ロボトミとラオルの世界に転生しました!割とマジで勘弁してくれ!! 作:ライドウ
今回はかなり駆け足で進みます。
「ハハハハハッ!!!アハハハハハハハッ!!」
二つの斧を振り回し、アブノーマリティもオフィサーも関係なくその命を刈り取る。
ひとたび二つの斧を振り回せば、ウサギの首は飛び...オフィサーの足がちぎれ飛び、武器を振り下ろそうとしたアブノーマリティの胴体を両断する。
血と肉片と骨の欠片が飛び散る...
「きょっ、狂人が!!俺達まで殺すのかよ!?」
「近くに居たら殺すに決まってんだろぉッ!!死にたくなかったら下がってなぁッ!!」
一人のオフィサーの叫びに感情のままに言い放つ。
邪魔だから殺している、それの何が悪い?殺すべき敵はアブノーマリティで、それを殺そうとしている俺を邪魔する奴は殺してもいいはずなのだ。
「っ...全員、あのエージェントより後ろに立て!!拳銃を構えろ!!」
灰色のスーツの中でも盾と警棒を持った奴が指示を出す。
一斉に、オフィサーたちは俺の後ろへと下がり...拳銃を構えた。
「あぁ、そうしろよぉ?間違っても俺の前に出んじゃねぇ...こんな風になるからなぁッ!!」
飛び掛かってきていたウサギの歩兵2体に向けて両手の斧を投げつける。
頭に斧が突き刺さった死体が俺の目の前に落ちてくるが、その一瞬の油断を見逃すほど相手も間抜けではないようだ。
それを好機と見たウサギの歩兵共が襲い掛かるが―――
「キチガイエージェントには当てるな!!撃てッ!!」
下がったオフィサーたちの拳銃が一斉に火を噴く、拳銃とはいえ銃火器...ただのウサギの歩兵共が喰らえば穴だらけになる。
しかし10体のウサギの歩兵が何とか生き残り、俺に向けてショートソードのようなものを刺突してくる。
「ヒヒヒッ...甘いなぁッ!!」
転がっている死体の頭から二つの斧を取り、一つに合わせて元の大斧に戻す。そ、して思いっきり回転するように―――振り回すッ!!
刺突の構えをしていた10体のウサギの歩兵が上半身と下半身に別れを告げグチャリという嫌な音ともに倒れ伏し、俺の頬にビチャリと赤い血がこびり付く。
鉄臭いにおいが鼻につく、だが今まで気分を害するものでしかなかったその匂いに...俺の身体は歓喜し、戦いの熱をさらに上げさせ、底知れない狂気が俺を満たす。喜びのままにエレベーター待機所に近づき...安全チームのドアを通ろうとするが...扉は開かない、どうやら何らかの衝撃でひしゃげてしまい、開かないようだ。
「あー...どっちの方が敵が多い?」
俺が後ろのオフィサー共に振り返ると、オフィサー共は警戒して拳銃を向けてくる。隊長格は警戒しながらも俺の問いに答えてくれるようだ。
「下だ。上は現在優勢だが...そちらからいかないのか?」
「敵が多い方が、潰し甲斐があるだろぉ?」
「...そういう事か。我々は上のルートを通りメインルームに突入する。」
「あいよぉ。」
適当に相槌し、安全チーム下の廊下へと侵入する。
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―――そこはまさに俺にふさわしい阿鼻叫喚で四面楚歌の地獄。
灰色スーツのオフィサー共はもはや全滅、男のオフィサーは惨殺され女のオフィサーはそいつらにいいようにかわいがられている。
「あぁ、こいつはいいやぁ...」
咽るほどの鉄臭い血の臭い、廊下中に転がる死屍累々の山々...その中で俺は、相手の様子をしっかりと観察する。先ほどのウサギの歩兵だけではなく、犬や馬の兵士共が、現れた俺を睨みつけている。お楽しみをしていていた女オフィサーをとっとと始末すると、そいつらは全員、俺に武器を向けてくる。
アブノーマリティたちの殺気を前に、ひるまずそいつらに歩み寄る。
一人で来たという余裕の笑みを浮かべている兵士たち、お前らから見て俺はさぞカモに見えるのだろう、だが―――俺に勝てるとでも?
