鬼斬り ~艦これ改に捧ぐ~   作:日明月

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第五-9話

俺の言葉に笑顔で答えてくれる4人。名取と夕雲がいなかったのは残念だけど、大切な仲間であることに変わりはない。これからも一緒に戦っていくんだ。

 

「さぁ、くー、タルト。お前たちで最後だよ……返事を、聞かせてくれるな?」

 

「うん」///

 

「はい……」///

 

 

 

第五-9話

 

 

 

チュルッ…クチュ………ペロペロ

 

レロ…ペロ……クチュウ……

 

 

 

「しれい………くーのきす、じょうず? ぺろぉ」

 

「ああ、くーは上手だぞ。とっても気持ちいい」

 

「ふふ……うれしいな……くちゅ…たると、しれいのほっぺた、おいしい?」

 

「………ぺろ……れろ…とっても……美味しい…。でも、あの…ね……」チラッ

 

「しれいと、きすしたいんだね。いいよ、こうたいしてあげる……はい」

 

くーが、俺の体から降りていく。

 

「まあ……ありがとう、くー………」///

 

「ほら、しれいのうえにちゃんとのって……たるとはおっぱいおおきいね…すごい。しれい、くーのからだ、みりょくない?」

 

「そんなことない。くーは魅力的だぞ」ナデナデ

 

「ひゃんっ……おへそ、くすぐったい……ね、このふく、かっこいいでしょ?」

 

「とっても似合ってる。ちょっと大胆なデザイ……ヘソの見える大胆なカッコが、くーの魅力を引き出しているよ」

 

「えへへ」///

 

(提督ったら、もう……明石だって、お見せしたんですよ? ちっとも喜んでくれないんですから)プンスカ

 

ご機嫌ななめな明石からの念話。名取たちに念話を試してみた時のことか。

 

(あの場面で夢中になって見とれたりしていたら、俺はみんなから氷の視線で串刺しにされていたよ。第六艦隊に潜入した日だってな、ずっと自分を抑えてたんだぞ。魅惑的な変装だったからな)

 

「くーはいまから、しれいをぺろぺろするよ。たると、しれいにたくさんきすしてあげなさい」

 

「うん……嬉しい」ドキドキ

 

(本当に……? また見たいですか?)

 

(ああ。次は任務以外で)

 

(分かりました提督)///

 

さっきと違って嬉しそうな声の明石。いつか、そんな機会があるかな。

 

「提督、失礼致します……ん……しょ」///

 

鬼怒と阿武隈のように、俺と向かい合った状態で上から横たわるタルト。くーが感嘆した豊満な爆乳が、俺の体に押し付けられる。柔らかくて重みのある感触だ。

 

「提督…はあ……はぁ…」///

 

タルトの顔が、とても赤い……室内に入ってきた時よりも、ずっと深みを増している。そして、くーも。

 

「タルト、くー。俺の指揮は初めてなのに、よく頑張ってくれたな……本当に嬉しいよ」

 

「ありがとう……ございます…提督……」///

 

「しれいの…おか…げ…。くーもうれしい……」ニコリ

 

「好きだよ。お前たちのことが好きだ。これから先も、一緒にたたか……んうっ」

 

声を途切らせる俺。タルトに唇を塞がれた……。

 

「提……督…ッ! 勿論、ですうっ! あむうっ! はむ……んむ…くちゅう……」///

 

「しれい、ずっといっしょ…はあはぁ…ぺろぉ」レロォ

 

凄い。何だこれ。

 

「んちゅう…はむ……んむぅ…提督……提督ぅ…」ジュルッ……プチュウ

 

「ぺろ……れろ…れろぉ……しれいのおみみのなか、くーがきれいにしてあげるね……ちゅるうっ!」

 

「気持ちいいよ、くー。ありがとうな」ポフポフ

 

「ふふ………」///

 

「提…督……タルト…ね…悲しい……」クチュウゥ

 

「悲しい? どうしたんだ」

 

「だって……」

 

だって? 珍しいな、あのタルトが……。

 

「だって……提督が、命令してくれないんだもん…あんなに……お願いしたのに……出撃を要請、だなんて…ひどい…です」ペロペロ…クチュ…

 

薄暗い中でも分かるタルトの表情……眉を八の字にして、大袈裟ではなく本当に悲しそうな表情だ。

 

