双面の転生喰種   作:チュパシャブリーノ四世

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双面11

俺は急いでトーカちゃんの部屋に行った

 

雛実ちゃんから場所はトーカちゃんの部屋にしてくれと言われたからだ

 

俺がチャイムを鳴らすとトーカちゃんが出てくる

 

「もう話はついたから帰んなよ」

 

そういい出てくるトーカちゃんからはほんのりと血の香がした

 

「・・・・・ケガ、したの?」

 

「は?どこもしてないけど?」

 

「あんていく・・・・・ボロボロだったの見たよ」

 

「だから?」

 

「制服の切れ端が落ちてた・・・・・血も沢山」

 

「だったら何」

 

「君はいったよね・・・・・他は人間だって。なら君が怪我をしたとおもうだろ?通報されてないし」

 

「・・・・・はぁ」

 

トーカちゃんはやっと部屋に入れてくれる

 

「お兄ちゃんゴメンなさい・・・・・私びっくりしちゃって」

 

「いいよ雛実ちゃん」

 

「ほら雛実も大丈夫だから」

 

さて・・・・・雛実ちゃんが連絡するものの口止めされる

 

トーカちゃんが負ける・・・・もしくは手傷を終わされる程の強さ

 

現在のCCGでの情報

 

俺はあらゆる情報をピースにしてはめていく

 

まずはこのピースから

 

「・・・・・ヤモリがあんていくに来のか」

 

そう最近20区に来ていた大物はそのくらいである

 

「っ!?」

 

あたりか

 

「そして・・・・・何かを奪われた」

 

その言葉にトーカちゃんは苦虫を噛み潰したようになる

 

「・・・・・雛実ちゃんが口止めをされた事を考えると喰種・・・・・そう、あんていくにいる三人目の仲間がいたと想定される。」

 

「・・・・・・・」

 

「答えは君ともう一人がいて、そこへヤモリの襲撃、もう一人が拐われたときき雛実が焦って俺に電話・・・・・しかし俺がCCGであることから身内で片付けるために口止めと言ったところか」

 

「・・・・・・」

 

トーカちゃんは不機嫌そうにそっぽを向く

 

「最後の確認だ・・・・・・・トーカちゃんはヤモリに傷つけられた。間違いない?」

 

「そうだよ・・・・・・全部あってる」

 

「トーカちゃん・・・・・ヤモリは俺が殺してあげるからこの件から手を引いたほうがいい」

 

「あんたには関係ないことでしょ!!・・・・・もうほっといてよ」

 

「・・・・・・・・俺は」

 

「お願いだから・・・・・・ほっといて」

 

深く探りすぎたか

 

「雛実ちゃん・・・・これ」

 

俺はドラゴンフルーツのような形をしたものを差し出す

 

それは俺の鱗赫である

 

「なにこれ?」

 

「・・・・・俺のクインケ、まぁ特殊なやり方で人間の食べ物の味とか凄い旨そうな匂いとかいろいろ面白い能力の詰まったクインケなんだ。

鱗を向いて中身を食べてみてよ・・・・・今日はケーキの味にしたから、大丈夫喰種でも美味しく食べれるのは実証済だから」

 

 

「え?・・・・本当?」

 

「あぁ、だから元気だしてさ。また困ったことがあったら電話してくれよ」

 

俺は雛実ちゃんを撫でるとトーカちゃんの部屋からでる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間後

 

時は来た

 

11区青桐の樹掃討作戦

 

丸手特等指揮の下

 

他は一足早く戦闘に入っている

 

「・・・・・・・この数奇な運命に感謝しよう」

 

俺は戦闘衣装に身を包む

 

俺だけが人側として本気で闘うと心に決めたときの格好

 

「ヤモリ・・・・・お前が俺の逆鱗に触れてくれた。故に・・・・・・俺は本気をだせる」

 

純白の袴の帯をしめ腹にサラシを巻く

 

