Re:ゼロから始める魔女教改革(旧題:魔女教大罪司教の『傲慢』) 作:サンタルチア
石田彰さんって敵役とか主人公のライバル役が多いですよね。FAIRY TAILのゼレフやガンダムSEEDのアスランだったり。
サブタイの元ネタ分かるかな?前回のサブタイと似た系列のアニメからの元ネタなのですが…。
最初に仕掛けてきたのは謎の青年だった。
青年が息を吸って、吐く。途端にボクの中で警鐘が鳴り響き受けから避けに徹した。
するとどうだろうさっきまでボクが居た場所のは爆散しており、あれを喰らったら流石に
「さっきのはやっぱり偶然だったのかい?今のを避けるって事は僕の攻撃を防ぐ術がないって事だよね?」
「うるさいですね。口の前に身体を動かしてみてはどうですか?」
だってあいつ彼処から一歩も動いてないんだもん。舐めプか?全く、ボクは本気でやってるのにやっぱあいつヤバいな。*1
さてと、どうするか。一先ず魔法何発かぶち込むか。
「アル・ドーナ、アル・ジワルド」
牽制で放った二つの魔法だったが青年が腕を一振させると魔法が掻き消えた。うぇ…マジかよ。地形に被害を与えないように手加減したとはいえそれを生身で受け止めんのかよ。それも埃一つ着いてない。非常に硬い強度……まるで将棋だな。あっ、そうか!
「あのさぁ、これを見て分からないの?お前の攻撃は僕には効かない。それなのに君は何故僕に挑んでくるんだ?」
「無下限みたいにアキレスと亀みたいな法則を持つ能力はボクが前世の時に生きていた世界でしか無いと思う。あるとすれば色々候補が出てきている時間に関連する能力ならば……」
思案すれば幾つかあった。が、どれも
そこでボクはある能力を思い出した。
それはドラゴンクエスト ダイの大冒険に出てくる術の凍れる
これは掛けられた者の時間を停止させる術でミストバーンが使用していたのを前世で見たのを思い出した。
つまり、青年は他者の肉体に取り憑いている精神体なのか?
「キミの"無敵化"のカラクリ、暴いたよ」
「なに───をッ?!」
「キミの権能は言うなれば『時間停止を自身や触れた物に掛ける能力』とでも言いましょうか。時間という概念からの束縛から脱却したモノはあらゆる法則を無視するんです。あくまでもこれは持論ですがね。そしてその権能には特殊な条件がある───その反応は図星ですね。そしてキミの次のセリフは『何故君みたいな低俗な存在に僕の、僕だけの高潔な『強欲』の権能が分かったんだよ!』という!」
「何故君みたいな低俗な存在に僕の、僕だけの高潔な『強欲』の権能が分かったんだよ!はッ!これもハッタリのうちかアルゴル!」
いや、このネタ通じるんかい。何でこのネタが通じたのかはさておき、どうやら謎の青年の権能は考察した通りの能力だった訳だが……如何せん攻略が一気に楽になったな。
「種明かしも済んだ事ですし、そろそろ幕引きと行きましょうか。結論から言うとその権能はキミが持つには大いなる力だった。例えるなら、そうだね…躾のなっていない子供にボルカニカと同じような力を与えたような存在だね。まぁボルカニカはそんな脆弱性のある能力なんて無いけど」
「──っ!ざけるなぁ!この僕を…僕を僕を僕を僕を!コケにしたことを後悔させてやるからなぁ!」
謎の青年はそう言った途端に人間では…いや、生物では考えられないような速さで此方へと突進して来た。これは幾つか
ゴキ、メキャと身体から完全に鳴ってはいけない音が鳴り響く。
そして突進の衝撃でひしゃげる身体。空中で分解された四肢。少なくともこれを喰らってはボクも
はぁ、こっちの
「は?」
誰かが声を上げた。いや考えるまでもなく謎の青年だろ。それはそうだ。ボクを確かに殺したはずなのに何事も無かったかのようにボクが建物の残骸からひょっこり現れたからだ。
「な、何で……こんなっ、こんなの、おかしいだろぉ!?」
「───【
ボクの登場に錯乱しだした謎の青年を睥睨し、ボクはボクたらしめる起源を言葉に乗せた。
バフォメット。アニメやゲームとかで聞いた事はあるであろうその名前。
ボクが
契約、と言うとどこか精霊を思い出すが
「久々に顕現した割にはあまりはしゃがないんだね」
「───開口一番にそれなの?!お姉ちゃんはそんな事じゃなくて弟として久しぶりに会ったお姉ちゃんに言うべき言葉を聞きたいな?」
「キミは姉では無いしボクは弟になったつもりもない」
「もう!ツンデレなんだから♪」
「ぶっ飛ばすぞお前」
まぁボクがぶっ飛ばそうとしたところで絶対に無理なのだが。
心の中で悪態をつきながら彼女を見上げる……べ、別にボクより身長が高いから見上げるような感じになっちゃう訳ではないんだからね!