油断しているそいつらに向けて大斧を思いっきり振りかぶってぶん投げた。
そして近くに転がっていたオフィサーの死体から拳銃を2丁、拝借しそいつらに向けてひたすらに引き金を引きまくる。
投擲した大斧が通り過ぎると、多くの敵兵どもが首を飛ばしたり丸出しの下半身と涙の別れをしたり、腕が吹き飛んだり、足が切れ落とされたりといい気味だったのだが、一体の大盾を持つ兵士が現れ、投擲していた大斧が弾かれた。
さらにそこへ、俺が持つ拳銃から放たれた銃弾が襲い掛かる。生き残ったやつも、重症になったやつも次々と、俺が放った銃弾の嵐に命を刈り取られていく―――打ち尽くした拳銃を投げ捨て、敵の軍団に向かって走り出す。
「■■ー--ッ!!」
奴らのうち一体が何かを叫ぶと、奴らの軍団の中からクロスボウを持った奴が出てきて構え―――セットされていたボルトを俺に向かって発射する。
「シャラクセェッ!!」
足元にあった警棒を拾い上げ、飛んでくるボルトを叩き落す―――そしてそのまま、大斧のもとへと走り続ける。
「■■■■■■!?!?!?!」
隊長格らしい奴がうろたえたのを横目にクロスボウを再び構えた兵士二体に向けて警棒を投げ、弾かれた大斧に手を伸ばし―――つかみ取る。
ドクンと心臓がはねたのを感じ、空中に浮かび上がったままそのうろたえている隊長格らしい奴に思いっきり振り下ろす。
グチャァッ!!というとても嫌な肉の音ともに赤い血と肉が飛び散る。
それはそいつの周りにいた兵士たちにも襲い掛かり、それだけでそいつらに恐怖が伝わり...段々と広がっていく。
「どぉしたぁ?俺を殺すんじゃなかったのかぁッ??」
俺を見ながら、唖然として...そして恐怖で瞳孔を開ききった兵士共に向けてそう挑発する。
一歩、二歩...三歩と下がればあら不思議、俺から逃げようと...その場から逃げ出そうと背を向けて走り出す。
「まぁ―――」
ブオンと大きく回転しながら大斧を振る。
聞きなれた嫌な音ともに、周りにいた兵士の多くが上半身ち下半身が別れを告げ―――そのまま恐怖に染まった表情で絶命し、死体の山を築く。
「―――逃がさねぇし...殺される前に、俺が殺すけどなぁッ!ギャハハハハッ!!」
俺の独り言を聞く奴はおらず、ただオフィサーの死体と兵士共の死体が転がっているだけだ。
...何となくむなしくなり、舌打ちをしておく。
「...とっとと、行くか。」
地獄な廊下を抜けて、エレベータールームへ移動し...安全チームのメインルームへと向かう。
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「...は?」
ガァン!ドゴォッ!!
「くぅっ!?」
「あ、アンジェリク先輩!!私たちは放っておいてください!!あ、貴女だけでも!!」
「だめです...せんぱい......にげ、て」
そこで見たのは、一方的な攻撃だった。
必死に、『始点獣』の攻撃を『救国』の盾で防ぐ深雪、そしてそんな深雪に守られている二人のエージェント...エミリアと、ズタボロのティファニー。その二人のそばには壊れた『恋愛』のライフルが転がっている。
...いや、考えるのは後だ今俺がやることはただ一つ。深雪の為にこの化け物をぶっ殺すことッ!!
「うおらぁッ!!」
数歩の助走で飛び上がり、そいつのがら空きの首に大斧を振り下ろす。
俺に気づいた、深雪たちが一瞬嬉しそうな顔をするが...
