ちょっとシリアス入ってるかもしれません
最後の方にヒロイン視点の物語が始まります
校内の案内(午後の部)が始まったとき紗夜ちゃんから放課後少しの時間学校に残るように告げられその間は校内の案内をしていただいた。ここは少し前にいた学校と違って少し狭く感じた、逆に前にいた学校が広すぎるからだろう。俺がそう感じるのは。
ー放課後ー
「さぁ有栖川さん なぜあなたは編入してからすぐの日に私ではなく別の人を頼ったんですか?」
「それを俺に弁明しろともうされましても…近くに氷川さんの言う別の人しかいませんでしたから」
「なるほど。確かにクラスを見つけるのに必死で周りが見れない。というのはよくあることなのでよしとしましょう そういえば有栖川さんあなた頑なに生徒手帳を見せませんがなにか事情があるのですか?」
俺は戦慄した。この流れで紗夜に昔とった写真を見られては色々バレてしまう。例えば俺が紗夜を好きだということ等だ。それはなんとしても阻止しなければならないという危機感知能力が働いた。
「なんでもないよそれにそろそろ完全下校時刻来ちゃうから帰らなくちゃ」
「完全下校時刻になるにはまだたっぷり時間があるのでもう少し話しましょうか」
俺は自身で墓穴を掘った。彼女はもとから風紀委員であるし、仕事をきっちりこなすひとと女性徒に評判ださらに彼女は現在俺のかこについてすべて話をさせようとしているもっとできの良い言い訳を考えるべきだった。
「そうだ!日菜ちゃんとは仲良いの?昔会ったときはとても仲良さそうだったからさ気になっちゃって、あのときはファストフード店でお金が少なくて困ってた日菜ちゃんにこっそりお金あげてたよね?」
これは僕の出した苦肉の策だ。これで少し話をそらすことができると踏んでいた。この時は。しかし紗夜ちゃんの反応は想定外だった。
「ッ!!私はあなたが日菜のことを私に聞くことはないと思っていました。なぜ急にここで日菜が出てくるんですか。」
「ちょっと待って紗夜ちゃん僕はそんな意味で言ったんじゃない。君に何があったのか説明してくれ」
「あなたに話すことはありません そろそろ帰りましょうか 私はこれから用事がありますので」
「待ってって紗夜ちゃん!」
僕の叫びは本人に届くことなくただ虚空に響いただけだった。だがこれで仕事もしやすくなったのでこれからその視察現場に向かうことにする。いつか彼女の身に何が起こったのかそれを問いただす。
この後俺はすぐに寝た。
ー紗夜視点ー
まさか私の担当があの人だったなんて、いままでなぜ思い出せなかったのだろう… 私が覚えているのは彼と出会ったあの日 私が小学生かもう少し幼かった日のこと
彼は『妹にお金あげるなんてすごいね。僕は無理だよ同じ双子の兄弟を持つものとしてお互い頑張ろう』と励ましてくれた。彼は最後に『お名前聞いても良い?』と質問をしてくれたので私はそのまま自分の名前を口にした。彼も弟さんと一緒にファストフード店に来ていたので私の妹日菜と有栖川さんの弟優弥さんとも自己紹介をして終わった。この日のことはいままで私の心のささえとなっていた。
しかし今日彼を拒絶した。
彼には明日も学校がありますから謝りにましょう。彼は心配でそういう話題を持ち出してくれたのですから。
こんな感じで終わります。次回の更新までいましばらくお待ちください
次回はとあるライブサークルで紗夜と会います。彼女になにがあったのか問いただす拓也
それに対する紗夜の答えは