第10話:はじめまして伯爵夫人!~夫婦揃ってカリスマブレイク~
Asyl perspective
「ふわあぁぁ。」
大きなあくびと一緒に気持ちよく伸びをする。
あくびと一緒に出てきた涙を拭ってから、寝起きでボーッとする頭で何時ものように起きようとして気だるさに負けて重力のままに柔らかいベッドにぽふんと倒れる。
昨夜は50年前に初めてこの館に来た頃を思い出しながら懐かしんでたから眠りが浅かったみたいだ。
かな〜り眠い・・・
・・・もう長い事妖怪生活を続けているが、睡眠だけは人間だった時と同じくらい必要で眠気も人間と同様だ。
それ以外はおよそ人間らしくないくらいに化け物じみた心身機能を持ってるのに不思議だなあとは思う・・・
というか50年か・・・
よくよく考えたら、この世界に来てからもう50年も経っているんですよね。
吸血鬼になってほぼ不老の存在になったからか、時間感覚が人間の時とはまるで違うように感じます。
まるで1年が1日に感じるくらいに時が流れるのが早い・・・
とはいえ妖怪に総じて言える事ですが、時の流れに対してほとんど変化が感じられない。
精神的な事も・・・あと、身体的な事も・・・
この50年で変化した事といえば私が、魔法に関して小悪魔と同レベルの知識を得た事くらいだ。
背も伸びなければ、若干コンプレックス気味の小さな胸もちっとも大きくならない。
記憶に関しても、前世でも胸が小さかった事がコンプレックスだったとか、貧乏で極貧生活してたとかしょうもない事ばかり思い出して、その他の大事な記憶はまったくもって思い出せていない。
まぁ、とりあえず前世の自分が女の子だった事とか分かりましたし少しは進展したので良しとします。
月光館での生活の方は伯爵や皆のおかげですっごく慣れました。
伯爵は月一くらいの頻度で月光館に遊びに来てくれるし、ついこの間雇った妖精メイド達とも遊んだりするし、小悪魔とは毎日のように一緒に魔法談義をしたり、ヴァルターも入れて女子会を開いたりしている。
これまで小悪魔が魔法で管理していた月光館も今では、私に引き継がれてますし、許可を取って自分なりに館に魔法を施したりもしました。
魔法が身近にある生活はとても充実していて、魔法の研究ばかりして過ごす毎日はすごく楽しくて幸せです。
ヴァルターもそんな私を執事として一生懸命に支えてくれます。
最近はわがままを言っちゃったりして多少困らせちゃったりもしちゃいましたが・・・
でもでも!
優しくて私を超甘やかしてくれるヴァルターは何でも許してくれるのでつい甘えちゃう訳です!
コンコンコン
そして、今日も今日とて眠たくてベッドから起きられない私をヴァルターが優しく起こしに部屋までやってきてくれたみたいです。
「ヒキニート様。入りますね?」
「だ、誰がヒキニートですか!引き込もりは自覚ありますけど、ニートはやめてください!」
親愛なる執事からの顔面ストレートパンチのような強烈な暴言に先程まで微睡んでいた意識が急激に覚醒する。
・・・うぅ、いきなりのヒキニート呼ばわり・・・。
あんなに優しくて礼儀正しかったヴァルターは何処へ・・・。
た、確かに、小悪魔やヴァルターやスカーレット伯爵や妖精メイド達とお茶する以外ではろくに月光館・・・もっと言えばその地下の図書室や、自室から出る事はあんまりありませんでした。
だから引きこもりと言われてもしょうがないでしょう。
で、でも、ちゃんと伯爵や小悪魔のお願いとか聞きながら、ヴァルターのお手伝いとかもしていました。
妖精メイド達に混ざってお掃除とかもたまにしてます。
ほ、本当ですよ?
あんまり外に出ない私は確かに引き込もりだけど、ちゃんと家事の手伝いとかたまに・・・たま〜にしてるからニートじゃない・・・はずなのです!
だから、ヴァルター!
