パラディウス社復興計画   作:西城茜小説アカウント

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覚醒と現状把握。

我らが主であるドーマ様が亡くなって8年が過ぎた。

あの当時まだ1構成員でしかなかった私がドーマ様の仇である、武藤遊戯、海馬瀬人、城之内勝也に報復のために襲撃を提案しても誰も賛同せず、それどころか私を危険分子として地下牢に投獄する始末……。

 

いくら獄中から何故報復のために行動しないのか!ドーマ様が遺した技術を赤の他人に渡してもいいのか!!!!!!と叫んでたらいきなり仲間が三人牢屋に入ってきて殴る蹴るの暴行をくわえてきた。

一時間ほど暴行はつづき地下牢から連れ出された私は複数のデッキをいれたアタッシュケースごと崖上から海へ突き落とされた。雪と氷に覆われたマーナーク島から海流に乗り流されノルウェーの漁船に助けられ入院して目が覚めたら一月も昏睡状態になってたらしい。

医者曰くこのまま植物状態になってもおかしくなかたったらしい……。目が覚めた後に鏡で顔を確認したら金髪だった筈なのに白髪になっていた。瞳は翡翠色だったにも関わらず片目が黒に変わっていた。これでは極東の日本という国の国民が主に黒目らしいと医者が言っていた。

 

幸いデッキは全部無事だったが1つだけ見覚えのないデッキがあった。中身を見ると憑依装着をメインとしたビートデッキだが私は作った記憶もないと思っていたら唐突に頭痛がして意識を手放した。

 

 

 

???サイド

目が覚めると病室であり点滴を受けていた。

そこで俺はカードショップの大会に参加するために徒歩で道路を横断してたところ薬をキメてラリったスポーツカーにはねられたのを覚えてる。

意識を手放す寸前に、事故を見てた通行人が救急車を呼んでるのを耳にして意識を手放したがよく生きてたなと思う。

四肢に力をこめると感覚はあるし自由に動く事から麻痺もなくひと安心だ。

 

体を起こし簡易テーブルの上にデッキが置かれており確認すると全部あったがEXデッキのリンクモンスターが目には見えてるのに鏡には青いカードとしか見えなくなっていた。

この事に首をかしげてるとナースが入室してきて私の事をジョージ・マグノリアと呼んできた。私の名前は西城茜だがひとまずジョージ・マグノリア氏として話をした。

情報収集したいからパソコンを貸して欲しいと言うとノートパソコンを持ってきてくれた。そこでリンクモンスターと入力して検索してもなにもヒットせずデュエルモンスターズと入力すると驚くことにI2(インダストリアルイリュージョン)社がヒットした。

ここで俺は一つの仮説を立てた。アニメ遊戯王デュエルモンスターズの世界に転生したのではないかと……。

ジョージ・マグノリアと言われたが原作にそのような名前のキャラはいないため憑依したかもしれないと……。

頭を抱えてると右手が勝手に動きブラウザを閉じワードを起動した。

 

 

 

 

ジョージ)お前は誰だ?

西城)私は未来の日本のデュエリストだ。

時にリンク召喚、ペンデュラム召喚、エクシーズ召喚、シンクロ召喚に聞き覚えはないか?

ジョージ)シンクロ召喚とやらは知っている。ペガサス会長と海馬瀬戸がシンクロ召喚というのを、テスターを用意して日本でサイバーランカーズとデュエルして連戦してるらしい。

西城)サイバーランカーズ?この時期にシンクロ召喚だと?……時代がずれてるのか?。

 デュエルアカデミアの校長は鮫島さんだろ?

サイバー流は丸藤亮だけでは?

ジョージ)鮫島?彼は解任されて才災という人物に変わった。それからはサイバー流は変わったよ。

サイバードラゴンとサイバーツインドラゴンやサイバーエンドドラゴンを多数の門下生へ支給。

一気に門下生を増やし財界や報道関係はては宗教関係者にも手を回し多角経営で資金の確保や合宿を行ってるらしいし彼の経営手腕は本物だよ。

だが彼はバーンカードや除去カードを否定しリスペクトに反するとして相手を批判する……これをサイバー流のデュエリストはプロですらそうだ。

西城)……バーンや除去を否定?ならデッキを回すカードだけか……そんなの後攻ワンキルしてくださいといってるようなものじゃないか……

ジョージ)それで?君はどうするのだね?

