社長と幼馴染み   作:紅の龍

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誕生日記念回どうぞ


氷川姉妹誕生日記念 犬と音と昔語り

今日は氷川紗夜と妹氷川日菜の誕生日だ。俺の幼馴染みの特別な日である。

おれはパステルパレットとRoseliaの2バンドと俺の弟である優弥に声をかけて双子の誕生日パーティーを催すことになった。担当は内装を白金と今井、食べ物の方の買い出しは俺と優弥と丸山、双子の誘導を白鷺と湊、食器の方の買い出しは大和と若宮がやっている。

それと宇田川には全く別の役目をしてもらっているため家にいてもらっている。

 

「兄貴から急に呼び出し食らうってあんまり無かったからビックリしたけど、まさか紗夜ちゃんたちの誕生日会を企画するとはねーどうしたの?」

「べつに居るならお前も居た方がよいと考えただけだ」

弟と一緒に居れて嬉しいだなんてブラコン認定されるに決まっている男のブラコンなんて誰得なのかという脳内論争を一度止めて買い物をする。

まず駅前のスーパーに行き少し大きめの牛肉(ステーキ用)を購入。

付け合わせに人参ととうもろこしを買った。

人参を付け合わせにした理由は紗夜の人参嫌いを直すためだ。

続いて野菜も買いに行く今井の嫌いなグリーンスムージーは今から作ると時間がかかるのでやめておくが、ほうれん草などは平気だろうと思っている。

 

「家にはレタスがあるからサラダ作るか…」

 

おれが副菜に悩み結局サラダにしたところ優弥が震えながらこっちを見ていたのでどうしたのか訊ねた。

 

「兄貴キュウリ入れないよな?キュウリおれ嫌いだから食べないよ」

「そんなことしないよ」

 

優弥は昔からキュウリが嫌いなのだ。

理由は固いからだそうだ。

今となってはそんなに固くないだろうと思いながらおれの小学生の頃の記憶をたどり、おれがキュウリを克服した日のことを思いだし優弥に伝える。さすがに固いからという理由であまり判別をしないで欲しいし、優弥の今後について考えると好き嫌いを少なくして欲しいと思うのはおれのエゴだろうかと思っていると、優弥はにこにこしながら克服することをおれに伝えてくれた。

「響は誕生日会というよりお前と紗夜の苦手克服会になりそうだな。」

 

少し笑いながら最後の目的地"ファストフード店"に向かう。

ファストフード店では、ポテトのLサイズを5個頼んで持ち帰りで注文して家に帰った。

 

そんなこんなで三時間経ち、夕飯(誕生日会のご飯)が完成した。あとは紗夜たちを待つだけ。白鷺たちに連絡し、宇田川を呼び奥の部屋で全員待機。俺は部屋までの全ての電気消して全てを暗くし準備完了だ。

一時間後主役が登場しクラッカーを鳴らすとやはりと言うべきかとても驚いていたサプライズ大成功の看板を出すと紗夜も日菜も笑っていた。

宇田川から紗夜たちには大きい犬のぬいぐるみがみんなもそれぞれ自分の買ったものをプレゼントしていた。

 

「最後兄貴だよ」

 

みんなが期待の眼差しでおれを見ているが、おれの答えは一つ。

 

「おれはRoseliaの夢が叶ったら君に贈り物をするさ」

おれから紗夜への誕生日プレゼントは一年後に持ち越しとなった。




結構練り直しが多かった作品です…本編はまだ終わらないので安心してください
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