孫悟飯は五つ子姉妹の家庭教師をするそうです【本編完結】   作:Miurand

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 前回のあらすじ……。

 あの世からやってきた悟空は、最初はメタルクウラを相手に善戦していたものの、変身されたことによって押されてしまう。タイムリミットが縮まってしまうが、仕方なく悟空は超サイヤ人に変身する。そこに目を覚ました悟飯が駆けつけた。クラスメイトに正体がバレてしまうが、背に腹は変えられない。悟飯は覚悟を決めて超サイヤ人2に変身し、メタルクウラに戦いを挑んだ。

 ところが、巨大な木が突然出現して…………。



第61話 徹底抗戦

メタルクウラ「予定では痛ぶり尽くしてから殺そうと思ったが……。予定変更だ。滅び行くこの星と共に運命を共にするがいい!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ………

 

 

クウラがそう叫ぶと、地球に引っ付くように滞在していたビッグゲテスターがゆっくりと浮かび上がり、触手のようなものは収納され、元の惑星型に戻る。

 

超2悟飯「させるかぁッ!!!」

 

悟飯はスーパーノヴァを跳ね返すべく、かめはめ波の準備をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、スーパーノヴァを生成している個体は、悟飯の目の前にいる個体だけではなかった。

 

 

らいは「な、何あれ……?太陽……?」

 

超悟天「往生際が悪いぞ!!」

 

 

悟天の前にいた個体も。

 

 

 

 

 

超バーダック「野朗……!!」

 

バーダックの目の前にいた個体も。

 

 

 

 

 

超ベジータ「思い上がるなよ。貴様らの時代はもう終わったんだよ」

 

ベジータとトランクスの目の前にいる個体、全てがスーパーノヴァを生成していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超2悟飯「かーーー……!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超悟天「めーーーー……!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超悟空「はーーー……!!!めぇぇ〜……!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「波ぁあああああああああッッ!!!!!!」」」

 

 

 

 

………悟飯がメタルクウラと戦っていた時、他の戦士達はどうなっていたのだろうか?それぞれ見ていこう………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタルクウラ襲来、悟天の場合

 

 

 

 

悟天「………大分倒したはずなんだけどなぁ…………」

 

悟天はロボット相手にしばらく戦い続けていたが、ロボットが相手だとあまりにも暇ができてしまう為、人質として手を縛られていた人たちの救出をした。これで手足を縛られている者は、悟天付近にはいない。

 

らいは「ご、悟天君!そろそろ逃げようよ!」

 

悟天「ダメだよ。逃げたらこの変なロボット達に何されるか分からないよ?」

 

 

スタッ

 

悟天「……?」

 

悟天の前に、銀色の帝王が現れた。

 

メタルクウラ「………貴様のその姿……。孫悟空にそっくりだな」

 

悟天「孫悟空……?確か僕のお父さんの名前だよね…?なんで知ってるの?」

 

メタルクウラ「……」シュン

 

 

ドッッ!!!!!

 

悟天「ぶわっ………!!!!」

 

悟天の質問に答えることなくクウラは悟天に殴りかかる。この不意打ちには流石に悟天は対応することができなかった。

 

らいは「ご、悟天君!?大丈夫なの!?」

 

悟天「痛ぁあ……!!!お前ぶったなぁ!!僕はまだ何もしてないのに!!!!」

 

メタルクウラ「サイヤ人は皆殺しだ」

 

 

ドシューン!!!

 

 

幼い悟天が相手だろうとクウラは情けをかけるつもりはない。相手がサイヤ人の血を引いているならば、例え赤ん坊だろうと容赦しない。

 

 

悟天「分かったぞ…!お前悪い奴だな!この街をめちゃくちゃにして…!許さないぞ!!!」

 

 

ボォオオオオッ!!!!!

 

 

メタルクウラ「なにィッッ!!!?」

 

 

らいは「えっ……?その姿って………」

 

悟天はクウラが事の黒幕だと確信すると、超サイヤ人に変身した。幼い悟天が超サイヤ人に変身したところを見てメタルクウラはそれはそれは驚く。

 

メタルクウラ「く、くくくっ…!それがどうしたッッ!!!!」

 

 

クウラは一瞬怯むも、悟天に容赦なくデスビームを至近距離で放つ。

 

 

超悟天「」フォン

 

 

メタルクウラ「なっ……!!?」

 

 

しかし、悟天に命中したかと思えば、ただの残像だった。

 

 

 

 

ドゴォォオオッッ!!!!

