殿町がDEMとラタトスクの二重スパイだったら面白いんじゃね??で作った作品です
多分2話以降は反応がない限り作らない()
処女作なんで大目に見ていただけると嬉しい
________その少年は生まれた時から人生が決まっていた
一面、白一色で染められて、ドアひとつしかない部屋には、たくさんの自分と同じぐらいの子供達がいた。
生まれた時は分からない、ただ気がついたらここにた僕と同じ、子供達だった。
周りを見てみると、多分100人は超えている人数の人が、この真っ白な部屋の中にいた。
みんな不安になりながら、扉の向こうから誰かが来るのをじっと待っていた。
扉から来る人は優しい人だと信じて
扉から来る人は自分たちを守ってくれる人だと信じて
親も身寄りもいない僕達は信じるしかなかった
いや___________信じるしか出来なかった
________黒い服を着て白い髪の大人の人が複数の機械をつけた大人の人を連れて僕たちの前に立った。
_______黒い服を着て、白い髪の、30代ぐらいの大人の人が、僕達に向かってある言葉を発した。
『君達は選ばれし者達だ……歓迎しよう<魔術師>(ウィザード)の卵達よ』
白髪の大人の人が何を言ってるのかわからなかった。
白髪の大人の人の言葉は意味がわからなかった。
周りの仲間達の反応もそれぞれ違っていた
無邪気に質問をする者。
歓迎という言葉に安心する者。
周りの子たちとさっそくグループを作って信用できるか相談する者。
一人で、この状態に文句を言う者。
しかし、僕は一人この白い髪の大人の人に恐怖していた。
その男の人の底知れない、狂気に染まった目のせいだった。
僕達を____人間として____見てないく、道具として利用しようとしている目だった。
____________そしてこの緊張した空気に耐えきれなくなったある子が
『私たちの記憶を戻して!!!こんなところ……いや!!ママとパパの元に返して!!』と大声で言った。
勇気を振り絞ったのだろう
彼女の体は震えており、見るからにパニックに陥っていた。
こんな状況で大声を出して、勇敢に得体の知れない大人に抗議ができたのだ。それだけで僕は彼女に敬意の念を抱いた。
その抗議を聞いた白い髪の大人の人は
笑顔のままその子に近づいていった。
『大丈夫。安心してくれ、君はこの実験からは、解放させてあげるよ、"パパとママの場所"にも送ってあげよう』
女の子を希望に満ちた表情に戻った。
その言葉を聞いて周りの雰囲気も少し明るくなり、皆ここから出られると希望に満ち溢れた表情をしていた。
________そしてその大人は笑顔のまま剣を持ち、その笑顔のまま
____________"その子の首を切断した"
_________その瞬間その子の首はその場に落ちた
理解ができなかった。
理解したくなかった。
今まで希望に満ち溢れてた、勇気ある彼女の首が、絶望の表情に固定されたまま簡単に転がっているのだ。
中にはその状況を見て、嘔吐する子もいた。泣き叫ぶ子もいた。
その大人はこの状況でただ一言。
『実験体に反乱分子はいらないからね。無事"両親の元"に送ってあげたよ』
ただこれから始まる地獄に対して、ぼくたちは、ただ恐怖するしかなかった。
底知れない白い髪の大人の狂気に触れながら。
______それからは地獄の日々だった。
99人が、よくわからない機械に接続されて、その中の100人中16人が、身体中のあらゆる穴という穴から、血を出して死んだ。
84人が、実験といって、よくわからない注射を刺されて、84人中15人全身が、腫れて破裂して死んだ。
よくわからない結晶のようなものを、体に埋め込まれて、84人中33人が発狂して死んだ。
その死体の掃除も全部僕達がさせられていた。
仲良くなった子の死体を焼くときは、『次はおまえの番だ』と死体が言っているようだった。
そんな部屋の血の臭いはとれるわけもなく、食事もまともなものを食べさせられた事はなかった。
とにかく美味しくなかった、よくわからない苦く、薬のような匂いのするものしか口にすることが許されなかった
ある日劣悪な食事に耐えきれず、死体の肉を見つからないように食べる子供がいたが、誰もその事を責めたりしなかった。
だってそんなダメな子は処分されちゃうから。
ただ、そのお肉は美味しそうに、その子たちは食べてたから
少し『僕も食べておけば良かったかな』と思い後悔の念を抱いた。