ガキンッ!?
「な...にッ!?」
大斧の刃は、確かに『始点獣』の首をとらえて刃を立てている。
だがしかし、その刃は鋼鉄にたたきつけたような音をたてた上に俺ごと大斧は弾かれ...『始点獣』の薄皮すら傷をつけていない。
一時的に、本能を抑え...理性で全力で解析する。
(嘘だろ、これはALEPHクラスのE.G.O.だぞ!?『後悔』のハンマーならまだしも...しかもこの感触、デジャブなんだけど!?)
あぁ、理性もダメだ。まるで使えない。理性も本能も一瞬にして敗北を悟ってしまう。
...性質と言い合体するといい...本当に『終末鳥』と同じだなクソが!!
だが、俺たちに本体の鎮圧命令が出ている以上、『終末鳥』の脱走時の様に卵のような存在は出現していないのだろう。つまり、俺たちは―――データを取るための捨て駒?
―――なら、余計にこいつをぶっ殺さなきゃなぁッ!!
本能と理性を振り払い、狂気を一気に脳に回す。
『獅子』の融合深度をさらに深くし、本能と理性を置き去りにする。
「なめんなぁッ!!」
安全チームのメインルームに存在するトロフィーのようなものを蹴り、再び寸分違わずまったく同じ位置に大斧を勢いよく振り下ろす。
ザシュッ...
(刃が若干通った!!)
薄皮を破き、皮の部分に刃が入り込んで―――その部分から、血が少しだけ流れ出す。
俺の二回の攻撃に気づいたのか、『始点獣』は深雪への攻撃をやめ身動ぎをする。
「今のうちだ!エミリアッ!!」
一瞬のスキを見逃さず、俺はエミリアに向けて叫ぶ。
エミリアも理解していたのか、ティファニーを抱えてメインルームから撤退し始める。
深雪はそんな二人を護る様に移動し、『始点獣』から注意を外さない。
よし、これで―――
「クリストファー!攻撃が来r―――」
「んがっ!?」
深雪の声が聞こえたと思った瞬間、鞭のような衝撃が俺に襲い掛かりそのまま吹き飛ばされる。
ドガァン!と大きな音を立ててメインルームの壁に激突する...衝撃で、一瞬意識が飛びそうになるが叩きつけられた痛みで何とか意識を手放さずに済む。
なぜ吹き飛ばされたのかと、『始点獣』を見てみれば...
「GuRrrrrrr...」
俺に向け、怒りの表情で唸り声を鳴らしている。
プシューという音が鳴り、『救国』のEGOを構えたままの深雪が着地した俺のそばに立つ。
「...まだいける?」
「俺様を舐めんじゃねぇよ。まだまだいけらぁッ」
ペッと口の中の血を吐き捨て、『獅子』の大斧を構える。
相手はALEPHクラスを越えている『終末鳥』と同クラスであろう『始点獣』...それに対するはレベルⅤ・ALEPH E.G.O.装備のエージェントがたった二人。
...正直に言えば、俺らたった二人で勝てる相手じゃない。
「...生きて帰ったら、アンジェリクに一晩お相手お願いしてぇなぁ。」
俺がいくら狂気を頭に回そうが、これだけは分かる。俺か深雪...どっちかが死ぬ。そして、今日が繰り返されるだろう。
そう考えていると、ポツリと俺の本音がこぼれてしまう。その言葉は無論、隣に立ちっている深雪が聞き逃すはずがない。
怒られそうだn---