 

メタルクウラ「ぐはっ………!!!!」

 

 

上から悟天が姿を現し、クウラは頭部にエルボーを食らった。その影響によって頭部が歪んでしまう。

 

メタルクウラ「こ、このくそガキがぁ…!!頭に乗るんじゃないぞ!!」

 

クウラはものすごい勢いで拳を連続で繰り出すが、悟天は持ち前のすばしっこさと体の小ささを利用して器用に避ける。その事が癪に触り、クウラは段々と冷静さを欠いていった。

 

メタルクウラ「おのれぇ……!!」

 

超悟天「やっ!!!」

 

 

ズォオオオオオオオッッ!!!!

 

メタルクウラ「なっ………!!!」

 

悟天はクウラの隙をついてエネルギー砲を発射。それによってクウラの腹部に風穴が空く。

 

メタルクウラ「ば、馬鹿な…!!こんなはずじゃ………!!」

 

シュルルルル

 

しかし、クウラは空いた腹部を瞬時に修復した。

 

メタルクウラ「だが無駄だ!」

 

超悟空「ふーん?じゃあ復活できないくらいにボコボコにしちゃえばいいんだね!」

 

メタルクウラ「なに?」

 

超悟天「かー…!めー……!!はー……!!めぇぇ〜……!!!!!」

 

悟天はクウラを標的として、巨大なかめはめ波を生成する。

 

メタルクウラ「なっ…!?貴様……!!」

 

超悟天「波ぁああああああああああッッ!!!!!!!

 

 

 

ズォオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!

 

 

悟天の手からかめはめ波が解き放たれ、クウラに向かって真っ直ぐにその青白い光は突き進む。

 

メタルクウラ「馬鹿め!これくらいなら避けること、訳ないわ!!」

 

しかし、クウラは跳び上がることによってかめはめ波を回避しようとする。

 

だが、その行動に移るのが早すぎた。

 

超悟天「せーのッッ!!!」

 

 

ズォオオオオオオオッッ!!!!

 

 

悟天から放たれたかめはめ波は緩やかに方向転換し、再びメタルクウラに突き進む。

 

メタルクウラ「な、」

 

 

 

ズォオオオオオオオオオオオッッ!!!!

 

メタルクウラ「ちくしょーーー………!」

 

 

グォォオオオオオオオオンンッッ!!!!!!

 

 

「やるじゃえねか小僧!!!」

 

「いいぞいいぞ〜!!!!」

 

敵がやられたことによって、街はお祭り騒ぎになった。

 

超悟天「………えへへ」

 

悟天はこういう人混みにはなれないが、人に褒められるのは素直に嬉しかった。

 

らいは「あ、ありがとう……。助かったよ」

 

超悟天「うん!僕も悪い奴をやっつけられてスカッとしたよ!!」

 

 

スタッ

 

メタルクウラ「「「無駄だ。俺様はコアが破壊されない限りは永遠に量産することが可能だ」」」

 

超悟天「ええ!!?ずるいぞそんなの!!!」

 

 

ズガガガガッ!!!!!

 

らいは「きゃっ!!!」

 

超悟天「危ない!!」

 

悟天はらいはの危機を察してらいはを持ち上げ空中に避難する。ふと地上を見下ろしてみると、異様な光景が広がっていた。

 

超悟天「………なにあれ?」

 

地割れから巨大な木の根が生えていた。そして遥か遠くには、豆の木を連想させるような巨大な木が生えており、未だに成長を続けている様子を確認できた。

 

メタルクウラ「………この星も共に滅び行く運命か……。ならば……!」

 

メタルクウラはゆっくりと浮かび上がり、指を空に向けると………。

 

メタルクウラ「………」ブゥゥゥン…

 

メタルクウラは太陽のような見た目をしたエネルギーの塊、スーパーノヴァを生成する。

 

らいは「なにあれ……?太陽……?」

 

超悟天「往生際が悪いぞ!!」

 

メタルクウラ「貴様らサイヤ人諸共、この星と共に滅びるがいいッッ!!!」

 

 

メタルクウラはそう叫ぶと同時に、こちらにスーパーノヴァを発射する。スーパーノヴァはゆっくりと悟天の方に近付いていた。

 

