二人の女神の憂鬱   作:性別はヒデヨシ

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久しぶりの投稿です


見学2【書道部】

校内

佐々木と共に部活動見学をしているのだが残らる部活もあと二つだ。

今まで見てきた部活はどれも楽しそうでは有るが入りたいと思うものはなかったのだが、はてして残りの二つはどうなのだろう。

 

「佐々木よ、書道部は何階なんだ?」

 

「2階だよ。文芸部も2階だから丁度良いね。」

 

「ん?コンピューター部も2階だったよな。あのときに一緒に見学すれば良かったんじゃないか?」

 

全部見るなら同じ階の部活はその階にいた時の方が楽だと思うが…。

 

「場所の問題だよキョン。」

 

「場所?」

 

「そうだよ。この高校は西と東で別れているからね。僕たちの教室と今まで見た部活は西、残りの書道部と文芸部は東にあるんだよ。」

 

「なるほどな、それで最後にしたのか。」

 

佐々木らしい効率的なやり方だ、俺ならとりあえず見たいのからって感じになってだろうな。

 

「そう言うことだよ。ほらあそこの教室が書道部の活動場所だよ。」

 

教室の前には大きく「書道部」と書かれた看板があった。

荒々しく書かれているように見えるがしっかりと書かれた字だと素人目にも分かる。

 

「凄いね、この看板。顧問の人が書いたのかな?」

 

佐々木もこの看板の文字には注目したようだ。

見るものの心を掴む何かが確かにこの字にはある。

 

「多分な。学生で掛ける人は少ないんじゃないかな?」

 

「クックッ、以外にその少ない学生がいるのかもそれないよ。」

 

「かもな。とりあえず見学させて貰おうぜ。」

 

「だね。」

 

佐々木がそう言いながらドアに手を掛けようとすると

 

ガラ

 

勢いよくドアがあいた。

 

「やっほー、君達新入生かい?」

 

いきなり元気いっぱいの声が飛んできた。

 

「え?あ、はい。」

 

「そいつは、めがっさおめでとうー。ここに来たってことは部活動の見学だよね?さっさ、入った入ったー。」

 

ぐいっと佐々木の手を掴み教室の中へ入っていく、俺はそんな様子をただポカンと見ているしかなかった。

 

「君も部活動見学なんでしょ?早くはいりなよ。」

 

「あ、はい。お邪魔します。」

 

先輩と佐々木を追うように部屋の中に入っていくと中には何人かの生徒が半紙に思い思いの書を書いていた。その中の一人がこちらに気付き近づいて来た。

 

「あっ、鶴屋さーん。見学の方ですか?」

 

…………天使か?

 

俺は頭の中で一人呟いた。

顔つきは幼さが残るような可愛らしい顔だが、それ以上に胸の膨らみに眼が行ってしまう。

 

「おぉ、みくる。どうだい、待ってたらそのうち見学者が来るって言ってただろ。」

 

この元気一杯の先輩は鶴屋さんと言うらしい。

 

「始めまして、朝比奈みくるです。」

 

この天使は朝比奈さんと言うらしい。

 

「どうも、佐々木です。そしてこっちは…………です。キョンって呼んであげて下さい。」

 

「おい、佐々木。」

 

まさか、他人に自己紹介だけでなくあだ名まで言われるとは

 

「佐々木さんにキョン君ですね。よろしくお願いします。」

 

「よ、よろしくお願いします。」

 

「よーし、佐々木さんにキョン君。早速部活紹介をするよ。うちら書道部は部員10名で活動してるよ。活動内容としては書道部らしく字を書いてて、この学校の文化祭とかの垂れ幕や看板造りも頼まれて作成しるよ。」

 

「部長が鶴屋さん。私が一応副部長をしてます。顧問は、教頭先生がやってくれています。」

 

(書道部って中学の頃だと帰宅部ってイメージあったけどこの部活はしっかり活動してるんだな。)

 

「外にあった看板は顧問の方が書いたんですか?」

 

あの看板の字を書いた人は佐々木も気になるらしくふと質問した。

 

「あれは鶴屋さんが書いたんですよ。」

 

「「え!?」」

 

鶴屋さんが書いたのかあのすごい字を。

 

「てっきり顧問の方が書いたものだと思ってました。」

 

「いやー照れるにょろ。」

 

にょろ?先程のめがっさといい独特なしゃべり方をする人だな。

 

「それでどうだい?書道部は?」

 

「大変興味深かったです。」

 

「そう言って貰えると嬉しいです。」

 

「もし、入りたくなったら何時でも来てね。うちは兼部も大丈夫だから。」

 

「兼部?」

 

「うん、ただ一年中書を書いてるだけだと行き詰まるからね。やりたい人は他の部と兼部でも良いってなってるんだよ。ただ、運動系の部活は兼部OKな所が少ないから何でも良いって分けでもないんだけどね。」

 

なるほど、双方の部で兼部がOKな事が条件なのか

 

「逆に文化部は兼部でも大丈夫な所が多いからもし良かったら考えてみてくださいね。」

 

「分かりました。今回はお時間頂いてありがとうございました。」

 

「良いってことさ。私も結構楽しかったし。ねぇみくる?」

 

「はい。此方こそ見学に来てくれてありがとうございました。」

 

「では、私たちはこれで。」

 

こうして、俺たちは書道部を後にした。

 

「いい先輩達だったね。」

 

「あぁ、そうだな。」

 

元気一杯の鶴屋さん、天使のような可愛さの朝比奈さん。どちらも本当に可愛くて優しそうな先輩だった。

そして、朝比奈さんの胸は本当にすごかった。

 

「………キョンは、朝比奈先輩の胸に大変興味を持っていたみたいだったね。」

 

「な!?何を言ってる佐々木!?」

 

いきなり心を読まれたかのような佐々木の発言に同様が隠せない。

そんな、ジト目で見ないで下さい。

 

「隠さなくても、分かるよ。ほら最後の部活を見に行くよ。」

 

そう言うと佐々木は足早に文芸部の部室に向かっていった。

 

「お、おい、待てよ佐々木。なんでちょっと怒りぎみなんだよ。」

 

俺も置いていかれないように佐々木の後を追う。

 

(キョンのバカ、私だって成長途中なんだから。)

 

佐々木の考えが分からぬまま俺たちは文芸部を目指し足早に歩いていった。




かなり遅れました。
もし、待ってくれてた人がいたら本当にすみません。
今年は投稿頻度あげたいです。
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