細かい事は気にしないで下さい。
全ては妄想です。
とある転生者の話をしよう。
呪術師を生業とする家系の数ある一つ、
伝説の尼僧、八百比丘尼の子孫、
そしてあの法師陰陽師、蘆屋道満の子孫である
その二十三代目当主になるべく生まれた少女こそ
人魚の力を受け継ぐ暗上家は、子孫を残しにくい代わりに生まれてくる子どもは皆、優秀だった。
しかし、一族皆優秀だったからなのか、はたまた呪術界上層部の陰謀か、
誰かもわからぬ謎の存在に突如、一族皆殺しにされてしまったのさ。
道昴を除いて、全員。
人血は飛び散り、首は落とされ、広がるのは狂いそうな地獄絵図。
息ある者は一人も居らず、静寂包む炎の海。
最後に残ったのは自我すら芽生えぬ少女の泣き声、
助けを呼んでも誰も来ない。
泣き続ける気力も無くなって、道昴が絶望しそうになったその刹那、
彼女の影から現れたのはn『えぇ...そこまで言ってしまうんです?』
...む、キミは...
『最高最優の陰陽師です。お久しぶりですね、花の魔術師殿。』
あぁ、久しぶり。やはりキミも見ていたかい。
いやぁ‼︎そうだろうそうだろぅ‼︎なんせ今日はなかなか面白いモノが見れそうだからね!
転生者である道昴は前世の記憶を思い出し、暗上家と繋がりのあった禪院家に引き取られる。今日はその記念すべき初訪問‼︎
『転生者であれ、あの大莫迦者の子孫ですから。特に前髪の横の左右の癖毛なんか似ています。』
おや?まさか、
いくら面白そうとはいえ、キミが入れば歯車が大きく狂うんじゃないかい?
『いや、そこまで深入りするつもりはありませんよ。
まずまず、介入するかも道昴次第ですしね。
...それに、もう歯車は狂っている。彼女がどこまで
あぁそうか確かに、まず彼女がイレギュラーだからね。
にしても、世界もよく転生者を受け入れたものだよ。
巷で話題の『異世界転生モノ』、ついに
『私達が表舞台に居た頃より随分と、世界の理も変わりましたから。まさか魔術師という人種が消えるとは思いませんでしたが。』
いやぁ、今や神秘が残るのは極東の島国のみ。
それも『呪術』として独自に変化していき、「」も目指す者などいなくなった。
『本当です。でも世界は、いつ見ても飽きない。
...ふぅ、それでは私は此処で御暇させて戴きしょう。
そろそろ彼女も禪院本家に着きそうですし、貴方の様に籠るこだわりもありませんし、すぐ側ですから直に覗いても良いかと思いまして__』
そうしてあんなこんなで転生者:暗上道昴は、
グランド碌でなしに覗き見されることになってしまった...。
〜ーーーーー〜
私、暗上道昴。
ゲーム大好き。マンガ大好き。アニメ大好き、な、高校一年‼︎
...だった女。
なーんと私‼︎転生した矢先、一族皆殺しにされて1人生き残った。
うーわー‼︎なんやこれカオス。(半ば自暴自棄)
そして身寄りのなくなった私と、それから暗上家は御三家の中でも繋がり(腐れ縁的な)があった禪院家に引き取られることになった。
...おわかりいただけたろうか。
そう、私が転生してしまったのは、...
アレだ。
かの鬼畜成分90%越え(当社調べ)の恐ろしき呪いの世界‼︎
転生したら最後、死亡フラグを折り続けなければならない人生のハードモード‼︎
『呪術廻戦』...‼︎
イ゛ーーーーーヤ゛ァアァアアァアッ‼︎(汚い高音)
私なんかしたッ⁉︎悪いことした⁉︎なんもしてないよ⁉︎
強いて言うなら前世最後の晩餐カップラーメンにしちゃったくらいだよ⁉︎
考えるだけで吐きそう‼︎吐かないけど‼︎
【こら、道昴。嫁入り前の娘がそんなに叫ぶでない。】
うぅ...だって...禪院なんて...魔窟ですよ魔窟‼︎
男尊女卑蔓延る魑魅魍魎が跋扈するあのッ‼︎
権力に溺れた老害が...えーっと、いーちぃ...にぃーいぃ...(グスっ)
【平安の世では貴族はその様なものだったが。】
えぇ...前から聞いてましたけど、御三家と肩並べるって...
