『残り200mサンダウン競馬場!メジロ!メジロ!独走だ!圧倒的だ!!強い!強い!途轍もない強さ!!メジロマックイーンの勝利で間違いないでしょう!
役者が違う!!メジロマックイーン!2番人気アナザーオヴァーホールは4,5番手か!コカードスポーツ突っ込んできた!メジロマックイーン圧勝ゴールイン!!
岳騎手ガッツポーズであります。英国大遠征初戦を飾ってくれました!メジロマックイーンです!』
6月の2週。ロイヤルアスコットの一週間前。
ビワハヤヒデのエプソムダービーだ。このきつい中三週ローテだが濱田調教師によると健康状態は異常なしとのことだ。
信じるしかない。…それにしても緊張する。ザ・ダービーだ。シービーのダービーぶりに緊張する。
『4番人気。最内にはサドラーズウェルズの傑作です!2000ギニーを2着!アイルランド2000ギニーを勝利いたしました!アイルランドの傑作です!バラシア!マイケル・ロバート騎手です!』
『3番人気です。朝日杯2着!皐月も2着!そしてダービーも2着!BNWのB!ビワハヤヒデであります!間違いなく強者であります!今回はこのエプソムの坂を上り切れるのか!エプソムダービーは日本馬初めての挑戦です!岡安騎手!うまく乗ってくれ!!』
『2番人気であります。「勇者」ダンシングブレーヴの子供であります!BCターフでの体調不良がなければジャパンカップでのルドルフとの対決がありました!もしかしたらルドルフでも勝てなかったかもしれない優駿の子供であります!3戦3勝!コマンダーインチーフ!鞍上はジャック・エデリー。』
『1番人気の登場であります!第1回世界頂上決定戦6着のレインボウクエストの産駒です。去年!2歳GⅠレーシングポストトロフィーを勝利しております!アーミジャー!鞍上は!イギリスの若き天才!ダービー初騎乗!!イタリアはミラノ出身!ランフランコ・ディカプリオ!!』
『エプソムの丘を優駿15頭が駆けあがります!最も歴史のある「ザ・ダービー」いよいよ発走です!
……スタートしました!各馬いいスタートを切りました!まず…先頭はアーミジャーです!アーミジャーが先頭に立ちました。隣、2番手ウェイズトゥーティー、その後ろはスマートリーピーター、4番手にバラシア。そしてここにビワハヤヒデ。白帽子に今日はメンコを取りました。
白い顔のビワハヤヒデは5番手であります。6番手にコマンダーインチーフであります。隣にスタンプペンタイア。7番手。最後方にモンズーンという体制であります!』
エプソムの丘。正式名称はエプソムダウンズ競馬場。
コースは左回りの蹄鉄のような形をしている。全長は2400m。直線は約500mほど。
400年前からこの土地では競馬が開催されており、競馬の聖地ともいわれている。
ここの一番の特徴はただの丘に競馬場を造ったといわれるほどの上り、下り坂の量であろう。スタートからゴールまで約40mもの勾配があり、クラシック。3歳馬にとって非常につらいレースとなる。
ダービーの2400mでは正面のスタート地点から緩やかに右カーブ。そして1000m余り坂を上る。勝負所の最終コーナー通称タッテナムコーナーの坂を下りながら直線に入ると、最後に残り200mから急な上り坂が待ち構える。
この通り、エプソム競馬場は大量の坂と洋芝。並大抵の馬では勝利することは難しい。
さらに言うとダービーでは前半過剰に飛ばしすぎると最後の直線で持たないとコースガイドに銘記されており、無茶な逃げは禁句。だからこそ、エプソムダービー、およびオークスの逃げで勝利した馬はほかの馬よりも歴史にを蹄跡を刻んでいる。
ビワハヤヒデはどうだろうか。GⅠはまだ一度も勝ててはいないがそれでもすべて2着。
君たちは知っているだろうあの「葦毛の王者」の雄姿を。2200も難なく踏破する「余裕」を。
それこそが「ビワハヤヒデ」だ。
『直線に抜いた!アーミジャーが先頭!アーミジャーが先頭だが、どうだ!もつのか!スマートリピーター上がってくる!
