ウマ娘×仮面ライダー   作:名無し

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トウカイテイオー×左翔太郎

テイオー「探偵?えー!ズルいズルいズルい〜!」

 

翔太郎「ズルいって…何が!」

 

翔太郎がしがみつくテイオーを引っ剥がしながら問いかける

 

テイオー「そんなにカッコいい役割、このボクにこそ相応しいと思わない?」

 

翔太郎「そうか?…ほとんど動物探しだけどな、あー…早く解放されたいぜ」

 

翔太郎(…ここで俺、左翔太郎の現状について語るとしよう

俺は今、ある時間の調査中だった、と言うのも…ガイアメモリが流出していると言う噂があったのだ

ここは俺の管轄じゃないが、街を泣かせたあの事件が再び起きるとなれば黙って見ているわけにもいかない

そこで俺は報告のあったトレセン学園前で張り込みをしていたところ…警備員にあえなく御用…

いつだったかの漫画家を思い出したぜ

まあ、理事長さんに事情を話し、(間に警察への連行、特状課という組織が何故か庇ってくれたなどの問題はあったが)なんとか理解してもらえた

そして監視付きという条件の元、学園内を捜査できる事となった)

 

そしてその監視がこのトウカイテイオー

 

テイオー「ねえねえ!せっかくならボクの走りを見て行かない?きっとファンになると思うよ!」

 

翔太郎「興味ねえ…俺は今仕事中だ」

 

テイオー「えー、ちょっとだけ!お願い!」

 

翔太郎「ったく…しょうがねえな…」

 

テイオー「にひひっ…あ!ウオッカ!」

 

ウオッカ「お?テイオー…あ、そいつが例の?」

 

翔太郎「例のってなんだよ、俺は左翔太郎、風都市の探偵だ」

 

ウオッカ「うおお…カッケェーッ!本物の探偵って初めて見た!で、なんの事件なんだ!?」

 

翔太郎「…お……フッ……あんまり深入りしようとするなよ、火傷するぜ?」

 

ウオッカ「くぅ〜っ!いいなぁ!俺もやりてぇ!」

 

テイオー「ダメ〜、翔太郎の監視役はボクだもんね!」

 

翔太郎「探偵だってのもさっき知ったくせに、良く言うぜ」

 

テイオー「そんなの関係ないよ!それにボクすごいんだよ?すっごく速いから犯人に追いつけるし〜」

 

ウオッカ「そんなの相手が人間ならみんなそうだろ?」

 

テイオー「う……」

 

翔太郎(相手が人間なら…か……ガイアメモリが流出した先がここだ、ウマ娘だらけのトレセン学園だ…

万が一ウマ娘がメモリを使用していたら…

適合率の高いガイアメモリは本人の意思を無視し、精神を汚染する…そうなる前に止めねえと…)

 

翔太郎「とりあえず、俺が探してるのはコレだ」

 

ジョーカーメモリを見せる

 

テイオー「USBメモリ?」

 

ウオッカ「その辺にあるやつとはちょっと違う…?」

 

翔太郎「もし見つけたら教えてくれ」

 

テイオー「OK!任せといて!」

 

ウオッカ「よーし、俺が先に見つけて…ん?」

 

翔太郎「…バイクだと?」

 

…あの赤いバイク…いや、それどころかジャケットも何もかも、白いヘルメット以外全部赤い…まさか…

 

翔太郎「照井…?ここは風都署の管轄外だろ…!」

 

ウオッカ「なんだあの赤いバイク…カッケぇ…」

 

翔太郎「っ…!」

 

照井がすぐそばでバイクを止め、降りる

ヘルメットを外し、片手にガイアメモリを持ちながらこちらを向く

 

翔太郎「ここは管轄外のハズだぜ」

 

照井「今日の俺は警察ではない、視察に来ただけだ…それと右」

 

翔太郎「左です」

 

照井「…左、これ、忘れ物だそうだ」

 

照井が空を指す

 

翔太郎「…何…?あれは…!」

 

飛んできたエクストリームメモリがフィリップの肉体を転送する

 

フィリップ「ひどいじゃないか、翔太郎、僕を置いていくなんて」

 

翔太郎「フィリップ…来ちまったのか…」

 

テイオー「ねえねえ!今どうやって出てきたの!?」

 

ウオッカ「なんだアレ!UFOか!?こうしちゃ居られねえ…ゴールドシップ読んでくる!」

 

テイオー「えー!?絶対ダメだよ!メチャクチャになっちゃうよー!」

 

フィリップ「…検索…ウマ娘……ゴールドシップ…鍵がかかっている…変だな、気になる」

 

翔太郎「待て、今急ぐべきなのはメモリに関する事だろ」

 

照井「それなら情報を持ってきた…カフェテリアに行くぞ」

 

フィリップ「そこに何があるんだい?」

 

照井「地球の記憶を喰う、化け物だ」

 

テイオー「ねえ!カフェテリアならボクが案内してあげるよ!」

 

翔太郎「子供は隠れてろ、危険だ」

 

照井「行くぞ、左、フィリップ」

 

テイオー「翔太郎!ちゃんとレース見てくれるんだよね!」

 

翔太郎「…ああ」

 

 

 

 

 

照井「居たな」

 

翔太郎「お前が犯人か!」

 

石動「…え?」

 

フィリップ「石動惣一、宇宙飛行士………情報が出てこない…」

 

照井「お前がガイアメモリを持ってる事はわかってる、さっさと出せ」

 

石動「ガイア、メモリ……ああ、これのことか?」

 

石動がメモリを一つ取り出す

 

『COBRA!』

 

