シンボリルドルフに逆らえないトレーナー君の話   作:くまも

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【序章】 登場人物紹介

登場人物紹介(序章)

 

 

【主要人物】

 

・主人公(パーフェクト)

本作品の主人公。鹿毛。親譲りの容姿と身体能力を併せ持つヒト。釣った魚に餌をやり過ぎるタイプ。生来ツキが無く、運勝ちというものを経験したことがない。

中央トレーナーを志望しているだけあって頭脳明晰。主に義母のせいで世間の荒波に揉まれてきたせいか妙にふてぶてしく、それなりに適応力もある。生まれつき中性的な容貌だったが、この一件をきっかけに一人称も僕から私へと変わってしまったことでとうとう義兄の脳を破壊した。

潰れた足は日常生活に支障が出ない程度にまで回復したものの、走るという機能は完全に損なわれている。トレセン学園に採用された後、サブトレーナーとしてシンボリフレンドに師事している。

 

・シンボリルドルフ(9歳)

名門シンボリ家の秘蔵っ子。鹿毛。レースだけに収まらない、底知れぬ才を秘める逸材。その流星の形と母親の名前から、愛称は(ルナ)

並外れた闘争心と攻撃性を備える一方、寂寞を覚え常に他者を求める脆さも抱いている。この頃はまだ自身の力に振り回されがちだった。

天衣無縫、唯我独尊、自由奔放の権化。それと同時に、物事の道理を解するだけの知能と相応の責任感もある。その本質において好戦的であり、心の奥底では常に闘争を求め、誰かを負かすことに自覚の無い歓喜を噛み締めている獣。

年の離れた兄姉がいるためか、かなりの末っ子気質で目的達成意識と独占欲が強く、そして狡猾。なまじ本人の知能が優れているから手に負えない。妹でも生まれればまた変わるのだろうか。

 

・シリウスシンボリ(8歳)

名門シンボリ家の期待のウマ娘。鹿毛。ルドルフと異なり分家の生まれのため、所属は同じでも直接顔を合わせたことは一度しかなかった。

ルドルフ以上の唯我独尊。一線を理解した上で平気で踏み越えていくタイプ。ルドルフのことは好きでも嫌いでもないけどどちらかと言えば嫌い。

まだ本気を出せばルドルフに勝てると思っていた頃。成長したルドルフを牙が抜けたと揶揄するが、単純に仮面を被ることを覚えただけだと分かっているのかどうか。独特の耳飾りは母親からのプレゼントで、勝手に触られると怒る。

 

・サンデーサイレンス

主人公の育ての親。青鹿毛。ケンタッキー州出身。

かつてアメリカのレースで二冠・G1六勝を成し遂げた優駿であり、日本で戦後初の三冠バを排出した名トレーナー。未亡人。

元々アメリカの上流階級の生まれだったが、そこから転落したのは十歳の誕生日のこと。気性の悪さが絶望的な母親との壮絶な親子喧嘩の末、勘当と共に家を飛び出し、以降は生きウマの目を抜くアメリカ社会をその身一つで成り上がってきた。そんな経歴故か非常にハングリー精神が強く、基本的に他人を信用しない。激情を糧に打算で物事を進める人物。

レースから引退した後、先代の秋川理事長にヘッドハンティングをかけられ、そのままアメリカを追い出される形で日本に渡った。持ち前の才覚と適応力で異郷の地でも成り上がったが、今はトレーナーも引退して孤児院兼レース教室を運営している。ついでに結婚して子供も二人作った。

総じて傑物と呼ぶに相応しく、素行の悪さ以外に然したる欠点もないが、その素行の悪さが終わってるのでプラスマイナス0のもったいない人物。実はやり手の事業家で、別に援助が無くても今の生活ぐらい余裕で賄えるのだが主人公はその事を知らされていない。

 

【シンボリ家】

 

・スイートルナ

シンボリ家の当主代行かつルドルフとフレンドの母親。鹿毛。かつては中央で走っていたウマ娘であり、サンデーサイレンスとはその頃からの知り合い。

気性難な子供たちに手を焼いている。生真面目な一方で、時には自身の立場を利用することも厭わない腹黒さと、常識に当てはまらない事象にもある程度理解を示す柔軟さも兼ね備える。

