Re:ゼロから始める魔女教改革(旧題:魔女教大罪司教の『傲慢』)   作:サンタルチア

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どうしてこうなった?



遅れてすいません。はい、三話どうぞ。


ただマウントを取っただけなのに…

「というわけで魔女教を創設したは良いのですが…肝心のメンバーがボクとジュースだけ。はっきり言って今後についてこの二人のみで話すと言うのは決められるものも決められませんね」

 

「では教徒の勧誘からして行きますか?」

 

 

うーん…原作とかキミ(ペテルギウス)をナツキ・スバルが倒すまでしか知らないんだよね。あ、後なんか最後の最後で他の大罪司教?とやらが出てきていなくもないような気がしていたが……確か中の人が鬼にならないなら殺そうとする人と銃の引き金を躊躇いもなく引いて殺そうとする人だったと記憶しているけど……やっべー全然わっかんねぇ。というか中の人有名なのになんで覚えてないんだろう不思議。

 

中の人ネタはここまでにするとして今は魔女教の課題である人員不足解消について話していかないと。

 

 

「人員不足解消の為にはそれからの方がいいですね。では教徒が増加するまではその方針で行きましょうか」

 

「分かりました。アルゴル様とは別で行動をすることにしますか?」

 

「その方が効率的ですので一先ずここでお別れですね。ではまた会いましょう」

 

 

という事でジュースとは別行動になりました。ぴえんとか言ってる場合ではないか。

来た道を戻るジュースの影が見えなくなるのを確認するとボクも行動を開始した。

 

というかジュースってホントにどうして狂っちゃったんだ?ボクは彼がなんの原因もなしにああなるとは考えられない。何故ならボクは彼を今まで()()()()からだ。日頃の行いやエキドナを交えて会話もいくつかしたし今だって話した。

 

 

「ホントにどうしてあのようになってしまったのでしょうか?」

 

「───その話、私にも聞かせてくれませんか?」

 

 

背後からの声にボクは驚く。気づかなかった、声を掛けられるまで……ナニモンだ?

というか痴女だ!なんだアレ!服なのあれ?布一枚羽織っただけに見えるのはボクだけか?!

 

はぁ珍しく取り乱した。と言うよりもこの気配って……

 

 

「──キミは…魔女ですか?」

 

「おや、ご存知でしたか?一応自己紹介を。私はパンドラ、『虚飾の魔女』と呼ばれています」

 

 

魔女ってまだ生きてたの?てっきりサテラに飲み込まれたのかと思ったけどそういう生き残るのに特化した『権能』でもあるんだな〜ってそうじゃなくて。

 

 

「して、パンドラ。話とは?」

 

「『私とアルゴルが初対面なはずが無い。彼は私と旧知の仲で魔女教の創設を手伝っている』」

 

 

するとどうだろう。ボクの()()()に入ったらしい『ナニカ』が行き場を失い無に帰った。

ははーん…さては今『権能』を使ったな?

恐らく『権能』の機能に疑問を感じたパンドラはここで初めて困惑の顔をした。『権能』頼りの魔女みたいだな。『権能』が破られたからってそれはいくら何でも驚きすぎなんじゃないの?

 

 

「さしづめ因果の書き換えと言ったところですかね。まるで球磨川禊の『大嘘憑き(オールフィクション)』を思い浮かべますが本質は少し違いますね」

 

「───え?ど、どうしてですか?な、何故私の『権能』が通じない?」

 

「それはボクの『権能』によるものですね。詳しくは言えませんがボクには『権能』や『加護』といった己に不利益利益関係無しに向かってくるモノを無効化するという『権能』があります。例えば今パンドラがしたように因果の書き換えを行った場合ボクの半径5キロは『権能』の対象範囲内に入ってしまうので『権能』の能力が無効化されるということになります。よって今のキミは『権能』を使えない()()()()()ですね。まぁこれの他にもまだいくつか能力はありますが今は話すことではないでしょう」

 

「──────ふぁい?」

 

 

ん?何か一気に喋ったせいなのかパンドラが思考放棄してアホ顔になっている誰がこんな事を…ボクでした。

確かに普段当たり前のように使えるものが使えないという不安は一気に恐怖へと変わる。それをデフォでやっているボクはどうして『敬虔の魔人』なんて言われていたのか甚だ疑問だ。

兎も角この世界は強い能力があるってだけでは生き残れない難易度ナイトメアの世界なのだ…ほらレムラム姉妹がいい例だね。ラムはあんなに子供の頃強かったのに魔女教の教徒に角折られちゃってたし。アレ?もしかしてボクが魔女教創設してこのままボクがこの魔女教を動かしていけば色々救われる者達が沢山いるのでは?(迷推理)

 

 

「パンドラ。キミは驕っていたのがキミの敗因の一つだ。自分には『権能』があるからという先入観とボクの事を詳しく知らなかったことも理由の一つかもしれないですね。ですが詳しく事情を知らなかったボクも悪いかもしれないですね。して、もう一度問います……キミの目的はなんだい?」

 

………さい

 

「ん?」

 

 

此方へと顔を伏せて何か呟いたパンドラはガバッと顔を上げて言った。

 

 

「ごめんなさい!!!」

 

「お、おう……そこまで大声で出さなくても」

 

「ごめんなさい私が悪かったですので殺さないでくださいほんの出来心だったんです目的は封印を解こうと思ったんです生意気なこと言ってごめんなさい許してください私この『権能』がどういうものか理解してこれを使えばという浅はかな思いでこんな事をしました本当にごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……うぅぅ…ぐすっ…うぇぇぇぇぇぇぇぇええん!!!」

 

 

状況が状況なだけについていけない。

さてここで一句。

 

幼女がね 布一枚で 泣いてるよ

 

完全に事案ですねありがとうございます。

というか一番最初に会った強キャラムーブどこ行ったよぅゎょぅι゛ょっょぃが現実で見れると思ったら蓋を開けたらただメスガキムーブしてただけ。

この世界ってこんなギャグ要素あった……わ。あったよ第一次マヨネーズ戦争みたいなやつとかお酒飲んで酔っ払うやつとかOVAとかどの世界線なのって思って当時見てたかもしれない。

一先ずこの幼女どうしよ?

 

ボクは未だに泣き喚いているパンドラをどうするか思案するのであった。

 

 

 

 

 

 




四百年前のパンドラって私の妄想の中だとまだ幼気な少女だと考えたんですよね。
恐らくこんなのパンドラじゃねぇとか思う方いるかもしれませんが逆に考えてください。

わからせられたパンドラ見たくね?と。

という事で当初のプロットと少々違いますが少しづつですがアルゴル君の魔女教改革を進めて行こうと思います。
次回は少し(かなり)時間が飛びます。

レグルスとかってエリオール大森林の時に居たと考えると百年前にはいましたよね。
さらに細かいレグルス誕生の詳細はどれくらいなのか分かる方がいれば教えてください。考察でもいいです。
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