こちらが本物の第14話です。対戦よろしくお願いします。
お久しぶりでございます。
相良さんでございます。
いきなりなんだがさ、俺今なんかとてもでかくて柔らかくてあったかいなにかに顔面包まれてるんだ。しかもなんかバクバク音鳴ってるの。
なんかよくわかんねえけどさ、息が出来ないからとりあえず押しのけないとって思ってさ、そのデカくて柔らかくてあったかいのを手で押しのけたんよ。そしたら…
「ひゃぅっ」
なんて声がよ、頭の上の方からしやがるのよ。
そんで上向いたらさ、俺の友達の竹中島 薫がよ、顔真っ赤で涙目になりながら…まあ言ってしまえばあれだな、プッツン爆発五秒前…そんな感じの顔しながらよ、俺の事見てんだ。
嘘だろ、なんで俺ちゃんは男だった奴にかわいいとか思っちゃってるんだ?
落ち着くためにも一旦今の状況を整理しよう。
①急に後ろから突き飛ばされ転倒し、タケを押し倒してしまった。
②その時に大きい柔らかいあったかいに顔が埋まった。
③それを押しのけたところタケの顔が俺の頭上に。
ここから導き出される答えはなんだ?
動けよ俺の脳細胞、この状況をクールに抜け出す方法を探すんや。
そうか、俺は今から死ぬのだな!(悟)
そんなことを悲鳴とともにまるで槍が如き勢いで細腕から繰り出された当たったらとても痛そうな拳を前にして俺は思っtメ メ タ ァ
「な…なん……で、こんな…目、に……」
「なんてこった!誠が殺されちゃった!」
「この人でなし!」
「おっ、待てこいつ息があるぞ」
…
…放課後…
「はぁーあ今日も学校終わったなぁ。早く帰ってゲームしよ」
「いいよなぁ帰宅部はよォ〜…俺は1年なのに大会スタメンだよォ〜」
「おっ、待てい。その発言は他の奴にとっては嫌味になりかねんから気をつけろ」
今日も学校が終わり、ある者は部活に勤しみ、またある者は帰宅後の勉学に、さらにまたある者は友人たちとの談笑にとどこにでもある普通な風景。
だったらいいんだけどさぁ(急転直下)。
「なあタケ」
「んぁ?」
「お前何か知らんが俺を見ているな」
「そぉか?」
なぁぁぁぁんかこいつが見てきてた1日だったんですよねぇぇぇ。
おう何見とんじゃワレってねぇ。そんな感じですよもう。
しかも目が合いそうになると顔ごと逸らすしさあ。
俺ちゃんなんか怒らせるようなことした?
「染ちゃん、俺タケの事怒らすようなことしたかなぁ」
「正直こっちに振らないでほしいですぞ。そんなことよりこれ見ろこれ。やったぜ」
染ちゃんは通常営業でガチャのSSR見せつけて来る。
あっ、そのキャラ高難易度で必須の奴じゃん。いいなぁ、持ってねえんだよソレ。
「確かになんかタケが誠のことひたすら見まくってたわね」
「嘉島院」
「誰が光るメロンのスタンド使いよ…んで?何かあった?女子の先達として相談乗るわよ?」
「いやさぁ、なんか誠見てるとさあ、なんか妙なものを感じるんだよ」
「妙なもの?」
なんだその面妖な理由は。それだけで俺ちゃん背中に穴が開くほど見られてたのか?
「そうなんだよ。なんか、心がほのかに、熱を帯びて…こう……チリチリとした…何か?あとは正直自分でも信じたくないけど誠がかっこよく見えてしまったことがある」
「ほぉ〜ん、タケもだいぶ女になってきてるじゃん」
俺がカッコよく見えるとかやぁねえホモじゃあるめぇし。
…いやこいつガワは完全に女性か。心が男なだけで…。
なんて思っていると、突然横から話しかけてきた奴がいた。
「話は聞かせてもらったぞ」
「えっなに急に」
おっと面倒そうなのがきた。
こいつは前野。学校中にその名を轟かせるとんでもない変態だ。
「井沢くん、今の会話だが」
「オウ前野。バッチリ聞かせてもらったぜ」
「録音済みやぞ」
そしてこいつらはその友達の井沢と田中。
同じく校内にその名を広く知られる変態共だ。
「ん、よくやった田中。さて竹中島、お前のそのチリチリとかについて回答のヒントをくれてやろう。とりあえず相良と向いあえ」
「え…?まあいいか。わかった」
「なんか嫌な予感がすんねぇ!嫌だねぇ!」
そして俺とタケが向かい合う。一体何をする気だ?