そんな実験を毎日毎日繰り返していた。
中には逃げ出そうと決意した人達もいた。
念入りに計画していた、死体を運ぶ際に外に出る為その隙をついて十人のグループが逃げ出そうとしていた。
____だけどそのグループは出口あとちょっとのとこで捕まった。
僕達はそれをわかったいたから絶望もなにもしなかった。
その子達の首はみんなの前で、一人ずつ首が落とされていった。
もちろんその死体も、僕たちが処分した。
生首を持った時次は、お前の番だとみられてるようで怖かった。
僕達はそれを見て、逃げ出す事もできない、逃げ出さなくても実験で死ぬというどうしようもない現実に絶望した。
僕はその頃から感情というものを捨てた。
実験は苦痛だから、感情を持つと死ぬのが怖くなるから、感情を持つと仲間達が死ぬのが悲しくなるから、感情を持つと恐怖で逃げ出したくなるから。
そして無表情で残酷な実験耐えているを僕を見て、こんな僕に今まで話してくれていた仲間達からも、実験にくる大人達と同じぐらいの恐怖の目を向けられていた。
僕は話しかけてくる仲間たちがいなくなった事に、喜びに近い感情を抱いていた、『あぁこれで死体を運ぶ時恐怖しなくて済むぞ』って……
______その僕に恐怖の感情を抱いていた仲間達も僕を残して死んでいった。
いつのまにか一面真っ白なこの空間には僕一人になっていた。
寂しくはなかった。けど血塗れの仲間達に地獄に引きずり込まれる夢は毎日のように見ていた。
そしてその後も一人になっても実験は続いた。
死体を運ばなくていい分今までより楽だった。
そして僕を連れてきた白い髪の大人は実験終了の日に僕を見て歓喜の声で言った
『素晴らしい……!!君ほど完璧な人工的な<魔術師>(ウィザード)はいないだろう!!!』
『これで君も立派なDEM社員だ……ようこそDEMへ歓迎するよトノマチ・ヒロト』
トノマチヒロト……僕の名前はそんなものだったらしい
けどそんな事今更興味がなかった。
仲間達は死んだ、家族も頼れる人もいない今更名前なんてなんの意味があるのだろうか??
僕はこの男に従うしか道はなかった。
最強の力を手にしたところでこの男には勝てないと潜在的本能でわかっているからだ。
そして僕はデウス・エクス・マキナ・インダストリーの正式な<魔術師>(ウィザード)として働く事になった_______
________そして五年後
俺は若くして社員として社長の補佐をする役職についた。
そのための学習は実験の時実験ついでに大量の知識として入れらていたから、会社の中でも融通が効く立場にいた。
「エレンさんよ………機嫌直してくれませんか!?ちょっとぐらい俺がウェストコットと密談しててもいいじゃんか〜……あ、もしかして嫉妬って奴??」
「……違います!あなたのその不真面目な態度が気に食わないだけです!!なんでこんな人がアイクに気に入られてるのか不思議でならないだけです!!」
「地味になんでこんな人って言った!?流石の俺でも美人にそんなこと言われると傷つくよ……??」
こいつはエレン・メイザースウェストコットの秘書兼最強の<魔術師>(ウィザード)だ
俺が人口の最強だとしたらこいつは天然原石の最強。
俺はウェストコットから凄く愛されているらしく俺が力を持っている事は秘書であるエレンにすら知られていない。
俺はとっておきの秘密兵器って奴だウェストコットにとっての
俺がこの女とフランクに話してるのは演技だ
感情を失った俺にとって最も効率的に人を信用させる事のできる方法はお調子者だ。
ミスをしてもあいつだからで済まされて
きちんと目的を達成できたらあいつなのにやるなと感じられる。
俺はこの性格を演じる事で多くの人間の信頼を勝ち取ってきた為この性格のまま通してる。
ウェストコットと今さっき話していたのは第七の精霊<ウィッチ>についてだ。
精霊____"臨界"と呼ばれる異界より来し謎の特殊災害指定生命体。
出現する際に空間震と呼ばれる災害を起こし今までに多くの人間の命を奪ってきた
DEMではその精霊について深く研究している。
ウェストコット奴の趣味は本当に理解できない。
その事をエレンにも聞いてこいと若干のパシリを奴にされた事を思い出し___
「_________そういや例の精霊の件どうなったんだ?」
「________その件ですが捕獲できましたよ第七の精霊」
