レミリアの寝室_
「いや広すぎね?そして寝床は普通にベッドなのね」
途中で咲夜と別れ、レミリアの寝室にお邪魔させてもらう………う〜ん、本当に広いな。アンティーク調の家具め高価な物ばかりだし。唯一違和感があるとしたら、吸血鬼らしく棺で眠ると期待していたのだが、普通の人と変わらないベッド(ただしクイーンサイズ)という点だろうな
「まぁそこはその日の好みで選んでるわ。出そうと思えば棺も出せるし」
「う〜ん、流石館の主様。自由奔放というか何というか」
「そんな話は良いから〜。私、お兄様のスペカについて知りたいわ」
「こっちはワガママ妹様………まぁいいか。取り敢えず説明するから、腕から離れておくれ」
ずっと腕に抱き着いてきてるから、もう受け入れてたけどさ………うん、やっぱり人と触れ合うのが慣れないな
「え〜………しょうがないなぁ」
「ふぅ………この世界の概念に恥じらいってものが無いのか?まぁいい。取り敢えず俺のスペカだよな」
「ええ。と、その前に………」
「お待たせしました」
咲夜が紅茶の用意を済ませたようだ。レミリア、タイミングを完璧に読んでおったな………いつもの事なのか
「わ〜い、咲夜の紅茶とケーキだ〜!」
「悠も一口飲んでからで良いわ。ケーキも一級品よ」
「おう………うん、うっま」
いや本当にプロなんですけど………これ、会話より食事に集中してしまいそうだな。うん、そうしよう
「………うん、ご馳走様でした」
「ご満足いただけたようで良かったです。それで、お嬢様。何故私も同席を?」
「聞きたいことがあるのと、悠のスペカに関しての検証をね」
う〜ん………やっぱりレミリアは大体の予測が出来てるようだな
「スペルカード、絆符“繋がれた者達の神秘”。俺の能力を介して繋がった人達のスペルカードを使えるようになるモノだ………まぁ劣化互換なのか、威力も効果範囲も控えめみたいだけど」
「確かに、フランとの撃ち合いも不利だったり撃ち負けたりしてたわね………まぁ他の人のスペカを使える時点で相当有利だけど」
「だよなぁ………取り敢えず今使えるのはレミリアとフラン、霊夢、早苗の4人分だな。で、調べたい事ってのはなんだ?」
「咲夜と能力で繋がってみて。ただ繋がるだけでいいのか、それとも明確な目的を持ってないとダメなのかをね」
あ〜………確かにそれは大事だよなぁ。というわけで、俺は咲夜と手を繋いで能力を発動。僅かばかりの時間で済ませ………ん???
「えっと………咲夜さん?」
「はい?」
「………もう、終わりましたよ?」
「はい」
………………なんで手を離してくれないのですか?それに能力の事あまり知らないよね?
(お嬢様と妹様には申し訳ありませんが、しばらくこのままでいさせて貰うことにしましょう………お礼もしてませんし)
う〜ん………………この能力、早くコントロール出来るようにならないとなぁ