放課後伊崎と矢神にライブハウスに行くかと声かけたら伊崎はゲーム大会の練習があるらしく家に帰った。
矢神は目を泳がせながら用事があるから家に帰ると言っていた。目が泳いでいたのはスルーした。
「俺は一体どうしたら…」
これから仕事でライブハウスに向かう。そこの名前は《CiRCLE》生徒会の人間から指定された場所のひとつ、もうひとつはその内明かそうと思う。
「それにしても大きいな。ライブハウスって場所に来たのは初めてではない気がするが、まぁ良いか」
初めて入る場所なので少々緊張していた、そのせいで少し上ずった声を出してしまった。入るとすぐに黒髪の女性が出迎えてくれた。
「すみません。ここでライブをやっていると友人から情報をもらったのですが一般のチケットってまだ残っていますか?」
「君が聞いてみたいって言うのによるかな?」
「このバンドなんですが」
入り口の前にあった出演者一覧を拡大させ目的のところを指差す。
「一枚だけ余ってるよ はいこれ」
「ありがとうございます」
「もうすぐだから入っちゃって」
女性に促されるように会場に入る。
「これが…ライブ!」
会場に入ってすぐ俺がここに来た目的のバンドの演奏が始まり、音まとまりのある音に魅了された。特にギタリストの演奏技術が光っていたが、同時に違和感も感じただがその違和感にはずっと気づけずにいた。一人だけ上手で他はあやふやというのが俺の感想だった。
「ずっと感じてる違和感はなんなんだ?」
ライブが終わってもずっとモヤモヤしていた かなり大袈裟でな表現を使うとしたらイライラしている、理由はさっきの言葉でお分かりだろう。
ずっと俺はライブハウスのロビーを右往左往していると一人の女性と目があった。
「貴方は?」
「有栖川拓也
そういうあんたは?」
「私は湊友希那」
湊は不機嫌そうな顔を浮かべながら少しだけ後ろを向いた。俺はすぐに自分の用事を伝える。
「俺の友人がお前のファンなんだいつか色紙持ってくるからサイン書いてくれないか?」
「私はそういうのはしない主義なの」
「そうか」
「あなたはなぜずっとそこにいるの」
「違和感の正体を見つけるためにな」
「そう」
俺と友希那が雑談していると近くの部屋から叫び声が聞こえた。
『もう無理!!あなたとはやっていけない!!』
「「ッ!」」
おそらくさっきのバンドメンバーだろう、さっきの『あなたとはやっていけない』という言葉の意味はおそらく《もうこのバンドは解散よ》というものだろう。
湊は興味深そうにこの会話を聞いていた。しかし俺は正直すべてを聞いていられなかった。俺は昔から自分には関係なくともマイナスな内容を聞いていられないのだ。
少しすると、俺が話しをすべき人物が来た。
「ごめんなさい 他の人がいたのに気がつきませんでした」
凛とした声の持ち主で俺が怒らせてしまった女性《紗夜》彼女は湊との話に夢中だった。俺は心の中でこれから話すことよりとても興味深いものなのだろうとおもった。しかし俺が帰ろうとしたとき、待ってください と俺は呼び止められた。そしてその子は俺が振り向くなり頭を下げていた。そして一言
「事情を知らないあなたに感情的になり、暴言をはいてしまったことを許してください」
この時俺は罪悪感も覚え何をするべきか困惑したが、俺も話すものがあるという旨を彼女に伝える。
「顔をあげてくれ 俺も君に話したいことがあるんだ」
「話したいことですか?」
「あぁ 俺は今までと変わらず君と日菜が仲のよい兄弟だと思っていた。でももし君と日菜のあいだに何かあったのなら俺に話してほしい、俺にも手伝えることがあると思うから」
「分かりました。では、折を見てお話をさせていただきます」
「ありがとう」
これで俺と紗夜のちょっとしたいざこざは幕を閉じ、これからは明るい未来のために動くだろうと思う。
あのあと湊からバンドを組む気はないか聞かれ俺は楽器はできなくともアドバイスはできるということでマネージャーに選出された。紗夜がバンドを組むかどうかに関しては、湊の実力をみて判断するとのこと、これからが楽しみになった
更新を三日ほどサボってしまい申し訳ございません
拓也「貴様できの良い言い訳はできてるんだろうな?」
えー実は更新をしようとしていた日は用事があり尚且つ内容が浮かばず学校の用事などもろもろで遅れました。
というか唐突な雷影やめよう
次回の更新はおそらく新年を向かえてからになると思います。そして新年特別編(番外編を書きますので)お楽しみにー
そして月一投稿する予定のあれも新年特別編を書きますのでしばしお待ちを