そんなダメ人間を見るような目で私を見ないでぇ。
「冗談ですよヒキコウモリ様、本日は紅魔館で、パーティがあるようです。こんな所に閉じこもって、引き込もらずに参加なされてはどうですか?」
・・ぐぬぬ。
ヴァルターもこの50年でハッキリと言うようになりましたね。
距離感が近くなって喜ぶべきでしょうけど、なんか複雑です・・・
「うぅ、ヴァルターが厳しいよぉ。昔のヴァルターは何でも笑って許してくれるくらい優しかったのにぃ。どうしてぇ・・・」
「胸に手を当ててご自身がこれまでに私にしてきた事を思い出してみて下さい。」
「ごめんなさい。」
今までヴァルターにしてきた無茶ぶりやセクハラを吸血鬼の超速思考で思い出した私は迷わず迅速に土下座を敢行した。
「今度許可なく耳や尻尾を触ったりしたら、どうなるか分かりますよね?アズール様?」
「出来る限り最大限にもふもふ欲を我慢しますのでお許しください。」
土下座しながら許しを乞う主人(私)とそんな私を冷めた目で見ている執事(ヴァルター)。
傍から見るとどっちが主人か分からなさそうだ。
・・・でももふもふ欲が我慢の限界に達したら自分でも何するか分からないのですよ。
適度に発散する方が良いと思うのですよね。
あれですよ、あれ。
猫のお腹をスーハースーハーするやつ。
猫吸いって言うんでしたっけ?
ヴァルターを見てると猫吸いみたいに吸いたくなるんですよね。
多分ヴァルターからは依存性の極めて高いヴァルター成分が漏れ出てるんですよ。
だからやめられないって訳です。
今度またコソッとやっちゃおうかな〜。
「・・・あの狂気の沙汰は猫吸いと言うのですね・・・あの時みたいな狂行を今度またやったら本気でぶっ飛ばしますからね。」
「ハイ。ガマンシマス・・・」
かなり据わった赤い眼を光らせてギロリと見てくるヴァルターに土下座のレベルを1段階上げて、額を地面に擦り付けながら土下座する。
・・・そうだった。
ヴァルターには考えてる事がある程度バレちゃうんでした。
経験上ヴァルターが赤い眼を光らせ始めた時は逆らわない方が良いのです。
このレベル2土下座〖額擦らせ土下座〗で駄目なら3段階ある私の土下座レベルの最終レベル〖逆立ち土下座〗を初めて使う必要があるかもしれませんね・・・
レベル2で許してくれれば良いのですが・・・
ぐぬぬ・・・それにしても今回のもふもふ欲はどこまで我慢できるでしょうか・・・
かなり不安です・・・
怒っているヴァルターに対して土下座し続ける事10分。
そろそろレベル3土下座に移行するべきかと考え始めた私の耳に呆れた様なため息が聞こえてきた。
・・・よし!
なんとかなりました。
ヴァルターが呆れた様にため息を吐く時は呆れつつも許してくれる時なのでここが土下座のやめ時なのです。
今回もレベル2土下座で済みました。
土下座をやめてひょっこり立ち上がった私を見てヴァルターはなんとも言えない顔で何か言いたそうにしているが、何か言われる前に先程ヴァルターが言っていたパーティーについてヴァルターに聞いてみる事にする。
「こほん。・・・パ、パーティーですか?楽しそうですね。でも一体何のパーティーなのでしょうか?」
「くっ・・・まぁ良いです。・・・アズール様は引き込もりなので知らないとは存じますがつい先程、伯爵のご夫人が長い旅から帰ってきたようです。今回のパーティーは旅から帰ってきた夫人の歓迎パーティーのようです。」
「うぇ!?あの伯爵に夫人なんてものがいたのですか!?初耳、私それ初耳です!」
うぇぇ!?
伯爵って結婚してたの!?
だ、だって伯爵の見た目はまだ小学生みたいなちっちゃな子供の姿なのに?
見た目は子供、身体は大人って訳ですか!?(?)
