ウマ娘×仮面ライダー   作:名無し

6 / 35
メジロマックイーン×門矢士

これまでの仮面ライダーディケイドは

 

士「ここがウマ娘の世界か」

 

どうやらこの服装と持ち物…ジャージと書類の束…

間違い無いだろう、俺のこの世界での役割は…

 

士「ブリーダー…いや、トレーナー…ってヤツか?」

 

そしてこの書類からすると…

 

マック「見つけましたわ!トレーナーさん!」

 

士「お前が俺の担当…」

 

シャッターを切る士と学園を案内するマックイーン

そして突如2人の前に現れた、コウモリのモチーフの敵

 

 

 

 

士「やってきて早々にコウモリと戦うのか」

 

文句を垂れながら腰のライドブッカーからカードを抜き取り、相手へと向ける

 

マック「トレーナーさん危険です!逃げましょう!」

 

士「逃げる?それも手かもな、だが…」

 

『KAMEN RIDE』

 

やかましい電子音が規則正しくなり始める

 

士「俺は自分より弱そうな相手から逃げるのはごめんだ」

 

『DECADE!』

 

マック「な…なんですの、その姿は…ピンク?」

 

士「ピンクじゃないマゼンタだ!

仮面ライダーディケイド…通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ」

 

ライドブッカーをソードモードにしてコウモリ男に斬りかかる

白と紫を基調としたカラーリング、よく見るとベルトまで巻いてある

 

士「お前もライダーなのか?それにしても…」

 

機械の様なパーツのついたナイフを振りまわし、距離を取ればもう片方の拳銃型の武器での遠近両方に対応してくる攻撃

 

士(…あの武器、何処かで見た事がある…。

そうか、確かビルドの世界で見た…ベルトもよくみればビルドのものと似ている)

 

士「なるほどな、大体わかった」

 

ライドブッカーを振り抜きながら距離を取り、カードを抜き取る

 

士「そういう事なら、コイツだ」

 

『KAMEN RIDE』

 

マック「ま、またですの!?」

 

『RYUKI!』

 

赤を基調としたライダーに姿が変わる

 

マック「す、姿が…変わって…?」

 

立て続けにカードを挿し込む

 

『ATTACK RIDE STRIKE VENT』

 

腕に装着されたドラグクローが火を噴き出す

 

『FUNKY ATTACK! FULLBOTTLE!』

 

液体のサメと炎がぶつかり、水蒸気で姿がかき消される

 

マック「もうなんなんですの!?意味がわかりませんわ!」

 

『FINAL ATTACK RIDE RYU-RYU-RYU-RYUKI!』

 

『Ready Go! EVOLTEC ATTACK! Ciao!』

 

爆炎を背にディケイドが着地し、カードを抜き取る

 

士「…こんなもんか」

 

マック「と、トレーナーさん…?なんですの、今の…」

 

士「…さあな、ちょっかいをかけられてるだけらしいが」

 

マック「ちょっかい…?」

 

煙の中から何かの足音がする

カン、カン、とアスファルトと金属が当たる様な音…

 

マック「…蹄鉄の音…?」

 

士「誰だ」

 

煙の中から、赤い衣装に身を包んだウマ娘が出てくる

白く長い、美しい長髪を靡かせながら、楽しそうな笑顔で

 

ゴルシ「よー!マックイーンじゃねぇか!」

 

マック「ご、ゴールドシップさん!?」

 

くるくると手に持った青い巨大な銃を肩に乗せ、ニッコリと笑う

 

士「…お前、どうやってそれを手に入れた」

 

マック「お?これか?借りてるだけだぜ、トレーナーによ、ほら」

 

ゴールドシップが建物の上を見上げる

 

士「トレーナー?」

 

ゴールドシップの視線を追いかけ、見上げると

 

海東「やあ士、僕からの挨拶、気に入ってもらえたかな?」

 

士「…さっきのライダー、やっぱりお前の仕業か」

 

海東「勿論さ、ライバルは早めに潰しておくに限るだろう?」

 

士「ライバル?」

 

海東「トゥインクルシリーズ…ってやつに勝ち残ったら、最高のお宝が手に入るらしい…せっかく入念な仕込みをしていたのにキミが割り込んでくるもんだから」

 

士「…何の話だ」

 

海東「士、くれぐれも僕の邪魔はしないでおくれよ?」

 