メモリは一瞬光った後、パリンと音を立てて壊れる

 

照井「なっ…!」

 

石動「いやあ、これ自体に意思があるなんて面白いねェ…オレの力を利用しようとしてたみたいだけど、耐えきれずに逆に壊れちまった」

 

フィリップ「…何者だい?」

 

石動「イカした喫茶店のマスター…」

 

翔太郎「フィリップ、照井」

 

フィリップ「ああ」

 

『Cyclone! Joker!』

 

照井「変……」

 

『Accel!』

 

フィリップ&翔太郎「「変身!!」」

 

『Cyclone! Accel! Joker!』

 

照井「しぃん!!」

 

フィリップがカフェテリアの椅子に腰掛け、翔太郎と照井がそれぞれ変身する

仮面ライダーW(ダブル)、そしてアクセルに

 

石動「オイオイ、マジかよ…仮面ライダーが2人?…冗談だろ…」

 

『コブラ!』

 

石動「蒸血」

 

『コブラ…コッ・コブラ…!コブラ…!ファイヤー!』

 

照井「…ガイアメモリを使わない…!?」

 

石動「俺は、この通りでね?できれば戦いたくないけど、自分の身を守らせてもらうよ」

 

翔太郎「だとしても、コイツがメモリを壊せたことについて…詳しく聞く必要がある!」

 

フィリップ「いや、待つんだ翔太郎…こっちだ」

 

翔太郎「あ…!?」

 

『Unicorn!』

 

照井「ユニコーンガイアメモリ…!破壊したハズ…!」

 

石動「オイオイ…なんでそんなモン持ってんだ…」

 

カフェ「これはお返しします、なので…

トレーナーさんに手出しをしないでいただけますか」

 

翔太郎「何?」

 

カフェ「これは先日、私が集めていたものです、必要ならお返しします」

 

照井「…どう言うことだ」

 

石動「お話で解決できそうな流れだし?ちょっとコーヒーでも飲んで落ち着いて…」

 

石動が変身を解除する

 

 

 

翔太郎「マッズ!!なんだこれ!」

 

照井「ゴホッ…」

 

カフェ「無理に飲む必要はありません、それと…これを」

 

ゼブラとユニコーンの2本のガイアメモリが置かれる

 

フィリップ「どうしてこれを盗むような真似を?」

 

カフェ「盗んだ訳じゃありません、拾ったんです、散歩をしてるときに」

 

照井「何処で」

 

カフェ「さあ…噴水の前だったり…屋上だったり…あとは、部屋の前にも」

 

翔太郎「つまり、学園にメモリをばら撒いてる奴がいる…か」

 

カフェ「私は当初、落とし物としてこれを集めていましたが…一つをトレーナーさんに渡したところであることを発見しました」

 

照井「あること?」

 

石動「コレが俺の力になるって事だ、簡単に言えば…寿命が伸びるって感じかねェ…」

 

翔太郎「寿命だと?」

 

石動「今はこの体を維持するのがやっとでね、だが、さっきのメモリを砕いた時みたいに力をそのまま飲み込むと俺の体も安定するってワケ」

 

フィリップ「この男、本当に人間なのか…」

 

石動「ビンゴ!!俺は人間じゃあない、所謂宇宙人だ、この姿も擬態だ」

 

カフェ「しかし、今は害はありません、人を害する力ももう有りません」

 

翔太郎「…それで?」

 

石動「んー?」

 

翔太郎「この話の落とし所を聞かせてもらおうか」

 

石動「俺は消えたくない、お前たちはそのメモリを壊したい…ならどうだ?俺がそのメモリを壊すってのは」

 

カフェ「問題があるなら私が責任を取ります」

 

翔太郎「……」

 

 

 

 

 

テイオー「ねえねえ翔太郎!ボクのレース見てくれた?無敵のテイオー様の大勝利!」

 

翔太郎「おう、見た見た」

 

テイオー「ホントにぃ?」

 

翔太郎「……強いて言えば、ラストのコーナー、あそこで仕掛けるのは不味いんじゃねえか?」

 

テイオー「おっ!翔太郎もレースがわかってきたね!これはフィリップのおかげかなぁ!」

 

フィリップ「翔太郎、テイオー、このテイオーステップについてだけど、この動きにはどんな意味があるのか…」

 

テイオー「おっいい質問だね!それはー…」

 

翔太郎(事の顛末はこうだ、あの子の提案を呑み、俺たちはカフェのマスターにメモリを砕かせた。

それは今後も定期的に行う、しかし何かあった場合は…俺たち仮面ライダーが手を打つ…そう言うことになった。

そもそも、ガイアメモリの噂を流したのもあの子だったらしい…「コレが間違ったことかどうかを見定める為…」だと

そして彼女から依頼を受けた、間違った道を歩んだら、止める手伝いをしてほしいと

結局、今度は俺が監視役として忙しい仕事の合間を縫ってトレセン学園に通うこととなった…

テイオーは相変わらず俺の隣で騒いでいるが…)

 

テイオー「それでね!ワガハイが一番な訳!」

 

フィリップ「実に興味深いな…だとすると、皇帝、シンボリルドルフがコレを行なった場合はどうなるんだろう?」

 

テイオー「それは…どうなるんだろう!?カイチョーがやったらボク勝てなくなるのかな!翔太郎!ねえ翔太郎ー!」

 

翔太郎「どうだろうな…でも……そうか…お前にもあるんだな、超えたい背中が」

 

テイオー「うん!いつかは絶対カイチョーを超えてみせる!」

 

翔太郎「…なら、俺も手を貸してやる…俺が超えたい背中を超えるために、お前が超えたい背中を超えるために」

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