「流石に性格が悪い伯爵と言えども貴族を名乗っている訳ですから、夫人くらいいますよ。」
ヴァルターは昔に伯爵に騙された経験があるからか、伯爵の事となるとちょっとだけお口が悪くなっちゃうのだ。
「もっとも、スカーレット家を継ぐ世継ぎはまだまだ生まれないようですが。」
「へぇ。・・・そ、そういえば妖怪同士で結婚したら子供が作れるんですね・・・。・・・いや、あの。・・・その・・・ど、どうやって赤ちゃんが出来るのですか?」
「・・・ど、どうやってって、それは、その、や、やる事やったら出来るんじゃないでしょうか・・・」
「な、なるほど・・・」
赤面しながら答えるヴァルター。
答えにくい質問をしちゃったようだ。
私の前世の知識で見た書物にはスカーレット伯爵の子孫達が登場していたので、伯爵達はやる事はやっちゃうのかもしれない。
「そ、それにしても夫人は随分と長い間留守にしてたみたいですね。歓迎パーティーだなんて伯爵も隅に置けない男の子ですねぇ。」
私が変な質問をしちゃってちょっと気まずい雰囲気になっちゃったので違う事を聞いてみる。
「私が紅魔館に雇われるずっと前から放浪の旅に出ておられたようなので、私も詳しくは存じ上げませんが、昔小悪魔から聞いた話によるとかなり仲睦まじい夫婦のようですよ。」
「ふむふむ、ちなみにヴァルターが紅魔館に雇われたのはいつの事なのですか?」
「今から大体60年くらい前です。」
お、おぉ・・。
60年以上も家を出て、旅をしていたのか。
なんというフットワークの軽さだろうか。
他称引き込もりの私には考えられない。
「ちなみに、パーティーに出席するのは、スカーレット夫妻と小悪魔、それと夫人が連れていた従者、後は伯爵の知人の〖人間〗の5人だそうです。」
ほほぅ、〖人間〗・・・ですか。
こんな人外だらけのパーティーに参加するとはその人間も肝がすわってそうですね。
この50年間、ヴァルターや伯爵、小悪魔、妖精メイド達としか話す相手がいなかったからか、新しい人にはちょっとコミュ障を
「ところでパーティーはいつ始まるのですか?」
「・・・そういえば、分かりません。私も先程小悪魔から話を聞いた所なので。何時まで経っても自分で起きてこない主を起こす為に、詳しい時間を聞くのを失念してしまいました。」
「ぐぬぬ。いつもありがとうございますヴァルター。」
確かにこの50年ヴァルターが全部お世話してくれるもんだから起こしに来てくれるまではグータラ、超甘えてしまっていた。
このままではダメ人間みたいになってしまう・・・吸血鬼だけど。
ちょっとは自分で頑張らないと。
とりあえずベッドのシワを綺麗にしようかと思ったが、振り返ると既にベッドのシーツは綺麗になっていた。
いつの間に・・・。
・・・どれもこれも、うちの
ジト目で私を見ながらため息を吐いたヴァルターは小悪魔に再度話を聞いて来ると部屋を出て行った。
残された私はとりあえず〖服飾魔法〗でいつもの服に着替える事にする。
私が開発したこの服飾魔法は、頭の中で描いた服飾を魔力で創造して装備する事ができちゃう魔法だ。
これがとっても便利で普段着や寝間着は全てこの服飾魔法で着替えを済ませてしまえる。
小悪魔曰く魔力を物質に変化させるのは至難の業で、そんなにポンポン作れないと言っていたのですが、私は魔力を物資に変化させるのが得意なのか、何故か始めから出来ちゃいました。
今のところ、この魔法が扱えるのは私だけで小悪魔にすらこの魔法の運用は難しいらしい。
ちなみに創造した服などは私の意思で魔力に還元し消す事もできる。
1度ヴァルターに魔力でできた服をプレゼントした際に、悪戯心から服を消してあられも無い姿にした事があったがその時は涙目のヴァルターにすっごく怒られた。
というか口も聞いてくれなくなったので泣きながら謝って、その後魔力に還元されないように調整(すごく疲れた)した服を5着程プレゼントしてようやく機嫌を直してもらった。
あの時は大変だった。
それからはヴァルターをからかう時はやりすぎないようにからかおうと心に決めた。
それでもからかうのをやめる事はできない。
だって可愛いんだもの。
まぁそれからも何度か同じ様な事がありましたが、根が優しいヴァルターはなんやかんや許してくれるのだ。
もうヴァルター大好き!