主人公の遭難およびIFシナリオの元凶の一つ。とはいえ、彼女にその後の事態を正確に予測しろというのは酷な話だろう。

 

・シンボリカストル(オリジナルウマ娘)

シンボリ家の警備隊長。青鹿毛。ルドルフ達とは異なる軍バと呼ばれる種族であり、元警察官。

かつては警視庁の騎動隊で大隊長に就いていたが、紆余曲折あって本家に召し抱えられた。戦闘職であり腕っぷしも強いが、そのせいで専らルドルフの側仕えのようなことをさせられている。

分家出身であり、またその種族のこともあって昔はかなり荒れていたらしい。年下好き。

 

・シンボリフレンド(先生)

スイートルナの娘かつルドルフの姉。鹿毛。

母と同様にかつては中央で走っていたものの、期待されたような成果を残せないまま引退した。それでもレースへの執念は棄てられず、断腸の思いで中央トレーナーへと進路を変える。そういった経緯や、才能溢れる年の離れた妹の存在からか、この頃はかなり腐っていた。とはいえ妹と同様、分野によってはそれ以上に才能に恵まれたウマ娘であることに違いはない。

微笑みと共に敬語で話せば穏健に見えるだろうと考えているタイプ。冷静沈着なようでいて、その実かなりの激情家。現役の頃は担当トレーナー相手に暴力沙汰にまで発展しかけたこともあるらしい。トレーナーとなった後もそれは変わらず、主人公含めた教え子達に敬意と恐れを同時に抱かれている。唯一対等に張り合えるのはシービーのみ。

そんな現状を本人も特に気にしていない。来るもの選び、去るもの追わずなスタンスで隙のない、ある意味究極のエゴイスト。ただし、主人公にだけは特別な思い入れがあるというが…。

 

・ばんバ

第24話で主人公を迎えにきてくれたウマ娘たち。シンボリ家の抱える要人警護のための兵隊であり、全員スーツで統一している。見た目こそ厳ついが、性格は温厚。

彼女らを統括しているのがシンボリカストルだが、その種族故の恵体やそれにより生み出されるとてつもない破壊力から、いずれ自らの地位がとって代わられるのではないかと内心気が気でないらしい。

当のばんバたちといえば、そのつもりは全く無い。

 

・シンボリルドルフの兄

スイートルナの息子にして、ルドルフとフレンドの兄。鹿毛。

本編未登場。妹たちと同様に才気溢れる人物であるが、トレーナーとなるつもりはない。いずれ父の跡を継いでシンボリ本家の指揮を執るつもりのようだ。

 

・スピードシンボリ

かつて中央で活躍したウマ娘であり、序章時点におけるシンボリの顔のような存在。黒鹿毛。本編未登場。

海外遠征のパイオニアであり、シンボリが海外との繋がりを深めるに至るきっかけとなった、いわば中興の祖。ぱかプチに実装される程にその名は世に知られている。たびたび孫たちを海外へと連れ回しており、14話において触れられていた、ルドルフに射撃を教えたのも彼女である。

かつてアメリカに渡った際、現役時代のサンデーサイレンスと面識を持っており、そのツテが先代秋川理事長のヘッドハンティングを成功に導いた。

 

【サンデーサイレンス一門】

 

・マンハッタンカフェ(7歳)

サンデーサイレンスの娘。青鹿毛。

母親と瓜二つの容姿をしているが、流星だけは異なっている。寡黙で大人しい印象を受けるものの、その根本には母親譲りの苛烈さを秘める。曰く「もしウマ娘に生まれていなかったら、人生が退屈すぎて、きっと犯罪を犯していたかも……」。

レースの実力もまた母譲りで、幼い身ながら一度ターフに立てば血に飢えた猟犬の如く駆け抜ける。ルドルフ、シリウスと同様、将来のトレセン入りが確実視される有望株の一人。レース教室でたびたび開かれる大会でも毎回優勝をもぎ取り、講師である母親の面子を保っている。

