二人の女神の憂鬱   作:性別はヒデヨシ

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久しぶりの投稿です


見学

放課後教室

部活の勧誘が始まり、先輩方の下級生を誘う声がいきかっている。

まだ、高校の生活に慣れきれていない下級生は誘われるがままに先輩の後をアヒルの子どもの用に着いていく。

そんな同級生の姿を日直の仕事を片付けつつを教室から眺めていると不意に後ろから声がかかる。

 

佐々木「キョン、一緒に部活見学にいかないかい?」

 

突然の声に少し動揺しながらも俺は振り返る

 

キョン「佐々木か、別に構わんが男の俺で良いのか?」

 

普通こういうものは同性同士で行くような気がするが

 

佐々木「別に構わないさ。むしろ変に気を使わない分楽だよ」

 

キョン「そうか、なら行くか」

 

そう言うと二人で部活見学に向かう。

 

キョン「さっき気を使わないから楽とか言ってたが他のやつらには気を使うのか?」

 

いつもは女子陣の中にいるし、少なくとも俺といるよりはいやすいと思うが………

 

佐々木「同じ女子でもまだ会って1ヶ月も経ってないからね。お互いに気を使いあうのさ。」

 

キョン「なるほどな。」

 

確かに高校に入ってからまだ1ヶ月も経ってない。俺の場合最初仲良くなったのが谷口だったからあまり感じなかったが、他の人だとまだ違うのかも知れないな。

 

佐々木「そう意味では高校からの付き合いの有る君の方が気を使わなくていいんだよ。」

 

キョン「ん?だが、坂中とかも同じグループにいなかったか?」

 

あいつは同じ北中出身で仲もいいはずだ。

 

佐々木「坂中さんは、運動部に入るみたいでね。僕はどっちかと言うと文化部派だから。」

 

キョン「あぁ、なるほど。」

 

そういえば、坂中は中学でもバレー部だったな。

 

佐々木「色々言ってるけど、君こそ女子の僕と一緒に見学で良いのかい?国木田や谷口君でなく。」

 

キョン「国木田は、谷口の希望で運動部見学に付き合ってる。一人で見学するのは恥ずかしいらしい。俺も誘われたが日直の仕事があってね。」

 

佐々木「なるほどね。」

 

こうして俺ら二人でたわいもない話をしながら、文化部の見学していった。一言に文化部と言っても数が多いから見学だけでも大変になる。

 

キョン「コンピューター部、茶道部、手芸部、軽音部、料理部、どれも力の入った紹介だったな。」

 

佐々木「部活も人数が減れば大変になるし、最悪廃部何てことにもなりかねないからね。新入生の勧誘はどこも力を入れるよ。」

 

キョン「ここまでで何か心引かれる部はあったか?」

 

佐々木「残念ながら。君は?」

 

キョン「俺も特に無いな。部活事態はどれも楽しそうなんだがな。」

 

確かどの部活も楽しそうなんだがあの中で自分がやっていけるかと言うと微妙だ。

 

佐々木「クックッ、確かにどの部活の先輩達も楽しそうだったね。

文化部は趣味の延長が多いから自分の好きな事を出来るからかな。」

 

キョン「かもな。さて、残りは2つだけどどっちからいく?」

 

乗ってる文化部は書道部と文芸部だな。

 

佐々木「なら、ここから近い書道部に行こうか。」

 

こうして、残り2つの部活見学を目指して俺と佐々木は歩き始めた

 

 

書道部

???「なかなか新入生来ませんねぇ。」

 

???「あははは、心配ないよ。そのうちひょっこり現れるっさ。」

 




段々と主要キャラが出てきますよ

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