超悟天「…………」スタッ

 

らいは「ご、悟天君!!逃げようよ!!いくらなんでもあれは跳ね返せないよ!!」

 

悟天は地上に降り、ゆっくりとらいはを下ろすと、かめはめ波の準備をする。それを察知したらいはは、今回ばかりは悟天でも勝ち目がないと判断して避難を促すが………。

 

超悟天「大丈夫。これくらいなら跳ね返せるから」

 

 

 

 

悟天はらいはを安心させるように満面の笑顔を作る。その光景はまるで、林間学校で悟飯が五月を助けた時のようだった。

 

 

悟天「かぁぁ〜……!!」

 

 

 

スーパーノヴァは着々と近づいてくる。

 

 

 

超悟天「めぇぇ〜……!!!

 

 

だが、悟天は恐ることなく迎え撃とうとする。

 

 

 

悟天「はぁぁ〜……!!!!

 

 

 

その姿は、幼いながらも、悟飯や悟空のような、逞しい戦士の姿に、らいはには少なくともそう見えた。

 

 

 

 

 

超悟天「めぇぇ〜………!!!!!!

 

 

だが、何かを守る為に命を懸けて戦う者は、年齢性別問わず、戦士と呼ぶ。

 

 

 

 

先程よりも強い光を孕んだかめはめ波が悟天の両手で生成される。スーパーノヴァは着弾寸前で、一部の建物が崩れ始めた。

 

もうすぐ地面に激突する。その時に、満を辞して。

 

 

 

 

 

 

 

超悟天「波ぁああああああああああああああああッッ!!!!!!!

 

 

 

ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!

 

 

 

悟天が今まで放ったことのない規模のかめはめ波がスーパーノヴァを押し始める。

 

メタルクウラ「ば、馬鹿な…!あんなガキに、この俺様が負けるはずなど…!!」

 

超悟天「そこの悪いやつ!!兄ちゃんの学校生活を、邪魔するなぁあああああッッ!!!!!!」

 

 

 

ズォオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!

 

 

悟天は更にかめはめ波を強化した。

 

 

メタルクウラ「グワァッッ……!!!」

 

 

クウラ自身も自分に迫ってくるスーパーノヴァを回避することができず、そのまま宇宙空間に押し出される。

 

メタルクウラ「(馬鹿な…!!俺様は本気を出しているはず……!!それでもあの小僧には勝てないというのか!?)」

 

 

クウラはふと横を見ると………。

 

 

悟飯のかめはめ波によって押し出されたクウラ達。

 

 

バーダッグのスピリッツキャノンによって押し出された何者かの姿が見えた。

 

 

 

 

 

 

メタルクウラ「まあいい。俺が死んだところで、他の個体がすぐに現れる。そうして野垂れ死ぬまで悪足掻きをすればいい」

 

しかし、メタルクウラは無限に増殖する。いくらメタルクウラを倒しても減るはずがない。そう思われていた。

 

 

メタルクウラ「ウッ…………!!!!」

 

刹那、メタルクウラに異常が現れた。否、ビッグゲテスターのシステム全体に異常が現れた。

 

メタルクウラ「(ば、馬鹿な…!再生が効かない……!!まさか、コアが破壊されたのか……!!?)」

 

メタルクウラは急に弱体化し、各々の技に飲み込まれ、姿を消した………。

 

 

 

 

 

メタルクウラ「………」

 

超悟天「………あれ?」

 

また新たに現れたメタルクウラを倒そうと奮起していた悟天だが、メタルクウラが突然固まってしまう。

 

超悟天「あれ?おーい?寝てるの?」

 

悟天は声をかけるが、メタルクウラは微動だにしない。

 

超悟天「………」チョンチョン

 

突いても。

 

超悟天「……?」ベシベシ

 

叩いても………。

 

超悟天「お前の母ちゃんでーべそ!!」

 

悪口を言っても全く反応がない。

 

超悟天「あれ?おかしいなぁ……?」

 

ドグォォオオオオオオオオンン!!!!