「...生き残って、一晩だけなら考えてあげる。」
「.........ふぁ!?」
「もちろん、お酒に付き合うだけよ?エヴァ君も交えて。」
イタズラが成功した時のような笑みを浮かべ、深雪は俺を見ている。
そっかぁ、やっぱりソッチなわけないよねぇ...まぁそれでも。
「三人で晩酌?いいねぇ、あのクソ不味いビールじゃなくていい酒を買う?」
「そんなのあるの?まさか、購買に裏商品があるとかないわよね?」
「あ、やっぱアンジェリクもわかってんだ。購買の店員が裏ルートから仕入れた奴でねぇ...あれがいい酒なんだわ。」
俺らが、武器を構えて無駄口を叩いていると『始点獣』が二、三回前搔きの動作をすると...『始点獣』付近の床が白い液体に変化し、そこから鹿や羊、豚などの顔を持つ白い鎧を着た兵士共が現れる。
数はおおよそ30...31対2か、なんて部の悪い戦いだ。正直に言えばやってられねぇ。
「...まずは、生き残らないとね。」
「うん、そうだね。生き残ってエヴァにしこたまいい酒飲ませてやらねぇと。アイツ、安酒しか飲まねぇんだぜ?」
「無駄口はそれまで、来るよっ!!」
深雪が『救国』のE.G.O.の盾を構えると兵士共が俺たちに向けて武器を振り下ろそうとちかづいてきている。遅れながらも、『獅子』の大斧を構える。いざってときは、俺が身体を張ってでも―――
「―――撃てッ!!」
今日、聞いたばかりの声が響くと動物兵士たちが次々に穴だらけになっていく。
何事かと思い、唯一の出入り口に目を向けると、最初に助けたオフィサー部隊が拳銃を構えて一斉に発砲し始めていた。
「雑魚はこちらに任せてもらおう!とっととあのデカブツを仕留めてくれ!!」
「Gurrrrrrr...MEEEEeeeeeeee!!!!!」
オフィサー隊の隊長格が俺に向けてそう叫ぶ。
その光景に腹を立てた『始点獣』が獅子の鳴き声から声を変え、山羊の鳴き声を上げる。
すると、白い液体が際限なく出現し、そこから無数の兵士が現れる。
しかし、灰色スーツのオフィサーたちは動揺することもなく、冷静にハンドガンを構えその動物兵士たちに向けて冷たい引き金を引き続けている。
「ちょっと、何あの見たことないオフィサー部隊!!」
「ははっ、今晩の晩酌で話すよ!!とりあえず、行くぜゴラァッ!!」
再起した本能と元々あった狂気を前に押し出し、恐怖を振り切って一気に駆け出す。
弾丸の嵐の中を駆け抜け、一気に『始点獣』のもとへと駆け抜ける。
立ちふさがる兵士を勢いのまま『獅子』の大斧で両断し、それでもなお加速して『始点獣』へと迫る。
「私も、クリストファーに負けるわけにはいかないのよっ...」
深雪も『救国』のE.G.O.を構え突進する。
俺が大雑把に動物兵士共を蹴散らし、それを生き残ったやつらを深雪が丁寧に始末する。
『救国』を長い間装備しているからか、深雪の片手とは思わせないほどスピアが正確に敵の急所を突いているのだ。
ようやく、『始点獣』のもとにたどり着くと『始点獣』は激昂したように蛇の尻尾を振り続けている。
そのせいか、俺の耳元でシューシューという警告音や威嚇音に似た音が響いている。
しかし―――そんなものは関係ない!