「タルト、無茶を言うな。お前もくーも、俺の大切な仲間だ。でもな、二人はまだ書類上では、広報課分室の所属じゃないんだぞ……歴史交流局、つまり司令部には秘密にしてるんだからな……鎮守府の命令系統に組み込まれていないお前たちに命令を下すのは違反行為だし、お前たち二人の指揮官に対しても非常に無礼なことなんだぞ。だから、要請なんだ」

 

俺たちの鎮守府には艦娘をはじめ、様々な人々が関わっている……俺が誤解を招くようなマネをしていては、ここにいるみんなに迷惑を掛ける。今、タルトを中途半端な同情で慰めるなんて、絶対にやっちゃいけないことだ。重要なことはハッキリ伝えなくちゃ。

 

「そう……なの………? 提督は……んちゅ……タルトに命令したくないんじゃ……なく…て、決まりを…んむっ…くちゅう……守っただけ…なの?」

 

タルトの表情から、徐々に悲しみの色が消えていく。

 

「その通りだぞタルト。だから、お前が悲しむことなんて、何もないんだよ。お前だっていつかはこの大八島國で暮らすんだから、日本の考え方ってものに今から慣れておくんだな。分からないことがあったら、何でも聞いてくれ……いつでも念話を使えって、言っただろ?」

 

ファサ……。寒色系の色をした綺麗な長髪を撫でる。

 

「あ………」///

 

気持ち良さそうに目を細めるタルト。何だかネコみたいだな。

 

「たるとはね……れろぉ…ぴちゃ……くちゃ…いつもいっしょうけんめいなの。だから……ぺろん……つい、おもいつめちゃうの………ほかのこたちと、よくけんかしてたし…くちゅ……はむ…。しれい、おねがい……あむ…ちゅう……たるとに、やさしくしてあげて……」レロ…クチュッ

 

「そ、そんなぁ……提督に…はむっ…何てこと………くちゅ…言うのお…」///

 

慌てるタルト。でもキスをやめる気はないみたいだ。

 

「たると……もっと…ぺろ…んちゅ……すなおになったほうがいい…よ………ちゅうぅ……いなずまたちをみて……しれいと…いつも…おはなししてる…よ…」クチュ…ペロ

 

くーがこんなに語るのも珍しいな。

 

「しれい…くーね、しれいだいすきだよ……ぺろ…れろお………しれいのおはだ、ふしぎなあじ…もっとぺろぺろする……くちゅ…れろ…たると、あなたもはっきりきもちを………つたえ…なくちゃ……」ペロ……ペロォ…

 

「嬉しいよ、くー。これからも一緒だからな」ナデナデ

 

「うん」ニッコリ

 

「タルト……お前はどうなんだよ……焦らさないで、返事を聞かせてくれ」

 

彼女の目を、じっと見つめて。

 

「ああ……提督ぅ………好き…んちゅう……大好きなの…あむッ………もう、帰りたくないい………ずっと…ぢゅるうっ……ここにいるのお…」

 

今までタルトと交わした様々なやりとりが一瞬、脳内を駆け巡る。

色んなことがあったけど、それが今、やっと1つの実を結んだ……艦娘や職員、そして多くの人々に助けられながら、何とかやってきたからだ。

 

「嬉しいよ、タルト……お前、けっこう苦労人なんだな……。普段キリッとしてて余裕ありそうだったから、気付かなかった。ごめんな」

 

「たるとはがんばりやさんだから」ペロ……チュ…

 

「くちゅっ……提督、謝らないでください……んちゅ…ぢゅるぅ……残念ですけどお、命令は………ガマン……あむっ…しますう………でも、タルトは…待ってますから……」チュルッ

 

「分かったよ、タルト。これから一緒に、戦っていこうな」ナデナデ

 

「あむぅ………提督う…」///

 

嬉しそうに微笑むタルト。彼女もくーも、俺の仲間なんだ……心の底から、そんな気持ちが湧きあがる。

 

「二人とも、ヤバいくらいに顔が赤いぞ…大丈夫なのか?」

 

今や彼女たちは、完全に紅潮した顔になっていた。尤も、原因の大半は俺だろうけど。

 

「だいじょうぶだよ…ぺろ……くーたちはね、いつもこうなの………じゅるぅ…たたかったあとはね、すごくきもちがこうふんして…くちゅう…からだがあついの………」レロ……ペロ

 