 

超悟天「わっ!!!!!!」

 

しかし、突然爆発する。

 

らいは「わっ!!!?悟天君ッ!!?」

 

目の前で大爆発を目撃したらいはは悟天の身を心配する。

 

超悟天「あはは……。服がボロボロになっちゃった…………」

 

だが、悟天自身はほぼ無傷で無事だった。

 

らいは「……」

 

超悟天「らいはさん?どうしたの?」

 

らいは「…………」

 

超悟天「あ、あれ?」

 

 

 

ギュッと

 

突然抱きつかれる。

 

超悟天「えっ?えっ?どうしたの?」

 

らいは「こ、怖かった…!怖かったよぉ……!!!」

 

らいははしっかりしているとはいえ、まだ中学生。それもこの前まで小学生だったのだ。こういった事態には当然慣れていないし、慣れていないのが普通だ。今まで我慢していた分、涙が溢れ出てきてしまった。

 

超悟天「えっ?あれ…?泣いちゃった…。どうしよう……?えーっと、よしよーし?」

 

悟天は昔にチチや悟飯にやられたように慰める。しかし幼い故かその仕草は少々ぎこちなかった。

 

超悟天「…………困ったな。兄ちゃんはこういう時どうしてるんだろう…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタルクウラ襲来、悟飯の場合

 

 

 

メタルクウラはスーパーノヴァを作り出し、それをそれぞれの個体が作り出したもの同士を融合させ、1人では到底作ることのできない大きさのスーパーノヴァを作り出した。

 

メタルクウラ「これで貴様もお終いだッ!!!」

 

メタルクウラ「いくら超サイヤ人を越えていようが」

 

メタルクウラ「これは跳ね返せまいッッ!!!!!」

 

その巨大な光の玉がこちら側に接近してくる。事情が分からない一般人でもこの世の終わりが近づいていることを理解できてしまうようだ。この付近は完全にパニックに陥っている。

 

 

だが、悟飯の勝利を信じている者達がいた。

 

 

自堕落だが、夢を追い、ひたむきに努力する長女。

 

 

 

 

家族思いで女子力が高く、悟飯を愛してやまない次女。

 

 

 

 

物静かでネガティブだったが、悟飯をきっかけに成長し始めている三女。

 

 

 

 

6年前、京都で約束をしたある男の子との約束を再び果たそうと奮闘している四女。

 

 

 

 

林間学校で助けられて以来、悟飯のことを考えない日がなくなり、同じく悟飯を愛してやまない五女。

 

 

 

 

1年生の頃からの悟飯の親友で、悟飯と勉強面で切磋琢磨し、時には家庭教師としても協力をしてきた、悟飯とは別のもう1人の家庭教師。

 

 

 

 

 

『かーーーー………!!』

 

 

 

超2悟飯「……俺は、未来の自分と約束した……!!」

 

 

 

『めーーーーー………!!!』

 

 

 

 

超2悟飯「自分が守れなかった6人を代わりに守ってくれって……!!!!」

 

 

 

 

『はーーーーー………!!!!!』

 

 

 

 

超2悟飯「地球を頼んだと、ピッコロさんに託された………!!!!!」

 

 

 

 

 

『めーーーーー………!!!!!』

 

 

 

 

 

超2悟飯「お父さんに、託された……!!!!!」

 

 

 

もう、情けない姿を……!!醜態を晒すわけにはいかない………!!!!!

 

 

 

 

 

「「「「「「いけぇぇえええええええええええ!!!!!!!」」」」」」

 

 

6人が同時にそう叫ぶ。それを合図に、悟飯のかめはめ波は放たれた。

 

 

 

 

 

超2悟飯「波ぁあああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!

 

 

 

 

ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!!!!!

 

 

悟飯の力強いかめはめ波は、巨大なスーパーノヴァをも押し出す。

 

 

メタルクウラ「なっ…!!」

 

メタルクウラ「俺たちで作り出した技を……!!!」

 

メタルクウラ「いとも容易く……!?」

 

 

悟飯のかめはめ波は地球からスーパーノヴァと共にメタルクウラを遠ざけていく。

 

 

 

 

 

ドグォォオオオオオオオオンン!!!!