「死ね!俺の願いのために!!アンジェリクの為に!!!」
数歩の助走で飛び上がり、三度目の正直で...寸分たがわずまったく同じ首元に『獅子』の大斧を振り下ろす。
深雪はそんな俺を見て、『救国』の槍で蛇の尾を切り裂くようにスピアの刃を振り下ろしていた。
=============
――――――そして、おれは気が付けば【白い海】にたった一人で立っていた。
「...は?ここは、み...アンジェリク?」
目の前には深雪、だがどこか様子がおかしい。
『救国』の防護服ではなく、『蛇尾』のような...だが皇帝のようなデザインの防護服をまとい、右手には『救国』の槍ではなく、『獅子』の大斧のような...しかし美術品としてみても美しいハルバートを持ち、頭から悪魔の様に渦巻きながら伸びている山羊の角を生やして、そこに立っている。
その瞳の色は、黄昏の様に薄暗い色ではなく...そう、天気のいい日の夜明けのような明るい色。彼女の、空のような髪の色だからか...その瞳が、やけに印象的でとても美しく感じる。
「嗚呼...綺麗、だ。」
愛い、その瞳の色が。愛おしい、深雪の全てが。美しい、その存在全てが。
「汝に問う。」
深雪の声で...しかし、深雪ではない声で深雪が問いかける。
「汝が正義は何だ。汝が、欲望は?汝が、願いは?」
いつの間にか深雪の後ろには...『始点獣』がそこにいた。
改めてみれば、奇怪でおどろおどろしく...またどこか神々しさを感じる。
『眠れる獅子』の頭、『O-(02)09-HITUZI』の肉体、『欲望の蛇』の尾...アンバランスで、絶対に会うはずのないそれは、不思議なことに違和感なく...それがそうであるという認識だけができる。
だが、深雪の瞳の色と同じ...『始点獣』の目だけが、俺だけを射抜いている。......その目に、俺の目があい、圧倒的な情報が脳内に流れ込み、そして理解させられる。。ここは『始点獣』の内側、三つの魂が融合した心の中だ。いつか、『眠れる獅子』が聞いてきた志の質問。その時の俺は、狂気に染まっていない人としてのあたりまえを答えた。しかし、『眠れる獅子』はつまらなそうに鼻で笑い、再び眠りについていた。
―――だが、狂気に染まった今ならわかる。
「俺の正義は、たとえ間違っていようとも何かをなそうとする
彼らの掲げた正義は、彼らの故郷である【白い海】にとっては狂気そのものなのだ。
本能ではなく、理性を持って生きようとする彼らはまさに異端であった。
「―――俺の欲望は、手に入らない高嶺の花を力付くででも手に入れること。」
彼らは、彼らの願いをかなえるために自らを犠牲として一つの獣となった。
奇しくもそれは、かつての生物としての正しい形だったのだろう。彼らは『完璧で高等な獣』...『始点獣』となり、【白い海】を支配しようとしていた。
「―――俺の願いは、蜻蛉 深雪をこの手で幸せにすること!!」
だが結局、彼らはそれを成すことはできず、彼らが現れてからこそ...ようやく彼の望んだ本能を抑え、理性を持って生きる世界が生まれたのだろう。
「汝が答え、しかと聞き入れ...そして受け取ろう。」
深雪の声のようで、深雪の声ではない声がその言葉を発すると...深雪の身体だけが透けて...『暁』のE.G.O.が残る。
俺はそれに――――――迷いなく手を伸ばす。
【白い海には、暁色の空が広がった。】
=========
皇帝は倒れ、新しき国が生まれた。
それは、暴君であった皇帝を生まないためにも本能的な国ではなく理性的な国として歩み出した。
......彼らが望んだ世界は、そうして生まれたのであった。
【O-02-358】
『始点獣』(Starting point beast)
危険度:ALEPH
E-Boxes:--(なし)
攻撃タイプ:RED WHITE BLACK
脱走する恐れあり
職員が即死する恐れあり
被害が部門/施設へ拡大する恐れあり
上機嫌:--
普通:--
不機嫌:--
特殊能力:
『O-(02)09-HITUZI』、『眠れる獅子』、『欲望の蛇』を同階層に収容し『眠れる獅子』、『欲望の蛇』が脱走した状態でサードトランペット状態なる。
また、この特殊能力は理論上は初日から発生が可能ではある。
特殊能力が発動すると、まるで人形劇のような映像が流れイベントが開始します。
その後、『O-(02)09-HITUZI』が作業不能状態となり『眠れる獅子』そして『欲望の蛇』が一直線に『O-(02)09-HITUZI』へと向かいます。この際『眠れる獅子』、『欲望の蛇』にダメージは与えられますがHPと防御耐性(×0.3)に変更されており鎮圧はほぼ不可能です。
