超巨漢だったのにあさおん烈伝   作:刺身トライデント

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第10話到達です。
対戦よろしくお願いします。

あ、そうだ(唐突)

章管理機能を使って1話から8話までの一章とあと前話からの二章で分けました


男はつらいよ〜女の子になっちゃう〜

「螺旋階段、カブト虫、廃墟の街、イチジクのタルト、カブト虫、ドロローサへの道、カブト虫、ジョット、天使(エンジェル)、紫陽花、カブト虫、特異点、秘密の皇帝…」

 

「おい、竹中島がなんかブツブツ言ってるぞ」

 

「バカ、ありゃなんかじゃなくて天国へ行くのに必要な14の言葉だよ」

 

「えっ何それは…」

 

はいおはよう、竹中島くんさんです。

 

なんで天国へ行くための14の言葉の暗唱しているのかって?

先日相良達に助けられてからなんか落ち着かねえんだよ。

特に相良を視界に納めているとなんか心がフワーッ!てするんだよ。なんなの?浮遊感与えちゃったの?『位置』が来ちゃうよ?

 

「 2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47、53、59、61、67、71、73、79、83、89、97…」

 

「今度は数字を…しかもあれは…素数?なんで?」

 

「ありゃ心を落ち着けようとしているんだよ」

 

「えぇ…」

 

そうだ素数だ。こういう時は素数を数えて落ち着くんだ…、素数は1と自分の数字でしか割れない孤独な数字…、私に勇気と落ち着きを与えてくれる…。

そうだとも、あの時相良にちょっとときめいたのは悪い夢なんだ。

そうに違いない。

私は男だ。誰がなんと言おうと俺は男なんだ…。

 

「か、薫様…?」

 

「たけちー?どしたんー?具合悪いのー?」

 

「大丈夫…私の精神は男だ…精神的にも同性愛者じゃないはずなんだ…思考回路は太ちぢれ麺なんだ…私にとってヒーローは仮面の戦士と光の巨人と貧乏旗本の三男坊なんだ…」

 

「うーん、重症患者だねぇ清ちゃん」

 

「そうですね…どうしましょう美晴、友紀」

 

「そっとしとくしかないと思うよー」

 

「アタシもそれに1票ね。頭がおかしくなったやつは触らないのが1番よ。てかなんかあったの?いきなり全校集会とか」

 

「ンー、嘉島に同じくワイトもそう思います…」

 

「拙者もそう思いますぞ…いやしばきゃワンチャン治るかな?」

 

そして今我々がいるのは体育館。全校生徒集めて緊急集会だ。

内容はもちろん私への暴行未遂についてのお話だ。

 

 

「まさかうちの学校であんな事件がなぁ」

 

「平和だと思ってたのにな」

 

「竹中島さん顔色悪いけど大丈夫?」

 

顔色が悪い?私がかね?

そんなことは無いだろう。

ただちょっと寒気がして震えが止まらなくて視界が滲んでいるだけだよ。

あと押し倒された時のフラッシュバックがまだちょっtアッ

 

やめろいたいいやだこわいくるしいやめてやださわるなやめろこわいやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ

 

だれかたすけて

 

「竹中島?顔色悪いけど大丈夫?…なんか震えてない?」

 

「大丈夫…大丈夫だから…ちょっと寒気がしただけだから…」

 

「へぇ」

 

「そういう事ですか」

 

「ねえ今怨霊いなかった?」

 

「きのせーだよー」

 

「ええ、気の所為ですよ」

 

「ところで薫様」

 

「たけちー」

 

フラッシュバックに震えながら名前を呼ばれたので振り向くと、なんか大量のスタ○ド*1みたいなの従えてる呉島超巨大な蛇のス○ンド*2みたいなのが出てる安藤さんが俺をそっとハグしてくれた。

えっと…何その…何?

 

「あの…2人とも?慰めてくれてるのは分かるけど…なんか出てるよ?ねぇ?何それ?」

 

「大丈夫だからねー」

 

「安珍様は清が御守り致しますからねぇ」

 

うわあ、すごくゾワッときたなぁ。

ところで安藤さん、そのたまに出てくるあんちんって誰?