「提督、私たちはいつも、その興奮を…れろっ……抑えるのに苦労しているんです……ちゅっ……だから今は、本当に満足です……」

 

「今はもう、落ち着いたってことか?」

 

「うん」ニコッ

 

「はい。とても」///

 

以前の俺と似ているな。俺は木曾の助言があったお陰で、何とか克服できたが。

 

「そうか、それなら良かったよ………さ、二人とも。そろそろ寝るとしようぜ。日付も変わる頃だろうし、夜更かしは美容にも良くないからな」

 

「うん」

 

「はい……」

 

「あ~楽しかった! ね、提督っ、こういう暗闇パーティーもイイね! 何だかイケナイことしてるみたいでさ」ニンマリ

 

「秋雲は元気だな。しっかり休んで、また明日からも頼むよ。みんなもな」

 

「任せといて!」

 

「はーい、司令官! 今夜はグッスリ眠って、疲れを癒してね」

 

「ありがとう雷。艦むす美味しかったぞ、ご馳走様」

 

「お粗末様でした」ニッコリ

 

「雷の言う通りだぞ、しっかり休めよ。お前は今日、よく働いたぜ……でもな、その分だけ疲れてるワケだ…特に心のほうが、な。これで、お前が少しでも元気になればいいんだけどな」

 

 

 

これで? 元気に?

 

 

 

そうか、つまり今夜の出来事は………ここにいるみんなで、俺をねぎらってくれてたってワケか。

まったく、ドコまで俺を魅了するんだよみんな。ますます好きになっちまうじゃねーか…………。

 

「ありがとうな木曾。しっかり休ませてもらうぞ」

 

「ああ」ニッコリ

 

木曾には見抜かれていたようだ。敵とはいえ、死を目の当たりにした衝撃を。でも、立ち止まったりはしない。

これは、俺が選んだことなんだから。

 

「提督、それじゃ…残念ですけれど、失礼しますね……」

 

「おやすみ、しれい」クチュ

 

「お休み、くー。タルトも、ゆっくり休めよ」

 

「はいっ。お休みなさい、提督」

 

「お休みなさい、司令」

 

「提督、お休みなさい」

 

「お休み~」

 

「ああ。みんな、お休み」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴソ……ゴソ…

 

 

 

 

 

 

モソモソ……

 

 

 

あれ……俺、眠ったハズなのに…。何だろう……何かが這い寄ってくるような。

 

 

 

(テイトク…)

 

「うん? 誰だ?」

 

(タ・ル・ト……)

 

「タルト? どうした……何してるんだ?」

 

何だろうこの既視感。

 

(ウフフ…)

 

見るとタルトが、仰向けの俺に馬乗りの状態でこちらをジッと見つめていた……マウントポジションだ。

 

(何だと思います……?)

 

 

(うふふ)///

 

??

 

(えいっ)グイッ

 

!?

 

いきなり俺の手首を掴んで自らの体へと導くタルト。その先は……。

 

むにゅん

 

(ああ……提督、タルトのおっぱい……どう? 気持ちいいですか?)///

 

ふにゅ……むにゅ……

 

俺の掌が自分の胸に当たるよう巧みにセーラー服の中へと導き、掴んだ手首をそのまま何回も動かして恍惚の表情を見せるタルト。

 

(タルト! お…お前な!)

 

一気に目が覚める。

 

(んふふ……念話にしてくれましたね。これでもう安心。みんなにバレません)

 

柔らかで、熱を帯びた感触……赤い顔してたけど、ここまで体温、上がってたのかよ……。

 

(うふふ……抵抗しても……んふぅ……ムダですよ…その体勢でしかも片腕では、私の両腕の腕力には敵いません………海上ではないので…あふぅ……かなり低下しますが、それでも私……戦艦なんですよ?)グニュ……ムニュ

 

タルトの言う通りだった。戦艦の名はダテじゃない……凄い力だ、陸上でコレだけ出せるんだから。しかもコイツ、器用だな……いつの間にか、折り曲げた右脚で俺の左腕を挟み込んでいる。これじゃ、左腕は使えない。

 

(ああ……とても、気持ち良いです…。ねえ提督、答えてください…タルトのおっぱい、どう……ですか?)///

 

(どうって……とても気持ちいいぞ……。それより、どうしたんだ、タルト? キスだけじゃ不満だったのか?)