髪の色と目の色は残念ながらボクと同じ。誠に残念ながらボクと同じなんだ…!
ずっと見上げて黙っていると不思議に思ったのか彼女は首を傾げハッ!と何かを閃いた。
「弟くんダメだよ!お姉ちゃんに惚れてるからってそんな熱い眼差しを向けられても……でも、もし弟くんが我慢出来なくなったら何時でもお姉ちゃんの所においでね♪」
「意味が分からない上に惚れてもないからとっとと失せてくれ、バフォメット」
「むぅ…お姉ちゃん本名で呼ばれるのヤダな。ちゃんと"お姉ちゃん"って呼んでくれないとお姉ちゃんカナシイナー」
「はいはいお姉ちゃんお姉ちゃんお願いだから協力してください」
「分かったよ弟くん!一緒に共同作業頑張ろうね!」
「…… チョロいんだよなぁ 」
彼女はバフォメット。別名、姉を名乗る不審者。
ボクがあの日魔女因子を宿した日からボクと共に在る誠に、誠に不本意ながらボクの半身だ。
それ以上は分からないし別に理解したいとも思えない。自分自身を完全に理解するなんてそんな真面目なニンゲンなんて中々いないのと同じだ。
ただ、一つ言えることは───
「──あのさぁ、どんな手品を使ったのかはこの後殺すお前らに聞く価値ないから僕は聞かないけどさ。普通アレを喰らってもピンピンしているなんて普通無いよね。僕をのけ者にして、和気藹々と楽しい話し合いはできたのかな?それは結構だ。でもさぁ、それってさぁ、どうなのかなぁ!?」
言ってる事がハチャメチャな謎の青年が吠えると同時に腕を振り上げる。ボクは何もしない。ボクは、だけどね。
向かってくる真空の刃はボク達の目前まで迫るが。
「邪魔!!!」
真空の刃の進行方向が逸れた。逸れたと言うよりは何かにぶつかってズレたといったところだろう。
「なッ?!」
「弟くんとお姉ちゃんの仲睦まじいやり取りを邪魔するオマエには…それ相応の罰をお姉ちゃんが与えてるよ!はい、死ね♪」
彼女の宣告とともに謎の青年の身体から悲鳴のような音が聞こえて来た。それはそうだろう。ミシミシと骨が軋み、穴という穴から血がドバドバ流れ始めたんだから。要するに
あーあ…結局名前聞けないまま終わっちゃいそうだな。
「ぼ、ぼぐはみどめないぞ…ごんな、ごんなの、っで!ぼぐは『ごうよぐ』の……れぐる…す、こるにあす…なのぢ」
「れぐるすこるにあす?それがキミの名前かい?随分と似合わない名前だね。でも良かった良かった、これでちゃんと埋葬出来るよ。御協力感謝する…なんてね」
「ねぇ弟くん。コレ埋めるの?埋める価値あるかな?土に失礼だとお姉ちゃんは思うな♪」
「ぼ、ぐは…みだざれてな───ぁ」
人間として鳴ってはいけない音がして謎の青年──れぐるすこるにあす君は絶命した。
ね?
レグルスさんが死んだ!この人でなし!
殺ったの人ではないんですが…。
空いた強欲の枠どうしよ……アンケ、とりますか!
『強欲』担当……誰?
-
原作キャラから
-
他作品のキャラから
-
オリキャラ(案は活動報告にて)