Re:ゼロから始める魔女教改革(旧題:魔女教大罪司教の『傲慢』) 作:サンタルチア
アルゴル君のプロフィール+αおまけです。
真面目な紹介
名前…アルゴル
陣営…魔女教陣営
種族…ハーフエルフ
性別…男
身長…132cm
体重…生きてきた人生の壮絶さよりかは軽い
特技…ツッコミと魔獣狩り
趣味…パンドラと散歩・パンドラと戯れること・パンドラを擽ること
以下説明(という名の作者の思ったことと詳細)
この作品の主人公。魔女教(笑)創設者でエキドナの魔法を食らって頭を強打したら前世の記憶を思い出した。マゾかな?
何故か知らないが成長が止まっており、スバルと邂逅時には迷子だと勘違いされる(予定)。う〜んこれはショタ。
銀髪金眼で髪をツインテールにしている。肌は病的なまでに白く、イメージはFateシリーズに登場するアルトリアオルタ。
服装は原作でエミリアがスバルとでぇとした時のローブっぽいものを着用している(パンドラも同じ服装)。なおそのローブはこれまた原作同様認識阻害の術式が組まれており、これを着ていると周囲の人々と同化するように認識される。
現ルグニカ親竜王国の辺境のエルフの里で生まれた。400年前は村の名前とか変わってると思うので現ルグニカ親竜王国としている。地名を考えるのが面倒とも言える。
10歳で『敬虔』の魔女因子を宿し、力の制御を失ったアルゴルは集落を壊滅させる。そこから流れでエキドナらに出会う。
サテラが封印された後に白鯨を討伐し、フリューゲルの大樹と共に白鯨の亡骸はリゼロ世界の七不思議になる。もっと不思議なものあるだろ。
能力について
『無価値の贄』
別名加護持ち&権能持ち絶対殺すマン。説明は三話参照。それ以外にも能力はあるが本編に登場したら追記でここに書きます。
『時喰み』
失伝魔法の一つ。このすばのカズマが習得しているドレインタッチを命に関わるレベルまで性能を引き上げた凶悪な魔法。効果範囲は自身の視界に映る全てのものを対象にできる。
白鯨を石にした能力
名称不明。ただ一つ言えるのは彼が
§
「───はぁはぁはぁはぁ」
閑散とした森に何かが息を切らしながらゆっくりと駆ける速度を緩める。
「──おぇぇ」
そしてその場で蹲り、吐瀉物を胃の中が空っぽになったと錯覚するほどぶちまける。それもそうだろう。
少年が思い返すのはつい数刻前の惨状。そしてそれを引き起こした元凶である自身。
「みんなみんな……くだけて、ちった」
今日は少年の誕生日だった。いつもと違う日という意味では今日以上に嬉しいことはないと少年は思って
両親や集落の人々が彼の誕生日を祝福している最中、集落の住人である一人の女の子が唐突に
その女の子は少年の幼馴染だった。さっきまで此方へと祝福の言葉を送ってきていたはずだったのに今は肉塊へとその形を変えていた。
すると次々に爆散していく集落の人々。
少年はただただ怖かった。自分もあんなふうになってしまうのではないか。と、いう訳では無い。
自分がそれをやっていると自覚したからだ。
そして残るは少年と少年の両親だけとなってしまった。
自分はこんな事をしたくないと思考で拒んでもチカラは無慈悲にも両親を爆ぜてしまった。
『ごめん、なさい……ごめんなさい』
少年は自分が血で染まるのもお構いなしに両親だったものを引き寄せ謝罪の言葉を口にする。
しかし、帰ってきた言葉は───否、あった。
『───。産まれてきて、ありが、と……う』
『お前、は…オレ達、のほこ、り……だ』
それは言葉足らずであったが紛れもなく成長した息子への愛だった。
程なくして事切れた両親や集落にいる全ての者を肉塊を
──あぁ。狂ってしまえたらどんなに楽なのだろう…。
「けひっ、くきゃきゃ!けかかかかかかかかかかか……」
「────君は何故狂ったフリなんてしているんだい?」
「あ?」
それは唐突の出来事だった。奇しくも
少年は蹲った身体を起こしながらその姿を視界へと捉える。しかし爆散が──ない。
「な、なんで?」
「おや?どうしたんだい?まるで何故ワタシが死んでいないのかと言いたげな顔をしているね。それは甚だ疑問だよ。ワタシだって君に問いたいことがあるさ。ワタシの姿を見ても何故発狂しないのかとね?普通ワタシの姿を見たら良くて発狂悪くて死?かな。まぁその事については一先ず置いておこう。まだまだワタシは君に対しての疑問が尽きないからね」
それは白い女だった。いや、白い。とは言っても外見的特徴が白い髪に白い肌と言うだけで服装はその逆で黒を基調とした服装だった。何よりも少年から見ても分かる美貌を持ち合わせていた。
驚愕と困惑が入り交じって何を話そうかと少年は悩んだ。
「あ、あなたは誰ですか」
ようやく絞り出した言葉がこれしかないのかと内心毒づきながらも相手の出方を待つ少年に対し女はこれは忘れていたよと、口にし言葉を続ける。
「ワタシの名前はエキドナ。悪い魔女さ」
「ボクの、名前……は───。だ、だけどもう、この名前は使わない……から別の名前を決め、る」
「ふむ…ならワタシが決めてあげよう。さてさてどうしようかあまり味気ない名前だとワタシが面白くないからとは言ってもあまりにも変な名前だとそれは後々困るなあ……」
少年は腕を組みながら必死に考えるエキドナを見ながらふと頭に浮かび上がった名前を口にする。
「───アルゴル」
「ここはシエル・ファントムハイヴで行っとく……ってアルゴル?なんだいそれは?」
「分からない、けど急に頭の、中で出てきた、から…あとシエルなんちゃらは、長いから、ダメ」
「ふーん。まぁ君の名前だしワタシがとやかく言う謂れはないさ。君とは長い付き合いになりそうだからこれからよろしくとでも言っておこうか」
「よろしくお願い、します」
エキドナの提案した名前をバッサリと却下した少年──アルゴルはどこかむず痒さを憶えながらも自身の名を心の奥底でもう一度口にする。
何か幼少期アルゴル君がカーミラみたいな口調になってしまいました。
この作品では初めての三人称でしたがいかがでしたか?
作者としては難しかったです。(小学生レベルの感想)
アルゴル君のプロフィールいる?
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いる
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いらん
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デス!
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バーサーカーソウル!!!