ロボトミとラオルの世界に転生しました!割とマジで勘弁してくれ!!   作:ライドウ

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その雄獅子は首だけになりながら眠り続けています。


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ヤギに使い方はありません。間違った使い方をするのはやめてください。
 非常に、迷惑です。いくら過去にそう言った事例があるとはいえあなたの人間性を疑います。
  あと、ヤギは、普通に、メスヤギが、好きです。
              ―――HITUZI

~~~~

...まさか、また4回も死を迎えることになるなんてな。
             ―――安全チームセフィラ『ネツァク』


16日目

 

15日目に施設が”なぜか”3度ほど爆発したのち、ようやく15日目を越えることができた。見たことのないエージェントが、エヴァ君とクリストファーとマックス...だけではなく、各チームのセフィラ(中層、下層含む)とアンジェラ、そして管理人によって説教されており、近づこうとしたがエミリアとティファニーによって遠ざけられた。

そして今日、ようやく新しいアブノーマリティの顔を見ることができたのである。......うん、文字通り、”すやすやと眠る獅子の顔”を見たのである。

 

「獅子って言ったら...続編に出てきた臆病な獅子を思い出すけど...全然違う」

 

懐からタブレットを取り出し確認する

 

~~~

エージェント『アンジェリク』は、【O-02-440】に『洞察作業』を行う

~~~

 

間違いなく、これも私の知らないアブノーマリティだ。

扱いは気をつけなくてはならない、あの首のないヤギ*1が爆発した以上、このアブノーマリティもとんでもない爆発能力を持つと思われる。

私が一歩、近づくと...その雄獅子はゆっくりと目を開け私を見る。

 

「人間か。」

 

そして、あのヤギ*2とは違い...確かに雄獅子が喋り出した。

それらしい声帯は確認できないのにどういうわけか、喋っている。

 

「...貴方は?」

「我に呼称する名は無し。されど我は、『王の獅子』呼称される。」

 

『王の獅子』、間違いなく聞いたことの無い名前だ。

しかし、薄く開かれた目で見つめられただけで、とてつもない威圧が私に襲い掛かる。

だけど、そこまで...私もこの世界で、このループの中でたった15日と言えど生活してきた。

この程度の威圧感は何度も受けていたので...もはや何でもない。

 

「我を前にして怯えぬ人間は久しい。いいだろう...だが、我の眠りを妨げるな。」

 

そう言った雄獅子は再びまぶたを閉じて眠りだす。

私の返答など待たずに静かにだ...間違いなく、このアブノーマリティはヤバい。

今までにあったHEの連中とは比べ物にならないほどだ。

 

(まさかALEPHクラス?)

 

頭の中で、その答えが浮かぶが...いや、ALEPHならもっと強い威圧のはずである...なら、このアブノーマリティはWAWクラスとでもいうのだろうか。

...何か、嫌な予感が私の背筋をくすぐる。ゾワゾワとした嫌な感触。胸騒ぎ。

壁の空気清浄機のパネルを操作し、静かに清掃を進める。

『王の獅子』はそれらの音には反応せず、むしろすやすやと寝息を立てている。

 

~~~~

 

作業が無事に終わり、私はクリップボードに挟まれている紙にチェックの項目をつけ、退出しようとする。

その時

 

「...貴様に問おう。貴様の正義とは何ぞや。」

 

王の獅子が気だるげな眼のまま、退出しようとした私に声をかける。

私の、私の正義?なぜそれを問われるのだろう。

私は、立ち止まり、深く考える。私の正義...私の正義とは

 

「私の正義とは、私に課された罪を清算すること。だから、私の行いは消して正しいとは言えない。故に私の正義は、生きること。です。」

「...ふむ、貴様の正義は『我ら』の正義と違うな。よい、気にするな。」

 

そう言って、再び雄獅子は眠りについた。

私の答えはどうやら求められていた答えとは違うようだ。

頭を捻りながらも、その獅子の収容室を退出する。

そして、タブレットからその獅子の更新された情報を見る。

 

「...『眠れる獅子』か。」

 

私の心の奥にある不安感をそっと押し込め...私は、メインルームへと戻るのであった。

 

*1
≪(正解の音)。≫えぇい、干渉するな!!