そして『眠れる獅子』もしくは『欲望の蛇』が鎮圧されるとイベントは早期に終了し、それぞれ元の状態に戻り鎮圧された方が収容室へと戻ります。
『O-(02)09-HITUZI』、『眠れる獅子』、『欲望の蛇』が合流...そして合体すると人形劇の映像が進行し、最後に人形劇のステージが壊れると、とても大きな咆哮と共に『始点獣』が召喚されます。
始点獣が出現すると、施設全体の全てのアブノーマリティに対し―100%の補正を付与し、ゲーム速度の変更、一時停止機能が利用不可能となります。
その際、施設全体の収容中アブノーマリティに対しクリフォト暴走をさせる行動は行いませんが、その代わり収容中アブノーマリティが『始点獣』が脱走中に脱走した場合はそのステータスに大幅な補正がかかり、鎮圧は困難を極めることでしょう。(『始点獣』脱走中に『罰鳥』が脱走するとRED2-4がRED7-10ぐらいに強化されます。)
『始点獣』は『終末鳥』の様にテレポートを行動をせず、『O-(02)09-HITUZI』が収容されている部門に留まる代わりに、大量にアブノーマリティ(O-02-356-B)を召喚します。召喚上限はありませんが、召喚数はエージェント1人につき5体換算で増えます。また、『始点獣』本体も強力な攻撃を用いて職員たちを襲います。
・頭を前に突き出し、近距離範囲内の複数職員に30~35のREDダメージを与える
・獅子の目からビームを放ち中距離範囲内の複数職員に10の20連続したBLACKダメージを与える
・上半身を持ち上げ山羊の鳴き声をする、ランダムに選ばれたエージェントに5~10のBLACKダメージを与える。(この際O-02-356-Bを召喚する)
・蛇の尾を振りシューシューという音を鳴らし、施設内の全職員に10%のWHITEダメージを与える。(この際O-02-356-Bを召喚する)(また、この際のダメージ計算だが装備しているE.G.O.のWHITE耐性はすべて無視するものである)
『始点獣』は高い属性耐性を持ちますが、免疫ではないため僅かですがダメージを与えることが可能です。しかしHPは非常に高く下手に殴り合うよりO-02-356-Bを召喚させ消耗させた方が得策でしょう。
O-02-356-Bが出現し、エージェントもしくはオフィサーに撃破されると『始点獣』に残り体力割合に対して3%のPALEダメージを与えます。
『始点獣』の鎮圧が完了をすると、壊された人形劇の舞台が復活し、『始点獣』を模した人形が何者かの手によって壊される演出が映し出されます。その後、始点獣は身体をばらばらにしながら倒れ伏し、そこで完全に鎮圧が完了します。イベント終了後、それぞれのアブノーマリティはそれぞれの収容室に戻ります。上記のイベントは一日に2回以上発生することはありません。
このイベントに生き延び、また『始点獣』が鎮圧された際に同室にいたエージェントには『光の暁を迎えし者』と呼ばれる特別なギフトを受け取ります。ギフトはエージェントの頭から雄々しい山羊の角が生えており、その形はどことなく神聖さを感じさせます。ギフトを受け取ったエージェントは、全ての能力値が7ポイント増加し、また攻撃速度をどんな武器であっても最高速へと変更します。
鎮圧完了後に一日を終えると、プレイヤーは『始点獣』のE.G.O.(武器・防護服)を一つずつ入手します。施設内のエージェントが『始点獣』のE.G.O.を着用している場合、『始点獣』のイベントが発生することはありません。
脱走情報
『始点獣』
HP:30000
RED:耐性(×0.3)
WHITE:耐性(×0.3)
BLACK:耐性(×0.3)
PALE:抵抗(×0.8)
『O-02-356-B』(危険度:HE)
HP:100
RED:普通(×1.0)
WHITE:普通(×1.0)
BLACK:弱点(×1.5)
PALE:脆弱(×2.0)
(剣を持っているO-02-356-Bとクロスボウを持ったO-02-356-Bがいるが攻撃に関してはRED2-3ぐらいである)
由来
始点獣は、白い海を変えようとした『O-(02)09-HITUZI』、『眠れる獅子』、『欲望の蛇』が合体した姿です。
あまりに狂気的で本能的な世界を見た彼らは、本能を抑え理性を持って生きようという考えを持ち、平和的にそして力ではなく言葉で変えようとしました。
しかし、白い海の生き物たちはそんな彼らを怪物とし他の大地にまで噂を広げ、そして彼を殺そうとしました。
―――最終的に彼は殺されますが、彼の死後に彼らの望んだ理性的な世界が出来上がったのはまさに皮肉としか言いようがありません。
E.G.O.