 

タルトの驚異的なほどに豊満な双丘を撫で回している快感に身を任せたくなる誘惑を、何とか堪える。

 

(そんなこと……んふっ……はあ…はぁ…ありません…でも、提督に…感じてほしい……もっと私を、知ってほしいんです)グニュウ……フニュ

 

(これからじっくり、お互いを知っていけばいいだろう? 何を焦ってるんだ)

 

(焦ります……当たり前……あうぅっ……じゃないですか。みんな、あんなに可愛いんですから……あ、提督。あまり……あはぁ……動かないでください…お布団が、乱れてしまいますよ)

 

興奮のあまり気付いてないのか、さっきと違ってタルトの上半身がかなり不安定になってる……揺れ動いているし、腰の位置も俺の目の前へと近付いてきているんだ……それなら。

 

 

 

ギュッ

 

 

 

「きゃあっ!?」

 

 

 

右脚を三角に立て、そのまま力を入れて右足で床を押し、右半身を布団から一気に浮かせる俺。いくら戦艦のタルトでも、不意打ちされてはどうしようもない。

 

ギュムッ

 

左へと倒れてきたタルトの上半身を、できるだけ柔らかく抱きしめながら、右側へ引き戻す。

 

(声を出すな。みんなが起きてしまうぞ)

 

(………)パチクリ

 

何だろうこの既視感。

 

(大丈夫か、タルト? まったく、無茶するヤツだな……まあ俺も、人のことは言えないけどさ)

 

第五艦隊に潜入した時のことを、一瞬だけ思い出す。

 

(ほら、布団に入れ……)

 

(あ……提督)///

 

(今日だけだぞ? いいかタルト、繰り返すぞ。焦るな。ゆっくりでいいんだ…ゆっくり、お互いを知っていけばいいんだ。ほら、髪を背中の下に入れるな。寝てるときに寝返り打って抜けたら大変だぞ………痛いし。お前は長髪なんだからな、気を付けろよ。日本じゃ髪は女の命って言うんだ、覚えとけ)パサッ

 

髪を束ねて、セーラー服の上に掛けてやる。

 

(…………)///

 

(さ、もう寝るぞ。しっかり休むんだぜ)

 

(提督…)

 

(うん?)

 

(タルトのこと、嫌いにならない……?)

 

(好きだって言ったろ。ならねーよ)

 

(私……他の男の人たちと、キス……しちゃってたんですよ……)

 

(第五艦隊での件か。それがどうしたんだよ、タルトは面白半分で男と遊ぶような女の子じゃねーよ)

 

(え………)

 

(俺と木曾と雪風がお前たちの部屋に突入した時な、お前さ、客の一人にキスしてただろ。爆発音にも拘わらず、だぜ………普通なら、慌てて逃げ出すもんだよ。あの男の恐怖を、取り除いてやろうとしていたんだろ、優しくキスして。違うか?)

 

驚愕で見開かれるタルトの両目。古鷹は水晶みたいに神秘的な目をしているけど、タルトの両目は宝石みたいだな。

 

(で……でも………ハグとか……その…おっぱい、とかも…他の人たち、と……)

 

成る程な。そういうのを気にしていたから、少しでも打ち消そうとして、さっきはあんな大胆なマネを…。

 

ムギュ

 

(提……督………)///

 

体の右側の側面だけを布団に着けて、こちらをジッと見つめているタルトを、そのまま抱きしめる。

 

(あのな、タルト。お前はさ、日本に興味津々なんだよ、きっとな……。これから過ごす場所の住人に対する関心を持つのは、ちっともおかしくないぞ。ただ、男への興味が多少強過ぎるのかもな……)

 

(ほんとに……嫌いにならない……?)グスッ

 

(何で泣いてんだよ……。嫌いになんて、絶対にならない。好きだぞ、タルト)ギュッ

 

 

 

「う……うぅっ……えぐっ」

 

(声を出すなって)

 

「うう…………う…」

 

(木曾と雪風といえば、お前、あの二人に興味ありそうだったな……ツラいこととかあったら、二人に相談しろ。きっと助けてくれるからな)

 

(分かり……ました…でも)

 

(うん?)

 

(やっぱり……提督が………いい…)グスン

 

(ああ、いいぜ……なあタルト、初めての布団の感触さ、どうだ?)

 

(とっても……)

 

(とっても?)

 

(あったかい……です)///

 

 

 

          続く




他にもあんな会社があると思います
恐ろしい
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