西城)私は君の身体に憑依してるからねぇ……君の目的を達成するための手伝いをしたい。

ジョージ)私はドーマという秘密結社に所属している。とはいえ肝心のドーマはダーツ様が亡くなったことにより事実上の解散。私は当時は1構成員でしかなかった私にはダーツ様が遺した情報網や資金を扱う事等できるわけもなかった。私は構成員全員で武藤遊戯や海馬瀬戸城ノ内勝也に報復すべきだと言い襲撃を提案したら危険分子として八年も監禁されたよ。その間にダーツ様が遺したパラディウス社が世にだした技術等その多くが世界中の国々によって食い荒らされた。残ったのはオカルトや考古学等の学術的なものくらいで工業や医療技術等は早い段階でアメリカ等の国に接収されたよ。私は許せぬのだ。ダーツ様が遺した技術が赤の他人の手に渡るのが!私はダーツ様が遺した技術全てを取り戻しパラディウス社が管理すべきだ! 

西城)……ジョージ、ダーツさんは、長きに渡り生きておられた。その中で得た知識を用いて技術を開発、発展させてきたのだ。全てを取り戻しパラディウス社で一括管理するのは不可能だと思う。ならば妥協できるラインを探さなければならない。なんなら諦めがつくのか。逆にこれだけはパラディウス社で技術を管理、発展させたいのか。ダーツさんの代わりは居ないのだ……。

ジョージ)そんなことは分かっておるのだ……。だが何故日本人である君がそこまでダーツ様のことを知っておるのだ?。

西城)最初に言ったが私は未来の日本人だ。そこではダーツさんが何故あのような事に及んだのかその結末が子細に書かれた書物がある。それを読んで彼の事を知ったのだよ。確かに世界を滅ぼそうとしたのはいけないが、彼の考えや思想は理解できる。この説明では不服か? 

ジョージ)いや……未来とはいえダーツ様が活動した経歴が残られてるのであるなら嬉しいことだ。私はダーツ様が熱心に研究されてた医療技術と占いの技術はこちらで管理したい。これだけは譲れぬのだ。

西城)決まったのなら後は行動するのみだ。

ジョージ)何をするきだ?

西城)決まっている。我等でネオドーマを結成するのだ。活動理由はダーツさんが遺された技術は我等で管理すべきだとと訴えるのだ。無論技術を横から掠めた者達からしたらたまったものではない。少しでも頭が回る者なら全てを取り戻し管理するのは不可能だと分かるはずだ。ならば何が譲れぬのか交渉にくるはずだ。そこで平和的に話し合いで解決すればよし。相手が負けて此方に難癖をつけてくるのであるならば物理的に交渉人を絞めて相手に此方が被害を被ったと言って活動資金を奪うのみだ。

ジョージ)……君はほんとに日本人なのか?私が知人から聞いた日本人は謙虚でおくゆかしいと聞いてたのだが……。我等二人でネオドーマを結成すると言っても君は私に憑依してるのだ……実際は私一人。しかも活動資金や拠点すらないのだ。

西城)確かに世間一般の日本人はそういった感じだが私は、一度やると決めたらそれをやりきるためならなんだってやる。なぁにジョージ今は君の肉体に憑依してるが当てはあるのだ。先代の海馬社長が自らの記憶をサーバー上にコピーしてたことは知ってるかね?

ジョージ)その噂は聞いたことがあるが……それとこれと何の関係があるのだ?

西城)此処で重要なのは記憶をデータとして記録する事が出来ているという事実だ。それを用いてデュエルをする人工知能としてロボットにインストールすることも出来る。

ジョージ)つまり君は自身を人工知能としてロボットにインストールして活動するということか?

西城)そういうことになるがそれだと情事ができないではないか。非人道的だが植物状態の患者に私という人格を上書きする。出来ればデュエリストの方が好ましいがな…

ジョージ)仮にその様な状態のデュエリストがいたとして遺族が納得するかが問題だ……。

西城)そればっかりはなんとも言えんよ。今日目が覚めたばかりなのであろう?ならばおそらく明日は各種検査があるはずだ。早めに就寝するべきだろう。

ジョージ)そうだな……細かいことは明日考えるとしよう。

 

 

 

 

 

此処で私達はこの後不思議な体験をするとは思わなかった。

 

 




本作を書くにいたって設定をお借りした交響魔人さんに感謝を。本作品では融合のみでリンクは霊使い六人が精霊として出る予定です。
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