服飾魔法の他にも独自に魔法開発に
この吸血鬼の身体の性能はとっても高いらしく、研究、開発に大いに役にたった。
もうすでに様々な魔法の開発に成功しており、自分で魔導書も書けるくらいには魔法を極めていると自負している。
それに、50年も経ったけどいまだに魔法に対する興味や探究心は衰えないどころか、更に高まっている。
まぁ流石に50年前みたいに興奮しすぎる事は無くなったが、それでも魔法への愛は、有頂天通り過ぎて大気圏突入するくらいまで高まっている。
あぁ、考えてたら魔法の研究したくなってきた。
パーティーが始まるまでは地下の図書館に篭ろうかな。
と、いつものルーティンで地下の図書館へと転移魔法(小悪魔に教えてもらった高度な魔法)で移動しようとしていると・・・
「貴方がアズールちゃんね?」
後ろからコロコロした可愛らしい鈴のような声が聞こえた。
いきなり声をかけられた事にびっくりして、ビクリと震えて振り返るとそこには可愛らしい女の子がニコニコしながら立っていた。
歳は12.3歳くらいだろうか、美しく艶のある金髪はロングヘアで目は真紅、赤と白のドレス、黒いスカートを履いている。
絶世の美少女という表現がしっくりくるくらいのかなりの美少女だ。
そんな美少女に見つめられてちょっとドキドキする・・・
それにしてもいつの間に私の背後にいたのか。
思案にふけっていたから気付かなかった・・・。
とにかく、この子は多分さっきヴァルターが言っていた・・・
あ、挨拶しないと・・・
「おは、おはようございましゅ、伯爵夫人。は、はじめまして。私はあじゅ、アズールと申します。紅魔館で厄介になってます一般吸血鬼です。以後よろしくお願いいたします。」
その美少女には綺麗な赤い宝石がぶら下がる茶色い枝のような羽?が付いている。
前世の知識からも、何やら面影に特徴があるからか、連想してすぐにこの女の子がスカーレット夫人であると理解できた。
知らない人に久しぶりに声をかけたからかちょっとキョドっちゃったけど、ちゃんと挨拶できた・・・多分。
「あらあらぁ。そんなに緊張しなくても大丈夫よぉ。知っているようだけど、はじめまして、私はスカーレット伯爵の妻です。名前はあってないようなものだから気軽に夫人もしくはお姉さんかお姉ちゃんって呼んでね。」
・・・なんだろう。
私と同じくらいの歳の女の子の
なんというか・・・大人の余裕?っていうのだろうか。
さすが、真祖と言われる伯爵の夫人だけあってカリスマがひしひしと伝わってくる。
しょっちゅうカリスマブレイクする残念な伯爵とは全然違う。
とりあえず、ちょっとオドオドしちゃったが無事に自己紹介を終える事ができた・・・かな?
ふ、ふっふっふ。
この50年でコミュ障になっちゃったかなと思いましたが大丈夫そうですね♪
ホッとして、とりあえずニッコリと笑顔を夫人に向けてみる。
すると自己紹介を終えた夫人が顔を赤くさせて、突如としてぷるぷると震え出した。
ど、どうしたのだろう。
「・・もう、我慢・・できないわぁ。」
バシュッ、ゴオオ。
ギュー。
!?
気が付けば私は夫人に抱きしめられていた。
うぇ!?はっ!?な、なんで!?どうして!?
「ちょ!?まっ、夫人!いきなりどうしたんれすか?そんなにすっごい力で抱き締められたら超苦しいんですけど!?」
突如として豹変した夫人に慌てふためく。
「きゃ〜、何この可愛くて愛らしい生き物。抱き心地も最高!反応もすっごく可愛らしいわぁ。ねぇねぇアズちゃん。お姉さんの妹にならない?妹になるって言うまで離さないからぁ!」
ちょ、この子力強っ!?
