ロボトミとラオルの世界に転生しました!割とマジで勘弁してくれ!! 作:ライドウ
何度も押してきましたが、まだ知りたいことがあるんですか?
さあ、日を改めて次のアブノーマリティ!
というべきところですが、上の文ですべてを察してください。
ハチジハァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!
X「ウワァアアアア!?!?!?!」
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…何やら業務開始前に悲鳴のような幻聴が聞こえたような気がするが気にしないでおこう。
私は、エージェント待機室で静かに書類整理作業(指示がなくて暇なので)を行っている。いつもはあの三人の牽制のせいでピリついているこの中央第2チームのエージェント待機室も、随分と居心地のいい場所に代わっている。
…まあ、クリストファー君とマックス君はティリアの鎮圧の一件以来、随分と大人しくなっている。
私のことをあきらめたか…といえば、そうじゃなく。どちらかといえば…
「アンジェリクせーんぱい♡」
「きゃっ…もう、後ろから急に抱き着かないでよ。ティリア」
「うへへ~、ごめんなさ~い♡」
ティリアがことあるごとに私に抱き着いたり好き好きアピールをするから、だろうか。
「おい、後輩。頼むからもう少し落ち着いてくれ。」
「嫌ですよ~、それに…”後輩”じゃなくて~?」
「………(すごい嫌そうな顔)ティリア、もう少し落ち着いてくれ。」
「はーい、ダーリン♡」
「…………。(とても嫌そうな顔)」
…なぜ、ティリアがエヴァ君を(私を差し置いて)ダーリンというようになったのか…それは、昨日の夜にさかのぼる。
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23日目 業務終了後 アンジェリクの寮室
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「アーンジェリク、セーンパイ♡」
「………………。」
鎮圧して連れていかれたあの存在が、私の部屋でスタンバっていた。しかも私のベットの上で、かわいらしいパジャマを着たうえで…器用に自分をプレゼントテーピングしてある。
ここまで嬉しくないプレゼントは初めてだ……
「……どうしてここに?」
「えっとぉ、アンジェラって人がぁ……今日から貴方の部屋はここよ。って!」
「oh siht……」
頭を抱えてその場で倒れたくなる。
けれどグッとこらえて…とりあえず靴を脱いでリビングに上がる。
私が自分の座布団に座った途端、その存在は私の膝にスライディングしてきた。
「…!……!!」
「…撫でないわよ。」
「そんなーなでてくださいよー!さもないと動きませんよー!!」
「…私の膝の上でじたばたしないで…」
まるでかまってくれない猫が暴れだすみたいに、私の膝の上で暴れだすその存在。
あまりにもうっとおしいので、頭を軽くなでると…嬉しそうにその手にすり寄ってくる。
猫か?
「…ところで、貴方名前は?」
「ティリアです!あっそこですご主人様~♡」
「ご主人様はやめて…せめて名前で呼んでちょうだい。」
「はーい、アンジェリク先輩♡」
正直、頭を抱えたくなるが…ここに居るということは、処分や封印措置ではなく…普通の人間、いやエージェントとして使う腹積もりなのだろう。
正直、多分私が監視役になるだろうからとても嫌なのだが仕方ない、早めに受け入れた方が気が楽になるだろう(思考放棄)
「いつつ…アンジェリク、入る…ぞ?(宇宙猫の顔)」
「…エヴァ君。その気持ちはよくわかるよ。」
「……エヴァ先輩ですか。」
エヴァ君が着た途端にティリアのテンションが一気に下がり、エヴァ君をにらみつけている。
エヴァ君は一瞬驚くが、すぐさま余裕そうに靴を脱いで部屋に上がってくる。
「ここは、私とアンジェリク先輩の愛の巣なんですけど?」
「…悪いな、そもそも俺は管理人とアンジェラ様から(なぜか)この部屋に来る許可証をもらってる。」
「な”っ……く、悔しくなんかないわ。さっさとでていってm」
「アンジェリクは俺の恋人だ。恋人に会いに来たのにすぐに出ていく男がいるか?」
「ぐぬぬ…そもそも、私に殺された人が調子に乗らないでください。」
「勝手に殺すな、負傷して戦線離脱しただけだ。」
「負けたことには変わりないじゃないですかー!」
「確かに負けたが、命は拾った。それ以上良いことがあるかよ。」