「俺はお前が嫌いだ・・・・・・故に殺せるこの運命に感謝しよう」

 

俺は純白のコートを見に纏い

 

クインケ【紅桜】を手にもち

 

ゆっくりと踏み締めてあるきだす

 

「さぁ・・・・・・・・祭りだ祭りだ、楽しい祭りが始まるよ」

 

俺は先行した部隊が戦ってる中ゆっくり歩きながら現場へと歩いていく

 

「あ?・・・・・随分と寒そうな格好のわりに遅刻か?鬼咲」

 

「くくくく・・・・・・楽しい楽しい祭りが始まってるよ」

 

「ちっ!・・・・・総員!道をあけろ!」

 

その言葉に全員が急いで動く

 

そんな目で見るなよ

 

今日は祭りだろ?

 

「さぁ!敵も味方も踊り狂おう!!祭りを楽しもう!!!」

 

どうした?笑って逝こうぜ?

 

俺のまわりに銃弾が飛んでくる

 

「今日は楽しい!!!血祭りの夜なんだから!!!」

 

「・・・・・イカレてる」

 

ポツリポツリと聞こえる罵声は祭りの笛の音の様だ

 

「ははっ!」

 

俺は楯を近くの捜査官から奪うと走り出す

 

頭の上から響く

 

カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン

 

祭りの太鼓の音が鳴り響くよ

 

「さぁ!踊って!騒いで!狂って!呑んで!喰らって!騒ごうぜ!」

 

目の前の建物に突っ込んでいく

 

ここは青桐の樹のアジト

 

ヤモリの居場所である

 

「楽しまなきゃ損!損!」

 

俺は入口に出てくる喰種を見つける

 

建物の入口

 

銃弾は飛んでこない

 

10体くらいだろうか

 

俺は盾を捨て

 

紅桜を鞘から抜くと

 

斬りふせる

 

花火が弾けた

 

真っ赤な花火が暗闇に咲いた

 

「綺麗な花火だ」

 

俺に花火の残骸が降ってくる

 

「お前も呑め紅桜」

 

俺は近くの喰種に刺すと

 

脈打ちながら血を吸い上げる

 

近くのガラスに写る俺は灰色の髪も純白の衣装真紅に染まりつつある

 

「・・・・・そうか足りないか」

 

俺が紅桜を引き抜くと死体は干からびていた

 

フィィィィィィィと甲高い音が手元から聞こえる

 

「今夜は祭りだ潰れるまで呑みまくろうぜ・・・・・紅桜」

 

とりあえず殺すか

 

俺は

 

斬って

 

殺して

 

刺して

 

抉って

 

バラバラにして

 

染まる

 

そして俺はたどり着く

 

「・・・・・・やぁ、金木君で良かったかな?」

 

べちゃべちゃと気持ちのいい音を立てながら俺は一つの部屋に入っていく

 

「・・・・・・あなたは鬼咲さん。そこをどいてくれますか?あなたを殺したくない」

 

俺は彼を無視してヤモリのもとへ行く

 

彼は喰われ無残な姿になっている

 

しかし虫の息であった

 

素晴らしい

 

「・・・・・やぁ、ヤモリ。これわかる?」

 

「はぁ・・・・はぁ・・・・り、龍の・・・・宝玉」

 

俺は一つのドラゴンフルーツの形をしたものを出す

 

「これRc細胞の塊なのは知ってるよね?」

 

「そ・・・・それを・・・・喰わせろ!!!」

 

俺はヤモリの顔の近くに落とす

 

「・・・・いいよ」

 

その瞬間俺の方に何かが飛んでくる

 

「ん?」

 

俺は紅桜で防ぐと何かが目の前を通る

 

「足?」

 

俺の前を飛んでいったのは足のようだ

 

ゆっくり後ろを振り向くと

 

「どういうつもりですか?鬼咲さん」

 

「金木君・・・・・こそ喰種だとは」

 

「・・・・・・」

 