『お友達』を筆頭に、この世ならざる者を見透す特殊能力を持つ。血の繋がらない主人公を兄さんと呼び慕いつつも、内には兄妹の枠を越えた特別な感情を秘めている。

 

・サンデーサイレンスの息子(先輩)

主人公の義兄にしてマンハッタンカフェの実兄。青鹿毛。前髪に母と同じ流星を持つ。

主人公と同様にウマ娘を母に持ち、その容姿と身体能力をある程度受け継いではいるものの、上背があり体格も良く中性的とはかけ離れている。これについてはルドルフの兄も同様。

彼もまた中央トレーナーを目指しており、その縁でシンボリフレンドと知り合った。主人公と違ってウマ娘との距離関係をしっかりと弁えているので、健全かつ良好な関係を維持出来ている。トレーナーとなった後はシンボリフレンドと同様にチームを作り、マルゼンスキーをエースに据えた。

 

・レース教室のウマ娘たち

年齢、毛色、来歴まで多種多様で、絶えず増減を繰り返している群れ。ボスウマはサンデーサイレンス。

主人公が生計の管理を任されているのはあくまで私生活の範疇のみなので、彼女たちの詳細については生活の拠点をそこに置く孤児院の子供たちだけしか分からないらしい。

 

【その他】

 

・グラウンドの係員

シンボリ管轄の私設グラウンドを預かる、初老と思われるウマ娘。芦毛。

自身もかつては地方のトレセンで走ったウマ娘であり、いまだに燻るレースへの想いからこの仕事に志願したものの、ままならぬ現実に胸を痛めている。上からつつかれ下からせっつかれる中間管理職。特に金には困っていないが、持ち前の責任感のせいで投げ出せないらしい。

 

・駿川たづな

トレセン学園において理事長秘書を勤める女性。主人公の実母となんらかの関係があるらしい。

 

・ミスターシービー

シンボリフレンドが抱えるチームのエースであるウマ娘。黒鹿毛。

先代生徒会長ハイセイコーからその座を受け継ぎ、シンザン以来19年ぶりの三冠達成へと臨む学園のスーパースター。チームのサブトレーナーである主人公にやたら絡みたがる。

 

・マルゼンスキー

中央において無敗を誇る緋色のスーパーカー。鹿毛。

本来彼女が生徒会長の椅子に座る予定だったが、驚異の立ち回りによって見事シービーにそれを押し付けることに成功した。一応後ろめたさもあるにはあるのか、現在は副会長として彼女を支えている。

 

 

 

 

 

設定資料

 

 

【ウマ娘関連】

 

・ウマ娘

ヒト(ホモ・サピエンス)と酷似した身体構造、生態を持つ生き物。

ヒトと異なり、頭頂部と臀部にそれぞれ長い耳と尻尾を生やしている。また、ヒトを遥かに上回る膂力と聴力、嗅覚、動体視力を備え、とりわけ脚力は動物界においても群を抜いている。

生まれる個体は全てメスでありながら、性転換や単為生殖の機能を持たない極めて特殊な生態を持つ。基本的にヒトに対して友好的である他、須く容姿端麗である、老化が著しく遅いという特徴があり、それらは性淘汰の結果であるという見解もあるものの詳細不明。筋肉や骨格の構造、組成はヒトのそれとほぼ変わらず、どうやってその莫大な力を練り上げているのかについても不明である。サンデーサイレンス曰く「非現実的な生体」。

ヒトの男性とつがって子を成し、またウマ娘のみならずヒトの子供を生むこともある。その子供にウマ娘らしい名前をつけることは禁忌とされている。

 

・競争バ

ウマ娘における種族の一つ。軽種バという枠組みに分類される。

ウマ娘の中でもとりわけ走ることに固執し、最も脚力に優れる種族。一方でウマ娘にしては肉体が脆く、気性も荒いことから「走ることだけに特化した生き物」と揶揄する声もある。各国のレース競技で活躍していることもあり、ウマ娘と言われて誰もが真っ先に思い浮かべるような、いわばウマ娘の看板的存在。

 