 

超2悟飯「………!!!!」

 

 

突如、ビッグゲテスターの方で爆発が発生した。それと同時に宇宙に向けて青白い光が走り出す。

 

 

超2悟飯「お父さんか…!」

 

その正体は、悟空のかめはめ波だった。ビッグゲテスターのコア、メタルクウラの本体を潰したのだ。

 

 

メタルクウラ「ぐっ……!!」

 

メタルクウラ「し、しまっ……!!」

 

先程まで威勢の良かったメタルクウラも突然力を失う。それに気づいた悟飯は隙を見逃さずに、かめはめ波を更に押し出す。

 

 

 

 

超2悟飯「波ぁああああああああああああああああッッ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

悟飯のかめはめ波は、見事スーパーノヴァを押し返すことに成功し、宇宙の彼方で遠くで爆発した。

 

 

そのすぐ後に、悟天のものと思われるかめはめ波が同じくスーパーノヴァを押し出し、遥か遠くで爆発する光景を見る事ができた。

 

超2悟飯「悟天もこの戦いに参加していたのか………………」

 

地球のあちこちにいたロボットやメタルクウラは完全に停止し、爆発した。

 

これによって、地球の脅威はほとんど取り除かれた……………。

 

 

 

超2悟飯「……………あとはあの神精樹をどうにかしないと……………」

 

 

…………一難さってまた一難とはまさにこのこと。悟飯は次の敵を倒すべく、神精樹が生えている方へと向かおうとした。

 

 

超2悟飯「………?」

 

 

だが、様子がおかしい。遠目から見て、木にヒビが生えているように見える。そのヒビは段々と上に伸びていき…

 

 

 

超2悟飯「!?ッッ」

 

 

木は真っ二つに割れる。その直後に綺麗な爆発が発生した。

 

 

 

その爆発の後、しばらくすると光の玉が降り注いだ。その光が川だった場所に落ちると、水が復活した。

 

乾いた大地に落ちると、潤い緑が生い茂った地面に変化した。

 

枯れ果てた木に落ちると、緑が再び生い茂る。

 

赤かった空が段々と青くなり、次第に元の地球に戻っていった。

 

 

超2悟飯「………?一体なんだったんだ?神精樹の成長が失敗したのか…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタルクウラ襲来、悟空の場合

 

 

悟空は悟飯が帰還した後、対メタルクウラ戦は悟飯に託し、悟空はビッグゲテスター内部に侵入して本体を撃退しに向かっていた。

 

その道中、ビッグゲテスター内部でもメタルクウラがわんさかいた。

 

超悟空「思い通りには行かねえか……」

 

メタルクウラ「ここは通さないぞ」

 

メタルクウラ「俺達を倒してからにするんだな」

 

超悟空「(オラに残された時間は少ねえ…。このまま突っ切るしかねえな)」

 

 

ドシューンッ!!!

 

 

悟空は構わずメタルクウラの壁を突き破ろうと加速する。

 

メタルクウラ「愚かな」

 

メタルクウラ「死ねッ!!!!」

 

メタルクウラ軍団は悟空に向けて一斉にデスビームを連射する。

 

超悟空「………!!!」

 

 

ボォオオオオッ!!!!!

 

 

悟空はメタルクウラを突き抜ける一瞬だけ超サイヤ人2に変身し、そこを通り過ぎたら元の超サイヤ人に戻る。

 

メタルクウラが現れたら突き破り、現れては突き破りを繰り返すと、広い空間にたどり着いた。中心部には何やら丸い物体がある。

 

クウラ「……とうとうここまできたか」

 

超悟空「随分ひでぇ様じゃねえか」

 

クウラ「……丁度いい。貴様のエネルギーをもらうぞ」

 

 

ギュルルル

 

超悟空「………!!!」

 

悟空は迫ってくる細い機械に気づかず、腕と脚を拘束されてしまう。

 

クウラ「ふははははッ!!超サイヤ人の生命エネルギーをいただくぞ!!」

 

超悟空「ぐっ………!!!」

 

その機械を伝って、悟空の気はビッグゲテスターに吸収されていく。

 

クウラ「凄まじいエネルギーだ…!!!これを全て取り込めれば、地球人など最早用済みだ!!」

 

超悟空「そんなにエネルギーが欲しいんなら、もっと分けてやるよ!」

 

 

ボォオオオオオオッ

 

 

クウラ「な、なにッ!!!?」

 

 

悟空は超サイヤ人2に変身し、エネルギーを一気に流し込む。

 

クウラ「ま、まずい…!!回路を遮断しろッ!!」

 

超2悟空「させるかッ!!!!!」

 

 

ボォオオオオオオオオオオッ!!!!!

 

 

悟空は更に気を解放し、ビッグゲテスターにダメ押しを与えていく。

 

 

ドグォォオオオオオンッッ!!!!!

