ウマ娘の本命   作:Quick

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今回から始まるシリーズ。先ずはアニメ第1シリーズから書いていきます。


弥生賞

トゥインクルシリーズ

 

 

ウマ娘の憧れの世界。

 

 

その世界を見守ってきて15年。

 

 

沢山のウマ娘を見てきた。

 

 

そして、今日も楽しみな3人のウマ娘がメインレースに登場する。

 

 

 

「吉川、今日の弥生賞はどう見る?」

 

 

「あ、亀梨さん。

 

そうですね。本命はスペシャルウィークでいきますよ。」

 

 

僕はウマ娘ブックの記者、吉川優真。

 

今日も、先輩の亀梨さんと今日のメインレースの予想をする。

 

 

今日は皐月賞トライアルの弥生賞。クラシックに向けて、各ウマ娘にとって大事なレースだ。

 

 

注目は、スペシャルウィーク、キングヘイロー、セイウンスカイだ。

 

3戦2勝2着1回と、ほぼ完璧な戦績。前走のきさらぎ賞を勝利し、クラシック戦線に名乗りを挙げたスペシャルウィーク。

 

昨年の東京スポーツ杯ジュニアステークスを制し、既に頭角を現していたキングヘイロー。

 

重賞初挑戦ながら、2戦2勝でクラシック候補に名乗りを挙げたセイウンスカイ。

 

 

この3人が人気の中心となっていた。

 

 

 

「やはり、3人が中心だな。」

 

「脚質面を考えると、まだ開催の2週目なので前に行く方が有利だとは思いますね。」

 

他のウマ娘だと、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンの妹であるビワタケヒデ、有望株の1人であるディヴァインライトに注目が集まっていた。

 

 

僕は以下の印で決めた。

 

◎ スペシャルウィーク

○ キングヘイロー

▲ セイウンスカイ

 

 

前走の走りを見て、G1でも戦えると確信できたスペシャルウィークを本命に、重賞での経験があるキングヘイローを対抗に、セイウンスカイはキャリアの浅さと重賞初挑戦という事で3番手の評価にした。

 

 

セイウンスカイは、前でレースが出来るというアドバンテージがあるが、流石に重賞。ここは様子見だ。

 

 

パドックを後にし、本馬場に姿を現し、既にゲート後方で待機するウマ娘達。

 

 

ファンファーレが鳴り、ゲート入りを始める13人のウマ娘。

 

 

最後に大外枠のスペシャルウィークが入り、態勢が完了する。

 

 

ガッシャン!

 

 

 

ゲートが開いた。

 

 

スタート後すぐにセイウンスカイはスッと前へ出て先頭に立った。キングヘイローも比較的前の位置。スペシャルウィークは後方グループにポジションを取り、第1コーナーへと入っていく。

 

 

2コーナー、向正面へ入り、セイウンスカイの先頭は変わらない。キングヘイローは中団グループに位置を下げ、その直後にスペシャルウィークが前を追う。

 

 

1000mは61秒台、比較的遅いか。

 

 

これは、セイウン有利な展開。果たして、スペシャルウィークはここから差し切ることは可能なのか?

 

 

そう思いながら、僕は3コーナーを走るウマ娘を観察した。

 

 

3コーナー、そして4コーナーに入っても、リズムよく逃げるセイウンスカイ。これは、完全に逃げ切るのではないか?

 

 

そして最後の直線、セイウンスカイのリードは縮まるどころか突き放した。キングヘイローも中団でもたついている。

 

 

これは勝負あったか?

 

 

だが、中山は直線で坂が待っている。消耗した状態で上るのは容易ではない。

 

しかし、このリードならセーフティリードか?

 

 

 

そう思った刹那、1人のウマ娘の末脚に心を奪われる。

 

 

 

スペシャルウィークだ。

 

 

坂下で、2番手に上がると、心臓破りの坂を物ともせず、素晴らしい末脚でセイウンスカイに襲いかかる。

 

坂を上りきったところでは、セイウンスカイとの差は2バ身、

 

 

1バ身、半バ身、

 

 

そして、一瞬にしてセイウンスカイを捕らえ、キングヘイローは遥か後ろで3着をもぎ取っていた。

 

 

その差半バ身。今年のクラシックロードは、スペシャルウィークが中心で動く。そう確信する走りだった。

 

 

 

「強い走りだったな。」

 

「そうですね。 本番もマトモならスペシャル本命で行きたいですね。」

 

「お、早くも皐月の本命言っていいのか?」

 

「まあ、あくまで現段階での話ですから。」

 

 

「さて、今日の総括を書かないとな。」

 

 

 

こうして、トライアルレースの弥生賞はスペシャルウィークの勝利に終わった。

 

 

この走りを見て言えることは、

 

スペシャルウィーク、着差以上の完勝。3冠も夢ではない。

 

 

セイウンスカイも力は十分にある、本番でも注目の1人。

 

 

キングヘイロー、思ったほどの走りではなかった。本番ではどう建て直すか?

 

 

それをメインに僕は記事をまとめていた。

 

 

 

続く

 

 

第2回 中山 4日目

 

11R 弥生賞

 

1着 スペシャルウィーク 2.01.8

2着 セイウンスカイ 1/2

3着 キングヘイロー 4

 

 

単勝 13 280円

複勝 11 100円

10 130円

3 100円

枠連 ⑦-⑧ 740円

ウマ連 10-13 750円

 

 




実際のレースと結果を見て、スペとセイウンが内容に感じました。

実際はセイウンは横山騎手じゃなかったりします。

もしも、弥生賞でスペシャルウィークが届かず、セイウンスカイが勝っていたら、デビューから乗っていた徳吉騎手のまま皐月賞に臨んでいたかもしれません。


負けることで運命が動くこともある。そういうレースかもしれません。


次回は皐月賞です。アニメでは触れられなかったあの事にクローズアップします。

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