ゴールドシップがディエンドライバーにカードを挿し込み海東の方に飛び上がる

 

『ATTACK RIDE INVISIBLE!』

 

士「…消えやがった」

 

マック「ゴールドシップさん、また変な遊びを…巻き込まれない様にしないと……。

それよりトレーナーさん!はやくトレーニングの準備をしてくださいまし!トゥインクルシリーズはもうすぐ始まりますわよ!」

 

士「…だから何なんだ、それは」

 

 

 

 

士「なるほどな、大体わかった」

 

マック「大体って、本当にわかってるんですの!?」

 

士「つまりお前をルールに則って強くすれば良い…簡単な話だろ?」

 

マック「それが簡単ならみんな苦労していません!」

 

士「とにかく、始めようか、トレーニングとやらを」

 

マック「……ええ…」

 

 

 

 

マック「だから何でその格好なんですの!」

 

士「この姿の方が早いからだ」

 

当然、ディケイドの姿の方が早い

 

士「試しに走ってみるか?」

 

マック「…一度ギャフンと言わせなければならないようですね…!」

 

そうこうして始まった3200メートル走

 

マック(正直ナメてるのかと思ってましたけど…速い、ヒト以上に…

でも、アレが全力疾走だとしたら…私達(ウマ娘)には一歩及ばない。)

 

2800メートルを走ったところでマックイーンとディケイドの差は大差と言われる10バ身以上開いた状態

 

マック(…レースなら追い込みをかけてくる場面、でも人間のトレーナーさんには無理なはず…!)

 

士「…そろそろアレをやるか」

 

『KAMEN RIDE FAIZ!』

 

マック「え?」

 

『FORM RIDE FAIZ ACCEL!』

 

マック(な、なんですのあの姿!でも、残り200メートル!今更何をしたところで…)

 

『START UP』

 

音速を超えた速さ

メジロマックイーンのすぐ隣を形すら、音すら追い抜いて何かが通り過ぎる

 

マック(…え…?)

 

『3…2…1…TIME OUT』

 

アクセルの終了と共にカードを抜き取り士が変身を解除する

 

士「俺の勝ちだ」

 

マック「な、なんなんですの今の!」

 

士「ファイズの力だ、文句があるのか?使うなとは言ってないよな?」

 

マック「ぐ…それは……確かに特にルールの取り決めはしてませんでしたけど!」

 

士「ならいいだろ」

 

マック「大人気ないとは思いませんの?!」

 

士「思わないな、全く思わない、勝負事だろ?勝たなきゃ意味なんてない」

 

マック「くっ…!」

 

士「…運動したら腹が減ったな、飯でも食いに行くか」

 

マック(なんでこんな人がトレーナーなんですの!)

 

 

 

 

士「…な、なんだ…ここの食事は…」

 

マック「あら?随分と顔色が悪いですわね、嫌いなものでもありましたか?」

 

士「どれもこれもニンジンニンジンニンジンニンジン…他のものはないのか!」

 

マック「何を言ってるんですの、ニンジンは栄養価も高いし味も美味しいし、みんなの大好物です、別にニンジンが入っていても問題なんてないでしょう?」

 

士(コイツの脳みそにはニンジンが嫌いという可能性を考慮するスペースがないのか?…いや、そもそもウマ娘は他の世界で見てきた馬に近い…だとすれば…そもそもニンジンは米やパンみたいなものなのか…)

 

士「なるほどな、大体わかった、ニンジンハンバーグセットひとつ」

 

巨大なハンバーグにニンジンが丸々突き刺さった料理を注文する

 

マック「本当に変わった方…」

 

士「ほら、やるよ」

 

ニンジンをマックイーンの皿に移す

 

マック「え?いいんですの?」

 

士「ああ」

 

マック「あ、ありがとうございます!」

 

マック(案外優しいところもありますのね…)

 

士(飯は美味い…ただ、このセットについてきてるコーヒーから異様に嫌な感じがするのは何故だ…)




次回の仮面ライダーディケイドは!

士「これが、本物のレースか…」

ライス「…ライスは負けないよ、お兄様…」

矢車「お前も来い、地獄に…」

猿渡「オレの推しを泣かしてんじゃねぇぇ!!」

マック「……私は…」

士「俺たちはまだ旅の途中だ、今は認められなくても、旅を続けていれば、いつかは認めてもらえる」

次回 一心同体
全てを破壊し、全てを繋げ

               ※続きません
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。