まさか私のこと言ってるの?おれ薫だよ?

 

 

さてさて、昨日の今日で授業が出来るか!と先生達が今日は解散を言い渡してきた。

やったぜ学校休みだ。

ということで場所も変わって放課後の教室。

相良達が一緒に帰ろうと誘ってきてくれている。

 

「おい、こっちを見ろよ。タケがずっとそっぽ向きしてると俺ちゃん悲しいゾ。人と話すときゃその人の方見なきゃダメだろ〜?」

 

「ごめん、そっち向くのは待って。もう少し壁の方向かせて。さっきの校長の話で私具合悪くなっちゃった」

 

そう、今私はさっきのフラバで気持ち悪くなり顔色最悪なのである。吐きそぅ。

 

「おっ、大丈夫か大丈夫か〜…なんて茶化せりゃどれだけ良かったかねぇ」

 

もう本当に怖かった。だって相良と染川来てなかったら俺(自主規制)されてたもん。

そりゃもうトラウマもんですよ、ええ。

顔の前に少し前まで自分に着いてた1本突撃バー出されたんだよ?

たとえ私の心が男でもビビるし怖いわあんなん。

夕べあのまま最後までされる夢見て晩御飯全部吐いちゃって母ちゃんに泣きついたもん。

10年振り位に怖い夢見て半泣きで親と一緒に寝たよね。

 

さて、そろそろ覚悟を決めて相良の方を向いてみるとするか。

そう思いながら壁から離れ、相良の方を向いtあっ

 

男性にしては少し長めのまつ毛

切れ長の目に栗色の瞳

瞳と同じくほんのり栗色の頭髪

すっと通った鼻筋

そして何より顔がいい

 

っていかんいかんいかん思考が女の子になってるメスになっちゃう!これはいけない!帰ったらロボソンいっぱい聴いて男の子に戻ろう!

 

「タケ?おいタケ?顔赤いゾ?」

 

「俺は男だがっ!?」

 

「えっうん。あとそんなすごい勢いで目ぇ逸らされると悲しいゾ」

 

近い近い近い近いよ君が近いのが悪いんだよ。

染川の顔見て避難しなきゃ(迫真)。

 

「ぬ?どうしたタケよ。拙者の顔になにか着いているでござるか?」

 

あぁ〜、こいつの顔見てても感謝しか浮かばねぇ〜。

安心するぅ〜。

 

「相良、目を逸らして悪かったよ本当に…あの時は本当にありがとうよ…」

 

「ハハッ、何を今更」

 

「…友達がヤバい目に遭ってたら助けるのはあたり前田のクラッカーってな」

 

「…ホント、お前らと友達で良かったよ」

 

私が女になっちゃったと公言した時も笑いながら受け入れてくれた。

俺が(自主規制)されそうになった時も助けてくれた。

こんな姿になってもいつもと変わらずに接してくれている。

本当にこいつらには感謝しかない。

ありがとう。

 

「あとな」

 

「うん?」

 

染川が急に俺に耳打ちしてくる。

なんだろ。

 

「お主が相良を見る時の目がな、一瞬だけうちの姉者が彼氏と一緒にいる時みたいな目になっているから気をつけろ」

 

「えっ」

 

いやまて、やめろ。

俺…私?俺とは?私?俺?私…わたし…たわし?

 

「嘘だろ?」

 

「無自覚でござるか」

 

「うん」

 

「ならこれ以上は」

 

「オッケィこの話終了な」

 

たわし!俺は私で私はたわし!(発狂)

*1
主人公は幽霊などの類は物理攻撃の一切が効かないと思って忌諱しているのか全てスタンド使いの仕業だと思い込むようにしています。怖いわけじゃないから…

*2
SEKIR○に出てきた超巨大白蛇くん的なもの




第10話、工事完了です…。
対戦ありがとうございました。

〜よいこの脚注〜
主人公の地の文に『私』と『俺』が混在しているのは物語の構成上の演出です。
ミスじゃないよ!ホントだよ!
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