 

 

クウラ「ま、まずい……!!エネルギーがあまりにも膨大すぎたか……!!」

 

どうやら、ビッグゲテスターには超サイヤ人の力は持て余されるようで、エネルギーの過剰摂取でメイン回路が遮断されてしまい、あちこちの系統で故障が生じてしまった。

 

クウラ「なっ……!!メタルクウラも動かせなくなったか………!!!」

 

超悟空「あとはおめぇだけだな」

 

クウラ「くっ……!!おのれぇ!!!」

 

クウラはゆっくりと自身の体を再生しようと目論んでいたのだろうが、目の前の悟空に対抗する為に急いで機械の体を構築する。

 

ガッ!!!!

 

超悟空「……!!」

 

床から出現した機械の腕に悟空は捕まる。

 

クウラ「貴様だけは…!せめて貴様だけはこの場で葬ってやるッ!!!」

 

超悟空「かー………。めー…………」

 

クウラ「俺が宇宙の帝王なんだッ!!」

 

超悟空「はー………!めぇぇぇ…!!」

 

クウラ「俺が、最強なんだぁあああああああッッ!!!!!!」

 

 

ボッ!!!!!

 

悟空がかめはめ波を放つ準備を終えると、気を解放して機械の腕を破壊する。

 

 

 

 

 

 

シュン‼︎

 

 

クウラ「………!!!」

 

そのまま瞬間移動でクウラの目の前に現れる。

 

 

超悟空「言ったはずだ。オレはお前を許さねえってな」

 

 

目の前で冷たく言い放ち………。

 

超悟空「波ぁぁあああああああああああああああああッッ!!!!!!!

 

 

ズォオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!

 

 

 

『フリーザ。貴様は甘い。その調子だとあの猿共に消されかねないぞ?』

 

 

 

 

『クウラ様!!惑星ベジータから1人用ポッドの出発を確認!!始末致しますか!?』

 

『………………あれはフリーザのミスだ。尻拭いは自分でやらせるんだな』

 

 

 

 

 

 

 

 

クウラ「甘かったのは、フリーザだけではなかった…………。この俺もまた、甘かったようだな……………………」

 

 

 

 

 

 

 

ドグォォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュン‼︎

 

 

悟空「ひぇぇ……!!瞬間移動がなかったらオラ死んでたぞ……!!!」

 

悟空は瞬間移動で悟飯の元に避難した。

 

超2悟飯「お、お父さん……!!」

 

悟空「………よくやったな、悟飯」

 

超2悟飯「……………はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタルクウラ襲来、バーダックの場合

 

 

バーダックはとある場所の空き家を使って、かつての仲間達と共に比較的平和な生活を送っていた。ところが、ビッグゲテスターの着陸により事態は一変。謎のロボットが自分達に襲いかかってきた為、バーダッグ達はそのロボット退治に追われていた。

 

バーダック「ちっ…!なんだこの雑魚共は……!!」

 

トテッポ「倒しても倒してもキリがねえ!」

 

セリパ「いっそのことここら一帯を吹き飛ばしちまうか!?」

 

パンブーキン「そんなことしても恐らく無駄だろう。あの馬鹿でかい惑星からウジャウジャと湧いて出てきやがる!」

 

トーマ「くそ…!ならばあの惑星に出向くしか………!!」

 

バーダック達は痺れを切らして本拠地に乗り込みに行こうかと話し合っていたその時、予想外の敵が現れる……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よお。元気にしてたみたいだな?」

 

ギネ「あ、あんたは……!!!」

 

バーダック「…………なんの用だ?」

 

ターレス「決まってるだろ?サイヤ人同士の用事というやつだよ」

 

バーダック「ふっ…。その様子だと、大分神精樹の身を食ってきたみたいだな?これはお前らのせいか?」

 

ターレス「こいつは違えよ。これはクウラの仕業だ」

 

バーダック「何?クウラだと……?」

 

一時期クラッシャー軍団と敵対していたリーダーの名前があがる。

 

ターレス「ああ。あいつは俺が倒した後、ビッグゲテスターという星のゴミが集まってできた機械惑星のコアと融合したらしい。そしてそこで作ったゴミ屑をここに送り込んでいるというわけだ」

 

バーダック「そうか…。なら何故このタイミングでこの星に来た?事が落ち着いて来てからの方が貴様もやりやすいだろう?」

 