前の2頭並んでくるか!そとからバラシア!外からバラシア!
400を通過ビワハヤヒデでは馬群の真ん中!ビワハヤヒデは馬群の真ん中!スタンプペンタイア!どうだ!どうだ!コマンダーインチーフが来た!来た!
ビワも動いた!ビワも動いた!
200だ!急坂だ2頭で抜け出したのか!コマンダーインチーフとビワハヤヒデ!コマンダーインチーフとビワハヤヒデ!
さあどうだ!急坂気にせず2頭の競馬!全く!並んで!ゴールイン!!どっちだぁ!!?わずかにビワか!僅かにビワハヤヒデか!?
岡安騎手が右手を大きく上げています!どうなんだ!クビ差です!クビ差でビワハヤヒデが勝利しております!!なんということだ!
エプソム!「ザ・ダービー」制覇したのはビワハヤヒデであります!』
『アスコットダービーはウイニング独壇場でありましょうか!
最後の直線!ウイニングチケットの早仕掛け!3馬身!4馬身!5馬身と!
ぐんぐんぐんぐん差を開いていく!2番手ドリエマス!3番手はマホガニーでしょうか!コーリングロケットと並んでいます!圧倒的だウイニングチケット!行先は勝利行!ダービー2勝目!ゴールイン!強い!新幡将人!ガッツポーズ!!
栄光のチケットを手に入れたのはウイニングチケットであります!』
『アイルランド!カラ競馬場の直線!
コマンダーインチーフがもう先頭に立っております!そとからフランスダービー馬!エルナンド!エルナンド!逃げていたがまた差し返します!
セミスリッパーチャンプ!セミスリッパーチャンプが外からくる!
真ん中から来たのはナリタタイシン!ナリタタイシンが一気に襲い掛かかってきます!内まだコマンダーインチーフ!粘る!コーリングロケット!シルクンフィッシュ!シップオフショワ!だがナリタタイシン!突き抜けた!
どうだ!2,3馬身と開けました!これは勝ちました!2番手はいまだに粘っております!コマンダーインチーフ!ゴールイン!強い!ナリタタイシン!
岳騎手はこのカラ競馬場にはこれませんでしたが!
若き天才!オリヴィエ・ガルニエ!ダービー初制覇ァ!
ムチ振ってのガッツポーズであります!なんということでしょう!日本クラシック3強!BNWはすべてダービー馬!恐ろしい3強となりました!
この3頭は菊花賞で対決することでしょう!』
『4枠7番。今回も赤メンコは外しての登場であります。トライアルのセントライト記念を勝ちました。朝日杯2着。皐月賞2着。日本ダービーも2着。ですが英国ダービー!「ザ・ダービー」を勝利いたしました!「葦毛の王者」BNWのB!ビワハヤヒデです!鞍上は「日英ダービージョッキー」岡安幸夫騎手!』
『4枠8番。Bの隣にはN!皐月賞馬にして!アイルランドダービー馬!!毎日王冠を勝利してこの舞台に訪れました!どこからでも!どんな坂からでも飛んでくる!「逆転の末脚」の持ち主であります!ナリタタイシン!落馬から復帰いたしました!岳穣騎手であります!』
『5枠9番。BNWがまさかまさかの隣り合わせであります!日本ダービーを勝利してアスコットダービーも打ち勝ちました!神戸新聞杯を勝っての菊花賞であります!新幡将人の剛腕に応えるその末脚!BNWのW!「新時代の旗行」ウイニングチケットであります!』
『第54回菊花賞!今回もBNWの3強で間違いないでしょう!BNW対決は3戦各々が1勝づつであります!ここでこの3強の中で”最も強い馬”が今!決まります!大外のタマモハイウェイが収まりました!…スタートしました!!』
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