*2
≪(正解の音。)≫





ヤギの身体、獅子の頭...察しのいい方は何かお気づきですか?
ネタバレ厳禁、心に秘めるように。

オリジナルアブノーマリティの情報を某サイトをリスペクトし、書き方を変更します。そのため文字が多くなりますがご了承ください。そして、分かりづらかったらお教えください元の書き方に戻します。また、専用アンケートを今回から設置することにしました。専用アンケートに投票したい場合は少々お待ちください。

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【O-02-440】
 『眠れる獅子』

危険度:WAW
E-Boxes:24
攻撃タイプ:RED
職員に被害を与える恐れあり
施設が壊滅する恐れあり

上機嫌:13-24
普通:7-12
不機嫌:0-6

特殊能力:なし

クリフォトカウンター:3
脱走オブジェクト
RED:耐性(0.8)
WHITE:耐性(0.8)
BLACK:耐性(0.8)
PALE:脆弱(2.0)
行動:噛みつき攻撃(RED4-5)

管理方法
その1
眠れる獅子の作業を悪判定で終えると、クリフォトカウンターが1減少した。
その2
眠れる獅子を抑圧・本能・愛着作業を行うとクリフォトカウンターが1減少した。
その3
眠れる獅子の作業を良判定で終えると、クリフォトカウンターが1回復した。
その4
他アブノーマリティ―が脱走すると、クリフォトカウンターが1減少した。

洞察、愛着、本能、抑圧の順で好む。

洞察作業の場合、作業レベルに関わらず最高の反応を示します。
愛着と本能作業の場合、作業レベルに関わらず普通の反応を示します。
抑圧作業の場合、作業レベルに関わらず最低の反応を示します。


由来

この獅子の頭は、『白い海』から流されてきました。
かつてこの獅子は一つの身体を持ち、白き海の王として存在していましたが、民衆の反乱により首を斬り落とされましたが、その雄獅子は首だけになりながら眠り続けています


E.G.O.
武器:獅子

獅子の顔が模されたALEPHクラスの大斧です。
持ち手には、黄金の豪華な装飾がされており、獅子の顔は傷つくことがありません。

レベル:ALEPH
製造費用:150 Boxes
製造可能数:1
ダメージ:RED(18-20)
攻撃速度:普通
射程:長
装着条件:エージェントランクⅤ、正義ランクⅤ
特殊能力:なし

攻撃方法:
・振り下ろし攻撃
・稀に、チャージを行い前方単体にRED(30-35)のダメージを与えます。

説明:
獅子は王の精神を持つ。だからこそ、獅子の力を持つ者は、弱きを助け強きをくじく正しき正義を持つ者しか扱えぬ。それがたとえ、女性であろうとも...この力を手にするものは正しき正義を持たねばならぬ。


防護服:獅子

バイオレット、シルバーで構成されたALEPHクラスの防護服です。
バイオレットのマントの下にはシルバーの鎧がありそのシルバーの鎧の胸当ては獅子の顔が模されています。

観測level4から製造可能になります。

レベル:ALEPH
製造費用:120 Boxes
製造可能数:1
RED:耐性(0.5)
WHITE:耐性(0.5)
BLACK:耐性(0.5)
PALE:普通(1.0)
装着条件:エージェントランクⅤ・正義ランクⅤ
特殊能力:正義の数値が100以上の場合、PALEの耐性を耐性(0.2)にする。

説明
正しき正義を持つ者が着るにふさわしい鎧とマント。
この鎧を着こなすものこそ真の正しき精神の持ち主であり、王の資格があるものである。


ギフト:獅子

王冠のような見た目をしており、そのデザインは威厳がありつつも煌びやかなものです。ギフトを着用した姿は、王を連想させます。

観測levelⅢから所得可能。
眠れる獅子への作業を終えた場合、15%の確率で付与されます。
装着部位は、頭1であり、同種のギフトと競合します。

情報:移動速度・攻撃速度+5、装備武器の攻撃速度を一段上げる。

このアブノーマリティは

  • 安全である。(使える)
  • 注意するべきだ。(普通)
  • 危険な存在だ。(使えない)
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