。俺はまだ満足しちゃいねえぜ?」
セル「ふふふっ…!はっ!!!」
グュオッ!!!!
セルはまたしても身体を再生した。
セル「流石はサイヤ人の王子だ…。戦闘民族のエリートという肩書きは伊達ではないということか……」
超2ベジータ「おいおい、さっきよりもパワーが落ちてやがるぜ?そんな様子で大丈夫か?」
セル「私も自分を磨くことに専念した方が良さそうだ…。上には上がいるということは以前『アイツ』と戦って思い知らされたからな…」
超2ベジータ「何を言っているのかよく分からんが、貴様を逃すと思うか?貴様はここで始末する。徹底的にな」
セル「そうか…。ならば、私もあれを使う必要が出てきたな……」
シュゥゥ…
超2ベジータ「………?」
なんと、先程までセルの周りを覆っていた稲妻を伴う金色のオーラは、ただの金色のオーラへと変化した。
超2ベジータ「何のつもりだ?まさか、降参するってんじゃねえだろうな?」
セル「降参か…。ある意味これを使う時点で貴様の方が強いことを認めているようなものかもしれんな」
セルはベジータに押されつつあるが、セルはまだ何か奥の手を隠しているのであろうか?
ちなみにですが、セルが瞬間移動させた皆の中には陸上部の方々は含まれておりません。五つ子と風太郎と悟天のみです。
前回の話を投稿しましたところ、pixivの方では『未来悟飯が登場する話がほしい』みたいな要望を結構いただきました。ただ今その話は検討中です。番外編で出すか、本編で出すか迷っているところです。
そんな要望を聞いて思い付いた話がありまして…。未来悟飯が未来世界で五つ子と関わるスピンオフ的な話を思いついてしまったんですよね…。人造人間が暴れている世界で、未来悟飯と五つ子が出会うみたいな?そんな感じのお話を。その世界でセルが誕生して完全体になるまでの経緯を書くのもありな気がして来たんですよね…。
まあとにかく今は検討中です。今回はこれにて失礼します。
てか、最近五等分の花嫁要素薄くね…?
〜修正メモ〜
セルの台詞の一部を微修正しました。
悟飯とヒロインの結ばれ方、どれがいい?(第20話の前書き閲覧推奨)
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1:本編で誰と結ばれるか明確にする
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2:IFルートで1人ずつルートを作る
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3:まさかの3人と結ばれるハーレムエンド
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4:1と2の複合型