超巨漢だったのにあさおん烈伝   作:刺身トライデント

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感想を頂戴致しました。歓喜のあまり第5話です。
対戦よろしくお願いします。


戸籍変更と出血〜親方!神秘の谷が血の池に!〜

学校で復学とかその辺りの話をした後、母ちゃんを待っていた所ブチ切れボンバーガールと化した響に乳を揉みしだかれた。(前話参照)

 

そしてその後は他の生徒と鉢合わせることなく帰宅に成功した。

 

 

「ううぅ…ひぐっ…ふぇぇ…」

 

「もう、あんたいつまで泣いてんのよ…」

 

「だってぇ…怖かったんだよぅ…ふぐぅ…」

 

もう本当に怖かった。あれこそ羅刹の類だと思う程には怖かった。

だって俺の乳鷲掴みにした時に目が血走ってたんだ。

しかもなんか触り方が途中からいやらしいもんに変わってきて変な感じが凄かった。今も胸がジンジンする。

なにこれ、こんなの知らない。

 

「えぅぅ…母ちゃん…」

 

「ああもう面倒臭いわねぇそれでもチン○付いてたの?」

 

「今ついてないもん…グズッ」

 

ああこりゃいかんわ。精神が子供になったわ。人に迫られ恐怖で半泣きになるとか小学生以来やぞ…心が弱っているのか…?

 

「うぇぇ…もぉやだよおこの体ぁ…」

 

 

舞台は変わってここは市役所。

ようやく話を聞いてくれることになったのだ。

いや漸くってと思うかもしれないが、考えて欲しい。

『朝起きたら女の子になり申した故戸籍について相談したい』とか言ったところでさすがの役所も『ハイハイワロリヌス』と一蹴するだろう。寧ろしなかったらその担当の神経を疑う。

 

「いやぁそれなりに長いこと役所で働かせてもらってますけどこのケースは初めてですねぇ」

 

「やっぱりそうですよねぇ」

 

このナイスミドルな風体のオッサンもそれなりのベテランだろうに、完全に女性になったってケースは初めてだろうなぁ。

 

「でもね、戸籍の変更自体はたまにあるケースなんです。ほら、トランスジェンダーの方とかで」

 

「あぁ、一昔前だとニュースでやってたような話題でしたよね。ニューハーフタレントが戸籍変えたーとか」

 

この話題はデリケートだが、今は触れておこう。

確かにだいたい2010年代辺りならニュースになってたこの手の話題は今や普遍的なものだ。

彼らと俺が違う点は『自らの意思』か『自らの意思に関係ない』か、この2点だ。

前者は自ら選んで性別を変えた。

これは自身の性別が心と一致しなかったから『本来あるべき姿に戻った』と表現するのが正しいだろう。

 

では後者はどうか。

肉体と心の性別は一致しているし、『女性への転身希望』というものもない。

だが突然、それも無慈悲に『姿形が一切変わる』のだ。起きているうちに起こるかもしれない、突然倒れ伏しそのまま起こるかもしれない、或いは何らかの病気に対する投薬の副作用かもしれない。

いや俺の場合は寝て目が覚めたらこうなってたが。

 

ともかく、世間一般的に見れば俺の状態は『なんか元男とか言ってる頭のおかしい女』である。いや実は事情を知ってる家族を含む極小数にしか元男云々は言ってないから外聞は『やたら背がでかくてとんでもなくスタイルいい姉ちゃん』だろうけどさ。知らんけど。

つーかいや言い過ぎだな。やめとこ。

 

 

「…ではこの内容で変更します。来週に新しいマイ○ンバーカードをお渡ししますので、保険証と住民票の写しをお持ちください」

 

「分かりました、ありがとうございます」

 

 

「はぁー、終わった終わった。次のバスの時間は〜っと」

 

…しっかしあれだな。なんか色々すんなり行くな。

戸籍についてってもっと時間かかるかと思ってたのに…ん?

 

「…ん?なんだ…?腹…?」

 

なんか…腹が…?いや、違う。腹じゃない。もっと下、しかも…これは…内、部…?

 

「う゛っ゛!」

 

い、いかん。腹が猛烈に痛くなってきた。

しかもこの痛み、まるで体育の授業のドッジボールできん○まにボールが直撃した時のような…っ!それに似ている…!かっ、帰ろう!急いで!家に帰ろう!トイレに行きたい!

 

 

 

「ただいま!どいて!」

 

「んぉ?お、おぉ…どうした急に…」

 

「早く退け!トイレに行かせろ!」

 

突然姉貴(もうこう呼ぶことに抵抗もなくなったわ)がトイレに駆け込んだ。なんだ急に。

 

そ の 時 で あ る

 

「おごげぎゃおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

 

「うわぁ!なんだ!?何が起きた!」

 

「パンツが血塗れだぁ!どうなってんだよこれぇ!!ぎゃあ!便器に付いたぁ!!!」

 

「…へ?」

オイオイオイ、兄貴が姉貴になってまだ1週間とちょっと、また変なことになってやがるぜ。

全く、姉貴と来たらこういう想定外の事態には本当に弱えなぁ。

ま、そこはこの俺、ハイスペックなクールガイ、竹中島 豊がスパッとクールに解決してやるかね。

 

「母ちゃーん、姉貴がなんか血が出たとか言ってるぞー大変だぞー」

 

〜数分後〜

 

「う〜ん、それ生理ね」

 

「おいおい、マジかよお袋」

 

「あんた達、私が何年女やってると思ってるの?」

 

いや母ちゃんは生まれてこの方女だろ…ってそんな事より…。

 

「せ、生…理?」

 

「そう、生理よ。あんたが今後長〜〜〜い間付き合うことになる生理現象ね。そしてそれは、子供を身篭る準備が出来た合図よ

 

「なあ母ちゃん頼むから嘘だと言ってよバ○ニィ」

 

「バ○ニィか母ちゃんかどっちかにしなさい」

 

「バ○ニィ」

 

「そこで迷わずバ○ニィ選ぶあたりまだ薫ね」

 

【嘘だろ】子供作れる身体になりました【母さん】

嗚呼、男としての竹中島 薫は死んでしまったのね。

………ふははは、もうどうにでもなぁれ。

 

畜生、俺は童貞だったんだぞ。それどころか彼女もいなかった。

貞操は守っていたんだぞ!だのに!だのにこの仕打ち!

おぉ神よ、ブッダよ、なぜ私に斯様な試練を与えるのですか…?

 

「しかしあれね。本来ならだいたい10歳くらいまでには始まるもんだけど…、まあ薫の場合後天的に女性になったってのもあるからどれ位重いかは分からないわ」

 

「重いとか軽いとかあるんか…」

 

この後、生理について母ちゃんにレクチャーを受けた。

生理の重いとか軽いとかって何の話だろうと思っていたが、どうやら症状の程度の例えとして重いとか軽いとか言うらしい。

男だったから考えたこともなかったわ。そんなんあるんか…。




第5話、工事完了です…。
今年最後の対戦ありがとうございました。

皆様、週明けから気温がぐっと下がりますが体調など気をつけて良いお年をお迎え下さい。

次回のあらすじ

「えー、竹中島が今日から復学するがちょっとよくわからんことになった。しかし竹中島は竹中島なのでみんないつも通りに接してやって欲しい」

「オカセンー、その女子誰っすかー?」

「ヤッホー!長身爆乳美少女になっちゃった竹中島 薫でーす!みんなヨロシクゥ!…オラ、サービスタイムは終わりだよ」
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