ロボトミとラオルの世界に転生しました!割とマジで勘弁してくれ!! 作:ライドウ
推奨BGM
狂気的で恐ろしいもの
―――――――
E.G.O.
武器:獅子
獅子の顔が模されたALEPHクラスの大斧です。
持ち手には、黄金の豪華な装飾がされており、獅子の顔は傷つくことがありません。
レベル:ALEPH
製造費用:150 Boxes
製造可能数:1
ダメージ:RED(18-20)
攻撃速度:普通
射程:長
装着条件:エージェントランクⅤ、正義ランクⅤ
特殊能力:なし
攻撃方法:
・振り下ろし攻撃
・稀に、チャージを行い前方単体にRED(30-35)のダメージを与えます。
説明:
獅子は王の精神を持つ。だからこそ、獅子の力を持つ者は、弱きを助け強きをくじく正しき正義を持つ者しか扱えぬ。それがたとえ、女性であろうとも...この力を手にするものは正しき正義を持たねばならぬ。
情報チームのメインルームに退避しようとした際、残念なことに『
「……。」
死体が無数に転がっている情報チームの廊下をアンジェリクと共に駆け抜ける。その死体の中にはコントロールチームのエージェントと情報チームのエージェントの死体も混ざっている。
―――だけど、それ以上におかしいのは
「……どうして、
そう、アンジェリクが今言った通り見たことの無いオフィサーの死体が圧倒的に多いのだ。
「どいてくれ、そこを通る!!」
「っ!?」「アンジェリク?」
まただ、また
(少なくとも、記録チームや抽出チームじゃねぇな。どこの奴らだ?)
走り抜ける軍団を見送りながら、冷静に記憶を探るが……
今回の管理人が設立した新部隊だろうか……。
「……行こう、とりあえず情報チームに集結するみたい。」
アンジェリクの声で、頭の中の思考を切り替えアンジェリクの後を追う。
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情報チームにたどり着くと頭を抱えて深呼吸をしている上方チームのチーフとなり前が見えねェ状態のイムばか君と教育チームからの応援であろうエミリアとティファニーがそこにいた。
「無事だったの?」
アンジェリクがそう聞くとイムばかは静かに横に振り、代わりにエミリアとティファニーが説明してくる。残念なことに、あの管理人の言葉通りにコントロールチームのエージェントは『
既にイムばか以外のエージェントは例の見たことの無いオフィサー軍団に退社させられてしまったらしい。*1
「3人は、あのオフィサー軍団に見覚えは?」
俺が聞いてみるとイムばかは首を横に振り……エミリアとティファニーが顔を顰めた。
「知っているのか?2人は……」
「え、えっと何から説明していいのか分からないんですけど。」
「エヴァ……先輩が管理人と通話で話していて……管理人とアンジェラ様直轄のオフィサー部隊を編成するとか何とか……」
……つまりは、あのオフィサー達の正体は特殊部隊って訳か。こんなことはあのループの中じゃぁありえない事だが、エヴァの話ではもうあの頃のループの様にはならねぇ事は既に言われて理解している。
「つまり、いま安全チームに向かう道は戦場ってワケね。」
「《 ピーン!》どうやら、俺たちはそこへ突撃するみたいだが?」
懐からタブレットを取り出すと、管理人からの司令が届いており『エージェント【アンジェリク】【クリストファー】【エミリア】【ティファニー】は【O-02-358】を鎮圧する。』と表示されている。エヴァを除いたレベルⅤのエージェントが選択されており全員がAlephとWawクラスのE.G.O.を装備している。そういえばエヴァはまだカワイイ!装備1式だったっけ……
「行くしかないか。みんな、私に続いて!!」
アンジェリクが声を張り上げ、救国のE.G.O.を構えて先程の廊下へと走ってゆく、エミリアとティファニーがそれを見て同じようにE.G.O.を構えて走り去り、俺も続こうとしたところ……
「クリストファー先輩!後輩たちの仇……とってください!!」
復活したイムばかが俺に向かい頭を下げてそう願ってくる。
少しだけ迷ったが...俺に任せろ、の意味合いをこめてサムズアップして情報チームのメインルームから出る。
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廊下に出ると既に、先程のオフィサー軍団が後退してきており白い鎧をまとった
アンジェリクやエミリア、そしてティファニーの姿が見えないことから...どうやら俺は置いてきぼりを喰らってしまったようだ。
「うらぁッ!!」
乱戦が起きており通れないためにE.G.O.を取り出し一体のウサギの歩兵に振り下ろす。
グチャッという嫌な肉の音ともに一体のウサギの歩兵が肉塊になる―――
「次ィッ!!」
『獅子』の大斧を横ぶりに振り回し、3体のウサギの歩兵を真っ二つに両断する。
ウサギの胴体がスローモーションのように落ちていく中―――世界が灰色になり、そこに
「...この程度か?」
「うるせぇなァッ!!何もしないテメェは黙って―――」
「『黄昏』を握ったエヴァは...これ以上だぞ?」
世界にゆっくりと色が戻り、顔のない俺は消え去る。顔のない俺が言われた言葉に沸々とこみ上げる怒り...
...だが、だからこそ蜻蛉 深雪はエヴァを求めた。
どんなに扱いが難しいアブノーマリティでも、エヴァは涼しい顔で業務をこなした。どんなに厳しい状況でも、アイツは顔色一つ変えずに解決してきた。どんなに親しい人間が死んでも、アイツは...アイツは―――
世界の色が元通りとなり、俺は近くにいたウサギの歩兵に大斧を強く振り下ろした。
グチャァッ!!
とても大きな嫌な肉の音と共に、その周辺に赤い液体と肉の飛沫が襲い掛かる。
「嗚呼、そういう事か。」
―――
「ハハハ...アハハハハハッ...アハハハハハハハッ!!」
俺の高笑いに周りのオフィサーどころか、ウサギの兵隊までも制止し...急に笑い出した俺を怯えた表情で見つめだす。
―――
「おい、『獅子』。聞こえているんだろう?」
俺の声掛けに獅子は何も答えない、だが心臓が熱くなる。
あぁ、馴染んでゆく。俺の手に、俺の腕に、俺の身体に、俺の魂に。
これが、『獅子が求めていた正義』。
―――本能のままに己を制御し、欲しいものを手に入れる強欲さ!!
バキンと『獅子』の持ち手を二つに割り、右手の刃のついた斧、左手に
―――だが、もう...オソイ。
「嗚呼待っててよ、深雪。今、全部片づけてソッチニイッテアゲルカラサァッ!!」
哀れなウサギも、
全部全部全部全部全部全部全部全部!!
「グチャグチャニナッチマイナァッ!!」
白い体を持つウサギと、
クリストファー君、『獅子との融合』で大暴走の巻。
(LobotomyCorporationにおいてE.G.O.とはあくまで借り物、適性の高いエージェントはE.G.O.の性能を引き出しますが、引き出し過ぎると借りたE.G.O.にのまれてしまうという設定があります...あるよね?)
エヴァ君は、
クリストファー君は、蜻蛉 深雪を傷つけるものを何でもかんでも破壊します。
...それではマックス君は?という方もいらっしゃいますでしょうが
今回の主人公はクリストファー君のためマックス君の出番はまた今度になります。