ロボトミとラオルの世界に転生しました!割とマジで勘弁してくれ!!   作:ライドウ

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過度な熱望は誤った興奮をもたらしました。

読者の皆様にお知らせです、今回から非ログインユーザーからの感想も受け付けることにいたします。

追記

タイトルミスェ...


9日目

心臓がある。

今私がいる収容室には、ゴウン、ゴウンという機械の音と、ドクン、ドクン、という心臓の鼓動の音が2つ響きあっている。

 

「T-09-77、『熱望する心臓』。実物で見ると普通に心臓ね、気持ち悪い。」

 

その機械と心臓に近づいてゆき、心臓を手に取り懐に入れる。

心臓が2つになる感覚と共に、敵を倒したいという渇望が生まれる。…私の現在の武器と防具は『恋愛』だけれども大丈夫なのだろうか。

 

『うわー、すみません!!【捨てられた殺人鬼】が脱走しましたぁッ!!』

 

耳のインカムから悲鳴が聞こえてくる。

新人育成のためにイムばか君が捨てられた殺人鬼の作業をしていたのだが、どうやら機嫌を損ねて逃げ出してしまったらしい。

 

《エージェント、『アンジェリク』、『エヴァ』、『クリストファー』は至急【捨てられた殺人鬼】を鎮圧せよ。》

 

早速、鎮圧指示が飛んできたので恋愛のライフルを持って収容室から飛び出す。

 

《アンジェリク、対象は情報チームのサブルームにいます。》

「…了解。」

 

ライフルを持つ力を強めサブルームに突入すると、1人必死に捨てられた殺人鬼を誘導するイムばか君がいた。

 

「イムばか君、早く逃げなさい。」

「アンジェリク先輩!す、すみません!!」

 

印象の薄い顔と懺悔の装備一式の彼は、私が攻撃したのを確認してから逃げた。

捨てられた殺人鬼の頭に狙いを定めて、引き金を引く。

パパパッという軽い音が私の耳元で鳴り、バスッバスバスッ!という音が聞こえてくる。

どうやらうまく当てられたみたいだ。間髪入れずに引き金を引き、銃弾を捨てられた殺人鬼に当て続ける。

 

上手く善戦しているところで、

 

ブオオォオオオオオオンッ!!(緑青の黎明)

ある日、疑問を持った。我々はどこから来たのだろう?誰かに命を授けられ、無責任なまま放置された。

 

頭の中で大きな警笛の音が鳴り響き、文字が浮かび上がる。

こんな時にと悪態を着きつつ、嫌な予感がしたので左に思いっきり飛び込む。その直後、さっきまで立っていた場所に槍のようなものが突き立てられる。

 

(あ、あぶなかったっ!)

 

機械の体にボロい布が巻き付けれており、右腕は槍となっており、顔は私を完全にロックするかのようにこちらに向いて目と思わしき赤い光を強くしていた。

地面から槍のようなものを引き抜き、こちらを睨む人型のロボット。そして、金属に変えた頭を床に打ち付けこちらを威嚇している『捨てられた殺人鬼』。

恋愛のライフルを構え直してその2体の行動を油断なく睨みつける。

 

「どっせーい!」

 

しかし、『疑問』の人型ロボットはサブルームに飛び込んできた1人のエージェントのハンマーによってぺしゃんこにされる。

 

「ごっめーん、ちょっと遅れちゃった☆」

 

後悔のハンマーを疑問のロボットに振り下ろしたクリストファー君は、イラッとする顔でそんなことを言う。クリストファー君は後でしばくとしてこれで疑問はもう一体だけとなり、あとは捨てられた殺人鬼だけがこの場所に残っていた。

私は、そわな捨てられた殺人鬼に素早く恋愛のライフルを向け、素早く引き金を引く。パパパッという軽い発砲音と共に3発の弾丸が捨てられた殺人鬼に襲いかかり、着弾すると…

 

「うぐぁ…」

 

捨てられた殺人鬼が苦しそうな呻き声を出して、消えてしまう。

どうやら収容室に叩き戻されたみたいだ。肩の力を抜いて、立ち上がると、クリストファー君は微妙な顔をしていた。

 

「あ、あれ。もしかして1人で余裕だった?」

「…エヴァ君は?」

「あいつならコントロールの応援だよ。ねぇ、アンジェリク、もしかして俺が居なくても余裕だった?」

 

エヴァ君の行方をしれたところで、タブレットを確認する。

しかし、タブレットには何も届いておらず、どうやら私はまだ熱望する心臓をつけてなければならないみたいだ。

 

「あのーもしもし?アンジェリクさーん?きこえてます?」

 

ふたつの鼓動がうるさいなと思いつつ、恋愛のライフルをしまってメインルームへとそそくさともどる。

 

「謝るから、絶好のタイミングで突入してイラッとさせるような顔したこと謝るから!無視だけはやめてぇ!?」

 

後悔のハンマーを背負い直し、泣きながらクリストファー君が着いてくる。もうちょっと無視をしていても私は悪くないはずだ。うん。

 

 

 

 

 

 




クリストファー君ェ…

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