…売り言葉に買い言葉、ティリアがあーだこーだとエヴァ君に文句を言うと、エヴァ君はその言葉をひょいひょいと軽く返す。
「恋人に守られたくせに!」
「案外、守られるのもいいもんだぞ。」
「…まあ、いつかのお返しだよ。」
「ははっ、じゃあこれで貸し借りなしだな。」
「エヴァ君には返しきれない借りがあるからまだまだ返すよ?」
「…なんのことだか。」
「私を放ってイチャイチャすんじゃねー!」
はっ、しまった…つい他人の前だというのに、いつもの調子で会話してしまった。
そのせいでティリアはぷんぷんと私の膝の上でじたばたしている。
猫だな。
「…で、あの時の質問だが…結局あー」
「ティリアっていうみたい」
「教えないでくださいよー!アンジェリクせんぱーい!」
「ありがとうアンジェリク、ティリアは結局なんなんだ?」
どうでもいいやとなっている私の代わりに、エヴァ君が聞きたかったことを聞いてくれる。
エヴァ君もかなり気になっていたのだろう、二人が作業を完了する直前にレベルⅤのエージェント全員…だけではなく、各ポーンオフィサーを招集してまであそこまでの大包囲をしたのだ。
その結果といえば、包囲は失敗。結局私が単騎で倒したことで被害は想定より最小限に抑えられた…と思う。
「エヴァ先輩に聞かれるのは癪ですが、アンジェリク先輩も知りたそうなのでお話します。」
「……そうしてくれ。」
「まず、私はエミリアとティファニーが”愛し合った”結果生まれた存在です。」
「まて、あの二人は女性だぞ。それでティリアが生まれたのは……」
「いえ、人間の生殖で生まれる子供とは違います。私は、二人が愛し合い、混ざり合った結果生まれた存在ですから。」
「……混ざり、合った?」
…ティリアが語る言葉は、私たちにとっては信じられないようなものだった。
特別業務の最中に語られ、ティリアが記憶として持っているエミリアとティファニー…そして
生まれた後のあれこれ……そして、あの記録のこと。
「二つの命を合わせることで、人工的な特色を生み出す…だぁ?」
「…いささか信じきれないけど、あのE.G.O.を見たのなら…信じるしかないかな。」
「は?E.G.O.…?まさか、ゲブラー様や蝋燭陰キャメガネ(第2形態)みたいに発現させたのかよ!?」
驚いたエヴァ君が私を見る。
なんとなく、ちょっとかわいいと思ってしまったが…表情には出さずに頷いておく。
エヴァ君は、そうか…と呟き。静かに頭を抱える。
「ところでエヴァ先輩はなんでこの部屋に?」
「あー…お前には関係ない話だ。」
「もしかして、お部屋デートとかする予定でした?」
「いや、普通に一緒に酒飲もうって約束してた。」
「うわーん、思ったより関係進んでたぁっ!!」
「んっ……んぅ?」
どうやらいつの間にか眠っていたみたいだ。
少しだけ肌寒いので布団を引き寄せつつ、上半身を起こしてみる。
…空いたビール缶や空のお皿が机の上においてあり…
「た…助けてくれ()」
「…………どういうこと?(宇宙猫)」
「俺にもさっぱりだっ!」
「ん~、ダーリン♡つめたくしちゃやー!」
肌着が乱れているティリアにのしかかられて身動きのできていないエヴァ君を見て、気絶しそうになった。
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そんな事が朝にあったのだ。
夜の間…しかも私が寝ている間にティリアとエヴァ君に何かがあったらしく、ティリアがエヴァ君に私と同じぐらい好き好き状態になってしまった。
エヴァ君にも詳細を聞いてみたいんだけれど、本人もどうしてそうなったのか覚えていないらしく顔を青くして、説明してくれた。
ちなみに、どうしたのかというのはティリアに対してエヴァ君と私が威圧したら簡単に話してくれたので、私とエヴァ君が仲が悪くなる…なんてことはなかった。(むしろエヴァ君は被害者だった。)
「むふふ~♡アンジェリク先輩とダーリンが居る…私、生まれてきてよかった♡」
「暑苦しい…」
「俺が愛してんのはアンジェリクだけだっつうの……」
「「どうしてこうなった……ッ!!」」
私とエヴァ君の慟哭はティファレト様(男子の方)の首(?)を傾げるだけに終わった。
また、エヴァ君がやらかしました。(被害者だけど)
ちなみに書いているうちにティリアが暴走したから作者悪くない。
ティリアならやりかねないことばかりです…ごめんなエヴァ君。
えっ、恋人候補?アンジェリクに対して好き好き言ってる娘が恋人候補じゃないわけないじゃないですかーやだなーもー。
ちなみにこういうのが嫌いって方は、そっとお気に入り登録を外していただけると幸いです。