ロボトミとラオルの世界に転生しました!割とマジで勘弁してくれ!! 作:ライドウ
気分が乗ったのでおまけパート
いつ起きているかは皆さんのご想像にお任せします。
「......。」
「...。」
エージェント用食堂のテーブルを挟み、俺はウーロン茶...マックスはアイスコーヒーを飲みながら...
「うぅ~...また、また断られたぁ~」
俺の隣に座り机につっぷすクリストファーに生ごみを見る目憐れみの視線を送っていた。
...察しのいい奴は察していると思うが、『また』だ。
「だから諦めろって、お前が合コンを計画する日は大抵女子会が開かれるんだから。」
「第一、この場所で合コンって頭にウジでも沸いてるんですか?」
「エヴァはともかくマックス酷くね?てか、俺が合コン計画する日は女子会開かれるのは何なの!?」
ガバッと起き上がり泣き叫ぶクリストファー...イムばかやスティーブン達もパーティーグッツを手に死屍累々と倒れており...口から魂が飛び出ていた。
おそらく楽しみだったんだろうがだれ一人来ないことを察して全員絶望してるんだな...馬鹿が。
「あーマックス、クリストファーにはウジはさすがに沸いてないぞ」
「そうだそうだ!さすが俺の親友!俺のべんめ――――――」
「そもそもコイツに脳みそなんてあると思うか?」
「...マックス、そこ退け...久々にキレちまったよォッ...」
俺に中指を突き立てるとマックスの座っていた場所を奪い取り、右腕を机の上に置く。
「おいおい...腕相撲かよ。」
「はん!最近、『獅子』を振り回している俺にかなうのは、あのハンマーコンビしかいねぇよ!かかって来いよヒョロガリがぁっ!!」
「...やってやろうじゃねぇか。」
俺がその
調子のいい奴らだがまあギスギスした雰囲気よりかはいいだろ。...あれ、管理人も混ざってないか?
「マックス!お前審判やれ!!」
「...はぁ、わかりました。それではぁ、合意と見てよろしいですね!!」
急にハイテンションに切り替わるマックス。面倒くさそうな雰囲気を漂わせているが、何気こいつが一番ノリがいい
俺とクリストファーは右手をつかみ合い、右腕に力を貯め始める。
「買ったら俺にドンペリな!」
「はん、俺に勝てたらいうんだな。」
「3,2,1...GO!!」
「「ふん!!」」
俺らが同時に貯めていた力を開放するとブオンと衝撃波が起きる。
最初の位置から俺たちの腕は移動しておらず俺もクリストファーもまだまだ余裕の表情を浮かべ力比べをしている。
「どうした?一ミリも動いてねぇぞ?」
「おいおい、黄昏握ってないからって衰えたのかぁ?」
煽り合いながら腕に込める力を高めるが、クリストファーの方が優勢なのか若干俺が押され始める。
俺が手が押され始めると、周りの野次馬たちはついに俺がクリストファーに敗れるのかと期待し歓声を上げる。
顔を伏せ、力を込めて押し返そうとするが...それでも押され続けている。
「いいぞー!クリストファー先輩!!そのままそのまま!!」
「今までの分をきっちり返しましょうよ!!」
「いいよイイよぉっ!!エヴァが苦しんでる苦しんでる!!」
「いけー!クリストファー!そのまま押し込んでしまえ!!」
「はっはっはっ!!『後悔』のハンマーや、『獅子』の大斧を振り回していたんだ!!お前にはもう負けねぇ!!負けを認めろエヴァ!!今まで俺を馬鹿にしてきたことを後悔しつつそこでアンジェリクが俺に惚れるさまを見てるんだなぁッ!!フハハハハハッ!!勝った!!ロボトミー編、完!!」
クリストファーが画風が変わってまで勝利を確信した瞬間、周りの歓声もピークになる。
...だが俺はここで顔を上げ、
クリストファーは俺の顔を見るなり、鳩が豆鉄砲を食らったような顔になり、俺の顔を見つめている。周りの歓声も、一瞬にして止み...顔を青く挿せている。
「お前、知らないのか?ハンマーコンビが唯一負けた相手が、誰だったかってことを。」
「......ま、まさかっ。まさかァァッ!!!!!」
隠していた力を少しだけいれると、押されていた俺の腕が徐々にクリストファーの腕を押し戻し始める。
