社長と幼馴染み   作:紅の龍

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今回も遅れてすみません
ちょっと今回のお話しは有栖川くんのお話になります
それではどうぞ


第9話 有栖川の事情

今日はサークルで湊が歌う日らしいが、俺は家で溜まっている書類の整理と仕事をしていた正直昨日はいろんなことがあって整理がつかなくて寝てしまったので急ぎ終わらせる。すると突然家のチャイムが鳴った。

 

「誰だよ!こんな忙しい時に」

「拓也坊っちゃんお久しぶりです。高岡にございます」

 

俺の付き人の蓮だった。

こいつは結構有能で炊事や洗濯など、おれがこれから一人暮らしをする上で必要なスキルの全てを教えてくれた。

こいつには亡き母と同じくらい感謝の意を表明したいおれがそう思える数少ないやつだ、

おれが実質社長となりそれなりの権力を持ったなら重要な役職につけようとも考えている。

俺はそいつをとりあえず家にあげた。

 

「…今更なんのようだ今俺は有栖川の家を離れている

俺にできることはなにもない」

 

蓮もさほどバカじゃないいまの俺の机を見て呆気にとられているが、そのあと俺はそれから今まであったことを話した

そのときにずいぶんニコニコしていたが何があったのか聞きそびれた。

そして高岡から今の有栖川の状況を説明してもらった、離れているとはいえ自分の家のことで心配になってしまう。

すると高岡からこんな情報をもらった。

 

《先代の時から付き合いのある会社の業績がここ数年で急激に悪くなっている。》と

 

俺はこの時、社員たちに問題があるのではないかと思ったが別の側面も同時に考えていたそれはいわゆるパワハラなどの権力ある者によるいじめのような問題だ、これを抜きにはできなかった。

 

「子会社とはいえ切り捨ても視野にいれた方が良いか?」

「妥当に思われます」

「中には業績が上がっているものもあるようだが…」

 

子会社リストを見ていたら五つほど業績が上がっているものを見つけた。

 

「ここの五社はどこの系列だ」

 

蓮に質問をする。すると蓮はにこやかな顔で弟たちの担当部署であることを説明してくれた。

 

「あいつら頑張ってるな。美奈はもう高校受験かどこにするかは聞いてるか?」

 

妹の美奈は俺の二つ下の現在中学三年生だ。この一年は高校受験があるためおれからは連絡していないその連絡があいつの勉学の妨げになるのを防ぐためだ。

 

「月ノ森女子学園と伺っております」

「そうか…あいつも大きくなったな」

「拓也様が言っては…あはは」

 

苦笑いしていた蓮を横目に俺はキッチンへ向かう。

 

「蓮、なにか食べるか」

 

蓮にはいつもお世話になっているから飯でも作ろうと思った。すると蓮は「では」と一言おいて、パスタを指定した。パスタはあいつの好物であるのだが、パスタといっても形が様々なのでそれだけだと少し反応に困る…

 

「拓也様がお店で食べているもので大丈夫ですよ」

 

こいつさらっとハードル上げやがった、っていうのは置いといてとりあえず作ることにした。

 

「蓮…あいつの、優弥の様子はどうだ」

 

あいつの様子を聞くなんて自分から家を出ていったはずなのに何を感がているんだと思っていると蓮はすぐに話してくれた。

 

「優弥さまはとてもお疲れなようで何時もお仕事を片付けたあとすぐお眠りになります…

やはり拓也様は心配なのですね弟様が」

 

と少し笑いながら話すので俺は「うるさい」と言った

夕食後蓮とある程度の書類を片付けてあいつを見送り風呂に入ったあとすぐに寝た。




ではまたじかい
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