ぬっ(悪寒)!
「では早速どーーーーーーん」
「ぐおぅぶ」
「うわぁっ」
…
「タケ…お前…」
「インタビューの練習しとこ…えーっと、いつかやると思ってました…」
「だっ、だってこれは…ごめん」
「冗談ですぞ…しかし一撃で意識を刈り取るとは…」
「アタシ達に謝ったって仕方ないでしょ…それにしてもこいつゴリラ…?」
「そうだけどさぁ…」
やってしまった。
いや殺ってしまったと言うべきか。
俺は親友を殴ってしもうた。かなりいいのを食らわせてしまった。
でも…これさあ、多分私悪くないよね?
突き飛ばされたとはいえ人の胸に頭埋めさせてしかも胸触ったし!
あれ?でも突き飛ばされたってことは誠も悪くない?
じゃあ…井沢?
「では早速ですが私、ボッキ国際A級審判員の前野が相良くんの陰茎を確認させて頂きます」
「先生、よろしくお願いします」
「先生、どうです?」
「竹田クラスだなこりゃ。ビッグシティの摩天楼って感じ」
「たっ、竹田クラス!?」
「鬼じゃ!鬼がおる!…ムッ!殺気!」
「ぐえぁ」
気がつくと、私は前野を殴っていた。グーで。
「タケ、待て。待つんだ!」
「あんた今殴ったら本当にトドメになるから!やめなさいって!この、力強いわねあんた!」
「う゛う゛う゛…!」
「まっ!前野!なんてこった!前野が殺されちゃった!」
「この人でなし!」
殴った。私はやったぞ。
どうだこの変態共め、俺を怒らせるとこうなるんだぞ。
「竹中島!貴様流石にやりすぎ……とは言えないなぁ…」
「井沢くんが突き飛ばしたせいでなぁ!私おっぱい揉まれるどころか鷲掴みにされたんだぞ!!しかもこんなにいっぱい人いるところで!」
せめて人がいない所で…あれ?なんで人がいないところだとOKなんだ?んんん?
「本当にすまねえ。まさかあそこまですっ転ぶとは思わなかったんだよ。田中を犬と呼んでいいから許してくれよぉ」
「オイ井沢、オレを見捨てるのか?」
えっえっなんでなんでなんで?なんで相良と二人きりになることを想定してるんだ?あれぇ?
「とりあえず前野と相良を保健室まで持って行くとしようか」
「そうね。ほらそこのバカ2人、喧嘩してないで手伝って」
「うーん…、うーむ……」
一体私は誠に対して何を思ってるんだ…?
なんで胸で受け止めたんだ…?なんか心がポッ…(加温)てなったぞ…?
どうなってんだこれ………怖っ。
「ほら犯人も手伝いなさーい、あんたのせいでこうなってんのよー」
「あっ、わかった今行くよ」
とにかくこのことは忘れた方が良さそうだな!うん!
なんか気が付いてはいけないことに気がついてしまいそうだ!
真の第14話、工事完了です…
今回は薄味かもしれませんが、対戦ありがとうございました
あ、話数については修正済みです。
〜校内最凶最悪の変態達〜
前野 雅明(まえのまさあき) age 16 男性
主人公達が通う学校にその名を轟かせる品性劣悪お下劣モンスター。バカで変態のダブルパンチは強烈。
目標達成のためなら割と手段を選ばない。
元ネタは「行け!稲中卓球部(古谷実)」より前野。
井沢 『あしたのジョー』 ひろみ(いざわひろみ) age 16 男性
前野の友人。
前野とは中学時代からの友人。好きな漫画はあしたのジョー。
神谷という彼女がいる。
元ネタは前野と同じく「行け!稲中卓球部(古谷実)」より。
田中 愼一(たなかしんいち) age 16 男性
上記2人と同じく変態。
変態度合いではこの男がダントツである。
どんな姿勢からでも相手の下着を瞬時に脱がせる謎の特技を持っており、稀に女子生徒が被害に遭うらしい。ただ、普通にしていれば小柄の童顔ということでその正体を知らない女子からはマスコット的人気がある。
元ネタは上記二名と同じく「行け!稲中卓球部(古谷実)」。