・ばんバ

ウマ娘における種族。重種バという枠組みに分類される。

成人男性を遥かに上回る上背に筋骨隆々とした恵体と、それに違わぬ圧倒的な筋力が最大の特徴。日本においては屯田兵の一員として木々をなぎ倒し熊を投げ飛ばし、北海道開拓の基礎を支えた逸話が有名。その巨躯故に畏怖されがちだが、気性は非常に温厚である。が、それでも怖がる者は多い。逆に憧れる者もまた多い。

ばんバもまたばんえい競争というレースで活躍しており、そのダイナミックなスタイルから全国に根強いファンがいる。

 

・競技ウマ娘

競走バとばんバのうち、実際にレースで走るウマ娘の総称。

 

・軍バ

ウマ娘における種族。人類の歴史に密接に関係していながら、最も謎に包まれた種族。

通常ウマ娘が弱点とする爆音に耐性を持ち、痛みや出血、死や殺傷への恐怖心が薄く、頑丈でスタミナが豊富という特徴を持つ。その名の通り戦場を活躍の場におき、レース競技が生まれる以前はウマ娘における花形でもあった。気性は穏やかかつ従順だが、かつては勇猛で鳴らした英雄もいる。

 

 

※ばんえい競争で走るばん馬は競走馬だし、サラブレッドだろうがばん馬だろうが従軍すれば全て軍馬だろうとかいう正論は勘弁。

 

 

【職業関連】

 

・トレーナー

トレセン学園において、競技ウマ娘の活動全般を支える職業。地方中央と分けられ、それぞれが独自に試験と採用を行う。

中央の試験は地方のそれとは比べ物にならない難易度を誇り、旧司法試験に匹敵すると称される程。専門職であるが故に潰しもきかず、採用後も完全実力主義の極めて過酷な職業だが、そのぶん実績次第ではいくらでも上を目指せる夢のある職業でもある。

引退したウマ娘が進路として選択する場合も多い。もっとも、たとえ中央でいくつもG1を獲ったスターウマ娘であっても、指導する側に回った途端に鳴かず飛ばずなパターンも多く逆もまた然り。競技者としても指導者としても大成したサンデーサイレンスのような例は極めて特殊。

 

・警視庁騎動隊

かつてシンボリカストルが所属していた部隊。

警視庁を母体とし、テロ対策や重要防護施設の警戒警備、ウマ娘事案(U事案)等に対処する。

主にばんバを筆頭とした重種バと軍バで構成されており、その制圧能力は警察において群を抜いている。規模は1000人規模の一個大隊が二つ、総勢2000名弱。災害時にも出動し、被災地の治安維持のほか重機の入れない狭い場所における瓦礫の撤去にも従事する頼れる存在。実はトレセンもお世話になっている。

 

・警視庁騎バ隊

警視庁を母体とし、主に交通警備や追跡に従事する部隊。

隊員の殆どが競争バで構成されており、トレセン学園のOGも多い。競技ウマ娘として巷を大いに賑わせた大物が入隊してくることもあり、必然的に警察の広告塔としての効果も担っている花形。一般に街で見かける「ウマのお巡りさん」として世間からの認知度も高い。上述の経緯から学園と非常に繋がりが深く、年の暮れになると採用募集の告知にやってくる風物詩でもある。

警視庁のみならず、各都道府県警のほか自衛隊、海上保安庁、地方厚生局といった公安部門にもこれら二つと類似の集団が設置されている。ウマ娘専門の部隊は極めて強力な反面、運用には高度な訓練や装備、物資、知識とノウハウが要求されるため、これを組織している国は世界的にもそう多くはない。国家としての一つの権威、先進国のブランドと言えるだろう。

 

 

【家系関連】

 

・シンボリ家

千葉県成田市に本拠地を置く一族。旧家の名門であり、レース競技界における重鎮。祖は古く鎌倉時代にまで遡れるとかなんとか。

府中含む首都圏を中心として、関東一円のトレセン、レース施設、レース教室にそれらの関係者、さらにはURA本部においても隠然たる権力を握る。また、海外のレース関係者や名門とも繋がりが深いらしい。日本ウマ娘の海外での活動におけるサポートも担っている。