ぐぅ、首がぁ、首がしまるぅ。お、折れるぅ。てかもう何本か折れてるぅ。
そ、それになんか目が、目にハイライト入ってない!?
こ、怖いぃ。
「クンカクンカクンカクンカ・・・すぅ〜はぁ〜すぅ〜はぁ〜・・・あはぁ☆良いにほひ・・・」
「ひ、ひぃ。ゃ、ゃぁ」
凄い力で抱き締められたまま私のお腹に夫人が顔を押し付けてスーハースーハーと匂いを嗅いできた。
ジタバタ暴れてみようにも単純な力では夫人の方が圧倒的に強いようでビクともしない。
ど、どうしようこれ、詰んだ?
「・・・いや、戻ってきたらこの状況。一体全体何が起こって・・・」
「あれれ〜。奥様は伯爵様とお話していたのでは〜?」
そんな時、部屋にヴァルターと小悪魔が入ってきた。
「ヴァっヴァルター!だしゅ、だ、だしゅけてぇ!っぐぇ」
恥も外聞も殴り捨てて、涙目で震えながらヴァルターに助けを求める。
その間にも私の全身の骨からはミシミシと軋む音であったり、バキバキと鳴っちゃいけないような音までも鳴り始めて恐怖でガチ泣きになりそうになる。
その後、ヴァルターに小悪魔に、名前も知らない赤い髪の女の子と更には、何故か既にカリスマブレイクしてた伯爵の手によってようやく私は救出された。
「・・・もう、おま、お前はぁ。自由すぎなの!ちょっとは自重してぇ」
と、ちょっと涙目の伯爵。
「自己紹介までは我慢出来てたわぁ。でも、アズちゃん可愛すぎて自己紹介までしか持たなかったわぁ。」
と妖艶な笑みで私を見る小学生低学年くらいの夫人。
・・・訂正する。
この夫婦2人ともカリスマブレイクするって事で似た者同士である。
まぁブレイクの仕方が夫人はぶっ飛んでるけど。
救出された私はちょっとの間、生まれた子鹿みたいにプルプルと震えていた。
そんな私をヴァルターはそっと抱き締めてくれる。
もう・・・本当に。
ヴァルターだいしゅき。
もう猫吸いなんて酷い事絶対にしないからね!
あのときはごめんねう゛ぁるたあ・・・
その後、パーティーはなんと今からとの事で皆でそのままの足で紅魔館へと向かう事になった。
向かう途中、頬を染めて、危なそうな目でこちらを見てくる夫人が怖くてヴァルターの後ろでずっと服を摘んで隠れていた。
・・・どうしよう。
ショックでほんとにコミュ障になりそう。
〖後書き〗
さて、今回登場したスカーレット夫人はアズちゃんに惹かれ、当分は旅をせずに紅魔館に居座る事にしたようです。
スカーレット夫人の暴走ぶりは昔からたまにあるようで、その都度伯爵は頭を抱えているみたいです。f^^*)
キャラ紹介
スカーレット夫人
イメージ図
【挿絵表示】
種族:吸血鬼(真祖)
能力:ありとあらゆるものを見通す程度の能力
古代より存在する吸血鬼の真祖。
スカーレット伯爵とは数えられなくなるくらい昔からつるんでおり、紆余曲折あり夫婦となった・・・が、夫人は放浪癖があり、大人しくしたい伯爵とは裏腹にとっても行動的であるため、2人でゆったり過ごす事は少ない。
でもお互いがお互いを愛しており、お互いの能力の欠点についてどうにかしてあげたいと思っている。
夫人の放浪癖は能力の欠点によるもの。
愛する夫の能力の欠点に良い変化を与えてくれたアズールに対する好感度はうなぎ登りに上がっている。
可愛らしいものに目がない。
次話はスカーレット夫人の視点でのお話です。