武器:暁
始点獣を模したとされる彫刻や装飾がされたALEPHクラスのハルバートです。武器の各部分はそれぞれのアブノーマリティに対応したデザインをしています(持ち手の彫刻は蛇模様ハルバードの穂先と鉤爪は山羊、斧刃は獅子である)
始点獣の鎮圧を完了した後に、一日を終えるまたはチェックポイントに戻ることで所得可能です
レベル:ALEPH
製造費用:999Boxes
製造可能数:1
ダメージ:―(18-23)
攻撃速度:遅い
射程:-
装着条件:レベルⅤ、『光の暁を迎えし者』を身に着けた職員限定
特殊能力:4種の属性ダメージを一度に与える。距離によって攻撃が変化する。一定時間ごとに特殊攻撃パターンで攻撃する。この装備を装着している職員が存在する場合管理中に始点獣は出現しない。
攻撃方法
近:ハルバートで刺突する、近距離単体の敵にダメージを与える。
中:ハルバートを振り下ろす。中距離単体の敵にダメージを与える。
遠:質素な剣を空中に召喚し、遠距離範囲内の敵にダメージを与える。
特殊:ハルバートを勢いよく刺突した後、チャージしハルバートを振り下ろす。この際、敵の全ての行動速度を低下させ3秒間行動不能にする。
説明
皇帝の頭、身体、尾は罪深き証、本能に染まり理性を捨て、狂気に浸る。
白い海を変革をもたらす様に、これを扱うものも彼と同じように変革をもたらすであろう。
防護服:暁
始点獣を表すようなデザインのALEPHクラスの防護服です。
始点獣の鎮圧を完了した後に、一日を終えるまたはチェックポイントに戻ることで所得可能です
レベル:ALEPH
製造費用:999Boxes
製造可能数:1
RED:0.3
WHITE:0.3
BLACK:0.3
PALE:0.5
装着条件:レベルⅤ、『光の暁を迎えし者』を身に着けた職員限定
特殊能力
・この防護服を装着したエージェントが存在する場合、全職員のステータスに大幅な上昇効果を与える。(オフィサーが単騎でHEクラスを鎮圧できるようになる。
・この防護服を装着したエージェントが鎮圧作業を行うと、全エージェントの攻撃速度を一段階上昇させる。
説明
皇帝として君臨した彼は、正しく怪物ではあった。しかし彼に待ち受けていたのは茨より過酷な険しい道のりだけだった。この防護服を着るものも過酷で厳しい道のりが待ち構えていることだろう。
ギフト:光の暁を迎えし者
『光の暁を迎えし者』と呼ばれる特殊なギフトです。
始点獣の山羊の角に似た雄々しく禍々しい角です。
始点獣の鎮圧完了時に、始点獣と同室にいたエージェントのみに付与されます。
装着部位は頭4であり、同種のギフトと競合します。
情報:全ステータス+7、このギフトを装着時、装備している武器の速度を最高速に変更する。
説明:「彼らは暁を迎えて、新しい始まりを見た。その狂気は、今だ燻っている」
このアブノーマリティは
-
安全である(使える)
-
注意するべきだ。(普通)
-
危険な存在だ。(使えない)
-
クリストファーの方が幻想体じゃね?