「……さすが最強さん仕事が早いことで」
DEMが最近観測できて最も捕まえるのが安易と判断した第七の精霊<ウィッチ>周りの物を変化させる事のできる能力は強力だがそこはDEMエレン・メイザースの力によってあっけなく捕獲することができたのだろう
細かい事情に関しては俺も知らないが
「それでその件についてですが……
精霊とコミニケーションが取れるかどうか判断する為にアイクが貴方にその精霊との面談をとって欲しいとの事です」
「………俺が?」
正直疑問しかなかった
俺にあんな地獄を見せたような奴が精霊を保護し俺に面談を取らせるのか、何故その面談相手が俺なのか到底理解できなかった
「正直疑問しか出ないな、なぜ俺なんだそれこそ精霊実験部署に任せればいいだろう」
「……そんな事私に聞かれたって分かりませんよそれこそ貴方が直接アイクにきけばいいんじゃないですか?」
まぁ概ねこの女の言う通りだが、ウェストコットと二人きりで話すのは極力避けたい
奴と二人っきりで話してるとあの実験がフラッシュバックして必要最低以外は話さないと決めているため奴に直接話すのはダメだ
……ここは奴の言う事に従っておくか
「それで??<ウィッチ>の居場所はどこなんだ?それがわからないと仕事ができないぞ??」
「_____それはDEM日本支部です貴方用のパスポートとビザは用意できているんで今すぐ私の前から姿を消してください正直言って貴方と一緒の空間にいるととても不愉快なんで」
「……わかったよこれでウェストコットと二人っきりの空間が作れてよかったねぇ……最強(笑)さん。せいぜい俺のいない時にイチャイチャしてるんだな」
「な……!だからアイクと私はそんな関係じゃ無いといくら言えば……!!」
「……へいへいその言い訳も飽きたよ」
「…………〜〜〜〜〜!!」」
おっとこれ以上エレンをおちょくってたら流石にこっちに被害被るな……
ここら辺で日本支部に行く準備をするとか適当な言い訳して逃げるとするか
「じゃ俺は日本支部に行く準備するんでまたな〜!!」
「待ちなさい!!!殿町宏人!!さっきの言葉の訂正を……!!!」
まぁエレンさんが何か言っているが
俺は逃げ足は一丁前に早いんですぐに逃げ切ることができた
さあエレンさんもいなくなったとこで本格的に日本支部に行く準備をするか……
「にしても日本ね……」
俺は生まれ故郷の日本に初めていくことになるんだが……
正直実感というものが全くと言っていいほどなかった。
だって物心ついた時にはもうあの白い施設にいて地獄のような日々を過ごしていたから
自分が日本生まれだと知ったのはウェストコットから自分に関する資料が送られた時だから自分を日本生まれだと証明するのは、資料と名前の殿町宏人その2つだけ、どうも他人の事のように感じてしまう。
「まぁそんな事考えても仕方ないか……さっさと帰国の準備をするか」
俺はその後その日は黙々と出張の準備していた。
______そして翌日日本支部到着時
なんだかんだセキュリティが厳しく、他から見たらただの中学生に見える俺がそうやすやすと入れさせてもらえる訳がなく、一時ごたついたがアイザック・ウェストコットの補佐だと言ったらすんなり通してもらえた。
そして俺は精霊管理室に入った。
真っ白で椅子が二つあるあの実験を思い出すような部屋の構造に若干の吐き気を思い出したが、精霊とのコミニケーションが先だと精霊の方を向いた。
その精霊は緑の綺麗な髪にオレンジ色の布で上半身を隠し魔女の様な帽子を被ったごくごく普通の少女に見えた。
だが俺は精霊の脅威をウェストコットから直々に教えられているため警戒を解かないままこう告げた
「よう__<ウィッチ>さんあんたとコミニケーションを取るために派遣された"普通"の中学生だ……まぁ気楽に接してくれや」
「___________近づかないで私に……私はあんた達の事をこれっぽっちも信用してないから場合によっては殺すわよ………?」
初対面の相手に中々厳しい啖呵を切ったこの精霊と俺はこれから2人でコミニケーションを取ってくなんて厳しいな……と思う殿町宏人だった……
__________この時の俺は知らなかったこの精霊との出会いが<ラタトスク>とDEMの二重スパイをはじめる原因になるなんて……
これ完全に殿町要素消えて土御門になってるよなぁ……
評価、感想、どしどしください!!!
多分評価よかったら2話作る