北海道にも分家があるが、特に対立しているわけではない。シンボリ自体、メジロや秋川と比べて共同体としての繋がりは薄く、いつの間にか姿を消していたり、かと思えば突然戻ってくる血族もいたりするらしい。メジロ家と密接な繋がりがある。

 

・メジロ家

北海道洞爺湖に本拠地を置く名門。元は北海道を切り開いたばんバたちの元締めであったことが始まり。

シンボリよりも歴史は浅いが、しかしその勢いはシンボリでも太刀打ちできない程らしい。事実、今や北海道は完全にメジロの影響下にあり、そこに分家を置くシンボリの力すら及ばない王国を築き上げた。とは言うものの、両家の仲はとても良好。

シンボリとは違い、家族としての仲間意識は極めて強固。

 

・秋川家

代々トレセン学園理事長の役を担っている一族。かつて日本レース競技界において賭博が公認されていた折に、最高責任者を勤めていた一族でもある。

その勃興から変革、安定期に至るまでトレセン学園と運命を共にしてきた存在であるが、謎も多い。

 

【オカルト関連】

 

・『お友達』

マンハッタンカフェが生まれたときからずっとその傍らにいた存在。

超常的かつ破壊的な力を行使することが出来る。マンハッタンカフェにしか姿も見えず、声も聞けない存在だったが、夏の一件を境に主人公にも姿だけ捉えられるようになった。マンハッタンカフェに言葉を教え、思い出を語り聞かせるなど目をかけているが、その母であるサンデーサイレンスのことは嫌いらしい。

サンデーサイレンス曰く、その正体は自身から剥がれ落ちた魂だという。昔はあまりにも手の施しようがなかったが、神社で祓うことによって幾分沈静化した。

 

・パーフェクト

主人公の中に存在し、その身体を乗っ取ろうとしたモノ。 最終的に神社で祓われて姿を消した。

サンデーサイレンスによれば、それもまた主人公を依代に母親から剥がれ落ちた魂であり、スイートルナはそれを『ウマソウル』と名付けた。

 

・ウマソウル

ウマ娘に宿る、どこかの世界に存在したという何者かの魂。序章の事件の根源らしい。命名者はスイートルナ。

 

・キョエエ鳥

かつて温泉旅館において、刺青を理由に大浴場に入れてもらえなかったサンデーサイレンスが八つ当たりで倒した怪鳥。結構危険な怪物らしい。

数十年後にまた復活したが、今度はトレーナーと訪れていたゴールドシップによって退治される。

 

・ウマムスコンドリア

ウマ娘の不可解な力の源として、学会で提唱された珍説。サンデーサイレンス曰く眉唾。

 

【その他】

 

・日本ウマ娘トレーニングセンター学園

通称トレセン学園。俗にいう中央。全国から選りすぐりのウマ娘2000名がしのぎを削る学舎。

その前身は帝国陸軍におけるウマ娘の兵士の養成機関。戦後解体されたそこから流出した教官や医師、技術者、さらに知識やノウハウが既存のレース競技界と合体し、日本屈指のエンターテイメントとして生まれ変わった。上部団体はURAであり、監督庁は文部科学省。海外からも多くの留学生を受け入れている。

 

・URA(Umanusume Racing Association)

日本におけるレース競技を管轄する団体。レースにおける規約を制定施行したり、資金を集めたり広告を打ったり時には政界と駆け引きもしたりと中々に大変な組織。トレセン学園の理事会は、理事長を除いてここからの出向組らしい。

トレーナーや公安職と並んで、トレセン学園を卒業するウマ娘にとっては魅力の進路であるが狭き門。とりわけ、大学に行かず学園卒業直後に採用に至るのはごく僅かである。

 

・トレセン学園生徒会

理事会から学生(とそのトレーナー)の権利を擁護するために設立された、生徒達の代表となる組織。初代生徒会長はこれの発足からレース競技における賭博の廃止、ライブの導入と辣腕を振るったらしい。

そんな彼女の精神を受け継いでか管轄する職務の範囲と権限は膨大であり、その業務体系はブラック企業さながら。やりたがる者は多くないが、三冠を成し遂げると強制的にここの会長に任命されるという。

 

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