「バカなッ!!こんなことは、こんなことはあり得ない!!だっ、だって俺は『後悔』のハンマーや『獅子』の大斧を軽々と振り回せるんだぞ!?なのに、なのに!!『カワイイ!』のグローブしか嵌めてないお前に負けるなんて......ハッ!?」
「...おいおい、クリストファー。今さら思い出したのか?パンチを放つときは『全身の筋肉を使う方が威力が上がる』と
クリストファーは椅子を蹴とばしてまで最後の抵抗をしだす。
だが俺の腕はびくともせず、むしろドンドンと押されていく...周りの悲鳴も大きくなり、マックスは何かを察した様で目をつむっている。
そして、最後の仕上げにクリストファーの腕を机に叩きつけた。
「あああああああああ!!」
「俺の勝ち。だよな?マックス」
「そうですね...勝者、エヴァ先輩!!」
マックスが俺の側にある旗を掲げて勝敗を告げると、野次馬たちが次々に絶望しだす。
まあそうだ、勝てると思って煽ったら負けてるし、何なら俺に向かって失礼なことを口走ったバカもいるみたいだからな。
「ま、まだだ...まだ終わらんよ!!」
画風の変わったままのクリストファーが再び机に腕を叩きつける。
俺はそれをフッと笑うと。
「オラ、ウラ...終わりだ。」
「ぎゃあああああああああ!!」
3連続でクリストファーの腕を同じように机にたたきつけてやる。
腕を抑えて苦しむクリストファーを見ながら、ウーロン茶の入っているコップを手に取り口をつける。
「...そういえば、俺が勝った時の商品。言ってなかったよなぁ?」
「ヒェ、あ、あの、できればやさしいものでおねがいします。」
「...ドンペリ。」
「ヒュッ。」
「それを、全員におごれ。」
「ミ゜」
「「「「「「クリストファー先輩、ゴチになります!!!」」」」」」
「ち、ちくしょおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
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翌日(?)
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「ウゥ...もやし定食、おいしいけど...ご飯が足りない...。」
泣きながらエージェント用食堂の中でかなり安いもやし定食を食べるクリストファー。まあ御察しの通りだが、アイツの財布はほぼすっからかんだ。
結局、昨日の宴会はヤケになったクリストファーが後輩を巻き込んでヒゲダンスしたりいつの間にか脱走していた『ヤギ』*1も混ざって大騒ぎ。
結果的に、イェソド様の説教コースとなったのはお笑い話だ。
話がそれたが、もやし定食を食べつつ泣くクリストファーを
「...本当にあれ大丈夫なの?さすがに心配になるんだけど...」
「大丈夫だ、ほぼほぼアイツの自業自得だから。」
「本当なの~?エヴァ君がふざけてドンペリを奢らせたって聞いたけど?」
「......アイツは野菜を食わないからな。いい薬にはなるだろう。」
俺がそう言い逃れすると、
...朝からいいものを見れた。さて、今日の業務も頑張るとするか。
もやし定食
L社エージェント用食堂の金欠職員向けメニュー。
ご飯ともやしの味噌汁、もやしのナムルにもやしの炒め物しかない。
もやし尽くしでお財布には優しいが、よく食べているクリストファー曰く。
「食べているという感覚にはなるが食べ続けると何を食べているのか分からなくなる」らしい。
ふと聞きますが...推すなら?
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エヴァ
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クリストファー
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マックス
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アンジェリク(ミユキ)
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管理人『X』
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イムばか