ターレス「俺もそう思っていたんだがそうはいかねえんだなこれが。ヤツはこの星ごと食うつもりのようだ。折角の綺麗な青い星をこの俺が見逃すと思うか?」

 

バーダック「……!ま、まさか…!」

 

ターレス「ああ………。この期に乗じてダイーズ達に神精樹の種を埋めてもらっている。もうじき発芽してこの星のエネルギーを吸い尽くすだろう…」

 

してやられた。クウラとターレスが手を組んだわけではないが、クウラが招いた混乱を利用して、ターレス達が地球に神精樹を植えてしまったのだ。

 

バーダック「ちっ…。してやられたってわけか」

 

ターレス「でもまずはてめぇだけは俺の手で始末する。この俺に屈辱を与えたことを、もう一度地獄に行って後悔するんだな……!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴッ……

 

 

ターレスは何時ぞやの件でバーダックに恨みがあるようだ。何時ぞやの件というのは、バーダックが超サイヤ人に変身した時の話だ。バーダックが超サイヤ人に変身したことで、自分が変身したものは超サイヤ人ではなかったことを知り、屈辱を覚えたというものである。

 

バーダック「やっぱり戦いは避けられねえか…………」

 

だが、バーダックもただ引き下がるような男ではない。ターレスに対抗するように気を引き上げていく。

 

ターレス「へっ……。まさかお前と直接戦うことになるとはな…。同じ下級戦士でありながら、俺と同じように高い戦闘力を誇っていた…。俺はそんな貴様を気に入っていたのだがな………」

 

バーダック「嘘つけ。お前も俺のことが気に食わなかっただろうが」

 

ターレス「そういえばそうだったな…。昔から貴様とはソリが合わなかった…」

 

 

 

ドシューンッ!!

 

 

ドシューンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォォオオンッ!!!!!

 

 

 

2人の下級戦士………。否、元下級戦士同士の戦いが幕を開けた。

 




 こんな時間に投稿するの珍しいな……。

 メタルクウラ編はそこまで長引かせるつもりはありません。メタルクウラ及びクウラ好きの方には申し訳ないのですが、サクっと終わらせます。変に長引かせるとグタる未来しか見えないので。

 バーダックvsターレスに関しては、比較的丁寧にやると思います。バーダックだけ主な敵が悟飯達とは違うので。

 以前、『ブウ編をこのままやるなら、五等分キャラが置いていかれそう』みたいなご指摘を受けました。確かに五等分キャラで戦力になるキャラといえば、零奈くらいしかいないんですよね。今はダウンしてますけど。ですがそれについては、つい先日解決致しました。ですのでご安心(?)下さい。

 ちなみにらいはの心情については次回以降のどこかの後書きで解説します。



*前話のも載せましたが、一応こちらにも載せます。

 ここでふと思ったのですが、随分前に非台本形式化しよう的なことを言って、結果的に台本形式で続行して、こちらが完結してから、限定公開している方で非台本形式を載せようということになりました。

 そうなったのですが、最近書いてて思うことあるんですよね。『あれ?別に台本形式じゃなくてもいいんじゃね?』と。そこで思いついたのが、通常公開しているコチラを通常形式に直し、限定公開にしている方を台本形式にする案です。

 でも以前にコチラは台本形式にしますって言った手前、いきなり変更するのはどうなのかなーと思ってるんですよね。そこで皆さんにご意見を頂こうかと考えています。ちなみに台本形式はpixivにも投稿しているんですよね。それも含めてコチラは台本形式じゃなくてもいいんじゃないかと思い立ったわけです。

 もし非台本形式化する場合は、全話分通常形式を作成してから一気に切替えるので、すぐに変わることは多分ありません。代わりに限定公開している方に台本形式を投稿します。

※限定公開とは

 通常公開とは違い、検索一覧には表示されないが、URLをクリックするか、お気に入り登録をしている人なら見ることのできる投稿形式のことです。

 気が向いたらアンケートにご協力お願いします。

 ※聞き方を間違えたのでアンケートを作り直しました。以前のアンケートにご回答して下さった方には申し訳ございません。

再び台本形式から通常形式への変更を検討しています。詳細は第60話もしくは61話の後書きをご覧ください。Q:台本形式から通常形式に変更してもいい?

  • 変えてもいい
  • 変えないでほしい
  • 限定公開の方を見るので変えてもいい
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