生物学破壊!〜チ○コ消失バグの裏技〜
おはよう諸君。
俺の名は竹中島 薫(たけなかじま かおる)。
何処にでもいる身長2m、筋肉モリモリマッチョマンな普通の16歳の高校1年生だ。
今俺は人生で最も意味が分からない事態に遭遇している。
その事について今から説明しよう。
それが起きたのは本当に突然だった。
朝、俺は妙な息苦しさ…まるで中々の重量物が自分の体の上にあるような…そんな苦しさと共に目が覚めた。
そしていつものようにぐっと体を伸ばした時、
違和感に気がついた。
感じた違和感はまず声だ。
前提として俺は男だ。しかもあだ名が「痩せたハート様」だ。
ハート様は痩せてもハート様だろ。
そんなのがぐっ、と体を伸ばしたところで漏れ出るのは野郎のひっくい声。そのはずだった。
聞こえたのは、そう。
女の子の若干艶めかしいような気がする声だったのだ。(童貞並感)
次の違和感は、声の異変に気がつき起き上がった時だ。
起き上がり顔を下に向けた。
あれぇ下が見えないなぁ。
ていうか見慣れないデッカイものがついてるなぁ。
そう、あからさまにቺቻቺቻかつ大質量なቻቻが鍛えこんでそれなりに硬かったはずの胸板の代わりに付いていた。
しかもそのせいで下が見えない。なんじゃこれは。
そして、感じた違和感の中で最も大きい3つ目の違和感は喪失感だった。
それは、まるで長年連れ添った相棒を失ったような。
それは、そこにあることが当然だったものが消えたような。
それは、何か大切なものを無くしてしまったような。
兎にも角にも筆舌に尽くし難い程の異様な喪失感。
それを胸の大質量で見えない股座から感じた。
そして俺は恐れを抱きつつ、大質量が隠してしまった己が股座にあるはずの1本バーの所在を確認するため、手を伸ばした。
「…」
「……」
「………」
「スゥーーーーーーーッ………フゥゥーーーーーーーー………」
「………アッーーーーー!!!!!」(甲高い声)
ここでとうとう布団から跳ね起きた。
そして何をどう思ったのか悲鳴をあげながら部屋中探し始めた。
「なっ!ない!ቻンቻンがない!いつもあるはずのそこにない!どこにもない!部屋の中にもない!ふとんの中にもない!股座にもない!どこにもない!なんで!?ていうか何これ!なんで俺女になってるの!?えっ!ええっ!?かっ…かかっ……母ちゃーーーーん!!!!!!大変だぁーーーーー!!!!」
なんて大騒ぎしながら自室を飛び出し、リビングへ向かう。
もう頭の中がどうにかなりそうな位のアクシデントだ。いやアクシデントで済むか?とにかくもう誰でもいいから助けてくれと台所で朝飯を作っていた母に事情を説明した。
母は最初は驚き困惑し本当に自分の息子だったものか疑ったが、何とか話を聞いてくれた。ありがとう母ちゃん。
さて後は親父と弟の豊だな…。
そう不安に思っていた時期が、俺にもありました。
「…いや朝っぱらからでけえ声で誰か騒いでるなぁなんて思ってたけど…まさかなぁ…」
「いやほんとだでな親父よ…まさかなぁ…」
「「薫(兄貴)が女になるとはなぁ…」」
「しかもよく見ると母ちゃんの若い頃ソックリでよ…胸以外…」
「あんたそれどういう意味よ」
「つーか兄貴が姉貴にとか草も生えんわ…あんた本当に兄貴?」
「親父…なんでそんなに飲み込みが早いんだ…?あと豊、俺はお前の兄ちゃんだよ…今は姉ちゃんだけど」
父と弟はなんか異様なまでに冷静だった。
いや、普通「誰だお前は!」とか「曲者じゃ!出会え出会え!」的な反応だろうに何故…?
「親父も豊もなんでそんなにアッサリ受け入れちゃってんの…?えぇ…?」
「いや母ちゃんが受け入れちゃったし…こりゃ本人だな…と」
「豊に同じく〜…ごめんて胸のこと言ったの謝るからさあっちょ金的はダメだって奥さん許して○問田○になっちゃう゜ッ↑」
「…とりあえずあんたはまず鼻の形がそこで転がってる
「父ちゃん側の親戚みんな背ぇでかいもんなぁ…俺もそうなるかぁ」
「ただねぇ…」
「おっ?なんだよ母ちゃん俺の胸なんぞ見て」
「いやぁ…でかいわねぇって…I位あるんじゃない?それ。しかも腰細いわ」
「だよなぁ、俺腰細くなったなぁ…でも腹筋はシックスパック…それよりさ母ちゃん、Iって…でかいの?」
「いやでかいわよ。相当でかいわ。そんじょそこらのグラビアモデルが裸足で逃げ出すくらいのスタイルよあんた」
どうやらこの大質量を搭載したこの体、超一級品らしい。
「…なぁお袋、俺思ったんだけどさ」
豊が神妙な顔で母に話しかける。
「どうしたの?豊。そんななんか面倒くさそうな顔して」
「ほら、兄貴が姉貴になっちゃったじゃん?戸籍とかどうすんべ…って。あと学校とかへの事情の説明とか…さ」
「「「あっ」」」
豊以外の家族全員(俺も)気がついた。戸籍とか親子関係証明とか学校とか友達への説明とかどうしよう…と。
【to be continued…】>
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