「知ってたけどね?」

 

「え・・・・」

 

「まぁどうでもいいわ、俺の玩具はコイツだから。それとも君が遊んでくれるかい?片脚で」

 

「・・・・・・」ぐじゅぐじゅ

 

彼の足はすぐさま生え変わった

 

「・・・・・・」ちらっ

 

俺がヤモリを見ると徐々に回復を始めている

 

「1分やる、消えるか、死ぬか選ばせてやるよ」

 

「すみませんが気絶してもらいます」

 

彼は赫子を出すが

 

遅いよ

 

欠伸が出そうだ

 

「ふあぁ~~~~」

 

俺はゆっくり手足を切り落す

 

「え?」

 

「さてと・・・・・・メインディッシュと行こうか」

 

俺が待ちかねたご馳走がゆっくりと起き上がる

 

「ふぅ!ふぅ!・・・・・捜査官!!!金木!!!どっちも喰ってや「うるさいよ」っ!?」

 

起き上がった鼻から上をヘルメットみたいに赫子をかぶり右腕に纏わせる大男の下顎を切り落とす

 

「ヤモリ・・・・・お前は俺の女を傷つけた。だから今宵の祭りの主役はお前だ」

 

「ああああああああああああ!!!!」

 

右腕に纏わせた赫子を俺に突き刺そうとしてくるが

 

俺は真っ二つに斬る

 

「ひぎゃあああああああああ!!!!!」

 

「それ」

 

残った半分の右腕を斬りおとす

 

「ああああああああああ!!!」

 

「次は左」

 

「ああああああああああああ!!!!!」

 

俺は四肢を丁寧につけねから斬り落とす

 

「あああぐううう」

 

「弱いな・・・・・ヤモリ」

 

俺は右目に刃をゆっくりとさしていく

 

「ぎゃあ”あ”あ”あああああああああああ!!!!!」

 

あぁ・・・・・・つまんね

 

やっぱ痛めつけてもなんにも思えねぇ

 

「弱くてつまんねぇから死んで良いよ?」

 

俺は首を斬り

 

体を縦に真っ二つにする

 

そして斬った頭に張り紙をして金木を見る

 

「じゃあね」

 

「こ・・・・殺さないんですか?」

 

「え?だって君まだレートないし、弱いし、つまんないし・・・・・・・なにより君程度の存在いくら強くても簡単にいつでも殺せるからね。俺は今日はトーカちゃんを傷つけたコイツを殺しに来ただけだし」

 

俺は四肢が生え代わりつつあるのを軽く眺めその場を去る

 

これでトーカちゃんを傷つけた奴がいなくなった

 

余は満足じゃ

 

すうっと晴れた心を空いっぱいに発散させようと屋上へと足を進める

 

びっちゃびっちゃと足が弾む

 

俺の前に現れる花火台が

 

俺の爽快感を祝うように大量の花火が闇の中で咲き乱れる

 

ばんっ!!!

 

俺が屋上の扉を開けると

 

「・・・・・・は?」

 

そこには涙を流しながら炎が揺らめいているような美しい翼を出して組み伏せられるトーカちゃん

 

そして組み伏しているイケメンが喰い散らかしていた

 

「・・・・・てめぇ!俺の女に何してんだ?」

 

俺は紅桜を肩に担ぎながらイケメンを睨む

 

「てめぇ・・・・・血で真紅に染まった吹くに黒い刃に血管がついてるようなキモい見た目の刀、最近噂のCCGのイカレ捜査官【赤鬼】か。

俺の女?・・・・知ってるのか?コイツが喰種だって!!!」

 

そういいイケメンはトーカちゃんの髪を掴み頭を持ち上げて俺に見せる

 

「てぇめぇが人間に拘る理由が男だとはな!!この阿婆擦れが!!てめぇの男が死ぬとこをよく見ろや!」

 

「先輩!!!!」

 

イケメンから無数の尖った塊が飛んでくる

 

 

 

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