平安時代ってどこの後宮ですか?何チャンでやってる昼ドラ?DV夫どんだけいるんですか⁉︎
【いや、平安の世にも源氏物語のように......愛のある話も.......ある。】
でも現代と価値観違うから倫理的にアウトなのも多いですし....イケメンだからって何でもして良い訳じゃないじゃないですかクッソ直哉ァ‼︎
ていうか、間の沈黙は何ですか⁉︎
【...まぁ、なってしまったものは仕方があるまい。いざとなれば禪院の人間、皆殺しにすれば良い事。】
いや、良くないですよ。
「お嬢様。お迎えに参りました。」
(ゲッ、もう迎えの車来やがった)
【どうする、逃げるか?】
(いや逃げませんけど逃げたい。)
「どうされましたか。」
絶対私のことお嬢様なんて思ってないでしょコイツ。
「いえ、大丈夫です。行きましょう。」
だがちゃんと返事はする。
どんな時も余裕を持って優雅たれって言うし。ケッ。
そして、小声で、それでいて力強く、
「行きますよ、顕光殿‼︎」
そして私は、魔境へ向かう一歩を踏み出した。
___この世界は始めから狂っている。
普遍な様で狂った少女と、余りに優しい怨霊の物語。
泥だらけでも美しく、穢れていても愛おしく。
偽りの太陽は要らず、
撃ち落として、新しく創って見せよう。
舞台の幕は上がっております。
さぁさぁ皆様御照覧あれ。
[続く...かもしれないし続かないかもしれない。(どっちなんだ)]
最後まで読んでくださりありがとうございました‼︎
感想、評価、今後の参考の為にくださると嬉しいです‼︎
【設定(妄想120%)】
_暗上道昴_
元気にオタ活していた高一女子、だったがトラックに轢かれて転生した。呪術廻戦は禪院本家のあの騒動までみていて、FGOはアヴァロンまでプレイ。メンタルは強い方で切り替えははやく、適応能力も高い。
生得術式は少量の水から大量の呪力を生み出すもの。逆も一応できる。
これは人魚の力を受け継いだ暗上家の相伝術式である。
暗上家は人ならざる八百比丘尼の血を継いでいるので、子どもが生まれにくい。そのため、男女問わず生まれれば大切にされる。
ちなみに道昴は最低限女に見えればいいと思ってかいてます。
女にも見えない?うーむ。
_藤原顕光_
道長憎くて呪ったマン。悪霊左府。
なんの因果か道昴に取り憑く特級過呪怨霊になっている。
道満を播磨からスカウトしてお付きの陰陽師にした。
子ども大好き優しいお父さんポジ。貰えるもんは貰っとけ主義。一族虐殺の時に道昴を助けた。道昴とだけ念話ができるがそれ以外の人は基本無理。喋らない方が迫力あると思って声帯作んなかったが味覚はある。道昴以外との会話は、道昴を介しての通訳か何処からか取り出してきたホワイトボードとペン。現代の言葉は粗方マスターしたし、価値観も生前から少し現代寄りだった。
_蘆屋道満_
八百比丘尼の父。
人でなくなった娘を人に戻すために陰陽道を極めた。
そんな道満をスカウトして京に連れて行って陰陽道を極める手助けをしたのが顕光殿。その為、顕光殿に恩を感じている。そして顕光殿と都に呪いばら撒いた。生真面目。
_安倍晴明(イマジナリー)_
私が考えたはるあきら。
コイツは絶対にだらしないし、
コイツは絶対ツンデレが大好き。
コイツは絶対抵抗されるのが好き。
なお、グランドろくでなし。
_晴明の妻_
絶対、絶対、道満は寝取ってないし奥さんも寝取られてない。
絶対にツンデレ。きっと嫉妬を飼い慣らす様な強い人だった筈。
デレたら世界が救われるんだ。
_八百比丘尼_
蘆屋道満の娘。
研究する為に道満が持ち帰ってきた人魚の肉をとある事件により食べることになる。
ちなみに、かのドスケベ歩く18禁尼の要素は無い。
_道満の妻_
天真爛漫で元気な人だったんじゃなかろうか。
きっと周りを明るくする活発な方。
どちらかというと道満とは反対なトラブルメーカー寄りの人だ。
でもちゃんと妻と母はこなす。
八百比丘尼と道満を心配しながら亡くなった。
設定は以上です。
最後に重ねて、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました‼︎
(追記)設定を少々変更いたしました。
変更点:道昴は現時点での年齢不明、
道昴の生得術式の詳細、
道昴の転生前のFGOの進行度は曼荼羅までではなくアヴァロンまでプレイ、となっております。